Tizen 1.0 Preview を試す続き。
前記事(その1)

今回は導入について、もう少し細かいところの話。

試すための方法として、
提供されている rawファイルをUSBメモリーへ展開する。
実際には、raw.bz2 ファイルとして提供されていたので、
コマンドとしては、以下のようになる。

$ bzcat tizen.raw.bz2 | dd bs=4096 of=/dev/sdb
(ここでは、実際のファイル名と変えてある。)

コマンドは、MeeGo Wikiに書かれていた方法をそのまま参考にした。

この環境はパーティションが、3つに分かれていた。
/boot ext2
/ ext4
/opt ext4

/opt以下にホームディレクトリ等がリンクされていた。

その後、実機環境(ExoPC上)にcpコマンドでコピーした。
既存で使っていたMer環境のパーティションを
空っぽにした後に置き換えた。
/、/opt以下は、纏めた。/boot以下からは、Kernel関係を得た。

パーティションに合わせた /etc/fstab の書き換えと
起動用の /boot/extlinux/extlinux.conf の書き換えも行う。
この辺りは、前にマルチブートの記事でも同じ事を書いた。

これで、ExoPC上に環境は作れた。
zypperによるパッケージ操作で、追加が可能。

パターン確認
# zypper pt

パターンインストール(一例)
# zypper in -t pattern ivi*

この場合、IVI関係を一気に入れるための指定。
加えて、他のパターン、パッケージを入れた後に
UXが出るようになった。
パターンによって break の警告が出ても追加する。
ivi*auto のパターンに emgd-bin が
含まれているようなので、これは避けておく。

ExoPC上で試したので、MeeGo IVIの時と同様に
Mesa関係は、次のパッケージを入れる。
他にもあったような気がするが、とりあえず必須であろう物。
mesa-libGLESv2
mesa-libEGL
mesa-dri-i915-driver
mesa-dri-i965-driver

パッケージよっては、パターンで入れたのか、
個別に入れたのかは、あまり覚えていないので詳しくは挙げない。

Wayland関係も一応個別で入れる指定はした。
mesa-libwayland-egl
wayland
weston

Tizen 環境を整えるためにやったのは、このくらいだったかと思う。

それから、既存のMer環境へ Tizenのリポジトリを追加して
更新出来るのかと試してみたが、環境に崩れが出た。

Tizenの方が新しいパッケージも幾つかあった事が
影響の要因だと思われる。

それから、Tizen環境を見ていて気づいたが、
/etc/sysconfig/uxlaunch の設定にsession項があった。

Mer環境では、session項は無かったのだが、
これには、説明書きが有り、デフォルトの表記があった。

この場合、/usr/share/xsessions/ 以下の .desktop ファイルを
読み込む事は確かなのだが、session項には、
この .desktop ファイルの名を書く。

Tizen の場合は、session=ux-ivi
/usr/share/xsessions/ 以下に ux-ivi.desktop という
ファイルがあるので、これを読み込んでいるようだ。

この後、Mer環境と同じ方法で
uxlaunch から session項を消して、
/usr/share/xsessions/ の中に次のリンクを作成。
# ln -s ux-ivi.desktop default.desktop

この設定でも Tizen環境を起動しても UXが表示された。
逆に Mer環境でも uxlaunch への session項の記述で
UX変更が可能だろう。

あと、TizenのYUMグループを確認するために
YUMを入れてあるMer環境上にTizenリポジトリを追加して確認した。
# yum grouolist

さらに、ここからグループインストール実行で対象ファイルも確認。
# yum groupinstall "IVI*"

この先へ進ませてみたら、一部パッケージで
X向けとWayland向けが、コンフリクト対象になっていた。
Zypperでは同時に入ったパッケージが、
YUMだとコンフリクト扱いとなるパッケージだったようだ。

ひとまず、今回はここまでにする。