SailfishOS 1.1.9.28 が試せるので、
既存環境からの更新や操作変更等について。

1.1.9系を入れると、2.0 チュートリアルや画面へ変わる。
実質、2.0はここから試せる段階にある。

手元の環境だと、
SDK Emulator、Nokia N9、Raspberry Pi 2上で試しているので、
それらの環境で更新。
だが、RasPi 2では、結果として難有だったので、前2つに関して。
別記事の追記でも少し書いたが、ここで纏める。

まず、SDK Emulatorにて。
SDKの記事でいつも書いているが、リポジトリ変更後更新する。
$ pkcon install zypper
# ssu re 1.1.9.28
# zypper ref
# zypper -n dup

1507版SDK Emulatorの真っ新状態からだと
このままだとパッケージ不足なので、さらに追加。
# zypper in -t pattern jolla-sailfish-applications jolla-sailfish-cellular-apps
# zypper in jolla-settings-system

jolla-sailfish-applications パターンは、
Emulatorの i486向けに現在全て揃っていない。
以前は、揃っていたが Webブラウザパッケージ等が無くなったからだろう。
コマンド実行後、そのまま入れるか否か選択肢が出る。
ここでは、2を選び強制的に入れる。
そして再起動後、初期設定及び 2.0 チュートリアルが済めば完了。

Nokia N9 にて。
先日入れ直した 1.1.0.39 の段階から行った。(関連記事
一気に 1.1.9.28 まで上げるのも考えたが、
リポジトリ切り替え後、更新コマンド実行後に、
幾つか N9特化パッケージを消す事になりそうだったので、
途中に別バージョンを挟みつつ進めた。
試していないバージョンや再確認も兼ねての進行。
行ったのは、1.1.4.29、1.1.6.27、1.1.7.28、1.1.9.28の順。
1.1.4.29を入れた時だろうか、
アイコンの並びが 横4つから 横3つになった。
Emulatorや以前の時もそういう事があった。
そうならない時もあるので、理由は特定しきれてない。
ただ、それ以降横3つのままになったので、戻し方分からず。
話を戻して、1.1.4.29からの操作。
ここで一旦、次の N9特化パッケージを zypper al でロック登録。
kernel-adaptation-n950
n950-camera-fw
nemo-configs-n950-n9
nemo-configs-n950-n9-wayland
gst-omapfb
libomap3camd
omap-update-display
policy-settings-basic-n950
ti-omap3-sgx
ti-omap3-sgx-wayland-wsegl
udev-rules-n950
pulseaudio-module-cmtspeech-n9xx
pulseaudio-settings-n950
bme-rm-680-bin

この後、1.1.6.27へ更新。
問題無かったので続いて、1.1.7.28へ。
ここで、2つのN9向けパッケージの入れ替え発生。
pulseaudio-module-cmtspeech-n9xx
pulseaudio-settings-n950
名前から音が出なくなるかなと思いつつも
入れ替えを含めた更新処理を進めた。

音の件は確認しなかったが、1.1.7.28もホーム画面は出た。
設定操作をしようとすると、設定アプリがやたら固まる。
他のアプリは動いたが、難有なのは明らか。
この事を踏まえての 1.1.9.28への更新も決めた。
bme-rm-680-bin に対して、入れ替え要求が出た。
調べるとバッテリー関連らしい。
バッテリー容量が分からなくなる程度ならという事で更新開始。
実のところ、このパッケージのみ、
この段階で気付いたため、ロックせずに進めたので
ロック時の動きは分からない。

結果、無事 1.1.9.28まで更新が済んだ・・・が、
アプリを動かすと上下反転に。
これは過去に同事例があったので設定確認。
/var/lib/environment/nemo/61-nemo-mobile-hw-wayland.conf

QT_COMPOSITOR_NEGATE_INVERTED_Y=1
をコメントアウトして無効化。
以前、これが無いと反転していた事が有り、今回の場合は不要になった。
この結果、アプリの上下反転は無くなった。

操作に関しては、前までだと Compositorが落ちたり
アプリの無反応も割とあったように思うが、
1.1.9.28に更新後、ほぼそれは無くなり、良い具合に感じる。
音が出なくなったり、バッテリー残量が分からなかったりはあるが、
操作性の事を考慮すると、1.1.9.28へ上げた後の調子良さは好感だ。
1.1.4.29 以降暗転後のダブルタップ復帰が利かなかったが、
1.1.9.28更新後に再度利くようになっていた。

操作面は、チュートリアルで大体は分かるが、ざっくりそれ以外も含めて。
ホーム画面での操作は、横スワイプで通知画面、縦スワイプでアプリ一覧。
言語選択に 英語の UKに加えて、USが増えていた。
ambience切り替えは、ギャラリーから設定内へ変わった。
上から下へスワイプすると、ロックと ambience切り替え可。

それから、ふと気になったのは、チュートリアルの内容が
Emulatorと N9 で少し異なっていた事。
入っているアプリに少々の差異はあっても、変わらないと思うが・・・。
少なくとも前までは変わらずだった。

Raspberry Pi 2環境についても少し書いておく。
1.1.9.27までの更新しかしていないが、
環境自体の更新では、UIが出ないだけで OS自体の起動は OK。
1.1.7.24の時に書いた事とも関連するが、
Wayland が 1.3系から 1.6系に上がった事を踏まえて、
qtwayland や lipstick 辺りの rebuildが必要だと思われる。