フレイドフォートonBlog

普通とか自由って何ぞや

カテゴリ:年別 > 2010年

Ruby 1.9.2-p136 がリリースされたので早速Buildしてみる。
最初の Ruby 1.9.2-p0 が出てからは、
初の更新という事になるのかな。
Ruby 1.9.2 p0のリリース時再buildの記事
これを書いている段階で、
どれだけ変わったかの確認はしていないが、
p136という事で修正は多くあると思われる。

先日書いたがPassengerの件は、Linux上でやることにしても、
まずCygwin環境に関して更新する。
(Passenger 3.0.2 に関して(Cygwin上fedora 14上))

configureオプションは、今まで同様。
./configure --enable-shared --prefix=(導入先)
CFLAGS="-I/usr/include/w32api -L/usr/lib/w32api"

出来上がったバージョンは、
ruby 1.9.2p136 (2010-12-25 revision 30365) [i386-cygwin]

1.9.2系の更新と同時に、Ruby 1.8.7-p330 もリリースされた。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

fedora 14 で Webブラウザ(Firefox 3.6系)に対して、
Javaのプラグインを設定しようとしたのだが、
どうもうまく設定されない。
fedora 14には、OpenJDK や GCJが含まれているが、
ここで使用したいのは、Sun Javaの事だ。
Web上を調べてみると、同様の事例を見かけた。

さっそく、その情報を元に試してみた。
自分の場合は、RPMによる物ではなく、
ユーザーがパッケージ展開し、任意の場所に置く物を使っている。
関連記事

パッケージは、/usr/local/java/ 以下に展開している。

まず旧来の方法を載せる。
必要とするブラウザ用のプラグインは以下に置かれている。
/usr/local/java/jre/plugin/i386/ns7/libjavaplugin_oji.so

これを、次の場所に上記ファイルのリンクを置く。
/usr/lib/mozilla/plugins/

と・・・今までならこれで良かったのだが、
どうやらこれでは、ダメらしい。

で、どうすれば良いのかと。
プラグインに使用するファイルを変える必要があるとのことで
それが以下の場所にある。
/usr/local/java/jre/lib/i386/libnpjp2.so

そしてこれを、/usr/lib/mozilla/plugins/
にリンクを置けば良い。

Java 6、Java 7ともに同じ方法で可能。

ちなみに他のブラウザ(Konqueror や Opera等)に関しても、
このリンクした場所からプラグインを読み込んでいるので、
この方法で有効化出来る。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

Passenger 3.0.2 がリリースされた事は、
昨日書いた(前回の記事)。

だが、もうCygwinであがく事は厳しそうなので
一旦、素直にLinux上に入れてみる。
LinuxでPassengerのgem導入より先をやるのは、
2年ぶりくらいだろうか(以前の記事(その1その2))。

Apache2及びnginxの両方を試す。
事前作業として、関連するdevelと名の付く
パッケージを幾つか入れておく。
これをしておかないと、module導入が進まない。
Apache2の場合なら、httpd、curl、apr辺りかな。

fedora 14で公式から得られるRubyのバージョンは、1.8.7。
ruby 1.8.7 (2010-08-16 patchlevel 302) [i386-linux]

gemの導入を済ませて、
passenger-install-apache2-module
を実行。確認が出てそこでEnterすれば進む。
必要な物が揃っていれば、buildが行われる。
その結果、何事も無かったかのように終えた。

あとは各所にある設定ファイルの記述を行うわけだが、
ここから先は、ひとまず置いておく。

次にnginxの場合を試した。
事前に別途、nginx 0.9.3、pcre 8.11のソースを用意。
ちなみにPassengerの自動処理では、nginx 0.8.53 が
流れの中で自動取得され使われる。
またfedora 14ではpcre 8.10が提供されている。
buildにはこれのdevelパッケージが必要。

ここでは、用意したソースを使う。
Cygwinの時と全く同様なので流れは割愛する(関連記事)。
こちらも無事module導入が完了した。
あとは、設定だがnginxの場合はLinuxだと初なのだが、
こちらも一旦保留する。

それにしても随分とあっさりだったな・・・。

と、ここまでやったところで
今度は、Rubyの1.9系のbuildをやることにした。
入れたのは、Ruby 1.9.3devと1.9.2 p0の2種。
ちなみにコンパイラは、gcc 4.5.1。

まず、1.9.3dev(snapshot版)からやった。
configureオプションは、以下の通り。
./configure --prefix=(導入先) --enable-shared

build終了後、make checkを行った。
前半(make test)の部分は、All Pass。
後半(make test-all)の部分で
19 failures, 1 errors と出力された。

出来上がったバージョンは、
ruby 1.9.3dev (2010-12-17) [i686-linux]

snapshotだからなのかなと思い、
stable版の1.9.2 p0で再度buildをやってみた。
configureオプションは、以下の通り。
./configure --prefix=/opt/ruby192 --enable-shared
--enable-pthread --disable-install-doc

--enable-pthread は、buiid中にtkの部分で
これに関するメッセージが出た(以前のbuildで確認)が、
このオプションは1.9から必要無くなったぽい記述も
見かけたが、今回は一応付けてみた。
--disable-install-doc は、ドキュメントの生成を
止めるための物。buildの終わり際に大量のファイル生成が
行われ、時間もかなり掛かる(Cygwin上で経験済み)。
今回、snaphot版では作られなかったが、
1.9.2 p0のbuildをやった時にstable版では、
作られていそうな流れが見られたのでオプションを
付けてやり直した。一応build完了したが、
全くドキュメント関連の処理が無かった。
snapshot版では、buildの終わりの方で少しドキュメントに
関する流れが見えたので、別のオプションがあると思われる。

buildを終えて、make checkを行った。
結果を1.9.3dev版と比較したが、
全く同じ部分で引っかかっていた。

出来上がったバージョンは、
ruby 1.9.2p0 (2010-08-18) [i686-linux]

両方ともこのままmake installで導入。
configure時のprefixで各々の導入先を分けた。

それにしても、Cygwinと比較して、
configure、build、make check
どれも相当早く終わったなぁ。
make checkの後半のmake test-allの部分は、
CygwinだとDLL周りに関するエラーを出すので、
きちんと行えない。

実は、Linuxでソースからの導入経験は、かなり少ない。
Linuxならパッケージ化されて提供されている物で
済ませてしまう事が大半だ。
日常的には、なんだかんだでWindowsの使用率が
高いので並行作業として、Cygwinで大抵の事を
試してきたというのもある。
今回は、少なからずCygwinでの経験は生きたかなと。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

PC用のモニタを新調した。
というよりも、そうせざるを得なかった。

先日、急にモニタの画面が消え、
その後、まともに表示されなくなった。

その場は、TVに繋ぐなど代替手段を行ったが、
何らかの対策は必要だと。
修理に出すにしても、それまでの間に無いのも困る。
年数的に寿命かもしれないが、延長保証期限が
ギリギリあったので、一応その手続きをした。
ちなみに今まで使っていたモニタは、19型のVA液晶。

グラボの換装でHDCP対応になったが、
まだモニタは非対応だった。
また、最近作業をするに当たり、
画面がやや手狭になったなと・・・。

そこで白羽の矢を立てた物がある。
少し前に記事が出た安い液晶が気になっていた。
LG電子のIPS&LEDのモニタ(IPS226V、IPS236V)だ。
スペックから考えて、この安さは魅力だった。
重量が軽いのも良い。
物としては226Vの方が236Vより、やや良いようだ。
結果として、IPS226Vを購入した。

早速、箱を開けて中を確認。
付属品は、ケーブル類とCD1枚と少々の紙類とかなり少なめ。
ただCDが袋にむき出しで入っていたので空きケースに入れた。
付属の説明書きは、複数言語で書かれてはいるが、
英語やドイツ語等で書かれていて日本語記述はない。
付属CDには、ドライバや専用のソフトウェアが含まれている。
特に使わなくても問題は無さそうだ。

組み立ては、モニタ本体を土台に挿して裏のネジを
締めるだけだが、きっちり締めないとグラつく可能性あり。
前後に傾けられるが、少し硬い感じだったので
土台の締めは余計に重要かな。
ちなみに組み立て方法は、梱包の段ポールに書かれている。

電源ケーブルは、ACアダプタを使うので、
コンセントまでの間に1つ介する事になる。

D-Sub、DVI-Dのケーブルが付属している。
fedora機とWinXP機にそれぞれを繋ぐ。
ドット抜けは、どうやら無さそうなので良かった。
ただ明るさや色合いにややムラがある感じはする。
必要に応じて調整はした方が良いかもしれない。
この辺の事は、Web上にレビューが書かれていたのを確認済み。
なんとなくだが、D-Subの方がよく見えてしまったのは、
気のせいだろうか・・・。ムラをあまり感じなかった気がする。
(後からWinXP機をD-Subでも繋いで試した。)

設定や電源のボタンは、突起のあるボタンではなく、
タッチタイプの物なので少々慣れが必要かもかもしれない。
ちなみにボタンのマークを触ると、ほんのり凹凸を感じられる。

液晶そのものは、非光沢だが、ボタンのある外枠は
光沢があるので、手入れはこまめにした方が良いかも。

この液晶の画面サイズは、1920x1080。
やや色や明暗が気になる事はあっても、十分に綺麗だ。
動画などを見ても、特に違和感はない。
視野角もIPSという事もあり、良い。
価格を考えれば、かなり良い方なのではないだろうか。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

Passsenger 3.0.2 がリリースされたので
早速入れてみる事にした。
前回の記事(追記で3.0.1の話含む)

今まで同様にまずはCygwin上に入れてみる。
Gemの導入は、問題無く完了。
その後モジュール導入の際にnginxを使うわけだが、
0.9.3が先日リリースされていたのは確認済みなのでそれを使う。
(そのすぐ後に0.8.54、0.7.68もリリースされた。)
またpcreも8.11が出ていたのでそれも含める。

流れは、今まで同様なので割愛。
結果として3.0.1の時同様にエラーが出た。

一旦、Rubyの環境を入れ直してみた。
使用したのは、Snapshot版(1.9.3dev)。
ruby 1.9.3dev (2010-12-15 trunk 30219) [i386-cygwin]

最近、Cygwin公式及びPortsからの更新や追加を
大量に行ったのでbuild結果に変化があるかもしれない。
尚、build前にライブラリのリンク修正(関連記事)は行った。

RubyGemsも当然入れ直す。以下に一覧を載せる。
abstract (1.0.0)
actionmailer (3.0.3)
actionpack (3.0.3)
activemodel (3.0.3)
activerecord (3.0.3)
activeresource (3.0.3)
activesupport (3.0.3)
arel (2.0.6)
builder (3.0.0, 2.1.2)
bundler (1.0.7)
daemon_controller (0.2.5)
erubis (2.6.6)
fastthread (1.0.7)
file-tail (1.0.5)
i18n (0.5.0)
mail (2.2.12)
mime-types (1.16)
minitest (2.0.1)
mysql2 (0.2.6)
passenger (3.0.2)
polyglot (0.3.1)
rack (1.2.1)
rack-mount (0.6.13)
rack-test (0.5.6)
rails (3.0.3)
railties (3.0.3)
rake (0.8.7)
rdoc (2.5.11)
spruz (0.2.2)
sqlite3-ruby (1.3.2)
thor (0.14.6)
treetop (1.4.9)
tzinfo (0.3.23)

再度Passengerのmodule導入をやってみた。
まずApache2からやった。今まで同様にエラーが出た。
だが、ここで気付いた。
先頃やったnginxと内容が似ている気が・・・。
nginxも続いてやってみた。(nginx 0.9.3、pcre 8.11を使用)
エラーメッセージは全く同じ内容が出力されていた。
とりあえずCygwin側の導入済みパッケージから
問題を探ってみようと思うが、コード的な相性だとしたら
もうCygwinでこれ以上やる意味はないかもしれないな・・・。
元々動作対象になってない物だし、gemが入った事から
色々試していただけなのでね。
素直にLinuxでやるのが妥当だわな。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

このページのトップヘ