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openSUSE Tumbleweed で NemoMobile を試す。

Qt 6版も出てきているのだが、今回は、Qt 5版。
理由は、これを書いている段階でリポジトリ状態が、
Qt 6版の依存を満たせない状態になっているため。

最近、何度か試していたのだが、
lipstick の画面が出ていなかった。

ふと Manjaro の時の事を思い出した。
そもそも、パッケージ導入だけでなく、
一部の設定ファイルの調整やサービス起動が必要な事を。

結果として、lipstick の画面が出た。
特に必要だったのは、mce のサービスが動いている事だったように思う。
ただし、これを有効化したままにすると、
次回起動時に ログイン画面が出ないので、
後からレスキューモードで止めるか、
事前に終了前に止めておく必要がある。

パッケージ導入後の追加設定に関しては、
公式の Manjaro の時と同様。
追加ファイルの編集はしていない。
ユーザーグループの追加は、autologin 以外にした。

lipstick の起動方法毎の確認。
CLIで lipstick -platform eglfs
X で lipstick -platform xcb
Weston で lipstick -platform wayland
の 3種で画面が出た。
さらに X上の Weston という場合もやってみた。
eglfs の場合だとフリーズぽい感じだったので、
それ以外の方が良いかも。
本来なら直の eglfs の方が良いのだが。

アプリを起動すると、
Wayland だと向きのズレや操作に少々の難があるので、
現段階では表示確認程度。
X なら向きも正位置になるので操作も幾らか出来る。
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NemoMobile 関連メモ。

Qt6版が、かなり進んできたようだ。

aarch64向けなら Manjaro と openSUSE がある。
イメージがあるのは前者のみぽい。

x64で試すのに動きがあるのは、openSUSE。
OBS上に aarch64 と共にパッケージがある。

x64の openSUSE版を度々試しているが、
Lipstickのホームが出るのを未だに見れてない。
コンソールで動いている時はあるが、
そこまでで表示が出ない。
以前書いたように個別のアプリ画面は出る。

1月頃だったか、Qt6版の Lipstickも
Qt5版同様にコンソール上で動きの反応のみは感じられた。
だが、これを書いている段階で実行時にエラーが出る状況。
パッケージの依存関係が気になる。
Qt6関連のパッケージ追加で、
実行エラーの回避は先日出来ていたが、
パッケージの更新により、状況が変わったように思う。
Qt6系の依存にQt5系の幾つかが含まれている事が気になる。

これまで同様に Qt6コンポーネントの個別アプリなら、
画面表示及び操作は出来た。
Lipstick の実行時のメッセージが、
Segmentation fault (core dumped) だけなので状況がつかめない。
先の時には、Qt5系と Qt6系の混在が引っ掛かりになっていて、
幾らか整理した結果動きがあったので、今回もと考えてはいるのだが、
構成の変化がありそうな事を考えると、それだけでは無さそうな気はする。
尚、今回の流れの中で極力 Qt5系を消して、
Qt6系のみを残すようにした事を書いておく。

それから書きながら、
別状況だとQt6 の QPA関連で引っ掛かる折の
メッセージも出ていたのを思い出した。
だが、これは別問題に思えた。

何にせよパッケージの過不足、バージョンの状況の洗い出しが必要だろう。
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NemoMobile 関連メモ。

まず、現状試せている事を再度纏める。
Manjaro 22.1 にて Nemo の 2023.05 リポジトリから x64の導入可能。
ただし、その後の Manjaro のパッケージ更新により、依存関係が保てない。
KDEイメージから始めて、Qt5関連パッケージを初めから得た状態での
導入ならば、Glacier UI まで確認は可能。

openSUSE TW にて Nemo のリポジトリを OBS から得る。
依存関係の解決出来ないものもあるが、
Glacier アプリの動作確認は出来た。ただ、lipstick の動作確認には至らず。
既に lipstick の動作情報があるので、こちらの不足分を確認する方が妥当に思う。

次に Qt 6対応に関する事。
2023-09 の段階で、Qt6対応は進んでいるとの情報がある。
lipstick も動いているらしい。仮想キーボード等の未解決があるとの事。
手元での動作確認は出来ていないが、
Manjaro向け Nemo の 2023.10 の aarch64 リポジトリの中身が
ファイル名から察するに Qt 6版で構成されているのを確認した。
実機の PinePhone なら試せるのだろうか? 現状まだ Qt 5版のイメージのみ。

そして、この数時間前に x64版リポジトリが作られ、
同様に Qt 6版で構成されていたが、aarch64版ほど揃ってない。
これを書いている段階では、lipstick が無い。
ただ、パッケージが出てきた事で
Qt 6版移行はかなり進んでいると目で見えたように思う。
これらを踏まえると、
今後の Manjaro向けにおいては Qt 6版でということになりそう。
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openSUSE Tumbleweed で NemoMobile を試す続き。
前記事(2023-09)

環境は、VirtualBox 7.0上。
前回の環境を一旦 snapshot で分けた後に
openSUSE を真っ新の状態から分岐して全体を更新。
再度リポジトリの追加からやり直し。

現状、9月の段階で lipstick 動くようになったとの情報が、
スクリーンショット付きで上がっていた。

この事を踏まえて、
ひとまずやれるところまでやってみた。

先に結果を挙げていく。
一番大きい話の lipstick が動いた画面は見られなかった。
だが、Nemo関連パッケージの Glacierコンポーネントを使うアプリを
個別で動かす事は出来た。
幾つかのパッケージに依存関係で解決出来ない物があったが、
これは無視して入れた。

lipstick をコマンドラインから動かそうとした際に、
一瞬だけ小さい窓が出たのは気になった。
その後、ターミナル内のメッセージは止まったまま。
強制終了で幾らか情報は見えたが、判断には至らず。

openSUSEを入れる時に簡易環境としたので、IceWM を使っている。
Manjaro の時のように KDEから始めれば状況は
変わるのかという疑問もある。
全体的な Qt 周りの見落としの穴埋めが出来る可能性がある。
KDE が大きいので、これはまた別の機会でという事で。

lipstick のパッケージを入れると依存関係で mce が入る。
これが systemd のサービスに入り、
OS起動時に突っ掛かり、先に進めない。
GRUBでの選択で レスキューモードに入り、
mce 及び依存の lipstick 等を削除すれば一応解決。

まだ状況は様子見というところだろうか。
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2023-06 の段階で公式にて openSUSE 向けの話が出ていた。
パッケージ類は、SUSEの OSB上にある。

ただ現状で途上であるようなので、
今回はその具合の確認程度の事。

NemoMobile自体が、Qt6版への移行期なので、
Qt5版の扱いがどうなるかも気になるところ。

とりあえず、openSUSE Tumbleweedを VirtualBox上で導入。
GUIは簡易にし、SSHの有効化等の調整。

初期状態を VirtualBox の snapshot で一旦確保。
その後に、NemoMobileのリポジトリを追加してパッケージ追加。
依存関係や不足分もあるようだ。いくらかを強引に入れてみる。

コマンドを実行しても関数の読めてない状況が出た。
パッケージだけの対処で様子を見たが対処出来ず。
Nemo関連依存ぽいのでその周辺の調整は別途という事になりそう。
依存無視で入れた fingerterm だけは動いてくれた。

ただサービス絡みのパッケージも入ってたぽいので
再起動後、スプラッシュで引っかかった。
mce の起動で時間がかかっているらしい事は見えた。

現状、何が必要なのかも把握しきれてないので、
さらなる様子見というところだ。

Manjaro の方が楽なところではあるが、
前に書いたようにパッケージの更新がなく、
バージョン問題があるので現状難有り。
加えて、SDK環境を作ろうとしても、
前提にこの流れを経由しているようなので、
それも難有りである。
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