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普通とか自由って何ぞや

タグ:SailfishOS

SailfishOS 2.2.0.29 が EA版出た事に合わせて、
すぐ後にその対応版である SailfishOS SDK Beta-1804-Qt5 がEA版で出た。
前回記事(その48)

EA版なので、既存環境からの更新の場合、EA版リポジトリの追加が必要。

1801版と 1804版の比較。
Maintenance Tool 1.5.28-24 1.5.28-25
を更新の後、本体更新。
これまでと変わらず総入れ替え。

必須対象
Qt QmlLive 0.1.0-5 0.1.0-6
Sailfish OS Build Engine 2018-01.15-1 2018-04.24-1
Sailfish OS IDE 4.4.1-1 4.4.1-2 (Qt Creator)
Sailfish OS SDK 1.0.1-20 1.0.1-21

選択対象
Sailfish Documentation 2018-01.15-1 2018-04.24-1
Sailfish OS Emulator 2018-01.15-1 2018-04.24-1

2.2.0系初ではあるが、更新対象を見る限り、
主な物の更新のみのようで、種類は多くない。

ここからは、
Emulatorで 2.2.0.29 を試して気付いた事。
既存環境で
ssu re 2.2.0.29
で更新してもOKだったが、
SDKの入れ替えで真っ新な環境で違いに気付いた。
それはリポジトリが増えていた。
customer-jolla というリポジトリ・・・なのだけど、
これ今の段階で使えない。リフレッシュ時にエラーが出た。
ssu dr customer-jolla
で無効化。
この段階で以前のバージョンと同じ構成になる。

それから、アプリ類の追加に関して。
これまで zypper パターンでは入れられなくなった。
該当のパターンが消えたためだが、
その代わりに少し前からパッケージでそれ補う物が出ていた。
patterns-sailfish-* のようなパッケージがそれ。
ざっくり入れてしまったので、
具体的にどれというのははっきり確認しなかったが、
以前のパターンと名前を合わせれば分かるだろう。
さらに前にパターンを使えた頃に
これら patternsパッケージの追加もあったので
同時に使えるバージョンで確認するのもありかも。

ふと予想として思い浮かんだ事がある。
それは zypperパターンが使えなくなった事とpatternsパッケージ追加の理由。
通常 pkcon コマンドを使い zypperはデフォルトで入っていない。
pkconだとパターンは使えないのでそれを補うためではないかと。
尚、グループの仕組みはあるようだが、リストを見ても
SailfishOS向けの構成は見当たらなかったのでそれは使えない。

2.2.0系で新機能も幾つかあるようだが、
とりあえず Emulator上なら 2.1.4からの更新は可。
新機能は patternsパッケージの範囲外のパッケージにあるので個別追加。

追記、2018-06-11 22:07
2.2.0.29 が現地時間8日付けで正式版となったので、
SDK 1804版も正式版になった。
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Nemo Mobile、SailfishOS、AsteroidOS で
共通している事は度々試しながら書いていたが、
比較表みたいな物はあまり書いてなかったと思うので、
ここで改めて書いておくことにする。

3種の共通
・Qt 5
・Wayland
・Lipstick(QtWayland Compositor)
他に幾つかは MeeGo時代からの継承物もあるかと。
Android端末へのポーティングだと libhybris等も。

Nemo Mobile
・ベース:Mer Core
・Lipstick home:lipsitck-glacier-home
・Qt components:qtquickcontrols-nemo (Glacier Component)
元々 MeeGo CEからのリネーム。
Lipstick環境はここからの派生。
現在は、逆に SailfishOSをベースにしている印象。
そのため、Qt のバージョンもそれに依存ぽい。
Mer Core は、MeeGoを遡り、源流に Fedoraの RPM系。
Nemo部分はオープンソースなのでGithubから得られる。
バイナリは、Mer OBSや OpenRepos.netから。

SailfishOS
・ベース:Mer Core
・Lipstick home:lipsitck-jolla-home
・Qt components:Sailfish Silica
Sailfish Silicaは、プロプライエタリでソースの公開は無い。
Nemo との共通部分はオープン。
これを書いている段階の SailfishOS 2.1.4.15 で Qt 5.6。
次期バージョンの 2.2 や 3で Qt 5.9 への検討。
どちらも LTS版 Qt。

AsteroidOS
・ベース:OpenEmbedded
・Lipstick home:asteroid-launcher
・Qt components:qml-asteroid
2018.05に 1.0リリース。
他の2つと異なり、ベースが OpenEmbedded。
Qt のバージョンは Githubを見る限り Qt 5.10対応。
AsteroidOSの場合、LTS版 Qtではないらしい。
Lipstickは、2017.02に Qt 5.8対応。
ソースは Githubから得られる。
過去に SailfishOS上で asteroid-launcher を試せたが
Qtバージョン変更により、それ以前の 1.0-Alphaまで。
今後 SailfishOSの Qtバージョンが上がれば、再度簡単に試せるかも。

追記、2018-06-04 19:13
SailfishOS 2.2.0.29 EA版が出た。
次の Qt のバージョンアップは、3系以降。
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Raspberry Pi 2 で LCD液晶を試す続き。
前回記事

前回は、Raspbian と Liri OS のCUI表示まで。

今度は、SailfishOS で試す。
イメージは、SailPi 2.0.0.10。現状、これ以降の物が無い。
既存環境では、GUIがそもそも出ない状況なので新規環境作成。
とりあえず、Liri OS の時と同様にファイルコピー。
LCD-showのドライバディレクトリのスクリプトを再確認。
config.txt については、このドライバのディレクトリ内の boot/から
解像度に応じたファイルが名前変更及びコピーされていた。
config.txt は既存ファイルとの置き換えだが、他の4つは、新規ファイル。

/boot/cmdline.txt
/boot/config.txt
/boot/overlays/waveshare32b-overlay.dtb
/boot/overlays/waveshare32b.dtbo
/etc/inittab

この状態で SailfishOS を起動。
HDMI も繋いだ状態で動かしたが、
LCD液晶上で Liri OSの時同様に CUIは使えるようになった。
HDMI側には、SailfishOS の画面も出ててた。
ただ、壁紙が消えてたのは気になる。
起動時のメッセージは、HDMI側で出始めてからLCD側にも出てきた。

2つの出力先の両方に何かしらは出てるという状況ではあるが、
それ以上の事は、今の段階で分からず。

今のところ、CUI操作のためだけなら、同じで良さそうというところまでか。
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SailfishOS SDK Beta-1801-Qt5 が出た。
前回記事(その47)2.1.4への更新

27日付けで SDK 1801 が EA版で出た。2.1.4.13ベース。
さらに 28日付けで 2.1.4.14 が出た。
Jolla 1向けの Bluetooth Audio の修正のようなので、
他だと影響ないのかな?

SDKの更新は、これまで通り導入済み環境だと総入れ替え。
1710版と 1801版の比較。
Maintenance Tool 1.5.28-23 1.5.28-24
を更新の後、本体更新。

必須対象
GNU Debugger 7.5.1-2 7.6.2-1
Qt QmlLive 0.1.0-4 0.1.0-5
Sailfish OS Build Engine 2017-10.24-1 2018-01.15-1
Sailfish OS IDE 4.2.1-1 4.4.1-1 (Qt Creator)
Sailfish OS SDK 1.0.1-19 1.0.1-20
Sailfish Silica SDK Template application 2017-10.24-1 2018-01.15-1

選択対象
Qt SDK Documentation 5.6.2-2 5.6.2-3
Sailfish Documentation 2017-10.24-1 2018-01.15-1
Sailfish OS Emulator 2017-10.24-1 2018-01.15-1
Sailfish Silica SDK Examples 2017-10.24-1 2018-01.15-1
Sailfish Silica SDK Tutorials 2016-06.23-1 2018-01.29-1 (1609版以来の更新)

SDKの更新だけして、全然試してなかったりする。
実質、2.1.4更新記事の追記。

2.1.4への更新に関して。
Qt 5.6.3 への更新。
当初リリースノートに日本語の記載はあったが、除かれていた。
2.1.4の記事でも書いたが、
まだ入力系が無い事もあり、完全サポートでないからだろう。
前にも書いたが翻訳ファイルは入っているので、
UIは日本語化可能。ただし、少しテコ入れ必要。

2.1.4.12 への更新でリポジトリ書き換えで問題対処と書いたが、
自分は事情を知らずに直感的に直してたけど、
リリースノートに対処法が追記されてた。
それは自分がやった事と同じだった。
コマンドじゃなくて、逐一探して書き換えてたけど。

changelog のパッケージ削除の項で
x86系でごっそり消されてた物があったが、
これらは、過去の遺産的な物やな。
MeeGo から Mer Coreへの移行時期から、その少し後くらいに出来た物。
その後、大きな変化も無く残ってたので、
むしろ今まで残ってたのが不思議なくらいな物も有り。

なんとなくだが、さっくり見た感じ、
2.1.4系も案外大きな更新になってそう。

MWC18では、Sailfish 3の発表及び数種端末展示、
さらにタッチ無し端末もあったようで、この先の展開が気になる。

追記、2018-03-18 14:26
3月12日付けで正式版。

追記、2018-04-13 04:30
2.1.4.15 が出ているのを確認。
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Nokia N9 へ SailfishOS の入れ直しをする事にした。
前記事の追記にて、2.1.4.13への更新後に
動かなくなった事が大きな理由。

Harmattan側から root になって SailfishOSをコピー。
イメージは、1.1.0.39 を使用。

$ devel-su
# mkfs.ext4 /dev/mmcblk0p4
# mount -o loop sailfishos-1.1.0.39.img /mnt
# mount /dev/mmcblk0p4 /media
# cp -a /mnt/* /media

再起動して、SailfishOS起動。
初回起動なのでチュートリアルを済ませる。

SailfishOS側で幾つか確認。
特定のバージョン以降で充電、音等が使えなくなる。
入れ直し直後で旧版ならこれらは可。

$ devel-su
# ssu dr adaptation0
# ssu dr adaptation1
# ssu dr thirdparty
# ssu re 1.1.6.27
# zypper ref
# zypper al ti-omap3-sgx ti-omap3-sgx-wayland-wsegl pulseaudio-module-cmtspeech-n9xx pulseaudio-settings-n950 bme-rm-680-bin
# zypper up

とりあえず、ハード機能に関するパッケージを
消さないで済む境目が 1.1.7 なので、
その前の 1.1.6 まで更新してみる事にした。
使えないリポジトリを除外した後にリフレッシュ。
ロックしたファイルは、これまでより少なめ。
前2つはグラフィックス関連なので固定として、
後ろ3つは、1.1.7以降で消す対象になるもの。

感度等は、機能を使えなくしても 2.0系の方が良かったりするが、
それは後からでも出来るので、一旦の入れ直しはここまで。
これまでの入れ直しだと、一気に 2.0系まで飛ばしてたりしたので
境目で止めるのは、初期に入れて順に追っていた時以来かもしれない。

1.1.6 にしてからの事。
ダブルタップでスリープ解除されない。2.0に上げると再度使える。
少し動作が鈍くなった気がする。
ハード関連は、まだ使える。
アプリアイコンの並びが、4カラムから 3カラムになったので
$ dconf write /desktop/sailfish/silica/theme_pixel_ratio 0.75
を実行し、調整。
これは root ではなく、 nemo ユーザーで実行する。
更新により開発者モードのパスワード変更が使えなくなってるので、
/etc/dbus-1/system.d/org.nemo.passwordmanager.conf を編集。

<policy group="system"> を
<policy group="privileged"> に変更。

Nokia N9 向けイメージを作成する段階で調整されてた事のようなので、
パッケージ更新時にリセットされた。

この先、再度 2.0.0.10 まで上げるかは考え中。
結局近いうちに上げるんだろうなぁ・・・と自分の性格的に・・・。
でも、2.0.5以降には上げない。
この辺りから、さらに挙動が変わってたので。
2.1.0 から 2.1.1 に関しては、全ての環境で問題が起きたので、
どんなに上げても 2.1.0 が限界点。
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