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芙蓉峰の如是我聞

中国語から故事成語、最新の中国事情、実際の中国ビジネスまで、中国に関連する様々なことを紹介します。 特に、中国ビジネスは、この10年で私が自ら体験した、捏造一切なしの、真実のレポートです。

20 8月

地震でそのまま逃げてしまいました

別に、非難している訳ではありません。
同じようなことがあったなと、ちょっと懐かしく思っただけです。

88日の夜、四川(si4 chuan1/スチュアン)省の九寨溝(九寨沟)(jiu3 zhai4 gou1/ジウジャイゴウ)で地震がありました。

そして、その時、陝西(陕西)(shan3 xi1/シャンシ)省の西安(xi1 an1/シアン)でも、強烈な揺れを感じたのだそうです。

で、あるショッピングセンターの食堂街で食事をしていた人たちは、一斉に逃げ出しました。

当然、支払いはしていません。

支払いをすることを、中国語では「埋単(埋单)(mai2 dan1/マイダン)と言います。
もともとは、伝票「単子()(dan1 zi/ダンズ)を埋める、という意味でした。

ただ、買うというイメージからか「買単(买单)(mai3 dan1/マイダン)という人もいます。
まあ、どちらでも構いません。

支払いの行われなかった費用は、6万元余りに上ったそうです。

支払いを行わず逃げてしまうこと、要するに、食い逃げですが、これを中国語では「逃単(
逃单)(tao2 dan1/タオダン)と言います。
辞書には載っていませんが「覇王餐」(ba4 wang2 can1/バワンツァン)と言うこともあります。

この食堂街には、80店ほど入っているそうですが、そのうち40店で未払いがありました。

っとも、その後、記事が出たこともあり、5万元ほどは回収できたと言うことです。

20085月に、同じく四川省で、汶川大地震(wen4 chuan1 da4 di4 zhen4/ウェンチュアンダディジェン)がありました。

その何日か後ですが、出張で、西安に行きました。

西安に、鐘楼(钟楼)(zhong1 lou2/ジョンロウ)という有名な場所があります。
西安城内の中心と言ってもいいかもしれません。

今は知りませんが、ここに、同盛祥(tong2 sheng4 xiang2/トンションシアン)というお店がありました。

西安名物羊肉泡馍(yang2 rou4 pao4 mo2/ヤンロウパオモ)が有名で、私はここで「羊肉泡」を食べていました。

いや、正確に言うと「羊肉泡馍(ヤンロウパオモ)」を注文して、お椀と(mo2/)が運ばれ、私はこの「馍(モ)」をちぎっていました。

このちぎることを「(bai1/バイ)と言います。
手と手で分けるから「
」です。

この「
」を細かくちぎり、それを厨房に持って行き、具をのせ、スープをかけてもらい、戻されたものを食べます。
本当かどうか知りませんが、細かくちぎればちぎるほどいいのだそうです。

お任せのお店もありますが、西安の昔からの店は皆、自分でちぎると聞いたことがあります。

で、頑張ってちぎっていたところ、突然、多くの人が外に向かって走り出しました。
私は何のことかわかりません。

すると「地震だ!逃げろ!」と言われます。

この「羊肉泡
」どうするの?と思いましたが、お店の人がすべて外に逃げているので、仕方ありません。
私も逃げることにしました。

すると、お店の前には、ちょっと大きな広場があったのですが、ここにそれこそ何千という人が集まっていました。
近くの建物にいた人すべてが、ここに逃げてきたようです。

汶川大地震の後の余震だったようですが、私は全く感じませんでした。
それほど大きいとは思わなかったのですが、建物が崩れるかもしれないと思ったのかもしれません。

一緒に
外に出ましたが、しばらく経っても、お店の人たちは一向に戻る気配を見せません。

私もここにずっといる訳には行かず「羊肉泡
」もどこかへ行ってしまいました。

まあ、いいかということで、そのまま立ち去ります。
食ってはいないので、食い逃げには当たらないでしょう。

そう言えば、そんなことがあったなあと、記事を見てちょっと懐かしく感じました。


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伯夷叔斉

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西安名物「羊肉泡馍」

今度は、羊肉泡馍です

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20 8月

残暑は中国語で何と言うのか

残暑(ざんしょ)とは、立秋(li4 qiu1/リチウ)を過ぎてもなお残る暑さのことを指します。

立秋を過ぎれば、暦の上ではもう秋です。
それなのに、まだ暑いということなのでしょう。

もっとも、すごい奴が来るかと思っていましたが、今年は何だか全然です。

夏休みに書く暑中見舞いは、立秋を過ぎれば、残暑見舞いだと聞いたことがあります。

この残暑、中国語では「秋老虎」(qiu1 lao3 hu3/チウラオフ)と言います。

「老虎」(lao3 hu3/ラオフ)とは、別に、年老いたトラという意味ではなく、普通のトラです。

ネズミは「老鼠」(lao3 shu3/ラオシュ)で、ミッキーマウスは「米老鼠」(mi3 lao3 shu3/ミラオシュ)と言います。

秋のトラ、ということですが、何でトラなんだ?という気もしない訳ではありませんが、何となく、すごい暑さであることが想像できます。

私の中日辞典にも「秋老虎」とは、立秋過ぎの酷暑と説明されていました。
ただ、これは、ちょっと待った!です。

中国では、夏の一番暑い時期を「三伏」(san1 fu2/サンフ)と言います。

「夏至三庚」(xia4 zhi4 san1 geng1/シアジサングン)と言い、夏至の後の3番目の庚(geng1/グン)の日からの10日間が、頭伏(头伏)(tou2 fu2/トウフ)です。

4番目の庚(かのえ)の日から始まるのが、中伏(zhong1 fu2/ジョンフ)ですが、これは、10日間の場合と20日間の場合があります。

そして、立秋の後の、最初の庚の日から始まる10日間が末伏(mo4 fu2/モフ)で、これらをあわせて「三伏」と言います。

この「三伏」の30日間、もしくは、40日間が、中国ではもっとも暑い日とされます。

ちなみに、今年は、7月12日が頭伏、22日が中伏、8月11日が末伏で、今年の三伏は40日間でした。

で、三伏が終わることを「出伏」(chu1 fu2/チュフ)と言います。
末伏の最後の日を指し、今年は、本日8月20日が「出伏(チュフ)」になります。

よって、正確には、三伏が終わってから、それでも暑い日を「秋老虎(チウラオフ)」と言います。
三伏の間は、暑いのが当たり前なのですから、別に「秋老虎」なんて言う必要はありません。

具体的には、三伏が終わった後の、35度を超える日を「秋老虎」と言うのだそうです。

もっとも、それでも立秋の後の暑い日だ!と主張している人もいるようなので、諸説あるということにしておきます。

それにしても、どうしてトラなのかは、明確に説明している人がいません。

トラのように激しい「厲害(厉害)(li4 hai4/リハイ)だから、という人がいますが、まあ、そうかもしれません。

三伏の後に暑い日が続くと、よく「秋老虎下山」(qiu1 lao3 hu3 xia4 shan1/チウラオフシアシャン)というのだそうです。
秋のトラが山から下りてきた、ということですが、何となく感じは出ています。

誰も言わないため、じゃあ、先に言ったもん勝ちだということで、どうしてトラなのか、勝手に想像してみました。

これは、秋の動物というか神獣が「白虎」(bai2 hu3/バイフ)であることと関係があるような気がします。

中国の五行説では、四方と季節に色を割り当てます。

東は、季節は春で、色は青です。
ここから「青春」(qing1 chun1/チンチュン)という言葉が生まれます。
守り神というか、代表する神獣を「青龍
(青龙)(qing1 long2/チンロン)としました。

関羽
(关于)(guan1 yu3/グアンユ)が持っていたことでも有名な青龍刀ですが、どうして赤龍刀でなかったのかは、龍は青と決まっているからです。

南は、季節は夏で、色は赤というか朱であり、神獣は「朱雀」(zhu1 que4/ジュチュエ)です。
日本語では、朱雀(すざく)と言います。

南の門を朱雀門、南の通りを朱雀通りというのは、このためです。

西は、季節は秋で、色は白、神獣は「白虎」です。

白虎(びゃっこ)と言えば、会津藩の白虎隊が有名ですが、白虎だけでなく、ちゃんと青龍隊、朱雀隊もありました。

北は、季節は冬で、色は黒というか玄、神獣は「玄武」(xuan2 wu3/シュエンウ)になります。

玄武(げんぶ)って何か?と思いますが、頭はヘビで体がカメの動物だそうです。
難しいので、一応、カメを指すことが多いようです。

ということで、秋の神獣は「白虎」であるため、激しい残暑を「秋老虎」と呼んだのではないかと思います。

今年はこれから、秋のトラが下りてくるのか、来ないのか。
今の調子だと、下りて来ないような気もしますが、まだまだ油断はできません。


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20 8月

シェアサイクル各社の経営が苦しくなってきました

中国で、今、大流行しているのが、シェアサイクルです。
中国語では「共享単車(共享单车)(gong4 xiang3 dan1 che1/ゴンシアンダンチャ)と言います。

ちゃんと
調べた訳ではなく、あくまでも私の印象ですが、最初にオレンジ色の自転車が流行りました。
これを「摩拝(摩拜)(mo2 bai4/モバイ)と言います。

恐らく「
motor」と「bike」を合わせたのではないかと思いますが「mobike」の音訳になります。

この自転車は、壊れにくく、また、盗難されにくいよう設計されていたのだそうです。
よって、コスト「成本」(cheng2 ben3/チョンベン)が高いということで、保証金「押金」(ya1 jin1/ヤジン)は、299元と「共享単車(ゴンシアンダンチャ)」の中では一番高く設定されました。

また
、なるべく壊れないように設計されているため、若干こぎにくいのだそうです。

そこへ今度は、黄色の自転車が参入してきました。
これを「
ofo」と言います。

多分「オッフォー」ではなく「オーエフオー」と言うのだと思いますが「
ofo」の形が自転車に似ているからこの名を付けたのだそうです。

この黄色は、保証金を、今は199元だそうですが、当初、99元に設定しました。
そして、普通の自転車を使い、こぎやすさを売りにオレンジに対抗しました。

ただ、その分、壊れやすく、鍵も比較的単純なものを使用していたために、多くの人にタダ乗りされています。

その後、いろいろな色の自転車が出てきました。

もしかすると、3番目くらいかな?と感じていたのが「小鳴単車(小鸣单车)(xian3 ming2 dan1 che1/シャオミンダンチャ)です。

こちらは、水色の自転車です。
水色は、中国語では「水色」
(shui3 se4/シュイサ)とは言わず「淡藍色(淡蓝色)(dan4 lan2 se4/ダンランサ)と言います。

もう本当に、いろいろな色のシェアサイクルがあります。
こんなに出して大丈夫なのか?と思っていましたが、どうも、やっぱり、大丈夫ではなかったようです。

先日、紹介しましたが、南京(nan2 jing1/ナンジン)で、夜逃げしてしまった丁偉(丁伟)(ding1 wei3/ディンウェイ)さんが始めた「町町単車(町町单车)(ding1 ding1 dan1 che1/ディンディンダンチャ)は、保証金を返してくれず、そしていつの間にか、ドロンと消えてしまいました。

どうも、保証金をすぐに返してくれるかくれないかが、その会社の財務状態をはかる上での一つの基準になりそうです。

で、まさかと思いましたが、この恐らくシェアサイクルでは、第3位だろうと予想される「小鳴単車」も、なかなか保証金を返してくれないのだそうです。

クレームを入れると、よくわかりませんが、技術的な問題で時間がかかっているので、もう少し待ってくれと言われます。
技術的問題って何だよ?と思いますが、単なる言い訳で、時間稼ぎの手段に過ぎないのでしょう。

つぶれるかどうかは別にして、また、丁偉さんのように夜逃げするかどうかも別にして、経営が苦しいのは間違いないようです。

「共享単車(ゴンシアンダンチャ)」の世界では、どうも勝負がついたようです。

この状況を見て、オレンジには、テンセント「騰訊(腾讯)」(teng2 xun4/トンシュン)が投資を決めました。
黄色に投資したのは、アリババ「阿里巴巴」
(a1 li3 ba1 ba1/アリババ)です。

今後は「摩拝(モバイ)」と「ofo」の二巨頭体制となっていくのでしょう。

その他のものは、淘汰されていくのだと思います。

それにしても、あれだけたくさんの自転車がゴミになるって、まあ、個人で愛用してくれる人もいるかもしれませんが、つくづく資源の浪費であると感じます。


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19 8月

虹橋空港では、五本の指の指紋を取られました

悪いことをするつもりはないので、別に構わないのですが、虹橋(虹桥)(hong2 qiao2/ホンチャオ)空港で、指紋を取られました。

海外から、中国に入ることを「入境」(ru4 jing4/ルジン)と言います。
中国から、海外に出ることは「出境」(chu1 jing4/チュジン)です。

先日
、台湾(tai2 wan1/タイワン)から上海(shang4 hai3/シャンハイ)へ戻り、虹橋空港で「入境」する際に、指紋を取られました。

台湾から、中国に入るのは「入境」です。
口では何と言っても、やっぱり、そういうことなのだと思います。

指紋は、中国語でも「指紋(指纹)(zhi3 wen2/ジウェン)です。

入れ墨は「紋身(纹身)(wen2 shen1/ウェンシェン)と言います。
中国では、入れている人を、至るところで見かけます。

入れてくれる店が、普通にあるので、ビックリです。

もっとも、中国でも、年配の方はあまりよろしく思っておりません。
特に、入れている女性は「有故事」
(you3 gu4 shi4/ヨウグシ)だと思われます。

「故事」(gu4 shi4/グシ)とは、物語という意味です。
いろいろストーリーのある女性ということなのでしょう。

なお、台北(tai2 bei3/タイベイ)の松山(song1 shan1/ソンシャン)空港でも、指紋は取られました。

もう、どの国でもやっていることですが、このときは、両手の人差し指を指定の場所に置きました。

まあ、簡単です。
ちなみに、人差し指は「食指」
(shi2 zhi3/シジ)と言います。

で、これが、虹橋では、5本の全部の指を取られました。
いやいや、両手ですから、10本です。

手を置く場所は一つしかありません。

まず、左手の親指以外の
4本を当てます。
しばらくすると、
OKが表示されます。

今度は、右手の4本を当てます。
しばらくして、
OKが出ます。

最後は、両手の親指を同時に当てて、OKが出ればクリアになります。

なお、親指は、中国語で「拇指(mu3 zhi3/ムジ)と言います。
大拇指(da4 mu3 zhi3/ダムジ)と言う場合もあります。

ちなみに「小拇指(xiao3 mu3 zhi3/シャオムジ)と言えば、小指です。
「小指」
(xiao3 zhi3/シャオジ)とも言います。

乗り掛かった舟で、中指は「中指」(zhong1 zhi3/ジョンジ)です。
やってはいけませんが、中指を立てることを「竪中指
(竖中指)(shu4 zhong1 zhi3/シュジョンジ)と言います。

そして、薬指は「無名指
(无名指)(wu2 ming2 zhi3/ウミンジ)です。

ただ、これがなかなか、うまく読み取ってくれません。
よって、この指紋取りに、かなりの時間がかかります。

以前は、入境の際、写真を撮られたものです。
ところが、しばらくして、機械の調子がおかしくなったのでしょう。

撮ったり撮られなかったりになりました。

規定であれば、有無を言わさず、必ず写真を撮るのが普通だと思うのですが、技術が追い付いていかないというか、すげぇという技術はあるものの、それを継続させるのが難しいようです。

そのうち、指紋取りも、もういいよってことになるような気がします。


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19 8月

中国での商売は、有名人であっても大変です

行ったことはありませんが很高(很高)(hen3 gao1 xing4 yu4 jian4 ni3/ヘンガオシンユジェンニ)という名前のレストラン「餐(can1 ting1/ツァンティン)があるのだそうです。

「很高興遇見你(ヘンガオシンユジェンに)」とは、あなたに出会えてとてもうれしい、という意味です。

よくテキストには、初めて対面する際は「認識你很高(认识你很高兴)(ren4 shi2 ni3 hen3 gao1 xing4/レンシニヘンガオシン)と言いなさいと書かれています。

あなたに会えて光栄です、という意味ですが、まあ「很高興遇見你」と同じ意味です。

「遇見你很高興(遇见你很高兴)(yu4 jian4 ni3 hen3 gao1 xing4/ユジェンニヘンガオシン)と言っても構いません。

このレストラン、80年代生まれ「80(80)(ba1 ling2 hou4/バリンホウ)の男性作家である韓寒()(han2 han2/ハンハン)さんがオーナーのお店です。

韓寒さん、私は知りませんでしたが、有名な作家だそうで、多くのファンがいるようです。

って、韓さんがオーナーのお店ということで、有名になりました。

レストランの中には、韓さんの書籍が置かれ、料理も文学的に凝った名前が付けられています。
ファンであれば、行ってみたいと思う人もいるのでしょう。

で、あの韓さんがオーナーということで、話題になりました。
多くの人が行くようになり、次第に店舗も増やしていき、
今では、結構な数があるようです。

その数あるお店の一つに、蘇州圓融時代店(苏州圆融时代店)(su1 zhou1 yuan2 rong2 shi2 dai4 dian4/スジョウユェンロンシダイディェン)があります。

まあ、蘇州
(苏州)(su1 zhou1/スジョウ)の「圓融時代(圆融时代)(yuan2 rong2 shi2 dai4/ユェンロンシダイ)という名前のショッピングセンターに入っているお店なのだと思います。
行ったことはありませんが、名前から、そんな感じがします。

このお店が、先月725日に突然「暫停営業(暂停营业)(zan4 ting2 ying2 ye4/ザンティンインイェ)という告知を張り出しました。

しばらく営業を停止します、というものですが、通常は、再開することはありません。

以前、四川北路(si4 chuan1 bei3 lu4/スチュアンベイル)にあって、あのバカみたいな反日暴動の際は、それまでお店の至るところにあった日本語表記をすべて取り除き、いきなり、お店の前に「五星紅旗(五星红旗)(wu3 xing1 hong2 qi2/ウシンホンチ)を掲げたラオックスも、内装のため「暫停営業」としていましたが、その後、再開することはありませんでした。

ラオックスは、中国語では「楽購仕(乐购仕)(le4 gou4 shi4/ラゴウシ)と言いました。

蘇寧電器(苏宁电器)(su1 ning2 dian4 qi4/スニンディェンチ)が親会社である中国企業なのですから、五星紅旗を掲げることに、私は反対しません。
中国企業が、自分の国を愛するのは当然です。

一番腹立ったのは、中国企業でありながら、暴動前は、あたかも日本企業であるかのような振りをして、暴動が起こると、すぐさま愛国者であるかのような態度を取ったことです。

あの時は、何なんだこの会社は?と思いました。

まあ、五星紅旗を立てないと、襲撃されて、お店のものを全部持って行かれてしまうリスクもありました。

仕方ない面もあったのかもしれませんが、それにしても、あの時は、何なんだこの国は?と思ったものです。

で、蘇州のお店ですが、いきなり閉店してしまい、従業員たちは、今までの給料を払ってくれ!と訴えているのだそうです。

作家の韓寒さんのお店ということで、初めは話題性もあったのでしょう。

ところが、コメント欄の声を見てみると、二度と行かないという声で溢れていました。

お店の雰囲気とメニューは洒落ていますが、価格は高く、味は普通というのが、何だかなあと思われてしまったようです。

雰囲気だけでお客さんを引き寄せるのは、初めはいいかもしれませんが、長続きさせるのは難しいのでしょう。
やはり、レストランの基本は味なのかもしれません。

今、中国のショッピングセンターで、人で溢れているところは、それこそレストランだけです。

お店で買い物をしている人をほとんど見かけませんが、レストランには、それこそたくさんの人がいます。
ここだけ見ると、中国の経済は絶好調だと勘違いしてしまうことでしょう。

ただ、それだけ競争も激しく、お店はしょっちゅう入れ替わっています。
中国で商売するのは、有名人であっても、なかなか厳しいようです。


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