furongfeng

芙蓉峰の如是我聞

中国語から故事成語、最新の中国事情、実際の中国ビジネスまで、中国に関連する様々なことを紹介します。 特に、中国ビジネスは、この10年で私が自ら体験した、捏造一切なしの、真実のレポートです。

21 1月

小目標とは何か

日本では、ユーキャンが勝手に決めて流行語を発表していますが、中国にもあります。

こちらは「咬文嚼字(yao3 wen2 jiao2 zi4/ヤオウェンジャオズ)という雑誌が発表しているものです。

本当に流行していたのかどうかは別として、国を罵るような言葉が絶対に選ばれないのは間違いありません。

昨年の話になりますが、2016年の十大流行語が選ばれました。
1位は「供給側(
供给侧)(gong1 ji3 ce4/ゴンジツァ)2位は「工匠精神」(gong1 jiang4 jing1 shen2/ゴンジアンジンシェン)でした。

「供給(供给)」(gong1 gei3/ゴンゲイ)と読みたくなりますが、正解は「供給(供给)」(gong1 ji3/ゴンジー)です。

与える、という意味では「給(给)」(gei3/ゲイ)ですが、供給するという意味の場合は「給(给)」(ji3/ジー)になります。
配給は「配給(配给)」(pei4 ji3/ペイジー)です。

「工匠」(gong1 jiang4/ゴンジアン)と言えば、職人ですが、日本語の匠(たくみ)という感じです。

ともに、政府のなんちゃら会議で出された言葉だそうで、あまり流行っていたようには思えませんが、一応、立場上、1位と2位にしたのだと思います。

これを、顔を立てるということで「給面子(给面子)」(gei3 mian4 zi/ゲイミェンズ)と言います。
まずは、政府をヨイショしておかなければなりません。

よって、第3位が、本当の1位になります。
それが「小目標
(
小目标)(xiao3 mu4 biao1/シャオムービャオ)でした。

この言葉、あるテレビ番組で、万達集団(万达集团)(wan4 da2 ji2 tuan2/ワンダージートゥアン)の王健林(wang2 jina4 lin2/ワンジェンリン)さんが口にしたものです。

王健林さん、中国で一番のお金持ちだと言われています。
これを「首富」
(shou3 fu4/ショウフー)と言います。

よって、多くの学生たちから「どうしたら首富になれるのですか?」と言うようなことを聞かれるのだそうです。
やっぱり、若い人たちは、皆、お金持ちに憧れるのでしょう。

その際、王さんは次のように答えました。

「先定一个小目標,我先它一億元(先定一个小目,我先它一亿)!」(xian1 ding4 yi1 ge xiao3 mu4 biao1,wo2 xian1 zheng4 ta1 yi1 yi4 yuan2)

(zheng4/ジョン)とは、稼ぐ、という意味です。
「它」(ta1/ター)は、それ、です。

ここでは
「它(ター))」と「一億元」が同格と考えるといいかもしれません。
「它(ター)」が何を指しているか考えると、その前の「小目標(シャオムービャオ)」です。

よって「先に一つ小さな目標を立てる、そして私はまずその一億元を稼ぐ」という意味になります。

やっぱり、お金持ちの考え方は違います。
王さんは、一億元を稼ぐことが、小さな目標であると思っていることがわかります。

普通の人とは、見ている世界が違うのでしょう。

10万元稼ぐことさえなかなか難しい中、何と嫌味な奴と思う人もいるようですが、王さんの資産、1700億元あるそうです。
確かに1億元なんて、鼻くそのようなものかもしれません。

そして、あまりにも考え方が違うということで、話題となり、いろいろなところで「小目標」という言葉が使われるようになりました。
普通では達成できないような大きな目標を、自嘲気味にこう言っているようです。

ただ、1700億元の資産を持つ人が1億元稼ぐのは、1700万円持っている人が1万円稼ぐようなものです。
よくよく考えてみれば、確かにそれほど大きな目標ではありません。

案外、王さんは、少額でもコツコツ稼ぐことが大切だと言いたかったのかもしれません。


<関連記事>

神ってるは中国語では何と言うのか

「大事なことなので三度言いました」はどうして流行語認定されなかったのか

中国の百元札、間違っていました

中国のお金持ちベスト10です

意外な場所に白雪姫が現れました

20 1月

日本料理は予約でいっぱいでした

日本では、正月気分もなくなり、これから気合入れて頑張って行こうか、という時期になるかと思います。

中国では、これから新年を迎えるため、今はまさに「もういくつ寝るとお正月」の状態です。
地方から来た人は、少しずつ帰りはじめ「もう仕事なんてやってられるか!」という感じです。

よって、この時期、
日本でもありますが、忘年会が行われます。

もっとも、中国では「忘年会」(wang4 nian2 hui4/ワンニェンフイ)とは言いません。
通常「年夜飯
(
年夜饭)(nian2 ye4 fan4/ニェンイェファン)と言います。

本来は、年越しの夜に食べる食事を言いますが、主として会社が主催し、従業員同士で行う食事会も、こう呼ぶようになりました。
また「年会」(nian2 hui4/ニェンフイ)と言う場合もあります。

そして、私も、従業員のためにどこかで一席設けなきゃ、と言うことで、場所探しをしました。
もっとも、上海には
2人しかいないので、たいした問題ではありません。

最近、事務所の近くに立派な商業施設が出来ました。
瑞虹天地月亮湾」(rui4 hong2 tian1 di4 yue4 liang4 wan1/ルイホンティェンディユエリャンワン)と言います。

上海でもあまり人気のない虹口(hong2 kou3/ホンコウ)区に、こんな立派な施設を作ってどうするのだろう?と思ってしまいます。

この施設が出来たため、人が来るようになるかもしれませんし、この施設が出来ても、やっぱり人は来ないかもしれません。
どちらになるかわかりませんが、私は後者だと思います。

瑞虹(rui4 hong2/ルイホン)というのは、上海で有名な新天地(xin1 tian1 di4/シンティェンディ)を開発した不動産屋さんです。

よって、センスはあるのでしょう。
敷地内に、露天の音楽スペースがあったりして、とてもオシャレな感じがします。

人はと言えば、平日夜の7時頃でしたが、洋服などを売っているお店はガラガラですが、レストランは人でいっぱいでした。
これはもう、どこの商業施設も一緒です。

で、ちょっと、日本料理のお店を覗いてみました。
このお店「王鼎」(wang2 ding3/ワンディン)と言います。

「鼎」(ding3/ディン)とは、古代の銅器で、3本足の丸くて深い器です。
もとは煮炊き用に使われましたが、そのうち勢力を示す重要な装飾品となり、王朝のシンボルとなりました。

鼎(かなえ)の軽重(けいちょう)を問うとは、楚の荘王(庄王)(zhuang1 wang2/ジュアンワン)が、周王室の「九鼎」(jiu3 ding3/ジウディン)の重さを訊ねたことから、統治者を軽んじ、これを滅ぼして天下を取ろうとすることを意味します。

中国語では「問鼎
(
问鼎)(wen4 ding3/ウェンディン)と言いますが、政権を奪うことが大変困難な中国では、最近は、チャンピオンに挑戦するという意味で使われます。

なお、周王室の「九鼎」は、中国がもともと「九州」(jiu3 zhou1/ジウジョウ)から成っていたことから来ています。
今でも、中国のことを「九州」と言うことがあります。

王鼎なんて、日本らしくないネーミングですが、お店はしっかり日本風でした。

メニュー「菜単(菜单)(can4 dan1/ツァイダン)を見せてもらうと、食べ飲み放題「自助餐」(zi4 zhu4 can1/ズージュツァン)で、300元と380元のコースがあるそうです。

個別に頼む「単点(单点)」(dan1 dian3/ダンディェン)でも構わないそうですが、マグロの刺身だけでも一皿78元するので、多くの人が食べ放題を選ぶするようです。

300元と380元の違いを聞くと、何とかと何とかがあると言っていましたが、その何とかが何かわかりませんでした。
魚や貝の名前を中国語で言われても、よくわかりません。

あと、380元の方は、ワイン「紅酒(红酒)(hong2 jiu3/ホンジウ)も飲めるのだそうです。
これは、ちゃんと聞き取ることができました。

いい感じじゃんと思い、予約をしようかと思いましたが、お店のお姉さん曰く、これから年末まで、既に予約でいっぱいだそうです。
年末というのは、旧正月前までという意味です。

もっとも、初めの客が帰った後は、受け付けてくれるそうですが、食べ飲み放題のお店で、最初の客が終わるのは、大体8時頃でしょう。
それからではちょっと遅すぎるため、じゃあ、次回ね、と言って帰ってきました。

この時期、日本料理は大変な人気があるようです。

もっとも、日本料理の人気があるからと言って、日本人の人気があるとは限らないことも十分に理解しています。
日本が嫌いなら日本料理も食べるな!なんて言うつもりはこれっぽっちもありません。

日本料理を通して、日本に興味を持ち、そして、日本に行くことで、実際の日本人は、抗日娯楽映画の中で出てくるものとは違うことがわかり、今まで騙されていたのかと気付いて頂ければ、それだけでもう十分です。


<関連記事>

好事魔多し、本来は好事磨多し

気壮山河

鼎の軽重を問う

日本料理が流行っています

中国語でパクリは何というのか

忘年会の季節です

19 1月

一衣帯水の使い方、間違っています

先日、たまたま読んだ毎日新聞の社説に「一衣帯水の日中には不戦の選択しかありえない」という文を見かけました。

内容は別にどうでもいいのですが、この「一衣帯水」使い方が間違って
います。

一衣帯水(いちいたいすい)という言葉をよく聞きます。

「一衣」「帯水」と分けたくなりますが、違います。
もともと、ひとすじの帯のような、幅の狭い川という意味であるため、「一」「衣帯」「水」と分けることになります。

中国語では「一衣带水(yi1 yi1 dai4 shui3/イイダイシュイ)で、その川によって隔てられる隣国という意味でも使われます。

本来は、川というか、河ですが、中国と日本の関係を言うために、海も入れるようになってしまいました。
通常、親密な関係にあるべき隣国、という意味で使われるようです。

この言葉、1972年の日中共同声明の中で使われました。

一応、ここで、中国は、日本に対する戦争賠償の請求を放棄すると宣言しています。

ただ、この言葉の本当の意味を知ると、もしかすると、中国側には何か深い意味があったのではないかと、ちょっと恐ろしくなってしまいます。

出典は「南史・陳紀下」です。

隋文帝(sui2 wen2 di4/スイウェンディ)の楊堅(杨坚)(yang2 jian1/ヤンジェン)は、北周を乗っ取り、隋の国を建てました。
そして、長江(长江)(chnag2 jiang1/チャンジアン)の南側にあった陳(陈)(chen2/チェン)の国を侵略し、全土統一を図ろうとします。

南史によれば、陳朝の後主、陳叔宝(陈叔宝)(chen2 shu1 bao3/チェンシュバオ)は、酒食におぼれ、朝政を省みることがなかったのだと言います。

酒食におぼれることを、中国語では「荒淫」(huang1 yin2/フアンイン)と言います。
なお、歓迎することは「歓迎(欢迎)(huan1 ying2/フアンイン)です。

日本人には区別ができませんが、一応、全く違う発音です。
もっとも、中国の南方の人も区別できないので、あまり気にする必要はありません。

ただ、中国の歴史においては、滅ぼされた国の皇帝や国王は、必ず酒食におぼれ、朝政を省みなくなります。
そして、国民に対し、残虐な行為をすると決まっているのですが、そんなはずはないでしょう。

そういう人もいたかもしれませんが、優秀であって、徳政を敷いていた人であっても、敵の侵略を食い止めることができなかったということはよくあることです。

勝った人が必ずしも正しい訳ではありませんが、勝った人は必ず自分を正しいとします。
よって、歴史の中では、負けた人はすべて悪者になります。

まあ、歴史とは別に事実ではなく、勝者が書いたお話ですから、これは仕方ありません。
誰だって、自分を悪く言いたくないでしょう。

ということで、歴史を都合よく書くのは構いませんが、歴史に書いてあるからと言って、それが事実だと思う訳にはいきません。

陳叔宝にしても、同様です。
本当にダメな皇帝だったかもしれませんが、実はいい皇帝であった可能性もあります。

とにかく、楊堅は、陳の侵略を企てました。
もっとも、名目は、南方の人たちを助けるというものです。
現代の言葉では、これを「解放」(jie3 fang4/ジエファン)と呼んでいるようです。

その際、放った言葉が「俺は天下の民衆の父母であるのだから、たった一本の帯のような河のために、助けに行かなくていいものか(いや、助けに行かなくてはいけない)」というものでした。

このたった一本の帯のような河が「一衣帯水」ですが、この河って、当然ですが、長江です。
長江、決して帯のように狭い河ではありません。
無茶苦茶広い河です。

ここでの「一衣帯水」は、口ではちっちゃい河と言っていますが、実際は、とても大きく、攻略するのが大変な河を指しました。

こういうこと、よくあります。
中国人が、常に日本人を「小日本」
(xiao3 ri4 ben3/シャオリーベン)と言ってバカにするのもこのためでしょう。

いずれにしても、この「一衣帯水」、決して友好を表す言葉ではありません。
どんなに困難があっても、
相手の国をいつか攻略してやるという決心を表した言葉です。

誰がこんな言葉を使い始めたのかわかりませんが、恐ろしい言葉であることは間違いありません。


<関連記事>

一衣帯水

エンブレムは中国語で何というのか

中日友好交流大会が開かれました

無茶苦茶短気です

武漢大学の桜が有名です


18 1月

山西省臨汾市で激しい大気汚染です

山西(shan1 xi1/シャンシー)省に、臨(临汾)(lin2 fen2/リンフェン)という市があります。

山西省の西南部に位置し、省都である太原(tai4 yuan2/タイユエン)と関羽(关羽)(guan1 yu3/グアンユ)が生まれたところとして有名な運城(运城)(yun4 cheng2/ユンチョン)の大体中間にあります。

古代は、平陽(平阳)(ping2 yang2/ピンヤン)と呼ばれました。
「堯都平陽
(
尧都平阳)(yao2 du1 ping2 yang2/ヤオドゥピンヤン)と言われ、堯()(yao2/ヤオ)が都にした場所ということで、中華民族発祥の地と言う人もいます。

隋(sui2/スイ)の時代に、臨郡が置かれたことで、臨と呼ばれるようになりましたが、汾河(fen2 he2/フェンハー)に臨む、面している、という意味になります。

していると言っているので当然ですが、臨汾には、汾河が流れています。

ちなみに、汾陽(汾阳)(fen2 yang2/フェンヤン)市杏花村(xing4 hua1 cun1/シンフアツン)で造られる酒を「汾酒(fen2 jiu3/フェンジウ)と言います。
山西省の代表的なお酒です。

普通、陽()(yang2/ヤン)と言えば、河の北側を指しますが、汾河の場合、北から南に河が流れるため「陽」は、汾河の西側という意味になります。

また、このお酒、声調を間違えると「糞酒(粪酒)(fen4 jiu3/フェンジウ)になってしまうので、注意しなければなりません。

この中華民族発祥の地で、大変なことが起こりました。

14日、臨汾の二酸化硫黄(SO2)の濃度が、1303/m3に達したのだそうです。

二酸化硫黄は、中国語で「二氧化硫(er4 yang3 hua4 liu2/アーヤンフアリウ)と言います。
酸素は、中国語では「酸素」(suan1 su4/スアンスー)とは言わず「(氧气)(yang3 qi4/ヤンチー)と言います。
(yang3/ヤン)2つあって「硫」(liu2/リウ)1つですから、確かにSO2です。

更に、4日の18時から5日の6時までの間に、1583/m3にも達したそうです。

この「㎍/m3」は、中国語では「毎立方米**微克」(mei3 li4 fang1 mi3 ** wei1 ke4/メイリーファンミー**ウェイカー)と読みます。

WHO「世界衛生組織(世界卫生组织)(shi4 jie4 wei4 sheng1 zu3 zhi1/シジエウェイションズジー)の規定では、人は500/m3の環境に連続して10分居てはいけないとなっているそうです。
もしくは、
20/m3の環境に連続して24時間居てはいけません。

臨汾の、この日から30日間の統計でも、平均814/m3となっているそうなので、SO2の濃度は明らかに高いようです。

20/m3以下でなければいけないのに、臨汾の人はその40倍の濃度の中で、24時間どころか、720時間以上も過ごしていたことになります。
そして、きっと、濃度超過の中にいたのは、30日間だけではなく、もっともっと長い時間ということなのでしょう。

WHOによれば、SO2は、呼吸器系と肺機能に影響を及ぼす可能性が高いのだそうです。

何でも臨汾は、街全体が石炭を焼いたニオイ「焼煤味(烧煤味)(shao1 mei2 wei4/シャオメイウェイ)がすると言います。

山西省と言えば、炭鉱「(煤矿)(mei2 kuang4/メイクアン)が有名で、臨汾にはコークス工場「焦化廠(焦化厂)(jiao1 hua4 chang3/ジャオフアチャン)も多いようです。

経済発展も大切ですが、そのために住民が健康を害したら何の意味もありません。

本当に、事態は急迫しています。
これを、中国語では「燃眉之急」
(ran2 mei2 zhi1 ji2/ランメイジジー)もしくは「焼眉之急(
烧眉之急)(shao1 mei2 zhi1 ji2/シャオメイジジー)と言います。

今までは、あまりに急いでコークスを作りすぎた「焼煤之急(烧煤之急)(shao1 mei2 zhi1 ji2/シャオメイジジー)でした。

そろそろ真剣に環境対策に取り組む時期に来ているような気がしますが、やっぱり、お金の方が大切で、口では「やります、やります」と言うのでしょうが、何もやらない今の状態が、この先も続いていくのかもしれません。


<関連記事>

中国語でしゃべりましょうよ、と言いました

夜郎自大

清明には雨が降ります

環境汚染が進む訳です

PM2.5 1399㎍/m3を観測しました

17 1月

APAホテルがやばい

APAホテルがやばいです。

先日、何と中国の右翼新聞「環球時報(环球时报)(huan2 qiu2 shi2 bao4/フアンチウシバオ)に、APAホテルの記事が出てしまいました。

「環球時報」とは「人民日報(人民日报)(ren2 min2 ri4 bao4/レンミンリーバオ)の子分のような新聞です。

「人民日報」は、中国共産党中央委員会の機関紙であるため、普通の人は読みません。
一般の人向けに発行しているのが「環球時報」と言えるかもしれません。

なお、共産党員じゃない一般の人を、中国語では「群衆
(
群众)(qun2 zhong4/チュンジョン)と言います。
履歴書を書く際、「党員(党员)」(dang3 yuan2/ダンユェン)でなければ「群衆」と記入します。

この新聞を、どうして私が右翼と呼ぶかと言えば、何かと言えば、戦うことも辞さないというような好戦的な発言をするからです。

そもそも、何が右翼で何が左翼なのか、よくわかりませんが、戦争反対が左翼であれば、好戦的な環球時報は、間違いなく右翼です。

また、愛国が右翼であれば、常に愛国的な主張を繰り返す環球時報は、やっぱり右翼です。

もっとも、愛国が右翼であれば、左翼は売国ということなのでしょうか?
そうかもしれません。

資本家を倒せ!人類皆平等だ!なんて、共産主義の国ではありそうな発言を見かけたこともありませんので、間違いなく右翼新聞と言えるでしょう。

いや、別に、環球時報に取り上げられたからと言って、やばい訳ではありません。
恐らく、信念に基づいて行っていることでしょうから、相当の覚悟はお持ちなのだと思います。

日本でよく、APAホテルを見かけます。
私は泊まったことはありませんが、以前、大阪で泊まろうとしたものの、満室で泊まれなかったのを覚えています。

今、ありがたいことではありますが、各国から日本へ観光に来て下さる方が多く、その分、ビジネスホテルがなかなか取れないという現象が起きているようです。

以前は5,000円で泊まれたのに、今や13,000円もしているなんていうこと、よくあります。
というか、先日ありました。

その原因と言えば、海外、特に中国から来る観光客が多いからなのでしょうが、その中国からの旅行客によく使われているのが、APAホテルなのだそうです。

記事によれば、ホテルのCEOは、元谷外志雄さんで、社長が、奥様の元谷芙美子さんだとありました。
宣伝でよく見かける女性が社長さんなのでしょう。

で、問題というか、別に問題ではありませんが、会長さんはいろいろ本を書いているそうで、その発言がいろいろ右翼的なのだそうです。

勝手に「右翼書籍(右翼书籍)(you4 yi4 shu1 ji2/ヨウイーシュジー)と決めつけていました。

右翼新聞に右翼的と言われるのも面白いですが、何でも、APAホテルの各部屋には、会長さんの著作が置かれているのだそうです。

机の引き出しに入っているそうですが、別のホテルではよく聖書が入っています。
どうして聖書が入っているのか、これもまたよくわかりません。

チェックアウトの際、部屋の確認をしない日本では、私はそんなことしませんが、たとえ持って帰っても、ばれることはありません。
欲しい人はどうぞお持ちください、という意味で、宣伝のようなものなのかもしれません。
結構、太っ腹です。

環球時報では、APAホテルの会長さんが「右翼背景」(you4 yi4 bei4 jing3/ヨウイーベイジン)があると主張します。

背景を「背景」(bei4 jing3/ベイジン)と言いますが、後ろ盾も「背景(ベイジン)」です。
中国の首都は「北京」(bei3 jing1/ベイジン)ですが、ベイジンではベイジンがないと何もできません。

そして、泊まるな!とまでは言っていませんが、そんなところに泊まっていいの?というような口調でした。

まあ、中国であれば、こんなホテルに泊まるなんて、売国奴「漢奸(汉奸)(han4 jian1/ハンジェン)だ!となるのでしょう。

中国のホテルは、泊まる際に身分証明書を提出しますが、すべて公安局のシステムと連動しています。
よって、誰がどこに、誰と泊まったかなんて、すぐに調べることができ、そして、その情報は簡単に漏洩します。

すぐに、これが宿泊客だ!なんてリストが出回るのでしょうが、日本では、漏洩がないとは言いませんが、宿泊客リストを手に入れるのはちょっと難しいかもしれません。

日本でどこに泊まるのかは、中国側ではわからないということで、表向き、
APAホテルに泊まるなんて言えませんが、日本に来ればこっちのもの、誰もそんなこと気にしないのだと思います。

今後、APAホテルの宿泊客がどうなるのか、ちょっと興味をもって見てしまいます。

たぶん、何の影響もないでしょう。
衛生的で安いのであれば、右翼も何も関係ありません。


<関連記事>

退役軍人が北京で大規模デモを行いました

北京で捕まった日本人がわかりました

環球時報、この頃少しおかしいです

趙宏偉さんと連絡が取れません

台湾人女性アイドルが謝りました


ギャラリー
livedoor プロフィール
記事検索
アクセスカウンター

  • ライブドアブログ