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芙蓉峰の如是我聞

中国語から故事成語、最新の中国事情、実際の中国ビジネスまで、中国に関連する様々なことを紹介します。 特に、中国ビジネスは、この10年で私が自ら体験した、捏造一切なしの、真実のレポートです。

18 7月

杭州では、杭州匯和君亭酒店に泊まりました

杭州(hang2 zhou1/ハンジョウ)では「杭州匯和君亭酒店(杭州和君亭酒店)」(hang2 zhou1 hui4 he2 jun1 ting2 jiu3 dian4/ハンジョウフイハジュンティンジウディエン)に泊まりました。

朝食付きで、639元です。

ホテルの説明には、地下鉄1号線と4号線の「火車東站(车东)(huo3 che1 dong1 zhan4/フオチャドンジャン)C出口を出て、歩いて10分とありました。

微妙です。

地下鉄の「火車東站(フオチャドンジャン)」に近いということは「高鉄(高铁)」(gao1 tie3/ガオティエ)の駅である「杭州東站(杭州)(hang2 zhou1 dong1 zhan4/ハンジョウドンジャン)にも近いということなのでしょう。

今回、寧波(宁波)(ning2 bo1/ニンボ)から、高鉄で杭州に入りました。

杭州は「杭州東站」に到着します。

駅に近い方がいいだろうと思って選んだのですが、歩いて10分。
私だけなら歩きますが、今回、上の方も一緒です。

タクシーに乗った場合、嫌な顔されないか、ちょっと心配になりましたが、わざわざ遠くのホテルにするのも何なので、エイヤッで予約してしまいました。

このホテル、英語名は「SSAW Boutique Hotel Hangzhou East」と言うようです。
「杭州匯和君亭酒店」からは想像できない名前です。

そもそも、中国のホテルの英語名は、単なる飾りに過ぎず、タクシーの運転手に英語名を言っても、相当有名なホテルでない限り、普通は誰もわかってくれません。

どうも「君亭酒店」(jun1 ting2 jiu3 dian4/ジュンティンジウディエン)の英語名を「SSAW Boutique Hotel」と言うようです。

「君亭酒店」とは、中国では、どちらかと言えば、ちょっと高めのホテルチェーン店で、どこにでもあります。

杭州だけでも、10以上の「君亭酒店」があるので、場所をしっかり把握しておかないと、違う場所へ行ってしまうかもしれません。

それにしても、どうして「SSAW」と言うのでしょうか?

調べたのですが、わかりませんでした。
気持ち悪いこと限りありません。

君亭酒店は、呉啓元(吴启元)(wu2 qi3 yuan2/ウチユェン)さんが始めたホテルですが、浙江省の国有企業である、南都集団(nan2 du1 ji2 tuan2/ナンドゥジトゥアン)と関係があるようです。

浙江省と言えば、習さんですから、何かあるのかもと思ってしまいました。
まあ、何もないと思います。



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17 7月

暑いのも当然、今日から三伏に入りました

本日、717日は、三伏(san1 fu2/サンフ)です。

いや、ちょっと、言い方に問題があるかもしれません。

三伏とは、夏の一番暑いとされる時期です。

この三伏は「夏至三庚」(xia4 zhi4 san1 geng1/シアジサングン)と言い、夏至から数えて3番目の庚(かのえ)の日から始まります。

(かのえ)は、十干の7番目です。

ちなみに、十干とは、甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊()、己()、庚(こう)、辛(しん)、壬(じん)、癸()です。

これを中国語で読むと、甲(jia3/ジア)、乙(yi3/)、丙(bing3/ビン)、丁(ding1/ディン)、戊(wu4/)、己(ji3/)、庚(geng1/グン)、辛(xin1/シン)、壬(ren2/レン)、癸(gui3/グイ)になります。

なお、日本語の訓読みで読むと、甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みずのえ)、癸(みずのと)です。

れは、五行の木()、火()、土(つち)、金(かね)、水(みず)を、兄()と弟()に分けたものです。

よって、庚(かのえ)は、金(かね)の兄()という意味になります。

きのえ、きのととか、訳わからねぇという人もいるかもしれません。

春は植物が育つので「木」、夏は暑いので「火」、中間にあたる「土」、秋は熱さが冷めていくので「金」、冬は冷たいので「水」で、それぞれに、兄ちゃんと弟がいると考えると、結構わかりやすいかもしれません。

十干ですから、10個ある訳で、10日ごとに庚の日はやってきます。

三伏は、夏至の後の3番目の庚の日から始まりますが、この日からの10日間を「初伏」(chu1 fu2/チュフ)と言います。
「頭伏(
头伏)(tou2 fu2/トウフ)と言うこともあります。

そして、4番目の庚の日は、その10日後ですが、この日からを「二伏」(er4 fu2/アフ)もしくは「中伏」(zhong1 fu2/ジョンフ)と言います。

次は、ちょっとめんどくさいのですが、5番目の庚の日ではなく、立秋(li4 qiu1/リチウ)の後の最初の庚の日からの10日間が「三伏」(san1 fu2/サンフ)もしくは「末伏」(mo4 fu2/モフ)になります。

すると、4番目の「二伏」は、年によって10日間になったり、20日間になったりします。

今年はちなみに、一伏が717日、二伏が727日、立秋の後の庚の日、すなわち三伏は、816日となるため、二伏の期間は20日間になります。

この一年で一番暑い40日間を乗り切ると、まあ、ちょっとは涼しくなるような感じがします。

何事も、嫌なことは終わりが見えていた方が楽です。
応援団の練習でも、一番苦しかったのが、いつ終わるのかわからないときでした。

この日に何をするのかは、地方によっても異なりますが、よく言われるのが「头伏饺子二伏面,三伏烙饼摊鸡蛋」(tou2 fu2 jiao3 zi er4 fu2 mian4,san1 fu2 lao4 bing3 tan1 ji1 dan4/トウフジャオズアフミェン,サンフラオビンタンジダン)です。

最初の初伏には、餃子、二伏は、麺を食べます。
烙餅摊鶏蛋(烙饼摊鸡蛋)」(lao4 bing3 tan1 ji1 dan4/ラオビンタンジダン)というのは、タマゴを載せた「烙餅(ラオビン)」です。

烙餅(ラオビン)」とは、コムギ粉を丸く伸ばして鍋で焼いたものですが「煎餅(煎饼)」(jian1 bing3/ジェンビン)や「焼餅(烧饼)」(shao1 bing3/シャオビン)とも言います。

前の句が7文字であり、語調を合わせるために烙餅摊鶏蛋(ラオビンタンジダン)」と言っているだけで、要するに「餅(饼)」(bing3/ビン)です。

別に、三伏のときだけでなくても、北方ではよく食べられているのですが、暑いので、何を食べるか
考えるのが面倒であるため、こうして決めてしまったのかもしれません。


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16 7月

上海ディズニーランドが訴えられました

すみません。
何か大変大きな事件のような言い方ですか、いつものようにたいした話ではありません。

ただ、上海ディズニーランドが訴えられたのは、ウソではありません。

上海ディズニーランドは、中国語では「上海迪士尼楽園(上海迪士尼乐园)」(shang4 hai3 di2 shi4 ni2 le4 yuan2/シャンハイディシニラユェン)と言います。

ディズニーを「迪斯尼」(di2 si1 ni2/ディスニ)や「狄斯耐」(di2 si1 nai4/ディスナイ)と書く時代もありましたが、中国では統一して「迪士尼」(di2 shi4 ni2/ディシニ)と表記することに決めたようです。

上海のディズニーランドなんてあまり入らないんじゃないの?という予想もありましたが、なんのなんの、開園から2年ほど経った今でも大人気で、評判のアトラクションは3時間待ち、4時間待ちも当たり前だそうです。

まさに、
ディズニー恐るべしなのでした。

で、今年の1月の話です。
広東(广东)(guang3 dong1/グアンドン)省の高級人民法院の「法官」(fa3 guan1/ファグアン)とあるので、裁判官なのでしょう。

劉徳敏(刘德敏)(liu2 de2 min3/リウダミン)さんは、10歳になったばかりの子供を連れ、恐るべき上海ディズニーランドにやってきました。

ところが、係の人から、子供は大人用の切符「成人票」(cheng2 ren2 piao4/チョンレンピァオ)を買うようにと言われたのだそうです。

何でも、お子さんの身長が1.4mを超えているからという理由でした。

上海ディズニーの規定では、身長が「1m(不含)~1.4m()」の児童は子供用の切符「児童票(儿童票)」(er2 tong2 piao4/アトンピャオ)を買って入場していいことになっているそうです。

中国では「未満(未满)」(wei4 man3/ウェイマン)という言い方をあまりしません。
また「以上」(yi3 shang4/イシャン)、「以下」(yi3 xia4/イシア)も、日本ではその数字を含んでいると決められていますが、中国語では曖昧です。

よって、含む場合は「含」(han2/ハン)、含まない場合は「不含」(bu4 han2/ブハン)と明記するのが普通です。

「1.4m(含)」と「含」とありますので、1.4mOKですが、1.4mを少しでも超えると、いくら子供であっても大人と見なされるという解釈です。
また「1m(不含)」とあるので、1mきっかりの子供は、この規定の対象ではないことがわかります。

劉さんは、さすが裁判官と言えるかもしれませんが、そこでごねると他の人の迷惑になるため、仕方なく、言われるままに子供のための「成人票」を購入して、入場したそうです。

ただ、どうしても納得いかなかったのでしょう。

香港(xiang1 gang3/シアンガン)や東京(东京)(dong1 jing1/ドンジン)、パリ「巴黎」(ba1 li2/バリ)やアメリカ「美国」(mei3 guo2/メイグオ)のディズニーランドを調べてみたところ、すべて年齢で規定されているのだそうです。

例えば、東京であれば、4歳未満は無料です。
これを「免票」(mian3 piao4/ミェンピャオ)と言います。

4歳から11歳までは「児童票」、12歳から17歳までは「学生票」(xue2 sheng1 piao4/シュエションピャオ)、18歳以上は「成人票」となっているのだそうです。

ちょっと、本当?と思いましたが、記事にはそう書いてありました。
日本では、年齢というよりも、小学生未満か小学生か、中学生か高校生かで分かれているような気がします。

いずれにしても、身長の規定はありません。

ということで、こんなのおかしい!ということになり、劉さんは、上海ディズニーランドを訴えたということです。
そして、79日から裁判が始まりました、というお話でした。

結論はまだ出ていないようです。

別にどうだっていい!と、
たいした話ではないのを承知の上で、敢えてこのお話を紹介したのは、年齢ではなく、身長で判断するのは、極めて「中国特色」(zhong1 guo2 te4 se4/ジョングオタサ)だからです。

中国では、バスに乗る際、切符を買うか買わないかは、身長で判断されます。
よって、幼稚園児でも、身長が高いと切符を買わざるを得ず、小学生でも、身長が低ければ切符を買わなくてもいいという珍現象が発生します。

上海ディズニーの規定も、この「中国特色」の考え方により取り入れられたのでしょう。

ただ、身長が低くて、アトラクションに乗ることができないなんてこともあります。

これは安全確保のために仕方がないとは思いますが、年齢とは関係なしに、成人と同じアトラクションに乗ることができるから「成人票」が必要というのであれば、それはそれで合理的な考え方なのかもしれません。


また、お金持ちになる前の中国では、2-3年遅れて小学校に入学するというのは普通でした。
小学1年生は、必ずしも6歳とは限らないため、年齢で区切ることをせず、身長で判断するようになったのかもしれません。


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15 7月

もしもしは、中国語では何と言うのか

電話に出るとき、よく「もしもし」と言います。

もっとも、昔、昔、新入社員の頃、ビジネスで「もしもし」はダメ!と教わったので、あまり使わなくなったような気もしますが、知らないところで使っているかもしれません。

いずれにしても、電話が鳴り、受話器を取って「もしもし」とすること、よくあります。

この「もしもし」に当たるのが、中国語では「喂」(wei4/ウェイ)になります。

「喂(ウェイ)」には、えさをやる、食べさせる、という意味があります。

ただ
「もしもし」という場合、この「ウェイ」という発音が欲しかっただけなのでしょう。
あまり意味はないと思います。

で、辞書では一応、四声になっています。

四声というのは、説明するのが難しいですが、上から下に下がる感じです。

そして、
電話の場合は、二声で発音することもあると説明されています。

二声というのは、下から上に上がる感じです。

私が英語を使うなんて気持ち悪いですが「Say yes」の「Say」は、大体四声です。

私も昔、英語はちょっとは出来たのですが、今ではすっかり落ちぶれてしまいました。

Thank you!」と言われると「No thank you!」と答えてしまうレベルです。

(へい)は、大体二声です。

四声で英語を使ったので、二声でも英語を使えれば格好いいのですが、そこまでボキャブラリーがありません。

残念です。

最近、面白い記事を見かけました。

あくまでも、男性に限るようですが、電話に出て「喂(ウェイ)」と言うとき、二声であれば、すなわち「塀」であれば青年なのだそうです。

そして、四声、すなわち「Say」であれば、中年男性だ!と唱える微博(wei1 bo2/ウェイボ)を紹介し、これに対してみんなの声を載せるという、まあ、よくある記事でした。

これに対し
、確かにそうだ!という声が挙げられています。

自分のことを考えてみましたが、電話を受ける際、私は二声で「ウェイ」と言っています。

どうやら、ま
だ、青年に入れてもらえるようです。

で、こんなのお遊びなので、どうでもいいのですが、電話に出る際「外」(wai4/ワイ)と言う人もいるようです。

また、四川(si4 chuan1/スチュアン)省や雲南(云南)(yun2 nan2/ユンナン)省などの西南地方では、二声はなく、皆、四声なのだそうです。

電波が悪いときも特徴的です。

電波が悪い場合を「信号不好」(xin4 hao4 bu4 hao3/シンハオブハオ)と言います。

ちなみに、道路にある信号は「紅緑灯(红绿灯)」(hong2 lv4 deng1/ホンリュドン)です。

相手の声が聞きにくいと、
どうしても、こちらの声が大きくなってしまいますが、そんなときは「喂,,喂」(wei2,wei2,wei4/ウェイ,ウェイ,ウェイ)と、二声、二声、四声になるようです。

もっとも、中国ビジネスの現場では、あまり「喂(ウェイ)」は使われません。
よく使われるのは「你好(ni3 hao3/ニハオ)です。

「ありがとうございます」とか「お世話になっています」とか、はたまた全然待たせていないのに「お待たせいたしました」とか、言わなくていいのは助かります。

中国でこんなのをいちいち言っていたら、きっと「ハイッ?」と思われてしまうことでしょう。



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14 7月

郷に入っては郷に従えは中国語で何と言うのか

郷に入っては郷に従えは、中国語では「入郷随俗(入乡随俗)(ru4 xiang1 sui2 su2/ルシアンスイス)と言います。

もっとも、いろいろ言い方があって「入郷随郷(入乡随乡)(ru4 xiang1 sui2 xiang1/ルシアンスイシアン)と言うこともあります。

「随」(sui2/スイ)とは、ついていく、従う、という意味です。
日本語で、随(したが)う、とも読みますので、郷に入っては郷に従えは「入郷随郷」を読み下したものかもしれません。

その他「入竟問禁(入竟问禁)(ru4 jing4 wen4 jin4/ルジンウェンジン)と言うこともあります。

「竟」(jing4/ジン)とは、ついに、とか、意外にも、というような意味がありますが、ここは「境」(jing4/ジン)の古字で、場所、という意味です。

中国では、出入国を「出入境」(chu1 ru4 jing4/チュルジン)と言いますが、国の境ととらえてもいいかもしれません。

「境」という字を使えばいいのですが、出典の「礼記」にはちゃんと「竟」となっているので、仕方ありません。

「竟」という字は「音」と人の象形である「」から成ります。
本当?と思いますが、これで、人が音楽を演奏し終わる、という意味になるのだそうです。

どうして、人が音楽を演奏し始めるという意味にならないのか、大変不思議です。

不思議ですが、一応、終わるという意味から、
行きついたところ、ということで「境」となったのでしょう。

国に入れば禁を問え、ということで、よその国に行けば、まずは、やってはいけないことを確認しなさい、という意味になります。

この「禁」(jin4/ジン)という字は「林」(lin2/リン)と「示」(shi4/)から成り立ちます。

「示」は、紙に生け贄をささげる台の象形ということで、これまた本当?と思いますが、まあ、台に見えなくもありません。

ここから、神に関連するものを指し、神のお告げから、示す、という意味になりました。

神」という字は、旧字では「神」と書きますが、しめすへんに「申」(shen1/シェン)から成ります。

これまた本当かよ?と思うのですが「申」は、稲光の象形だそうで、神を表す「示」を付けて、天の神を表すのだそうです。
うーんと思いますが、そういうことにしておきましょう。

よって「禁」とは、林の中の神がいる場所を指し、林におおわれた聖域の意味を表します。

林におおわれた聖域。
いや、別
に、変なこと考えている訳ではありません。

よく「禁」という文字が貼られているのは、使い方としては間違っていないようです。



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