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芙蓉峰の如是我聞

中国語から故事成語、最新の中国事情、実際の中国ビジネスまで、中国に関連する様々なことを紹介します。 特に、中国ビジネスは、この10年で私が自ら体験した、捏造一切なしの、真実のレポートです。

24 11月

日本の洗眼液を売ったため、捕まってしまいました

何がよくて、何が悪いのかがはっきりしていない国であるため、便利なこともありますが、そうじゃない場合もあります。

これまで、中国の法律ではどうなっている?と聞かれるのが、一番困りました。

法律ではダメとなっていても、ダメでないのが普通です。
それを、本当にダメじゃないんですか?と聞いたら、ダメと言われてしまいます。

じゃあ、コンプラ!と言って、まともに法律通りにしたら、コストだけが跳ね上がります。
これでは、ただでさえ高い日本製品が、法律なんて関係ねぇのローカル製品に勝てる訳がありません。

だからと言って、無視していいかと言えば、そうでもありません。
ある日突然、これって法律違反だよね!とやってきて、莫大な罰金を取っていきます。

どこまでがよくてどこまでがダメという、この微妙な感覚をつかむのは、それこそ大変です。
これをつかむのが、中国ビジネス成功の鍵と言えるのかもしれません。

で、その曖昧な法律に困っているのは、日系企業だけではなく、中国人も同様のようです。

先日、こんな記事を見つけました。

杭州一网店卖出上千万日本洗眼液,店家涉销售假药被刑拘

「網店(网店)(wang3 dian4/ワンディェン)とは、ネット上に出しているお店です。

実際に店舗を構えるお店は「実体店(实体店)(shi2 ti3 dian4/シティディェン)と言います。

「洗眼液」(xi3 yan3 ye4/シイェンイェ)は、具体的な品名は出ていませんが、私は小林製薬の「アイボン」ではないかと思っています。
小林製薬の製品は、販売戦略がよかったのでしょうか、中国では本当に人気があります。

「渉()(she4/シャ)とは、関わる、ということです。
疑われる、嫌疑がかかることを「渉嫌(涉嫌)(she4 xian2/シャシエン)と言います。

「假薬(假药)(jia3 yao4/ジアヤオ)は、ニセ薬、「刑拘」(xing2 ju1/シンジュ)は、身柄を拘束することを言います。
「被」(bei4/ベイ)が付いているので、拘束された、ということです。

「杭州のネットショップで、数千万の日本の洗眼液を販売、店主はニセ薬販売の嫌疑で拘束された」という感じです。

杭州人である、30歳の李(li3/)さんは、ネット上で「代購網店(代购网店)(dai4 gou4 wang3 dian4/ダイゴウワンディェン)を開いていました。

「代購(
代购)(dai4 gou4/ダイゴウ)というのは、代わりに購入することで、海外へ行って購入したものを、中国で販売することをこう言います。

これが爆買いの実態です。

中国人はお金持ちですから、たくさん買い物をするのは間違いありませんが、すべてが自分のためではありません。

日本で、依頼されたものを買うということもありますが、売れそうなものを大量に買い込み、それを持ち帰って、中国で欲しい人に売るということも、多くの人がやっています。

ただ、李さんは、それほど頻繁に日本にも行けないため、日本にある貿易会社から洗眼液を中心に、大量に仕入れていたようです。

そして、他の店では、1100元ちょっとであるところ、70元から90元の価格で販売していました。

こういう安売り競争を、価格戦争「価格戦(价格战)(jia4 ge2 zhan4/ジアガジャン)と言います。

李さん、この2年の間に、3000万元以上を売り上げ、洗眼液だけでも1000万元以上になったようです。

ところが、今年の7月、杭州の市場監督部門に見つかってしまいました。
その際、この洗眼液と、その他、目薬「眼薬水(眼药水)(yan3 yao4 shui3/イェンヤオシュイ)、液体絆創膏「液体創可貼(液体创可贴)(ye4 ti3 chuang1 ke3 tie1/イェティチュアンカティエ)などが、薬品としての認可を取っていないことが指摘されました。

なお、絆創膏(ばんそうこう)は、中国語では「創可貼(创可贴)(chuang1 ke3 tie1/チュアンカティエ)と言います。

薬品の認可を取っていないため、日本から仕入れたホンモノではありますが、これらはすべて「ニセ薬」と判定されてしまいます。
よって、李さんは、ニセ薬を販売したかどで捕まってしまいました。

ただ、中国のネット上では、日本の薬品は、普通に販売されています。

他の人たちはいいの?という気がしない訳ではありませんが、どこまでがよくて、どこまでがダメであるかわからないため、何とも言えません。

ちょっと、多く売り過ぎたのが問題だったのでしょう。

よく「人怕出名猪怕壮(ren2 pa4 chu1 ming2 zhu1 pa4 zhuang4/レンパチュミンジュパジュアン)と言います。

人は有名になることを恐れ、ブタは大きくなることを恐れる、ということです。
ブタは成長すれば、食べられてしまうからですが、人も有名になると、手薬煉(てぐすね)引いて待っているお役人たちに、目を付けられてしまうようです。

やはり、大きく儲けようなんて考えず、そこそこにしておくのが一番なのかもしれません。

23 11月

せっかく許してもらったのに、韓国は、また中国を怒らせてしまいました

先日、環球網(环球网)(huan2 qiu2 wang3/フアンチウワン)という、あの中国の右翼新聞「環球時報(环球时报)(huan2 qiu2 shi2 bao4/フアンチウシバオ)のネット新聞の記事を見かけました。

題名は下記になります。

惹恼国人的韩国组织道歉了 中国网友却更怒了

「惹悩(惹恼)(re3 nao3/ルナオ)とは、怒らせる、という意味です。
ちなみに「熱閙(热闹)(re4 nao4/ルナオ)は、にぎやかである、ということです。

「国人」(guo2 ren2/グオレン)は、中国人を指します。
日本で、日本人のことを「邦人(ほうじん)」と言うのと似ています。

「組織(组织)(zu3 zhi1/ズジ)とは、組織、団体です。
中国語では「織」(zhi1/)という字を「
」という字にしてしまいました。
「只」(zhi1/)と同じ発音だからという理由で「只」という意味はありません。

道歉(dao4 qian4/ダオチェン)とは、謝ることです。

「道」(dao4/ダオ)とは、言う、話す、ということ、「(qian4/チェン)とは、すまなく思う気持ちです。

似たような言葉に「抱歉(bao4 qian4/バオチェン)がありますが、こちらは、すまなく思う気持ちを抱えている、ということです。

よって「ごめんなさい!」という場合は「抱歉(バオチェン)」と言います。
抱歉(バオチェン)」と言う行為が「道歉(ダオチェン)」です。

「網友(网友)(wang3 you3/ワンヨウ)とは、インターネットで知り合った友人を指すこともありますが、ここでは、インターネットにアクセスしている人たちを言います。

「却」(que4/チュエ)とは、…にもかかわらず、かえって、という意味です。

よって、タイトルは「中国人を怒らせた韓国の団体が謝りました。ところが中国のネット民はかえって怒りました。」という意味になります。

韓国が、中国人を怒らせて、謝ったのはわかりますが、これだけでは具体的によくわかりません。
ということで、記事を見てみます。

で、最初にこう言っていました。

韩国辛辛苦苦几个月的外交成果,可能因为它打水漂

「辛苦」(xin1 ku3/シンク)とは、つらく、苦しいということで、「辛辛苦苦」(xin1 xin1 ku3 ku3/シンシンクク)も同じ意味です。

韓国が中国の許しを請うため、一生懸命頑張った様子がよく出ています。

「打水漂」(da3 shui3 piao1/ダシュイピャオ)とは、平たい石を投げ、水面上に何回かはねさせる、水切りのことを言います。
ここから、どういう訳か、無駄になることを指すようにもなりました。

韓国の苦しかった何か月かの外交による成果も、このために無駄になってしまうかもしれない、ということです。

自分で苦しめておいて、よく言うなあとは思いますが、まあ、敵国ですからどうでもいいです。

どうも、韓国が主催するMAMAというアジアの音楽祭の投票画面に、香港(xiang1 gang3/シアンガン)、澳門(澳门)(ao4 men2/アオメン)、台湾(tai2 wan1/タイワン)を国家としてしまったようです。

これら、韓国曰くの3国を、まとめて「港澳台」(gang3 ao4 tai2/ガンアオタイ)と言います。

こういう場合、どこかの国がうるさいので、普通は「国と地域」と言ってごまかすのが普通です。

平昌(ping2 chang1/ピンチャン)オリンピックのホームページで、わざわざ日本列島が載っていない地図を使って嫌がらせをする国ですから、そういう常識も知らなかったのでしょう。

これを見た中国人は、当然ですが、ボイコットを呼び掛けます。

MAMA滚出中国(MAMA gun3 chu1 zhong1 guo2/MAMA グンチュジョングオ)で、MAMAは中国から出て行け!ということです。

(gun3/グン)とは、出て行く、という意味です。
そして「
!」と言えば、出て行け!という意味になります。

まあ、日本もよく言われています。

これに対し、韓国は「申し訳ございません!」と平謝りです。
そりゃ、お金持ちの中国にそっぽ向かれたら大変でしょう。

ここまで、いろいろな屈辱に耐えてきました。
ようやく中国人に、韓国に再度足を運んでいただける段階になったというのに、すべての努力が水の泡になってしまいます。

必死に謝る韓国ですが、どうも中国人は許してあげないようです。
また、中国からの数か月間のいじめに耐えなければいけないのかもしれません。

敵国ですから、どうでもいいですが、大変だなあとは思います。

22 11月

何事も交渉が大切です

先日、大連(大连)(da4 lian2/ダリェン)から上海(shang4 hai3/シャンハイ)に戻る際の話です。

考えるのが面倒くさいので、私はいつもCZ6533という午前10時発のフライトに乗ることにしています。
特に理由もないのですが、早めに上海について休もうか、というだけの話です。

朝なので、航空運賃が少し安いというのもあります。

で、ホテルを6時半頃出て、チェックインしました。

今まで、工事中で通行止めであった「
疏港路(shu1 gang3 lu4/シュガンル)が、最近開通したということで、この日は普通に「疏港路」を通りました。

なお、道路を工事することを「
修路(xiu1 lu4/シウル)と言います。
補修するという感じです。

日曜の朝でもあり、また、道路がきれいに補修されていたこともあり、あっと言う間に着きました。

私は、南方航空「南航」(nan2 hang2/ナンハン)VIP「貴賓(贵宾)(gui4 bin1/グイビン)であるため、専用のカウンター「柜台(gui4 tai2/グイタイ)でチェックインができます。

他の人たちが長い行列を作って並んでいるのに、申し訳ないですが、使える権利は使わないと損です。

ただ、今後「新時代(
新时代)(xin1 shi2 dai4/シンシダイ)の中国で、こんな金持ち優遇の施策を続けることができるのかどうか、ちょっとわかりません。

チェックイン「办票(ban4 piao4/バンピャオ)はすぐにできました。
ただ、荷物を預けるのは8時からだと言われます。

荷物を預けることを「託運(托运)(tuo1 yun4/トゥオユン)と言います。

「ちょっと待っていろ!」と、そんな強い口調ではありませんが、言われました。

ただ、このときまだ7時前です。
私としては、嫌なこったであり、先に入り、荷物は安全検査のところに置いておいて、8時過ぎに再度「託運(トゥオユン)」の手続きをしていいか?と聞くと、いいと言います。

先に入るメリットは、ラウンジ「貴賓室(贵宾室)(gui4 bin1 shi4/グイビンシ)を使えることにあります。
使える権利は使わないと損です。

そして、VIP専用の安全検査口へ行きました。
まさに「走後門(
走后门)(zou3 hou4 men2/ゾウホウメン)です。

有難いことですが、今後、「新時代(シンシダイ)」の中国で、こんな金持ち優遇の施策を続けることができるのか、これまたわかりません。

で、普段は、並んでいると言っても、4-5人なのですが、この日はどういう訳か、10人以上も並んでいました。
こんな光景かつて見たことありません。

どうも、赤ちゃんを抱えた一行のようです。

ものすごい荷物を抱えていました。
そんなの「託運(トゥオユン)」しろよと思うのですが、こちらの人は、何でも機内に持ち込もうとします。

ただ、どう見ても、本当に失礼な言い方ですが、ちょっとVIPというか、ファーストクラスやビジネスクラスを使われる方には思えません。

どういうこと?と思っていると、理由がわかりました。

見送っている女性がいましたが、しっかり大連空港の係の名札をぶら下げていました。
要は、コネを使って、VIPの検査口から入ったということのようです。

まあ、別に、構いませんが、やっぱり使える権利は使わないと損です。

そして、私の番になり、スーツケースをちょっと置いておいてくれ!とお願いすると、ダメだ!と言われてしまいました。

以前はよかったのですが、担当者がダメと言えばダメです。

ここはすぐに引き下がることにしました。
ただ、このとき、まだ7時すぎです。

8時まであと1時間近くあり、なるべく外では待ちたくありません。
よって、再度、カウンターに向かいました。

そして「託運(トゥオユン)」は本当にダメか?と聞きます。
以前はよかったぞ!と言いました。

汚いですが、交渉するには、人を見なければなりません。
検査官というか、ああいうお役人のような人たちからダメと言われればダメです。

下手に交渉すると、益々イジワルされる可能性があります。

航空会社のお姉さんなどは、ダメと言われても、ごねれば何とかなる場合があります。
ごねてもダメな場合もあるので、そこは相手の様子を見ながら、本当にダメなのか、単にダメと言っているのか、見極める必要があります。

それから、どなる必要はありませんが、できるだけ大きな声を出すことも必要です。
この国では、声の大きいものが勝ちます。

やっぱり、声に張りがあったからなのでしょう。
もう一度確認すると言い、どういう訳か、大丈夫!と言われてしまいました。

ということで、規定の8時前でしたが、しっかり「託運(トゥオユン)」することに成功しました。

って、言わせてもらえば、空港は混むので、できれば2時間以上前に来いと案内しておいて、2時間前から受付というのは、ちょっとひどいと思います。

でも、まあ、無事預かってもらったので、めでたしめでたしでした。



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21 11月

あの「龍之夢」で、大量のネズミが発生しました

ネズミくらいたいしたことないじゃん!と言われればそれまでですが、ただ、私が知っているところであったため、ちょっと興奮して、紹介したくなりました。

上海(shang4 hai3/シャンハイ)は中山公園(中山公园)(zhong1 shan1 gong1 yuan2/ジョンシャンゴンユェン)に「龍之夢商場(龙之梦商场)(long2 zhi1 meng4 shang1 chang3/ロンジモンシャンチャン)というショッピングセンターがあります。

なお、何度も言いますが「中山公園」は、日本語で読む場合「なかやまこうえん」と読みます。
「ちゅうざんこうえん」と読むのは誤りです。

日本人がよく間違いやすいポイントであるため、この言葉が出るたびに、私は言及することにしています。

長寧(长宁)(chang2 ning2/チャンニン)区にあるため「長寧龍之夢(长宁龙之梦)(chang2 ning2 long2 zhi1 meng4/チャンニンロンジモン)と言ったりもします。

地下鉄の中山公園駅ともつながっているので、とても便利な商業施設であり、いつ行っても人で溢れています。

その「龍之夢」の地下にある食堂街で、大量のネズミが発生したのだそうです。

ネズミは、中国語で「老鼠」(lao3 shu3/ラオシュ)と言います。
ミッキーマウスは「米老鼠」(mi3 lao3 shu3/ミラオシュ)です。
「米奇」(mi3 qi2/ミチ)と言うこともあります。

117日の午後11時頃、この地下一階を通りかかった人が、飲食店にネズミが何匹もいるのを見つけました。

営業は終了していたのでしょうが、地下鉄につながっているので、外から見えたのでしょう。

「あっ、大変!」
とばかりにパチリと撮って、ネットに流したようです。
ネットに流したため、余計大変になってしまいました。

話題になったら、お役所も動かない訳にはいきません。
長寧区の市場監管局(
市场监管局)(shi4 chang3 jian1 guan3 ju2/シチャンジェングアンジュ)の人が、現場に行って検査を行いました。

なお、市民が提供した動画「視頻(视频)(shi4 pin2/シピン)によればと言っているので、パチリではなかったようです。

このネズミがいた場所が「仰望包角布」(yang3 wang4 bao1 jiao3 bu4/ヤンワンバオジャオブ)というお店の、長寧龍之夢店であることがわかりました。

運営する会社は、上海稲之香貿易有限公司というところだそうです。

「稲之香(稻之香)(dao4 zhi1 xiang1/ダオジシアン)だなんて、ちょっと日本の影響を受けているような感じがします。

なお、全く関係ありませんが、私がカラオケで最初に歌う歌は、周杰倫(周杰伦)(zhou1 jie2 lun2/ジョウジエルン)の「稲香(稻香)(dao4 xiang1/ダオシアン)です。

誰も言いませんが、私は、稲(いね)の香()がするところが「いなか」ではないかと思っています。

「仰望」(yang3 wang4/ヤンワン)というのは、お店の名前でしょうが、「包角布」(bao1 jiao3 bu4/バオジャオブ)がわかりませんでした。

調べてみると「包脚布」(bao1 jiao3 bu4/バオジャオブ)とも言い、上海の「煎餅(煎饼)(jian1 bing3/ジェンビン)だそうです。

上海には、10年以上いましたが、全く知りませんでした。
知ったかぶりをしていますが、知らないこと、いっぱいあります。

検査の結果、このお店に、ネズミの糞があるのを確認したそうで、営業停止の裁きを受けてしまいました。

もっとも、ここは別に単独のお店ではなく、飲食店が連なっているところです。
たまたま写真、というか、動画に映ったのが「仰望包角布(ヤンワンバオジャオブ)」のお店だっただけで、ネズミはこのフロアすべてを走り回っているでしょう。

このお店だけの問題ではないような気がします。

コメント欄で、誰かがネズミを放してパチリとやったんだ!と言っている人がいました。

確かに、復讐するためにはもってこいの手段です。
いやいや、そんなことしないでしょうと、日本人ならば思うのでしょうが、そんなことされた経験のある私は、いやいや、十分あり得ます、と思うのでした。



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20 11月

妊婦の奥さんが殴られたので、思いっきり蹴っ飛ばしてやりました

いろいろ議論しているようですが、私からすればどっちもどっちです。
間違いなく、中国人は気が短いということは言えるでしょう。

もっとも、中国は広いので、私は、中国人はどうこうという言い方が好きではありません。
北方と南方では、習慣から考え方まで全く異なります。

ただ、気が短いことに関しては、中国人で間違いないような気がします。

115日、山西(shan1 xi1/シャンシ)省は大同(da4 tong2/ダトン)で起こった事件です。
と言っても、本当に、たいした事件ではありません。

大同にも「万達広場(
万达广场)(wan4 da2 guang3 chang3/ワンダグアンチャン)があるようです。

ここで言う「広場(
广场)(guang3 chang3/グアンチャン)とは、天安門広場(天安门广场)(tian1 an1 men2 guang3 chang3/ティァンアンメングアンチャン)のような広場ではありません。

「万達集団(
万达集团)(wan4 da2 ji2 tuan2/ワンダジトゥアン)が経営しているイオンモールのようなショッピングセンターです。

最近、商業施設を「広場(グアンチャン)」と呼ぶことが多くなりました。

戦車が入ってくることは恐らくないと思うので、利用しても大丈夫だと思います。
中国は広く、あるかもしれないので、断定だけはしません。

この万達広場(ワンダグアンチャン)で、女性3人が、1人の女性を囲み、そして、ビンタを食らわしました。

ビンタを張ることを「掌掴(zhang3 guo2/ジャングオ)と言います。
また「打耳光」(da3 er3 guang1/ダアグアン)と言うこともあります。

すると、少し離れたところにいた男性が、ビンタをした女性目掛けて飛び蹴りをしました。飛び蹴りは「飛(飞踹)(fei1 chuai4/フェイチュアイ)と言います。

蹴るにもいろいろあり、つま先や足の甲で蹴ることを「(ti1/ティ)と言います。
サッカーは、通常、つま先や足の甲を使ってボールを蹴るので「踢足球(ti1 zu2 qiu2/ティズチウ)と言います。

足の裏を使って蹴ることを「(chuai4/チュアイ)と言います。
扉を蹴る場合は、普通足の裏を使って蹴るので「」を使います。

」よりも、命中率は下がりますが、力は入るという感じでしょうか。

また、踏みつけることは「(cai3/ツァイ)と言います。
今回は「(チュアイ)」ですから、足の裏で蹴っ飛ばしたことになります。

動画で見たところ、いやいや、素晴らしい飛び蹴りでした。

当然ですが、蹴っ飛ばされた女性は吹っ飛んで、倒れてしまいました。

更に男性は、倒れた女性の髪の毛を掴んで、十数メートル引っ張っていますから、穏やかではありません。

これは、監視カメラでちゃんと映像が残っているので、間違いではないと断定していいでしょう。

これだけの話ですが、普段は映画やドラマでしか見ないようなバトルであったため、あっという間に話題になってしまいました。

何でも、殴られた女性は妊婦さんだったそうです。
中国語では「妊婦(
妊妇)(ren4 fu4/レンフ)とは言わず「(孕妇)(yun4 fu4/ユンフ)と言います。

妊娠も「妊娠」(ren4 shen1/レンシェン)とは言わず「懐
(怀孕)(huai2 yun4/フアイユン)と言います。

そして、蹴っ飛ばした男性は、その旦那さんでした。

旦那さんからすれば「俺の妻に何をする!」という感じだったのでしょう。

女性3人組は「周生生」(zhou1 sheng1 sheng1/ジョウションション)という宝飾品のお店の販売員「導購員(导购员)(dao3 gou4 yuan2/ダオゴウユェン)でした。

何でも、その少し前に、妊婦さんは、店員の1人とトイレで言い争いをしていたのだそうです。

妊婦さんがトイレに並んでいたところ、店員さんから「あんた私の後ろよ」と言われました。
どうも店員さんは、スマホを見ていたため、妊婦さんが前に入ったことに気付かなかったようです。

妊婦さんは、喧嘩はしたくないので、別の階のトイレに行ったそうですが、その際、言わなくてもいいことを言ってしまったようです。
即ち「罵人話(
骂人话)(ma4 ren2 hua4/マレンフア)です。

何と言ったのかはわかりません。

もっとも、店員さんも口汚く罵っていたということですから、どっちもどっちです。

その後、店員さんが「周生生」の前を通る妊婦さんを見つけました。

仲間の2人に助太刀をお願いします。
これを「幇手(
帮手)
(bang1 shou3/バンショウ)と言います。

中国人は喧嘩するとき、大抵、仲間を呼びます。

先日、大連(大连)(da4 lian2/ダリェン)で、トラックと宅配便の兄ちゃんが口論していました。

トラックの兄ちゃんが電話しているので「何しているの?」と聞いたら、仲間を呼んでいるということでした。

もっとも、私は、日本の喧嘩事情についてよく知りません。
日本でも同様なのかもしれません。

店員が「あんた、さっき、私を罵ったでしょう?」と絡んだ末に、いきなりビンタを張ったということで、監視カメラの映像となりました。

本当に、どっちもどっちです。

ビンタしちゃダメでしょうと思いますが、飛び蹴りしちゃダメでしょうとも思います。
更には、女性の髪の毛を掴んで引っ張ってもダメでしょう。

文句があるなら、お店や商業施設に「どういうこっちゃ?」とするのが普通だと思いますが、恐らく、先に手や足が出てしまうのだと思います。

本当に、短気です。

なお、この店員さん、その後、首になってしまいました。

短気は損気という言葉を覚えた方がいいかもしれません。


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