公金で「クレヨンしんちゃん」を買いました。

誰のことを言っているか、言わずもがなですが、私が言っている訳ではありません。
哀しいかな、中国で、こう報道されています。

東京都の「トップリーダー」が、何とも情けない話です。

いろいろな記事が出ていますが、例えば「新浪娯楽(新浪娱乐)(xin1 lang2 yu2 le4/シンランユーラー)の記事のタイトルは、こんな感じでした。

「日本市長公款買蠟筆小新(日本市长挪公款买蜡笔小新)(ri4 ben3 shi4 zhang3 nuo2 gong1 kuan3 mai3 la4 bi3 xiao3 xin1/リーベンシジャンヌオゴンクアンマイラービーシャオシン)

記事の中では「東京市長(东京市长)(dong1 jing1 shi4 zhang3/ドンジンシジャン)となっています。

「都」(du1/ドゥ)も「知事」(zhi1 shi4/ジーシー)も、昔は中国でも行政機関や役職の名前でしたが、今では使いません。

東京都と言えば、大体、北京市に相当するということで、その「トップリーダー」を「市長(市长)(shi4 zhang3/シジャン)と表現したようです。

北京市は、直轄市(直辖市)(zhi2 xia2 shi4/ジーシアシー)であり、中央政府の直轄になります。
(sheng3/ション)や自治区(zi4 zhi4 qu1/ズージーチュー)と同レベルであるため、確かに東京都と似ているかもしれません。

(nuo2/ヌオ)とは「挪用(nuo2 yong4/ヌオヨン)ということで、公金を私用に使う、使い込む、ということです。

ちなみに
nuo/ヌオ」という発音は、あまり多くありません。

簡単におさらいしておくと、
ラッキーなことに、一声と三声はありません。

二声は、とりあえず「挪」(nuo2/ヌオ)だけ覚えておけば十分でしょう。
ものを動かす、移動する、という意味があります。

四声は、承諾する「諾()(nuo4/ヌオ)、臆病で気が弱いという意味の「(nuo4/ヌオ)、糯米(もちごめ)の「糯」(nuo4/ヌオ)をおさえておけば大丈夫です。

「蠟筆(蜡笔)(la4 bi3/ラービー)とは、蠟(ろう)でできたペンということで、クレヨンを指します。
ただ、クレヨンが本当に蠟(ろう)でできているのか、私は知りません。

そして「クレヨンしんちゃん」は、中国語では「蠟筆小新(蜡笔小新)(la4 bi3 xiao3 xin1/ラービーシャオシン)と言われます。
中国でも大人気であり、知らない人はいないと言っても過言ではありません。

東京という北京に相当する大都市の「トップリーダー」が、公金であの「クレヨンしんちゃん」を購入したということで、中国でも大変話題になっています。

本当はもっと使い込んでいるのですが、中国服を買いました!なんて言っても、中国の人にとっては面白くないので「蠟筆小新(ラービーシャオシン)」を前面に出してきたのだと思います。

それにしても、記事が既に「娯楽」扱いです。
本当に、東京都の面目丸つぶれです。
情けなくて仕方ありません。

コメント欄は、いつものとおり「小日本」(xiao3 ri4 ben3/シャオリーベン)「日本鬼子」(ri4 ben3 gui3 zi/リーベングイズ)の嵐です。
もっとも、こういうバカみたいなコメントを除けば、日本はすごいと評価している人もいるようです。

確かに、こちらのお役人に比べれば、汚職の程度が、あまりにせこすぎます。
そのせこすぎる汚職でも許さないという姿勢は、案外価値があるのかもしれません。

引き続き、日本がすごいと評価されるためにも、マスゾエさんには一刻も早く辞めて頂きたいと思います。


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