どうでもいい話なのですが、ただ、私が間違っていたようなので、それでもこのまま引き下がるのは悔しいため、こんな文章をしたためてみました。

きっかけは、以前に紹介した江蘇(江苏)(jiang1 su1/ジアンス)省宿遷(宿迁)(su4 qian1/スチェン)市です。

ここには、洋河集団(洋河集团)(yang2 he2 ji2 tuan2/ヤンハジトゥアンという酒造メーカーがあり「海之藍(海之蓝)(hai3 zhi1 lan2/ハイジラン)というお酒を出しています。

もっとも、一番上のブランドは「夢之藍(梦之蓝)(meng4 zhi1 lan2/モンジラン)というものです。

かなり前からあるので、別に、習さんの合言葉「中国夢(中国梦)(zhong1 guo2 meng4/ジョングオモン)に胡麻すった訳ではないと思います。

その次が「天之藍(天之蓝)(tian1 zhi1 lan2/ティェンジラン)であり、そして「海之藍(ハイジラン)」になります。

ただ「海之藍(ハイジラン)」も、ホンモノであればの話ですが、決して悪いお酒ではありません。

「海之藍(ハイジラン)」を日本語で読めば、海(うみ)の藍(あお)になります。

「藍」という字は、本来、藍(あい)と読みますが、ただ、濃青色を指すため、藍(あお)と読ませることがなくはありません。
海の「藍」とあれば、ここは、藍(あい)とは読まず、藍(あお)となるでしょう。

で、京都大学の第三応援歌は「ダークブルー海の藍」と言います。

というか、言うと思っていました。

歌の名前が「海の藍」であるため、こんな「海之藍(ハイジラン)」なんてお酒があれば、飲まされる下級生は喜びませんが、先輩がニコニコするのは間違いありません。

ということで、こんな恐ろしいお酒を学生時代、先輩が知らなくてよかった!という話だったのですが、心配になったのでちょっと調べてみました。

すると、京都大学の第三応援歌は、正しくは「ダークブルー海の碧」だそうです。

えっ、そうだったの?という感じです。

ただ、いやいやそれはおかしいでしょうと、反論したくなりました。

名前が「海の碧」なのであれば、反論しても「海の碧」なのですが、間違っていた恥ずかしさもあり、ここで引き下がる訳にはいきません。

そもそも、碧(へき)とは、碧(あお)とも読みますが、「玉」(yu4/)と「白」(bai2/バイ)と「石」(shi2/)から成り、白く光る玉のような石という意味です。

「王」(wang2/ワン)という字は、往々にして、玉(ぎょく)を表します。

中国語では「碧」(bi4/)と読みますが、どちらかと言えば、青緑色です。

中国で有名な緑茶に「碧螺春(bi4 luo2 chun1/ビルオチュン)というお茶があります。

葉の色が青く、マキガイ「螺」(luo2/ルオ)のように丸まった形をしているため、清の康熙帝(kang1 xi1 di4/カンシディ)が名付けたとされますが、緑茶の青ですから、やっぱり青緑色です。

どちらかと言えば、緑がかった青を「碧」と言います。

京大の色はダークブルーであり、別名「濃青(のうせい)」とも言います。

これは、東大の色であるライトブルー「淡青(たんせい)」に、まあ、どちらがしたのかわかりませんが、対抗したものです。

藍は、中国語では「藍()(lan2/ラン)と言います。
(あい)色であり、濃青色になります。

ということで、やっぱり「海の藍」でしょう!というのが私の主張です。

もっとも「碧」を、海の色として使うこともあれば「藍」を、空の色として使うこともあります。
特に、あおいそらという場合、中国人男性は「蒼井空(
苍井空)(cang1 jing3 kong1/ツァンジンコン)という人が多いですが、普通は「藍色天空(蓝色天空)(lan2 se4 tian1 kong1/ランサティェンコン)と言います。

となると「藍」は別に、海に限った色でもないため、私の主張もちょっと怪しくなってしまいました。

ということで、悔しいですが、私が間違えていたようです。

でも、やっぱり「海の藍」の方がいいと思います。



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