先日、913日は、中秋節(中秋节)(zhong1 qiu1 jie2/ジョンチウジエ)でした。

中秋節と言えば「月餅(月饼)(yue4 bing3/ユエビン)です。

日本では、月餅(げっぺい)と呼ばれ、どこにでもある訳ではありませんが、それでも、たまに見かけます。
別に、中秋節で無くても、年がら年中売っていると思います。

ただし、
中国では、中秋節のときに限って食べるもの!と認識されているため、基本的に、この時期にしか販売されません。

スーパーにたくさん置いてあった月餅は、中秋節が過ぎるといつの間にかどこかへ消えてしまいます。

どこへ行くのかわかりませんが、心配しなくても、来年また戻ってくると言われています。

、先日、中秋節の前、私は、北京(bei3 jing1/ベイジン)におりました。

中秋節と言えば月餅です。
ちょっと買ってみようかなと思いました。

そして、北京では有名な「稲香村」(dao4 xiang1 cun1/ダオシアンツン)というお店に行きます。
いろいろなお菓子を売っている、チェーン店です。

スーパーマーケットにも、月餅は売っています。
ただし、基本的には、箱に入ったものです。

これが結構するもので、8個入りで200元なんて普通にあります。

200元と言えば、約3000円です。
1375円って、申し訳ありませんが、月餅のくせに高すぎでしょう。

日本でも売っていますが、大体1100円から150円が相場だと思います。

これは中国でも問題になっていて、どうも包装が立派すぎるようです。
月餅よりも、包装代にお金がかかっているのだそうです。

ということで、箱に入ったものを買うのは、お得ではありません。
これを「不
划算(bu4 hua2 suan4/ブフアスアン)と言います。

「稲香村」に行けば、ばら売りで買うことができます。
ばら売りは「散装」(san3 zhuang1/サンジュアン)です。

また、好きな味を選ぶこともできます。

私が好きなのは「五仁」(wu3 ren2/ウレン)です。

「仁」(ren2/レン)とは、殻に覆われているものの中身を言います。

クルミ「核桃(he2 tao2/ハタオ)の殻を取り除いた実は「核桃仁(he2 tao2 ren2/ハタオレン)です。

そんな五種類の「果仁」(guo3 ren2/グオレン)を餡にしたのが「五仁」です。

ありきたりですが、アズキ餡「豆沙(dou4 sha1/ドウシャ)も、普通に美味しいです。

あまり好みではないのが、
タマゴが入っているもので、よく「蓮蓉蛋黄(莲蓉蛋黄)(lian2 rong2 dan4 huang2/リェンロンダンフアン)と言います。

ちょっとしょっぱいアヒルのタマゴ「鴨蛋(
鸭蛋)(ya1 dan4/ヤダン)の黄身が入っています。

ただ、私は好きではありませんが、大好き!という人もいるようです。
まさに、蓼食う虫も好き好きですが、これを中国語では「蘿蔔青菜各有所愛
(萝卜青菜各有所爱)(luo2 bo qing1 cai4 ge4 you3 suo3 ai4/ルオボチンツァイガヨウスオアイ)と言います。

ダイコン「蘿蔔(萝卜)(luo2 bo/ルオボ)が好きな人もいれば、チンゲン菜「青菜」(qing1 cai4/チンツァイ)が好きな人もいるという意味です。

ここ
で「五仁」と「豆沙」の月餅を買いましたが、112元でした。
180円ですが、まあ、こんなものでしょう。

これでも高いかもしれません。

このお店は、お菓子屋さんなので、その他のお菓子も売っています。
そこに、月餅ではありませんが、月餅のような丸いお菓子を見つけました。

杏仁酥(xing4 ren2 su1/シンレンス)と「椰子酥(ye1 zi su1/イェズス)というものです。

「杏仁」(xing4 ren2/シンレン)は、アンズの実(さね)で、「椰子」(ye1 zi/イェズ)は、ココヤシです。
(su1/)とは、小麦粉で作ったお菓子で、ぽろぽろするのが特徴です。

まあ、本当に入っているかどうかは別にして、その味がする餡を入れたお菓子であり、正直、月餅とあまり変わりません。

そして値段を見てみると、杏仁24元、椰子酥22元となっていました。
24元と言えば、日本円にして360円、22元は330円です。

えっ、こんなに高いの?と、思わずお店の人に聞いてしまいました。

すると「斤」(an4 jin1/アンジン)だと言います。

「斤」(jin1/ジン)とは、500gのことであり、中国では、よく「斤」を単位にして販売しています。

ただ、想像がつかないので、じゃあ、1個いくら?と聞きました。
すると、2元ぐらいだそうです。

へっ?という感じでした。
12元は、これは安いです。

月餅と、コストはあまり変わらないような気がしますが、この差は一体何なのでしょうか。

中国の人は、中秋節には、絶対に月餅を食べなければいけない!と思いこんでいるため、その足元を見て、こういう強気な商売をしているのだと思います。

いやいや、ちょっと、ビックリしました。



<関連記事>

中秋節に、どうして月を愛でるのか?

大変です!大班月餅が、中国の店頭から消えました

腐らない月餅を発明しました

どら焼きを見つけました

月餅が少ないと言われました