本日、224日は、旧暦の正月十五です。

中国では、この日を「元宵節(元宵)」(yuan2 xiao1 jie2/ユエンシャオジエ)と呼んでいます。

「元旦」とは、最初の朝、「元宵」は、最初の夜という意味です。
元旦は、最初の太陽で、元宵は、最初の月と言えるかもしれません。

元宵は、旧暦の新年に入り、初めての満月です。
よって、めでたいぜ!ということで、皆でお祝いをする日になりました。

この日の風習として、丸いお団子である「湯圓」が食べられます。
中国語では「湯圓(汤圆)」(tang1 yuan2/タンユェン)と読みます。

もっとも「湯圓」とは、南方の言い方で、北方では「元宵」と言います。

「湯圓」も「元宵」も、似たようなものですが、厳密に言うと「湯圓」は「包湯圓」と言い、餃子と同様、餡を包んで作ります。

「元宵」は「
元宵」と言い、餡を粉の上で転がし、丸くして作るのだそうです。

日本では、元宵節の前後には、地域によって呼び名は異なるものの、どんど焼きが行われました。

その際、お飾りなどと一緒に焼いたのが、正月の角餅ではなく、丸い団子だったのは、満月にちなんだものだったのかもしれません。

元宵節は、別名「上元節」とも言われます。

「上元」があるということは「中元」と「下元」もあります。

道教では、上元は、旧暦の正月十五で、天官の生まれた日、中元は、旧暦の七月十五で、地官が生まれた日、下元は、旧暦の十月十五で、水官が生まれた日と考えました。

下元の風習は廃れてしまった感がありますが、上元、中元は、今でも残っています。

上元には、飾り灯籠「彩灯」などが飾られました。
中元にも、提灯を灯しますが、こちらは、亡くなった方に捧げるものです。

上元の提灯が、陽である陸上で灯されるのに対し、中元では、陰である水上で灯されるという違いがあります。
日本にも、灯籠流しの風習がありますが、ここから来たのかもしれません。

元宵節には、人々が楽しむために、きれいな提灯が飾られます。
これを「鬧花灯」と言います。

そして、これを見るために開かれるのが「灯会」でした。

この「灯会」では、いろいろな出し物が演じられます。

龍の形をした布や紙製の灯篭を、棒で差し上げて踊り回るのは「耍龍灯(耍)」と言います。

日本の竹馬に似ていますが、長い木の棒を足にくくり付けて踊り歩くのは「跴高蹺()」です。

また、提灯の下になぞなぞを書いて当てさせる遊びを「猜灯謎(猜灯)」と言います。

元宵節は、正月気分に浸(ひた)ることができる最後の日です。
この日が過ぎてから、ようやく、仕方ないので仕事でも始めるか!となるのでした。