2010年03月27日

ビン包みのいろいろ

会議の後、ボトルを包む研究発表会を行ないました。

ワイン天国のアルゼンチンですもの、ワインを包むことは日常茶飯事です(あれ?私だけですか?)
 1、2本包みはとってもポピュラーですが今回は4、6、8本に挑戦!みんな、自分の開発した包み方を披露しました。
たくさんアイデアがでた中の、一例をご紹介いたします。
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アンドレアの包み方は本包からヒントを得たとか。

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ファンの包み方は色の組み合わせも可愛い。

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折り紙講師・パブロはやっぱり研究熱心。

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この後8本包みにも挑戦しました。
みんな包むだけでなく、ちゃんと持ち運びができるように取っ手の部分もしっかり付いています。そして、ビンとビンが接触することなく包まれているので安全面もカバーしています。
包み方なども、このブログを通してご紹介できたらと思います。

第5回ふろしき会議が開催されました

みなさんこんにちは!
アルゼンチンふろしき研究会(GIFT)事務局です。

昨日第5回GIFT役員会が開催されました!4月には新たにワークショップを開催する予定なので、今回はその話を詰めました。

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だいぶ涼しくなってきたブエノスアイレス。参加者は11名と過去最大でしたが、真夏のように事務所内で汗だくになることはもうありません。
だんだんふろしき研究会の活動も広く知られるところとなり、ワークショップ開催の依頼が増えてきています。その規模はブエノスアイレス州にとどまらず、アルゼンチンじゅうへと活動が広がっていく予感がします。

今回の参加者の中でも高齢のアルゼンチン人女性が、30年前にブエノスアイレスにある美術館で「日本の包み物展」を開催した時のパンフレットを大切に保管されていて、その日はみんなで読ませていただきました。彼女はその時に「ふろしき」の存在を知って、大変興味を持ったそうです。でもその後なかなか「ふろしき」に触れる機会は無かった、ということです。
最近になってGIFTの活動を知り、次回のワークショップに参加するのをとても楽しみにしている様子。
毎回恒例の会議終了後のミニワークショップで、「真結び」と「お使い包み」を習得されました。

2010年03月24日

ボリビアのふろしき、Aguayo(アグアヨ)の智恵とボリビアのエコライフ

前回ボリビアの伝統的な織布、Aguayoについて触れました。

今回は私のAguayo体験について書きたいと思います。

今年ボリビアを旅行した時のこと。道端で先住民の女性が、大き目のダンボール2箱をAguayoで包み、いとも簡単に背負ってさっさと歩いていきました。自分の背丈くらいあるダンボールを!
その一部始終を見ていたチリ人とアルゼンチン人が「何あの布?!あの魔法の布を使えば何でも運べるんだわ!」と感嘆の声を上げていました。そうです。私たちはバックパックを背負ってカメのようにゆっくり歩いていたので、その
Aguayo
が魔法の布に見えたのも仕方ありません。
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このAguayo、魔法こそかかっていないものの、ただものではない布です。前回言いましたように、ふろしきのようにどんな形状のものでも包んで運べるので用途は多様です。

また色鮮やかな色、コンドルやリャマなどアンデス独特の柄がうけて、最近では先住民の女性以外にも、アンデス文化ファンの人たちがインテリアとして、テーブルクロスやタペストリーにAguayoを愛用しています。そういえば、ブエノスアイレスでもAguayoの布を使ったショルダーバッグやリュックをファッションのアクセントとして使っている若者が増えてきている気が・・・

Aguayoの他に、ボリビア人が一般的に使っている、通称”Bolsa de compras(買い物バッグ)”というプラスチック製のバッグがあります。ボリビアでは、レジ袋のようなビニール袋を手に入れるのにお金がかかります。だから大抵の人は自分のマイバッグを持参して市場に買い物に行きます。このマイバッグ、丈夫で水にも汚れにも強く、その上デザインもかわいい!ボリビア在住の日本人からは「Cholita(先住民)さんのバッグ」、通称「チョリバッグ」という名前で親しまれています。

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(写真の下のほうの、赤・青・緑のバッグがそれです)
このマイバッグも
Aguayoも丈夫で何度でも洗え、また折りたたんでもしわにもならず、かなり長持ちします。ボリビアの先住民の人たちは、これらの物をファッションだとかエコだとかは二の次に、ただ自分の生活に欠かせないツールとして当たり前に使用しているのです。無駄なく安上がりに暮らすために、Aguayoは彼ら流の合理的な生活には欠かせない存在として今も残るべくして残っているのです。
ボリビアは南米最貧国といわれています。でもそこには、Aguayoをはじめ、私たちが見習いたい智恵がたくさんあります。

FUROSHIKI伝播活動をしながら、自分もモノを大事にし、丁寧な暮らしを実践しながらアルゼンチンでも暮らしていきたいです。 

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投稿・Ayumi
写真提供・Hさま(ボリビア在住)
2010年03月20日

ふろしき寄贈 No.3

ボリビア・コチャバンバ県在住の
H 様より
ふろしきを寄贈していただきました。
・・・これは、アルゼンチンの北部地方と国境を分かつ国、ボリビアのアンデス地域に多く住むアイマラ系の人たちが日常的に使っているAguayo(アグアヨ)という布です。この独特の色使い!
アイマラの女性は赤ちゃんを背負ったり、品物を包んだり、床に敷いたり、ひざ掛けにもなる、いわばボリビアのふろしきです。
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「使えば使うほどに布が柔らかくなって、使いやすくなるんです」
とH様。なるほど今は少しゴワゴワした手触りですが、これからどんどん活用することで布が落ち着き、自分だけの「マイ・アグアヨ」になるという訳ですね。

どうもありがとうございます。

                              2010年3月18日
                                GIFT一同

2010年03月11日

第2回ふろしきワークショップ

みなさまこんにちは!

2月の末に第2回、ふろしきワークショップが開催されました。
会場は在亜日本語教育連合会のホール。
ここで毎月開催されている、アルゼンチン在住の日本人の高齢者の方を対象としたお楽しみ会の催しの一環としてふろしきの紹介をしました。
お相手は日本人の移住者の方たちとあって、ふろしきの存在はもちろん、みなさん御存知でした。ただ、アルゼンチンでは普段使う機会のないふろしき。今回は、改めて日本人の方たちに日本人の智恵、ふろしきの奥の深さ、用途の広さについて知っていただく良い機会になったと思います。みなさん、「こんな包み方があったなんて!」と目からウロコな様子でした。

「これはアルゼンチンでよく使われているスーパーのビニール袋です・・・」
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「本を包んでみましょう」
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今回GIFTの活動に興味を持って、お誘いくださった婦人会の皆様、聞くだけでなく、一緒に実践して下さった参加者の皆様、どうもありがとうございました。