2010年08月24日

ゴミの埋め立て地に行きました

ゴミの埋め立て地を視察しました。

服や鼻の穴の中にまでゴミのにおいがこびり付く・・・と聞いていたけれど、それでも「何でも見てやろう」精神が勝って、ブエノスアイレス市内から車で1時間のサンマルティン地区へ。住宅が少なくなって緑が多くなってきた、と思ったら、もうここはCEAMSE(首都圏環境調整公社)の敷地内でした。

当初は入り口が分からず、埋め立てが完了した方の敷地へ入り込んでしまいました。それだけ広大な場所なのです。そこをさらに通り過ぎ、いかめしい検問をいくつか通過して、ようやく目的地にたどり着きました。
さらにオフロード車に乗り換えて、ブエノスアイレス中のゴミが集まる場所へ入っていきます。

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生ごみをはじめとする家庭ごみなど、ゴミを載せたトレーラーが次々とやってきては引っ切りなしにゴミを落としていきます。ブエノスアイレスじゅうのごみが集められて、埋め立てられていきます。ビニール袋ごみも目立ちます。ふろしきを普及することで、このトレーラーの往来が少しでも減るなら、GIFTの活動冥利に尽きるのですが・・・

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広大な土地を持つアルゼンチンならではなのでしょうか。埋立地スペースの確保のことなどはあまり問題になってはいなく、埋め立て方も日本とはまた違って、大胆なようです。ここにはかもめとか鳩とか、鳥がたくさん集まっていました。ラ・プラタ大学のプロジェクトでここに鳥を誘導しているのだそうです。これだけかもめが飛んでいると、一瞬海にいるかのような錯覚が・・・

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「あまり奥の方へは行かないように」と今回案内してくださったCEAMSEの責任者の方が見守る中、ごみの中へと足を踏み入れていきました。ここでは粗大ごみが集められています。

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資源ごみの分別は、やはり人の手による仕事。埋め立て地で働く人の大半はすぐ近くのスラム街の人たちだそうです。スラム街出身ということでなかなか仕事が見つからない人にも、雇用の機会を積極的に作っているようでした。
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このゴミの埋め立て地に隣接して、かなり広域にわたってスラム街が存在していています。道路を挟んで片側が埋め立て地、片側がスラム街。バラック小屋が目に入ります
おしゃれ、綺麗というイメージで語られることの多いブエノスアイレスですが、これも同じブエノスアイレスです。でもここには蓋がされていて外からはなかなか見えません。

 

br_decobanner_20100823155556続きも読んでね!

これは余談ですが、別の廃棄物処理場ではスーパーからの食品廃棄物を載せたトラックが決められた時間に賞味期限の切れた食品を破棄しにやってきます。それをスラム街の住民に「拾わせて」いるのだそうです。一度人の手で捨てられたものを、拾って生活の糧としなくてはいけない・・・
ごみを捨てるのは簡単ですが、それを拾うのは難しいですよね。その人の尊厳に関わってくるから。

やはりふろしき普及活動の根っこにはこういう人たちの存在があることを感じていたいです。

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鼻の穴ににおいはこびりつかなかったけど「きれいはきたない、きたないはきれい」って言葉が頭にこびりつきました。
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