世田谷区弦巻の民地で異常に高い放射線量が検出された事件は、福島第一原発とは無関係であることが明らかになりました。
私も13日朝のテレビ報道でこの事件を知ったのですが、報道を見た瞬間に2つの疑問がわきました。
疑問の一つは、どうしてその場所だけで高い線量が検出されたのかということ。もうひとつは、核種が何なのか明確に語られていないことでした。この時点で、どうも怪しいと思ったんですよね。
現場は汚水を一手に集める施設とかではないので、原発事故による放射能であれば、周辺でもそれなりの線量が出ているはずです。でも、どうやらそうではないらしい。
また、原発由来ならば、十中八九「放射性セシウムを確認」となるはずなのに、報道では「高い線量を確認」としかアナウンスされていない。いい例えではありませんが、死臭が漂っている現場で「殺人事件があったに違いない」と言ってるのと一緒で、そこにもし死骸があったとしても、人間かネコかネズミかもわからない状態なわけです。
高い線量が出たのなら、それなりの検査なり分析をして、ある程度の核種の特定なり推定くらいはしてから発表となるはずだと(素人の私でも)思うのですが、どうもその辺をわざと曖昧にしたまま報道されてる気がしました。
マスコミが未確認情報で騒ぎ出すのは仕方ないとして、世田谷区長が公式に会見したとなると事態はただごとでは済まされません。もちろん、マスコミの側もその辺の「空気」は読んでいて、行政が異常を発表したのだから、結果的に誤報となっても自分たちの責任にはならないと踏んだのでしょう。
その午後には現地に専門家が乗り込んで、Twitterに状況報告をはじめました。やはり、線量だけで騒いでいたのは素人の浅はかさで、スペクトルを見るとラジウムが元ではないかという専門家の推定が私のTwitterにも流れました。
果たして、問題の放射線源はラジウムを詰めたガラス管だったようで、これなら「騒ぐ前に少し調べろや!」というだけの話でした。もちろん、放射性物質の不法投棄には間違いなく、犯人と経緯を明らかにすべき(時効の可能性も高いので処罰は無理?)問題ではあります。が、これは事件としても問題としても、原子力事業や原発とは全く関係ない話だったわけです。
まあ、世田谷区長は社民党の保坂氏なので、特定事件を針小棒大に取り上げたり、「市民」の側に立つ素振りをして「悪者」を仕立て上げるのはお手の物だということは私も重々承知していました。おそらく、区長が反原発の旗手だったということが今回の事件の主因でしょう。
残念ながら区長の思惑は外れ、この事件をもとに原子力行政や東電を悪者にすることはできなかったわけです。もし原発に関わる事象であったらさらに大騒ぎになっていたと思われますから、違っていたことで騒ぎを起こした区長が「お咎めなし」となるのは何となく腑に落ちません。とはいえ、現場から上がった報告をこのような政治的意図に利用するのがサヨク首長の手法だということはメモしておいていいでしょう。
今回の事件に限って言えばサヨク首長とマスコミがアホだったということに尽きますが、もとを正せば専門家の意見を封殺してセンセーションに走る一部のノイジーマイノリティの跋扈を許した我々にあるのではないかという気がしています。
※ブログ更新が滞り、1ヶ月ぶりのエントリとなりました。個人的に色々あったのが主な原因ですが、野田政権が旧自民党の焼き直しでありながら、あんなにひどかった菅政権のあとでは好評価せざるを得ない今の状況や、「放射能汚染」に関する現在の過度な風潮に呆れてしまってしばらく更新もできないでいました。
またいつ更新できるのかわかりませんが、時間があればTwitterでは細々と意見を書いていますので、そちらもご覧になって下さいませ。
私も13日朝のテレビ報道でこの事件を知ったのですが、報道を見た瞬間に2つの疑問がわきました。
疑問の一つは、どうしてその場所だけで高い線量が検出されたのかということ。もうひとつは、核種が何なのか明確に語られていないことでした。この時点で、どうも怪しいと思ったんですよね。
現場は汚水を一手に集める施設とかではないので、原発事故による放射能であれば、周辺でもそれなりの線量が出ているはずです。でも、どうやらそうではないらしい。
また、原発由来ならば、十中八九「放射性セシウムを確認」となるはずなのに、報道では「高い線量を確認」としかアナウンスされていない。いい例えではありませんが、死臭が漂っている現場で「殺人事件があったに違いない」と言ってるのと一緒で、そこにもし死骸があったとしても、人間かネコかネズミかもわからない状態なわけです。
高い線量が出たのなら、それなりの検査なり分析をして、ある程度の核種の特定なり推定くらいはしてから発表となるはずだと(素人の私でも)思うのですが、どうもその辺をわざと曖昧にしたまま報道されてる気がしました。
マスコミが未確認情報で騒ぎ出すのは仕方ないとして、世田谷区長が公式に会見したとなると事態はただごとでは済まされません。もちろん、マスコミの側もその辺の「空気」は読んでいて、行政が異常を発表したのだから、結果的に誤報となっても自分たちの責任にはならないと踏んだのでしょう。
その午後には現地に専門家が乗り込んで、Twitterに状況報告をはじめました。やはり、線量だけで騒いでいたのは素人の浅はかさで、スペクトルを見るとラジウムが元ではないかという専門家の推定が私のTwitterにも流れました。
果たして、問題の放射線源はラジウムを詰めたガラス管だったようで、これなら「騒ぐ前に少し調べろや!」というだけの話でした。もちろん、放射性物質の不法投棄には間違いなく、犯人と経緯を明らかにすべき(時効の可能性も高いので処罰は無理?)問題ではあります。が、これは事件としても問題としても、原子力事業や原発とは全く関係ない話だったわけです。
まあ、世田谷区長は社民党の保坂氏なので、特定事件を針小棒大に取り上げたり、「市民」の側に立つ素振りをして「悪者」を仕立て上げるのはお手の物だということは私も重々承知していました。おそらく、区長が反原発の旗手だったということが今回の事件の主因でしょう。
残念ながら区長の思惑は外れ、この事件をもとに原子力行政や東電を悪者にすることはできなかったわけです。もし原発に関わる事象であったらさらに大騒ぎになっていたと思われますから、違っていたことで騒ぎを起こした区長が「お咎めなし」となるのは何となく腑に落ちません。とはいえ、現場から上がった報告をこのような政治的意図に利用するのがサヨク首長の手法だということはメモしておいていいでしょう。
今回の事件に限って言えばサヨク首長とマスコミがアホだったということに尽きますが、もとを正せば専門家の意見を封殺してセンセーションに走る一部のノイジーマイノリティの跋扈を許した我々にあるのではないかという気がしています。
※ブログ更新が滞り、1ヶ月ぶりのエントリとなりました。個人的に色々あったのが主な原因ですが、野田政権が旧自民党の焼き直しでありながら、あんなにひどかった菅政権のあとでは好評価せざるを得ない今の状況や、「放射能汚染」に関する現在の過度な風潮に呆れてしまってしばらく更新もできないでいました。
またいつ更新できるのかわかりませんが、時間があればTwitterでは細々と意見を書いていますので、そちらもご覧になって下さいませ。

