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かねてから城繁幸氏は消費税増税が若者のためになると訴えていました。
それに対して、私は「歳出削減が徹底できない限り増税はいけない」と思っています。小泉首相が「自分の任期中には増税は許さない」と言っていたのには理由があって、増税を認めた途端に財政規律が失われるーーと同時に改革意欲も消滅するーーのが霞が関の習性だからだ、という説明でした。
小遣いを増やせば無駄遣いをしてしまうーーまるで子供扱いですが、小泉首相は霞が関など子供と同じだという認識でいたのでしょう。そしてそれは、正しかったと私は感じています。
増税の提案は国民に人気がないので「勇気ある政治家、責任感ある政治家」という評価を得ると言われています。しかし、小黒一正氏のコラムを見ると、増税に反対なのは若年層であることがわかります。今や圧倒的な票数を誇る高齢者は、増税してもいいから福祉を増進して欲しいと思っているわけです。
それはなぜか?答えは簡単です。
所得税にせよ、消費税にせよ、税率が上がったときに大きな負担を強いられるのは現役世代です。現役世代は高齢者に比べると、所得に占める給料の割合も大きい(ほぼ100%でしょう)し、消費も旺盛にならざるを得ません。
高齢者には不要な支出が、子育て期には膨大にかかります。子供の養育費・教育費は言うに及ばず、マーホームやマイカーを取得するのもこの時期です。家族旅行ひとつとっても、親は子供の費用まですべて負担しなければならないし、子育て世代は仕事に追われているので、休暇を取るのも機会費用の損失になります。引退後の人は、いつ旅行に行っても仕事に差し障りないし、一番安い平日に旅行に行くなど、消費を抑えるのも簡単です。
つまり、消費税の税率アップも、相対的に消費の旺盛な現役世代の負担となる。社会保障費が主に老人に向けられる社会では、「消費税率を上げて社会保障財源とする」はすなわち「若者から搾取して老人に配る」のと大差ないのです。
だから、若者は増税よりも自己負担率のアップをして欲しいと考えます。若者の場合、自分が健康で、医者にかかる必要が少なく、仕事もすぐに見つかりそうだという自信の現れでもありますが、これまで日本が「低負担高福祉」を負担先送りで実現してきたことを思えば、これから増税するのはアンフェアだと感じるのが普通の感覚でしょう。「増税するなら20〜30年前にさかのぼってやってくれ」というのが正直なところだと思います。
みんなの党が増税に反対するのには2つ理由があると思います。そのひとつは、日銀がお金を刷れば景気回復して税収がアップするというもので感心しませんが、もうひとつの老人向け社会保障費の見直しは、大いに支持したいと思います。
冒頭に紹介したツイートの通り、みんなの党は参議院本会議の代表質問の中で、老人向け社会保障費に斬り込む提案をしました。これは是非詳しい人に聞きたいところですが、国会で公党がこうした提案をするのは戦後初ではないでしょうか?
「老人は弱者」という世間の刷り込みがあり、また大票田である老人層に負担を求めるのは、どこの政党にとってもタブーです。これをわずかにいじっただけの小泉政権がすべての政党(おそらく現在の自民党も含む)から「弱者切り捨て」などと言われるのも、老人層の政治的インパクトを思えば当然のことです。
その中で、みんなの党だけが増税に代わる政策として老人向け社会保障費の見直しを訴えています。「徹底した歳出削減」というと、土木工事や天下りといったところに関心が向きがちですし、それはそれで大事な争点ではありますが、社会保障費こそが本丸です。ここに取り掛かる政党がひとつでも出てきたことに、現役世代と将来世代の皆さんは期待していいと思います。


2011/09/01 19:24:49
推奨 :つまり、「反増税」とは「社会保障の削減」を意味するはずである。「反増税」の立場に立つにもかかわらず、社会保障費の削減を主張しない政治は無責任である。 http://t.co/Di6PrVu
推奨 :つまり、「反増税」とは「社会保障の削減」を意味するはずである。「反増税」の立場に立つにもかかわらず、社会保障費の削減を主張しない政治は無責任である。 http://t.co/Di6PrVu

2011/09/01 20:21:58
誤算だったのは、唯一「小さな政府」を掲げていた某党が、社会保障カットどころか消費増税すら否定する老人翼賛政党だったことかな。自由市場じゃなくて老人至上って感じだ。
誤算だったのは、唯一「小さな政府」を掲げていた某党が、社会保障カットどころか消費増税すら否定する老人翼賛政党だったことかな。自由市場じゃなくて老人至上って感じだ。

2011/09/01 20:40:22
みんなの党なら、桜内文城議員が代表質問で老人向け社会保障費の見直しを提言していますよ。ブログ http://ow.ly/6ixC6 質問PDF(18ページ最下段から該当部分) http://ow.ly/6ixDk RT @joshigeyuki:「小さな政府」を掲げていた某党
みんなの党なら、桜内文城議員が代表質問で老人向け社会保障費の見直しを提言していますよ。ブログ http://ow.ly/6ixC6 質問PDF(18ページ最下段から該当部分) http://ow.ly/6ixDk RT @joshigeyuki:「小さな政府」を掲げていた某党

2011/09/01 21:00:38
みんなの党の柿沢未途議員も年金の積立方式への移行を訴えています。老人翼賛政党とは言いすぎでしょう。 http://ow.ly/6iyI1 @joshigeyuki
みんなの党の柿沢未途議員も年金の積立方式への移行を訴えています。老人翼賛政党とは言いすぎでしょう。 http://ow.ly/6iyI1 @joshigeyuki
かねてから城繁幸氏は消費税増税が若者のためになると訴えていました。
それに対して、私は「歳出削減が徹底できない限り増税はいけない」と思っています。小泉首相が「自分の任期中には増税は許さない」と言っていたのには理由があって、増税を認めた途端に財政規律が失われるーーと同時に改革意欲も消滅するーーのが霞が関の習性だからだ、という説明でした。
小遣いを増やせば無駄遣いをしてしまうーーまるで子供扱いですが、小泉首相は霞が関など子供と同じだという認識でいたのでしょう。そしてそれは、正しかったと私は感じています。
増税の提案は国民に人気がないので「勇気ある政治家、責任感ある政治家」という評価を得ると言われています。しかし、小黒一正氏のコラムを見ると、増税に反対なのは若年層であることがわかります。今や圧倒的な票数を誇る高齢者は、増税してもいいから福祉を増進して欲しいと思っているわけです。
それはなぜか?答えは簡単です。
所得税にせよ、消費税にせよ、税率が上がったときに大きな負担を強いられるのは現役世代です。現役世代は高齢者に比べると、所得に占める給料の割合も大きい(ほぼ100%でしょう)し、消費も旺盛にならざるを得ません。
高齢者には不要な支出が、子育て期には膨大にかかります。子供の養育費・教育費は言うに及ばず、マーホームやマイカーを取得するのもこの時期です。家族旅行ひとつとっても、親は子供の費用まですべて負担しなければならないし、子育て世代は仕事に追われているので、休暇を取るのも機会費用の損失になります。引退後の人は、いつ旅行に行っても仕事に差し障りないし、一番安い平日に旅行に行くなど、消費を抑えるのも簡単です。
つまり、消費税の税率アップも、相対的に消費の旺盛な現役世代の負担となる。社会保障費が主に老人に向けられる社会では、「消費税率を上げて社会保障財源とする」はすなわち「若者から搾取して老人に配る」のと大差ないのです。
だから、若者は増税よりも自己負担率のアップをして欲しいと考えます。若者の場合、自分が健康で、医者にかかる必要が少なく、仕事もすぐに見つかりそうだという自信の現れでもありますが、これまで日本が「低負担高福祉」を負担先送りで実現してきたことを思えば、これから増税するのはアンフェアだと感じるのが普通の感覚でしょう。「増税するなら20〜30年前にさかのぼってやってくれ」というのが正直なところだと思います。
みんなの党が増税に反対するのには2つ理由があると思います。そのひとつは、日銀がお金を刷れば景気回復して税収がアップするというもので感心しませんが、もうひとつの老人向け社会保障費の見直しは、大いに支持したいと思います。
冒頭に紹介したツイートの通り、みんなの党は参議院本会議の代表質問の中で、老人向け社会保障費に斬り込む提案をしました。これは是非詳しい人に聞きたいところですが、国会で公党がこうした提案をするのは戦後初ではないでしょうか?
「老人は弱者」という世間の刷り込みがあり、また大票田である老人層に負担を求めるのは、どこの政党にとってもタブーです。これをわずかにいじっただけの小泉政権がすべての政党(おそらく現在の自民党も含む)から「弱者切り捨て」などと言われるのも、老人層の政治的インパクトを思えば当然のことです。
その中で、みんなの党だけが増税に代わる政策として老人向け社会保障費の見直しを訴えています。「徹底した歳出削減」というと、土木工事や天下りといったところに関心が向きがちですし、それはそれで大事な争点ではありますが、社会保障費こそが本丸です。ここに取り掛かる政党がひとつでも出てきたことに、現役世代と将来世代の皆さんは期待していいと思います。




すぐに着手しなければいけない問題が山積していますが、どの問題も重箱の隅をつつくような改革しかなされず、改善の傾向が見られません。
年金も、消費税も、公務員改革も。
みんなの党には期待しています。
付和雷同の人にならないように、しっかり知識を蓄えて活用していかないといけないですね。
と言いつつ、故郷求めてさんやstaroさんのブログを見て、調べるキッカケを探してます。
流石に、一から調べる力がまだまだorz
話変わって、みんなの党では、松田公太氏が好きです。あと経営者としての経験があるので、それを活かして、自民党の西田さんのようにゴリゴリと発言して欲しいです(笑)
ニコ動では、「副音声、時々、主音声:西田」にはめっちゃ笑いました。