カフェ こぐま@東向島アジアン本舗餃子@金町

2011年01月05日

中華料理 生駒軒@東向島5

10-09-05訪問
(写真)ラーメン 全景
中華料理生駒軒:①ラーメン500円全景100905
(写真)ラーメン 拡大
中華料理生駒軒:②ラーメン500円拡大100905
(写真)ラーメンの麺
中華料理生駒軒:③ラーメン500円の麺100905
カフェ こぐま、で、ひよこ豆のカレーと水出しアイスコーヒーを楽しんだ後、来た道を戻り、水戸街道(国道6号線)方向に鳩の街を歩いて行った。

ふと、鳩の街の入口にある中華料理店、生駒軒、が、目に留まった。
この向島界隈では、生駒軒という中華料理屋を目にする事が非常に多い。
思い返してみると、台東区、葛飾区、足立区といった城東地域自体でよく見掛ける様な気がする。
いやいやまてよ、そう言えば、中央区でも結構見掛けた事がある…。

何れも、昔ながらの街場のラーメン屋といった感じの、こじんまりとした個人経営の店であり、個々の店には、それ程共通点の様な物は見られない。
つまり、昭和後期から急速に増えた、フランチャイズ方式の店ではないと思われる。

また、どこかに本店があり、その支店群を目にしている訳でもなさそうである。

このブログでも何軒かをご紹介している、洋食店の三好弥、や、藪蕎麦、の様に、次々と暖簾分けして行ったのかも知れぬ。(最後にご紹介しよう)

店の前に立ち止まってそんな事を考えていると、入ってみたくなった。
一度、ラーメンを食べてみるか…と、暖簾を潜る。

「いらっしゃい。」「いらっしゃいませ。」
店の奥から相次いで、声が掛かった。
どうやら、厨房と客席に居る中高年のご夫婦が切り盛りしている店の様である。
そのお二人の声であった。

店は、4人掛けテーブル席が4つ、3人掛けテーブル席が2つが奥に向かって並ぶ、個人経営店らしい、こじんまりとした店である。

そんな店内に、中年の女性客が2人、それぞれのテーブルに着いていた。
買い物帰りと思われる1人は、買い物袋を横に置いてラーメンを食べていたのだが、もう1人は、特に荷物も無く、餃子を肴に瓶ビールを飲んでいる。
ご機嫌な様子で接客担当の奥さんと話しながら、メンマの追加をしたりしている。(苦笑)

下町らしくて良いなあ…と、僕も飲みたいところをグッとこらえ、席に着いた。
「何、なさいます?」奥さんが冷たい水を持って来てくれる。

●ラーメン 500円

「ラーメン1つ!」奥さんが厨房に注文を通す。
「はいよ!」厨房からご主人が応える。

暫く店内のテレビを観て待つ内に、「お待ちどう様。」
奥さんがラーメンを運んで来てくれた。

テーブルに置かれた丼からは、湯気と共に、良い匂いが立ち昇る。

先ずはスープを一啜り。
やや濁りのある鷄がらスープは、あっさりとして懐かしい味である。
僕が幼稚園や小学生の頃に食べたラーメンは、先ず間違いなく鶏がらスープであった。
その、味がする。
勿論、化学調味料を使っているが、それも含めて懐かしい味、なのだ。

そして麺は、中太の真っ直ぐな物。
色は白っぽい感じで、適度な歯応え…そんな麺である。
これも、あの頃最も普通に使われていた麺であり、懐かしい物である。

あの当時、縮れ麺は袋入りの新興インスタントラーメンの象徴で、生麺と言えば縮れの無い物であった。
そうそう、インスタントでも、老舗の龍が目印のマルタイラーメンは、真っ直ぐな乾麺を売っていた。(マルタイラーメンは今でも売っている。)

その後、僕が中学生の頃からだと思うが、その直麺を手揉みしてから茹でる手揉み麺を看板にする新しい店が出て来て人気となり、やがて製麺時から縮れを出した縮れ麺が隆盛を迎える事となる。

現在でも、時々、この店の様に古くからやっている街のラーメン屋で、縮れの無い昔ながらの麺に出会う事があり、嬉しくなったりする。

丼の上には、小振りで肉の歯応えが良い叉焼の他に、ナルト、メンマ、板海苔、刻み葱、が載っている。


懐かしい味の、ラーメンであった。


最後に、生駒軒についての薀蓄をたれよう。(笑)

『生駒軒は、生駒軒のれん会に属する暖簾分けの店で、生駒相互親睦会の会員であり、「生駒軒」の3文字が丸い円の中に入る商標(マーク)を使用している。』

これが、生駒軒のれん会に属している生駒軒、である。
偶然に生駒軒を名乗っている、のれん会とは無関係の店もあるので、商標の使用で区別すると良い。

さて、暖簾分けで増えた事は判ったが、発祥の店である総本家は何処か?
それは、人形町 生駒軒、である。

暖簾分けされた店は、当然、本家のやり方を受け継ぐもので、以下の様な特徴が、のれん会に属する生駒軒には受け継がれているらしい。

1.児玉製麺所の麺を使う。
2.ラーメンの価格は500円。
3.具は、若布、叉焼、メンマ、長葱、の4つを基本とする。
4.テーブルに梅干の壷を置く。


因みに、この日訪れた生駒軒は、のれん会に属する丸い商標を掲げる店であった。
卓上に梅干の壷はあったが、具はアレンジしていた様である。

生駒軒 ( 曳舟 / 中華料理その他 )
★★★★★5.0
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【店舗紹介】

中華料理生駒軒:店①外観100905(写真)店舗外観

店は、水戸街道(国道6号線)から鳩の街通り商店街に入って、直ぐ左、である。
何処にでもある、地味で目立たない、極普通の、そんな外観。

生駒軒を名乗る店は、何れもそんな雰囲気の店である。
地元に密着し、地元の生活の一部になっている、店なのだ。

生駒軒のれん会の証しである丸く生駒軒の文字をデザインした商標が、軒先に下がる白い暖簾に染め抜かれている。
写真をクリックして拡大し、確認してみて欲しい。
お解かり頂けるだろうか。
中華料理生駒軒:店②店内の様子100905(写真)店内の様子




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(写真)品書き
中華料理生駒軒:店③品書き全景100905


furutone at 00:00│Comments(2)TrackBack(0) 鐘ケ淵・東向島・八広・曳舟 

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この記事へのコメント

2. Posted by 古利根   2011年01月05日 20:32
群龍様

明けましておめでとうございます。

そうですね、近くですと6号線を挟んで反対側にもありますよね。
何せ生駒軒は多いので、行き当たりばったりで宜しいんじゃないでしょうか・・・。
藪蕎麦と同様に、とても全部訪問しようという気にはなりません。(苦笑)

因みに、額縁を確認するのは忘れてしまいました。(汗)

今年も宜しくお願い致します。
1. Posted by 群龍   2011年01月05日 19:48
遅ればせながら新年おめでとう御座います。
旧年に引き続き古利根様独特の着眼点を見習い、
参考にさせて頂ければと思っておる次第です。

さて、生駒軒、、私も予てから時間の許される限り、
訪問してはおるのですが、如何せん店が多い、、、
行き当たりばったりで訪ねるといった感じですが、
東向島界隈は2軒程ありましたね。(確か)
今回のお店、暖簾会の額縁はありましたか?
品書きは、まさに生駒軒独特のものとお見受けしましたが、、、

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