2010年11月

2010年11月30日

手打うどん 天下一@鶯谷5

10-08-06訪問
(写真)鳥せいろ 全景
手打うどん天下一:?鳥せいろ600円全景100806
(写真)熱い鳥浸け汁 拡大
手打うどん天下一:?熱い鳥浸け汁拡大100806
(写真)せいろうどん 拡大
手打うどん天下一:?せいろうどん拡大100806
喫茶とみーを出た僕は、この日の目的地としていた言問通り沿いの手打うどん店、天下一、を訪問した。
開店時間に合わせて向かったので、僕が口開けの客であった。

暖簾を潜ると、入口から奥に延びる通路を挟んで、左手に厨房とカウンター席が7つ、右手に4人掛けテーブル席が4つ、並んでいる。
店内の室礼は民芸調で、接客に出てくれた奥さんも、そんな身なりをしている。
厨房にはご主人が居り、僕の注文を受けると早速調理に取り掛かる。

少しすると、外からお爺ちゃんが入って来た。
3人の様子からすると、ご夫婦の父上である。
どうやら、この3人で店を切り盛りしているらしい。

品書きを見ると、酒の肴となる一品料理も各種あり、夜は居酒屋使いも出来る様である。

●鳥せいろ 600円

注文をすると、「少しお時間を頂きます。」と奥さんに言われたが、構いませんよ、と受けて待つ。
うどんの茹で時間は10分少々。
ご主人はタイマーをセットして時間を計っており、その間に、鶏汁に火を入れたり、器を出したりと、準備を進める。
柔らかいが延びのあるうどんは、つるつるで喉越しもよく、美味い。

待つ事暫し、奥さんがうどんを運んで来てくれた。
すのこの敷かれた大きな平皿に、たっぷりとうどんが盛られている。
鶏汁の器も大振りな物で、なみなみと注がれている。
これで600円とは、実に安い。

うどんを啜りこんでみると、おお、僕が長年通った亀有駅北口の、琴ひら、に通じるうどんではないか。
やや平打ちのうどんは、一見すると柔らかい物に思えるが、実によく伸び、弾力に富んでいる。
柔らかいのに、腰があるのである。
よく踏み込んでしっかり寝かせた生地にしか、この弾力は出せない。
豊富なグルテンの成せる業。

そして、濃く熱い浸け汁がまた実に美味い。
鶏肉は箸で解れる程によく煮込まれており、浸け汁に旨味と鳥の脂が十分に出ている。
そんな柔らかくて美味い鶏肉が、惜しげも無くゴロゴロと入っている。
葱も柔らかくなるまで煮込まれており、汁がよく滲みてトロトロ。
この鶏汁で日本酒を飲むと、さぞ美味いだろうなあ…そう思える鶏汁なのである。

普通盛でも十分たっぷりと盛られているのだが、美味い美味いと食べ終えてしまうと、もっと食べたいと思える一品であった。
大盛が無料なのを後で知り、後悔した次第である。

他のうどんも是非また食べに来たいと思わせる、美味いうどん屋であった。

天下一 ( 鶯谷 / うどん )
★★★★★5.0
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furutone at 00:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 鶯谷・根岸・入谷 

2010年11月29日

喫茶とみー@入谷5

10-08-06訪問
(写真)モーニングブレンドと玉子トースト 全景
喫茶とみー:?モーニングブレンド300玉子トースト480全100806
(写真)モーニングブレンド
喫茶とみー:?モーニングブレンド300円100806
(写真)玉子トースト
喫茶とみー:?玉子トースト480円100806
この日は浅草に車を停めて、言問通りを歩いて鶯谷駅まで行く事にした。
途中、入谷交差点近くにある喫茶店、とみー、に立ち寄る事にした。

言問通りを歩く度に、平仮名で、とみー、と書かれたこの店のテントが目に留まり、ずっと気になっていたのだった。
ドアを開けると、「いらっしゃい。」と、奥さんなのであろう、明るく声を掛けてくれた。
カウンター席には常連らしい男性が座わり、厨房にはご主人らしき男性が居た。

どうやら店は、この中年のご夫婦で切り盛りしている様である。
すると、とみー、とは、若き日のご主人の愛称だったのかも知れぬ。

窓際の席に着き、周囲を見回す。
こじんまりとした喫茶店である。
カウンター上にはセキセイインコがおり、常連客を相手に、色々な話しをしている。(笑)

店内には小さくクラシックが流れ、窓際から射し込む真夏の陽射しが、店内を照らしていた。

●モーニングブレンド 300円
●玉子トースト 480円

この店のモーニングは、珈琲、紅茶の値段が300円と割安になるもの。
食事には、名前に惹かれ、玉子トーストを選んでみた。

玉子トーストは、ふっくらとバターで焼かれた玉子と薄切りの胡瓜が、トーストされた食パンに挟まれる、トーストサンドである。
パンの内側にはうっすらと芥子が塗られており、全体の味をピリッと締まったものにしている。
一緒に塩を出してくれたので、トーストに振り掛けて食べる。
なかなか美味い。

サンドイッチに塩を添えてくれる喫茶店は、今風のカフェではなく、昭和の匂いのする喫茶店である。
この店も、そんな懐かしい匂いのする、喫茶店であった。
夏休みの金曜日の朝の一コマ、である。

喫茶とみー ( 入谷(東京) / 喫茶店 )
★★★★★5.0
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furutone at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 鶯谷・根岸・入谷 

2010年11月28日

PINの店@新中野5

10-11-28試食
(写真)PINの店のクリームチーズ入りクロワッサンと小さなクロワッサンと舞い鶴のぶどうパン小 全景
PINの店1
(写真)PINの店のクリームチーズ入りクロワッサンと小さなクロワッサン 拡大
PINの店2
(写真)PINの店のクリームチーズ入りクロワッサン 断面
PINの店3
今日11月28日は、良く晴れた小春日和の日曜日であった。

そんな暖かい午後、上野駅から直ぐの所にあるタイ料理店で、東京グルメ2010年忘年会が行われ、僕も久しぶりに参加させて頂いた。(※)
総勢17名、いや18名か…が集まる盛大な会であった。

その場において、お勧めの新中野のパン屋のパンを、手土産に持って来て下さった女性メンバがおられた。
その場で頂いたパンの袋を覗いて見て、大小のクロワッサンか…と、それ程気にも留めなかったのだが、帰ってから晩ご飯に食べてみて、美味かったので早速アップする事にした。

何せ、未だに8月の訪問記をアップしている状況なので、このまま順番にアップしていてはこのパンの感想をアップするのは来年の3月頃になってしまうかも知れぬ。
それでは下手い(まずい)。
わざわざ手土産にもって来てくれた彼女の志に報いる事が出来ぬ…という訳である。

さて、食べるに当って、軽く温める程度にトーストして食べたのだが、このクロワッサン、ただのクロワッサンではなかった。

特に驚いたのは大きい方。
やけに大きなクロワッサンだな…と思ったのだが、齧り付いてみると、何と、クリーズチーズが中に巻き込まれている。
甘酸っぱいクリームチーズと、ほんのりと甘味のある生地の取り合わせの美味い事、美味い事。
表面には甘い飴状の物が塗られており、この甘さも上品でとても良い。

…折角のお土産を、僅か3口で、食べてしまった。(笑)

そして小さい方のクロワッサン。
一口クロワッサンといった風情なので、1口でパクリ。(笑)
ストレートに生地の美味さを味わう事が出来た。

これだけでは、ちと、足りないので、先日アップした湯島の店、Coffeeとぶどうパンの店 舞い鶴、のぶどうパン小…昨日買い求めた物の食べ残しなのだが、これにもバターをたっぷり塗ってトーストして食べた次第。

お土産ありがとうございました。
美味しく頂きました。

(※)
 ご存知の方もおられるかも知れぬが、東京グルメはライブドアグルメの前身で、ある方の個人運営のグルメサイトであった。
 しかし個人運営の悲哀で、東京グルメは当時勢力を拡大していたライブドアに買収され、ライブドアグルメとして東京都を皮切りにして全国を地域とする形に範囲を拡げて来たのだが…ご存知の通り、後発クチコミサイト「食べログ」の後塵を拝する状況になっており、残念である。
 この忘年会は、ライブドアグルメの前身である東京グルメのメンバーが集まるオフ会であった。

PINの店 ( 新中野 / パン )
★★★★★5.0
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furutone at 18:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0) その他の街 

珈琲 王城@上野5

10-08-05訪問
(写真)アイスコーヒーとホットドックS 全景
珈琲王城:?アイスコーヒー550円ホットドックS300円全景100805
(写真)アイスコーヒー 全景
珈琲王城:?アイスコーヒー550円全景100805
(写真)ホットドックS 全景
珈琲王城:?ホットドックS300円全景100805
休日の昼下がり、湯島から上野を散策した帰り道に、一休みで立ち寄った。
この王城は、上野界隈に何店かある、老舗喫茶店の1つである。

外からは店内がよく見えないが、店内はゆったりと広く、間隔を十分に取って並ぶソファーシートが、昭和の喫茶店隆盛期の雰囲気を今に伝えている。

クラシック音楽が静かに流れる店内は、外の喧騒とは全く隔絶した空間となっており、ゆったり寛ぐ事が出来る。

●アイスコーヒー 550円
●ホットドックS 300円

ホットドックには、小振りなSサイズと普通のサイズがあるのだが、今回はSサイズを選んだ。
しっかりとマスタードの効いたホットドックは、大人の味。
ここが、子供の来る所ではない事を主張している。
なかなか美味かった。

アイスコーヒーもしっかりと濃く、深い味わいである。

(写真)ホットドックS 拡大
珈琲王城:?ホットドックS300円拡大100805

珈琲 王城 ( 京成上野 / 喫茶店 )
★★★★★5.0
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furutone at 00:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 上野・稲荷町・三筋 

2010年11月27日

建設中のスカイツリー写真 2010年9月25日~11月21日

久しぶりに、撮り貯めた建設中のスカイツリー写真をアップしようと思う。
明日は良い天気のようでもある事だし、皆さん、スカイツリー見学に行かれては如何であろう?

先ずはムーディーな写真から。(笑)

(写真)平成22年9月25日 夕映えに紅く染まる浅草寺観音堂横から見たスカイツリー
100925浅草寺観音堂横から見たスカイツリー
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furutone at 22:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 建設中のスカイツリー写真集 

そば処 甲州屋@浅草4

10-08-05訪問
(写真)もりそば 全景
そば処甲州屋:?もりそば550円全景100805
(写真)もりそば 拡大
そば処甲州屋:?もりそば550円拡大100805
千代乃家を出た僕は、言問通りでタクシーを拾って千束商店街を抜けて帰ろうと、ひさご通りに向かったのだった。
ひさご通りに差し掛かったところで、そば処 甲州屋、に明かりが点いているのが目に留まった。

〆に蕎麦でも手繰るか…と、暖簾を潜る事にした。

この甲州屋は、以前の昭和の匂いの色濃く残る建物から、すっかりお洒落な硝子張りの建物に変ってしまい、残念ながら以前の情緒が無くなってしまった。

【★下町外飯徒然草★掲載の以前の建物での訪問記】
甲州屋@浅草

立替まで紆余曲折があったのであろう、更地になってから時間が掛かった。
まるで雰囲気の変ってしまったお洒落な店内に入ると、酒を飲んでいる客等、何人かの客が居る。

店員も、以前の様な下町の雰囲気そのままの前掛け姿の小母ちゃん達ではなく、厨房も接客も、何やら昨今のラーメン屋の様なTシャツにバンダナ姿の若い男性達である。

●もりそば 550円

夏場という季節柄香りは弱かったものの、蕎麦の風味は悪くは無い。
ただ、出された蕎麦に関して言えば、ブツブツと短く切れ過ぎており、笊の上に短く切れた蕎麦が沢山残って食べ辛かった。
繋ぎを使わぬ十割蕎麦でも、しっかりと打てば細切れにはならない事を考えると、どうも蕎麦打ちにまだ問題がある様で、腰が無いのであろう。
よく水で〆てあるため歯応えはしっかりとしているのだが、噛み応えに弾力が無い様に思えた点を考えても、そうだと思われる。
以前の店は街場の蕎麦屋に徹し、はっきり繋ぎを使った普通に美味い二八蕎麦を出していたのだが、どうやら代替わりで蕎麦の打ち方も変ってしまった様である。

つゆは江戸前で、これはなかなか美味かった。

どうやら本格の蕎麦屋を目指したらしいのだが、後少しの工夫が必要かも知れぬ。
競馬親爺が主たる客層のひさご通りで本格の蕎麦屋をやるのは、ちと厳しいかも知れぬが、頑張って欲しいものである。

甲州屋 ( 浅草(つくばEXP) / そば )
★★★★4.0
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furutone at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 浅草中央部:仲見世より西 

2010年11月26日

千代乃家@浅草5

10-08-05訪問
(写真)ホッピーとレバ刺ハーフ 全景
千代乃家:?ホッピーとレバ刺ハーフ400全100805
(写真)タンのタタキ 全景
千代乃家:?タンのタタキ700全100805
(写真)ハツ・タン・ナンコツ・シロ・カシラ 全景
千代乃家:?ハツタンナンコツシロカシラ130全100805
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furutone at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 浅草中央部:仲見世より東 

2010年11月25日

Coffee&ぶどうパンの店 舞い鶴@湯島5

10-08-05訪問
(写真)ぶどうパンとコーヒーセット 全景
舞い鶴:?ぶどうパンとコーヒーセット550全100805
(写真)アイスコーヒー 拡大
舞い鶴:?アイスコーヒー拡大100805
(写真)ぶどうパン 拡大
舞い鶴:?ぶどうパン拡大100805
(写真)ぶどうパン 断面
舞い鶴:?ぶどうパン断面100805
川中島うどん店を出た僕は、モーニングコーヒーでも飲むか…と、湯島天神下交差点方向に向かった。
確かこの辺りに以前入った事のあるコーヒーの飲めるパン屋があった…と、歩いて行くと、あったあった、可愛らしい店が。

店の名は、Coffee&ぶどうパンの店 舞い鶴、という。
昭和55年創業の喫茶店だったのだが、湯島天神下に移転してから葡萄パンを前面に出したパン屋兼喫茶店になったという。
店は、小肥りで話し好きな可愛いお婆ちゃんが仕切っており、気の良さそうなお爺ちゃんが葡萄パンの配達を行っている。

店内には、葡萄パンやラスク、その他惣菜パン等が棚に並べられて販売されているのだが、これらのパンは、店内でも飲み物とセットで食べる事が出来る。
(飲み物だけの注文は出来ない。)

看板商品の葡萄パンは大きさにより大小があり、大が一斤600円、小が一斤350円である。

●葡萄パンとアイスコーヒーのセット 550円

葡萄パン小を5センチ程に分厚く切り、バターを塗って軽くトーストしてある。
ふっくらモチモチしたパン生地には、こぼれんばかりに干し葡萄が渦巻状に練り込まれ、これが軽くトーストされ温められ、バターの塩気が加わる事で甘酸っぱさが倍増して、滅法美味い。
何せ、400gのパン生地に200gも干し葡萄が入っているのだ。

実は、僕は葡萄パンがあまり好きではない。
どちらかと言えば、嫌いの部類に入る。
完熟していない緑色の葡萄や干し具合が不十分な葡萄が混じっていたりすると、もう何だかすっかり食べる気が失せてしまう。
それが嫌で、買ってまで食べる気がしないのだ。
しかし、この店の葡萄パンだけは別である。
完璧、なのだ。
これ程丁寧に作られた美味い葡萄パンには、お目に掛かった事が無い。
葡萄パン嫌いの僕が言うのだから、嘘ではない。

実際この店は、店内での販売というよりも、葡萄パンを得意先にお爺ちゃんが配達する事で、収入を得ている。
そして驚く無かれ、お爺ちゃんは、毎朝、宮内庁へも配達に行っている。

僕が訪れたこの朝も、最初お爺ちゃんの姿は見えず、僕が食べ終わってお婆ちゃんと世間話をしているところに、「朝から暑くて参ったよ。」と、空になったパン箱を持って戻って来た。
諸兄も、この店の特徴的な葡萄パンを、何処かで目にしているかも知れぬ。

普通の葡萄パンの他に、火曜日と金曜日限定で焼かれる巨峰入り天然酵母葡萄パンというのもあるのだが、お婆ちゃんによると「直ぐに売り切れちゃうから、予約を入れておいてくれた方が良いわ。」との事であった。

舞い鶴 ( 湯島 / 喫茶店 )
★★★★★5.0
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furutone at 00:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 上野広小路・湯島・末広町 

2010年11月24日

讃岐うどん 川中島@湯島5

10-08-05訪問
(写真)ぶっかけ 全景
川中島うどん店:?ぶっかけ440円全景100805
(写真)ぶっかけ 拡大
川中島うどん店:?ぶっかけ440円拡大100805
(写真)川中島のうどん
川中島うどん店:?川中島のうどん100805
この日は夏休みの木曜。
朝から猛暑である。

そんな猛暑の中、僕は朝から湯島に来ていた。
冷たいうどんが食べたくて、湯島中坂下交差点にある、讃岐うどん 川中島、を訪問したのだった。
久しぶりの訪問である。

【★下町外飯徒然草★掲載の過去の訪問記】
讃岐うどん 川中島@湯島

店は奥に向かって鰻の寝床式に長い造りで、カウンター席が奥に向かって延びている。
そのカウンター席の入口寄りに腰を下ろし、ぶっかけ、を注文した。
店を預かるのは小母ちゃん1人である。

●ぶっかけ 440円

朝一番の客という事もあって、グリグリと捻りの強い、四角い断面でピンとエッジの立った、出来立てのうどんにありつく事が出来た様である。
早起きは三文の得。

歯応えは、モチモチグニュグニュとしたグルテン豊富な延びる物というよりは、硬目の素朴な物だが、不満は無い。
グルテンをしっかりと作るには、十分な踏み込み作業と、しっかりと寝かせる時間を取る必要がある訳で、こういう店にそこまで望むのは、土台無理というものである。

カボスを絞った冷たいつゆの爽やかな味わいも心地良く、あっという間にお腹に収まってしまった。

川中島うどん店 ( 湯島 / うどん )
★★★★★5.0
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2010年11月23日

キッチン城山@浅草5

10-08-01訪問
(写真)ハンバーグとアジフライ定食 全景
キッチン城山:①ハンバーグとアジフライ定食1000全100801
(写真)ハンバーグ 拡大
キッチン城山:②ハンバーグ拡大100801
(写真)アジフライ 拡大
キッチン城山:③アジフライ拡大100801
先日訪問記を掲載した、どぜう飯田屋、を出た足で向かったのが、このキッチン城山、であった。
この店の存在は、当然の事ながらもう何年も前から知っていたのだが、どうも間が悪く、店の前を通り掛った時には開店前であったり、店が開いているかと思えば僕のお腹が一杯であったりと、なかなか訪問の機会に恵まれなかった。

そんな訳で、この日は、予め後で訪問しようと、どぜう飯田屋で満腹になる事を避けた次第。(笑)

店に入ると、先客は地元の方と思われる男性2人と、日曜の昼過ぎにも拘らず、空いていた。
厨房前カウンター席が5席、4人掛けテーブル席が3つ、2人掛けテーブル席が3つと、こじんまりとした店なのだが、
壁には、浅草演芸場や東洋館に出演したのであろう落語家やお笑い芸人達の色紙が多数飾られており、店の歴史を物語る。

厨房には真っ白な調理師服の似合うご主人が立ち、接客担当は奥さんである。

僕が席に着いた後からも、一見して地元の方と知れる1人客が、パラパラと入れ替わり立ち代り来店しては帰って行く。

●サービスランチのハンバーグと鯵フライ定食 1000円

ハンバーグは、繋ぎのない合い挽きミンチで、しっかりとした歯応えの物。
上に掛かったトマトベースのデミグラスソースの軽く爽やかな酸味とよく合って美味い。

対照的に鰺フライは、肉厚でふっくらとしている。
薄目の衣もカラリと軽く揚がっており、サクサクと軽い食感で、美味い。

添えられたナポリタンも瑞々しくて美味かったし、玉葱と若布と白菜の味噌汁も、濃くて美味かった。

想像していた通り、手を抜く事の無い、丁寧な仕事振りが好印象の、良店であった。

キッチン 城山 ( 浅草(つくばEXP) / 洋食 )
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2010年11月22日

生蕎麦 甲州屋@田原町5

10-08-02訪問
(写真)大もり 全景
生蕎麦甲州屋:?大もり560円全景100802
(写真)大もり 横景
生蕎麦甲州屋:?大もり560円横景100802

花家で焼きそば大盛を食べ終わった僕は、暫くの間、扇風機の風に吹かれながら寿四丁目(田原町)交差点の斜向かいにある蕎麦屋、生蕎麦 甲州屋、の様子を伺っていた。
色々調べてみたのだが、開店時間や定休日がはっきりしなかったのだ。

まあ日曜日が定休日という事はあるだろうが、土曜日は大丈夫だろうと山を張っていた。
しかしたまにあるのだ、土曜日を定休日にしている店が…。

やがて、開店時間と想定していた11時30分の少し前、暖簾が出されたのが確認出来たので「ご馳走様!」と、花家を飛び出た。

僕が信号待ちをしている間に、次々に客が暖簾を潜って行く。
漸く僕が暖簾を潜った時には、既に店内は半分以上埋まっていた。
なかなかの人気振りである。

長方形の店内は、4人掛けテーブル席が6つ。
通路を挟んで3つずつ、壁沿いに整然と並んでいる。
つまり混み合えば、相席が前提となる。
厨房には、お爺ちゃんを筆頭に男性3人、接客は女性1人の、家族経営である。

●大もり 560円

僕がこの店を訪問したかった理由は、蕎麦の大盛を頼んだ時の気前の良い盛り具合、であった。
そこで、大もりを頼んだ次第。

待つ事暫し、運ばれて来た大もりの蕎麦の山を目にした僕は、期待を裏切らない盛りの良さにすっかり嬉しくなってしまった。

やや細身の蕎麦は緑がかっている。
蕎麦の香りは真夏という季節柄弱いものの、しっかりとした腰があり、歯応えは十分。

つゆは甘目で鰹出汁が効いており、この店の蕎麦との相性の良い物。
美味い美味いと、思う存分蕎麦を食う愉しみを、味わう事が出来た。

接客担当の女性の愛想も良く、営業時間や定休日を聞いた際にも気持ち良く応じてくれ、「またおいで下さい。」と、笑顔で見送ってくれた。

甲州屋 ( 田原町(東京) / そば )
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(写真)大もり 拡大
生蕎麦甲州屋:?大もり560円拡大100802
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2010年11月21日

花家@田原町5

10-08-02訪問
(写真)焼きそば大盛 全景
花家:?焼きそば大盛450円全景100802
(写真)焼きそば大盛 拡大
花家:?焼きそば大盛450円拡大100802
この日は、夏休み初日の午後であった。
久しぶりに寿四丁目(田原町)交差点角にある、花家の焼きそばを食べた。

【★下町外飯徒然草★掲載の以前の訪問記】
花家@田原町

この日もカンカン照りの猛暑だったのだが、この店は入口と奥の引き戸を開け放ち、以前と変わらず数台の扇風機が勢い良く回る、自然空調である。
扇風機の自然の風に吹かれながら、焼きそばを食べる。
まるで海の家にでも来た様な、不思議なシチュエーション。(笑)

●焼きそば大盛 450円

具は、キャベツともやしのみの、何処かの海の家で出て来そうな焼きそばである。(笑)
上には、彩の青海苔が掛かる。
この店の焼きそばは薄味なので、卓上の中濃ソースをたっぷりと掛け、よく和えてから食べる事にしている。

店に入って席に着いてから、食べ終えるまでの時間は5分少々なのだが、食後のお茶をゆっくりと飲みながら、さて、お目当ての店は開いたかな…と、田原町交差点の斜向かいにある蕎麦屋の様子を伺っていた。

花家 ( 田原町(東京) / その他軽食 )
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2010年11月20日

喫茶 モア@亀有5

10-07-31訪問
(写真)ナポリタン大盛 全景
喫茶モア:?ナポリタン大盛900円全景100731
(写真)ナポリタンに付くサラダ
喫茶モア:?ナポリタンに付くサラダ100731
(写真)ナポリタン大盛 拡大
喫茶モア:?ナポリタン大盛900円拡大100731
この日は、珍しく、昼ご飯を亀有で食べる事にした。

僕が住む駅の北口側から南口側に出て、そのままテクテクとバス通りを歩いて行くと、以前から気になっていた喫茶店が見えて来た。
ここでナポリタンを食べよう…そう決めていた。

この店、初めての方は少し入り難いかも知れぬ。
昨今のお洒落なカフェの様に、通りから大きな窓ガラス越しに店内が見通せる様な造りには、なっていない。
そう…昭和期の喫茶店が持っていた猥雑な雰囲気…どこか秘密めいた、大人の隠れ家と言うか巣窟と言うか、そんな雰囲気を醸し出している。

しかし一歩店内に入ると、厨房担当の赤いバンダナを頭に被った痩身のご主人と、ポッチャリ愛嬌のある奥さんが迎えてくれる。
店は奥に向かって鰻の寝床式に長く、4人掛けテーブル席が4つ、1人用テーブル席が2つ、奥に向かって並んでいる。
因みに、1人用テーブルと4人掛けテーブルの1つは、昔懐かしいゲーム機テーブルである。

外から見た通り、店内も、昭和期の喫茶店そのものなのである。

●ナポリタン 800円 + 大盛 100円

「大盛は物凄い量だからおやめになった方が…。」と接客の奥さんに言われ、どの位かと訊ねると、「2人前は優に超えます。」との事。
僕にとっては逆効果で、そりゃますます頼まねば…と、お願いした次第。(笑)

なるほど出て来た物を見ると、その凄いボリュームに驚いた。
こりゃ、茨城県石岡市の、食べ処・呑み処 志摩、や、森樹MORIKI、のスパゲティーに匹敵するな…と、驚くと共に、喫茶店のスパゲティー好きの僕にとっては、地元亀有でこの量に出会えた事に、嬉しくなってしまった。

【食べ処・呑み処 志摩のスパゲティー大盛】
ミートスパ大盛@食べ処・呑み処 志摩
ナポリタン大盛@食べ処・呑み処 志摩
⇒志摩風辛スパ大盛@食べ処・呑み処 志摩(つい先日ご紹介したので省略…笑)
ミートソーススパゲティー大盛@森樹MORIKI

具はハム、玉葱、マッシュルーム、ピーマンで、上に彩として粉パセリが散らされている。

写真には撮っていないが、一緒に出してくれたタバスコと粉チーズを盛大に振り掛け、いざ、「食べ尽くしてくれるわ~。」by 渡辺ラオウ
(わかるかなぁ~わかんねぇだろうなぁ~ by 松鶴家千とせ(ますます解らんか…笑))

ケチャップたっぷりで味の濃い、喫茶店らしいナポリタンは粉チーズがよく絡んで美味い。
タバスコも盛大に振っているため酸味も強化され、食欲をますます刺激する。

食事には飲み物が付くので、アイスコーヒーを頼むと、これがまた大きなグラスに入っており、ガムシロップの器も大きければ、ミルクも2つ出してくれる。
これには少々驚いた。
ひょっとすると大盛を頼むと、何もかもが2人前になるのかも知れぬ。

折角出してくれたのだからとアイスコーヒーも頑張って飲んだ事もあり、すっかりお腹一杯になってしまった。

帰り際、壁の品書きにふと目を遣ると、中盛が70円増しで設定されていた。
確かに大盛は、男性でも残す方が結構居ると思われる。
あんなには食べ切れないが、お腹一杯にはなりたい…そんな声に応えての、中盛なのであろう。

喫茶 モア ( 亀有 / 喫茶店 )
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furutone at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 亀有・金町・柴又・高砂・青砥 

2010年11月19日

どぜう飯田屋@浅草5

10-08-01訪問
(写真)恵比寿ビール、どぜう丸鍋、泥鰌唐揚げ、酢の物 全景
飯田屋:?丸鍋唐揚げ酢の物全景100801
(写真)どぜう丸鍋 全景
飯田屋:?どぜう丸鍋1500円全景100801
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furutone at 00:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 浅草西部 

2010年11月18日

食べ処・呑み処 志摩@茨城県石岡市5

10-07-28訪問
(写真)志摩風辛スパ 全景
食べ処飲み処志摩:?志摩風辛スパ980円全景100728
(写真)志摩風辛スパ 横景
食べ処飲み処志摩:?志摩風辛スパ980円横景100728
(写真)志摩風辛スパ 拡大
食べ処飲み処志摩:?志摩風辛スパ980円拡大100728
(写真)ポテトサラダとキャベツ千切り 拡大
食べ処飲み処志摩:?ポテサラとキャベ千切り拡大100728
会社帰り、久しぶりに訪問した。

ボヤを出して内装を改装してから、初めての訪問。
まだビルの後方は煤で汚れており、外装の修繕を行っている最中であった。

【前回の訪問記】
食べ処・呑み処 志摩@茨城県石岡市

1階店内は、レイアウトに大きな変更は無いものの、すっかり綺麗になった。
レジカウンターも造られ、厨房を客室を仕切る壁の上部には、何と液晶テレビまで設置されている。
改装費用は大変な出費だったと思われるが、料理の価格改訂はしていない。
この店の大盛を愛する客の一人(笑)として、感謝したいと思う。

●志摩風辛スパ 780円 + 大盛 200円

味付けはバターベースに、たっぷりの粗挽き黒胡椒とラー油が使われている。
…と聞けば想像出来る通り、実に刺激的な辛さ。
しかし、これがなんとも美味いのだ。
食べ進む内に、頭頂部から、額から、首筋から、汗が滲んで来る。

具は、豚肉、キャベツ、ピーマン、マッシュルームで、麺の量は相変わらず暴力的に多いが、具も負けじと、たっぷり入っている。
これに、お約束のキャベツの千切りとポテトサラダまで付いているのであるから、野菜もかなり摂取出来て、バランスは決して悪くない。

美味い美味いと食べ終える頃には、大汗をかいてしまった。(笑)

この日初めてこのパスタを食べて以来、気に入ってしまいその後も食べている。
新装なってからは、平日の昼だけでなく、土日ともなると家族連れで大盛況の様で、頑張って欲しいと思う。

志摩 ( 石岡 / 和食その他 )
★★★★★5.0
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(写真)フォークで豪快に食べる
食べ処飲み処志摩:?フォークで豪快に食べる100728
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furutone at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 茨城県石岡市と周辺都市 

2010年11月17日

手打蕎麦処 喜久家(きくや)@お花茶屋5

10-07-27訪問
(写真)ごまだれうどん 全景
喜久家:?ごまだれうどん700円全景100727
(写真)辛味大根そば 全景
喜久家:?辛味大根そば850円全景100727

会社帰り、以前から気になっていた店を訪問する事にした。
店の名は、喜久家(きくや)、という。

お花茶屋が最寄り駅なのだが、徒歩だと少なくとも10分は掛かるといった便の悪い住宅街の中にある。
因みに亀有駅から歩くとすると、ゆうに20分は掛かる。

そんな住宅街の中で、創業30年を数える店を、現在二代目の若きご主人が手打蕎麦に拘り、引き継いでいる。
因みに蕎麦粉には、霧下蕎麦粉を使っているとの事。

平屋建ての店内は個人店としては広々としており、4人掛けテーブル席が5つ、2人掛けテーブル席が1つ、4人座れる小上がり席が4つ、十分な間隔を取って配置されている。

今回は、初めての訪問と言う事で、自慢の蕎麦と合わせてうどんも味わってみた。

●辛味大根そば 850円

夏期限定の一品。
細身の蕎麦は更科と言う事だが、薄く茶色味を帯びており、星は見えないが手打蕎麦らしいざらつきが感じられる物。
歯応え、喉越しも良く、真夏にも拘らず蕎麦の香りも微かにして、なかなか美味かった。
因みに辛味大根は、信州産を使っており、ピリリとした強い辛味が美味い。

●ごまだれうどん 700円

これも夏期限定の一品。
うどんは細身で透明感があり、弾力はあるが非常に腰が強い。
鰹出汁で延ばした胡麻だれは、それ自体が美味い物で、食後に蕎麦湯で延ばして飲むと、とても美味かった。


晩ご飯時という事で、近隣の常連なのであろう、年配の男性が美味そうに熱燗を飲んだ後、蕎麦を手繰っていた。

(写真)ごまだれうどんの胡麻だれ 拡大
喜久家:?ごまだれうどんの胡麻だれ拡大100727
(写真)ごまだれうどんのうどん 拡大
喜久家:?ごまだれうどんのうどん拡大100727
(写真)辛味大根そば 拡大
喜久家:?辛味大根そば850円拡大100727
(写真)辛味大根そば つゆに浸けて
喜久家:?辛味大根そば850円つゆに浸けて100727

喜久家 ( お花茶屋 / そば )
★★★★★5.0
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furutone at 00:00|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 堀切菖蒲園・お花茶屋・四ツ木・立石 

2010年11月16日

割烹 冨久井(くふい)@本所吾妻橋5

10-07-25訪問
(写真)胡麻だれ鉄火丼(上) 全景
割烹冨久井:?胡麻だれ鉄火丼上1500円全景100725
(写真)胡麻だれ鉄火丼(上) 拡大
割烹冨久井:?胡麻だれ鉄火丼上1500円拡大100725
(写真)胡麻だれ鉄火丼(上)に胡麻だれを掛けて
割烹冨久井:?鉄火丼上に胡麻だれを掛けて100725
枕橋茶やを出た僕は、浅草通りに出て、本所吾妻橋方向に歩いて行った。
目指したのは、本所吾妻橋にある、割烹 冨久井(ふくい)。
創業80年を越える歴史を持つ、この界隈では老舗の割烹である。

割烹と言っても、下町の店らしく敷居は低く、昼時には店先に日替り定食等の立て看板を出し、ランチ営業も行っている気さくな店である。

店の名物は、胡麻だれ鉄火丼。
一つそれを食べようではないか…と、開店間も無く口開けの客として、暖簾を潜った。

店は1階と2階があり、1階はカウンター席とテーブル席になっているが、生きた天然珊瑚の入る美しい水槽が置かれており、料理を待つ間にこれを観賞するのも、なかなか愉しい。

●胡麻だれ鉄火丼(上) 1500円

赤身を使う(並)は980円である。
この(上)は、品書きには、中とろ鉄火丼と書かれているのだが、厨房に注文を通す際、女将は鉄火丼(上)と言っていた。
つまりこの店では、鉄火丼と言えば胡麻だれ、なのである。

鮪の下には金糸玉子と刻み海苔が敷き詰められている。
ご飯は普通の白飯で、酢飯ではない。
醤油に胡麻を合わせた胡麻だれには、おろし生姜も入っており、実にさっぱりとした口当たりながら、食欲も刺激される。
女将によると、暑い夏の盛りで食欲が落ちても、これだけは食べられると通って来る常連客もいると言う。
確かに、幾らでも食べられる美味さであった。

丼に付く豆腐と若布の味噌椀も程よい濃さで、実に美味く、流石に割烹だけの事はあり、美味い味噌汁だった。

割烹 冨久井 ( 本所吾妻橋 / 割烹 )
★★★★★5.0
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furutone at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 向島・本所吾妻橋・業平橋・押上・平井 

2010年11月15日

枕橋茶や@本所吾妻橋5

10-07-25訪問
(写真)柚子うどん 全景
枕橋茶や:?柚子うどん冷600円全景100725
(写真)柚子うどん 拡大
枕橋茶や:?柚子うどん冷600円拡大100725
休日のこの日、隅田区役所横を通る墨堤通り沿いの東武伊勢崎線高架下にある、枕橋茶や、を、訪問した。
店は、若い男女が切り盛りしている。

店の看板商品は牛すじまんで、店先に蒸し器が置かれ、店頭で販売している。
鹿児島産黒毛和牛のすじ肉を使い、甘辛く味付けした餡を詰めた肉まんなのだが、なかなか美味そうであった。

店先に腰を下ろす事の出来る縁台が置かれているが、店内にも、幾つかのカウンター席とテーブル席があり、店内での飲食も可能となっている。

●柚子うどん冷 600円

この店の隠れた人気商品が、この柚子うどん、である。
温かい物と冷たい物があり、これからの時期は温かい物が美味いはずだが、僕が訪れたのは真夏の猛暑の最中であったので、冷たい物を頼んだ。

先ず特徴として、これがうどんか?と思う程の極細うどんである事が挙げられる。
その極細うどんには柚子が練り込まれており、口に含むと柚子の爽やかな香りが口中に拡がる。
極細ながら歯応え、喉越し共に良く、実に美味いうどんである。

また、たっぷりと張られた冷たく澄んだつゆも、美味かった。
上には、白須、浅葱、刻み海苔、柚子皮が載り、彩りも美しい。

店内の壁は、建設中のスカイツリー写真で埋め尽くされている。
ツリーの建設当初から現在に至るまで逐一撮影されており、見ていて大変興味深い。
ヘリをチャーターしたとしか思えない空撮によるツリー上空からの写真もあり、これには驚いた。

また、枕橋上で撮影された古い白黒写真と、2010年撮影の写真の対比が面白かった。
この写真を見る為だけでも、一度訪れてみる価値はあると思う。

枕橋茶や ( 本所吾妻橋 / 肉まん )
★★★★★5.0
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2010年11月14日

23番地カフェ@本所吾妻橋5

10-07-25訪問
(写真)アイスコーヒー 遠景
23番地カフェ:?アイスコーヒー230円100725
日曜の朝10時過ぎ、僕は隅田川の直ぐ近くに居た。
アサヒビール本社ビルの敷地内にあるアサヒビール直営の、23番地カフェ、で、寛いでいたのであった。

ランチタイムから夜にかけては、ビールとビールに合う肴が豊富に揃うと同時に、カレーを始めとする食事類もなかなか充実している。

この日は朝から猛暑で、気温は既に30度を超えていたが、僕は、外のオープンテラス席に座っていた。
外に座っているのは、僕一人。
チラホラと訪れ始めた客達は、何故か皆、店内の、冷房の効いたカウンター席に座っている。
先入観とは怖い物で、きっと、外の席は暑いに違いないと、思い込んでいるのであろう。

実はこのオープンテラス席、今年の様な猛暑の中でも心地良い隅田川の川風が吹き抜け、意外と気持ち良いのだ。
アサヒビール本社の高いビルのお陰で、川風がビルを回って拭いて来るのだ。
言わばビル風なのだが、元を辿れば隅田川の川風なので、涼しいのである。

●アイスコーヒー 230円

大きな傘の下の日陰の下の椅子に深々と腰を掛けて、テラス席を囲む緑の木々に目を愉しませ、心地良い風に頬を撫でられながらアイスコーヒーの冷たいグラスを片手に、今日は何を食べよう…等と、暢気な事柄に思いをはせていた訳である。(笑)

全く、眠たくなる位に長閑な、休日らしい朝であった。

23番地カフェ ( 本所吾妻橋 / ビアホール・ビアガーデン )
★★★★★5.0
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(写真)アイスコーヒー 近景
23番地カフェ:?アイスコーヒー230円拡大100725
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furutone at 00:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 向島・本所吾妻橋・業平橋・押上・平井 

2010年11月13日

Cafe’de Nari カフェ・ド・ナリ@千住大橋5

10-07-24訪問
(写真)ランチセット カレーライス 全景
カフェ・ド・ナリ:?ランチセットカレーライス900円全景100724
(写真)カレーライスに付くポテトサラダ 拡大
カフェ・ド・ナリ:?カレーライスのポテトサラダ拡大100724
(写真)カレーライスに付く小鉢(茄子の煮物)拡大
カフェ・ド・ナリ:?カレーライスの茄子の煮物拡大100724
(写真)カレーライスに付く具沢山スープ 拡大
カフェ・ド・ナリ:?カレーライスの具沢山スープ拡大100724
(写真)ランチセット カレーライス 拡大
カフェ・ド・ナリ:?ランチセットカレーライス900円拡大100724
山猫軒を出た僕は、本郷通りから一路、千住大橋に向かったのだった。

訪れたのは、千住大橋駅から近い住宅街の中にあるカフェ、Cafe’de Nari(カフェ・ド・ナリ)。
若い女性3人が切り盛りする、4人掛けテーブルが3つ、2人掛けテーブル席が5つの、こじんまりした店である。

大きな窓から明るい陽射しがふんだんに射し込む店内は、健康的でありながら落ち着いた雰囲気。

店内には静かにボサノバが流れ、聞こえるのは、厨房で3人のスタッフが打合せをする小声のみ…と言いたかったのだが、窓際テーブル席の若い母親が連れた子供の騒ぐ声が、ちと、耳障りで残念であった。(苦笑)

●ランチセットのカレーライス 900円

ランチに付く飲み物には、アイスコーヒーを選んだ。
牛筋肉を煮込んだカレーは適度に蕩味があり、口に運ぶと、滑らかな舌触りと甘い香りが口中に拡がる。
よく見ると、極細に刻まれた玉葱が姿が無くなる程に煮込まれており、これが甘い香りの主か…と納得する。

女性客が殆どの、この店らしいカレーライスと言えよう。

このカレーに、若布と玉子のスープ、茄子の煮物、ポテトサラダが付く。
バランスのとれた食事が摂れる様に…という、女性オーナーらしい心遣いが感じられる。

更に言えば、このカレーが盛られる器の形やスプーン、小皿やカップ類からも、女性らしい優しさが感じられ、食事をしていて心が和むのであった。

カフェ・ド・ナリ ( 千住大橋 / カフェ )
★★★★★5.0
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(写真)ランチセットのアイスコーヒー
カフェ・ド・ナリ:?ランチセットのアイスコーヒー100724
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furutone at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 北千住・千住大橋・牛田・堀切 

2010年11月12日

洋食 山猫軒@東大前5

10-07-24訪問
(写真)インド風カレー 全景
山猫軒:?インド風カレー890円全景100724
(写真)インド風カレーをご飯に掛けて 全景
山猫軒:?インド風カレーをご飯に掛けて全景100724
(写真)インド風カレーをご飯に掛けて 拡大
山猫軒:?インド風カレーをご飯に掛けて拡大100724
喫茶ルオーを出た僕は、さて2軒目…と、もと来た道を戻り、山猫軒に向かったのだった。
この店も、前回訪れてから随分と時が経つ。

【★下町外飯徒然草★掲載の過去の訪問記】
山猫軒@東大前

山猫軒はルオーの様な喫茶店ではなく、あくまでも洋食店なので、ルオーの様にカレーしか置いていない等という事はない。
色々な洋食があるのだが、看板メニューはと言うと、20種類のスパイスと木の実を使った、インド風カレーを先ず挙げる事になろう。

●インド風カレー 890円

サラリとしたカレーは、姿の見えるホールトマトの酸味の後ろに、クローブ、黒胡椒、クミンを始めとする豊かな香りが広がり、実に奥行きの深い味わいがする。
これらのスパイスの効果なのであろう…食べ初めは辛くないと思うのだが、美味い美味いと食べ進む内に身体が温まり、食べ終わる頃には汗が滲み出る程になっている。

また、一見ボリュームはあまり無い様に見えるのだが、食べ終えてみると、十分に満足出来る量であった事に気付く。

山猫軒 ( 東大前 / 洋食 )
★★★★★5.0
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(写真)食後に付くコーヒー
山猫軒:?食後に付くコーヒー100724
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furutone at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 本郷・水道橋・後楽園・飯田橋・神楽坂 

2010年11月11日

喫茶ルオー@東大前5

10-07-24訪問
(写真)セイロン風カレーライス 全景
喫茶ルオー:?セイロン風カレーライス950全100724
(写真)カレーに付くアイスティー
喫茶ルオー:?カレーに付くアイスティー全100724
(写真)セイロン風カレーライス 拡大
喫茶ルオー:?セイロン風カレーライス950拡100724
久しぶりに、本郷通りを歩く事にした。
目的はカレーライス巡りであった。

千駄木2丁目交差点から言問通りを歩いて坂を上り、本郷通りに出る。
確か前回は台風の日に訪れたなあ…と、当時を思い出しながら先ず訪れたのは、喫茶ルオー、である。

【★下町外飯徒然草★掲載の過去の訪問記】
喫茶ルオー@東大前

丁度昼時で混み合っており、一番奥のテーブルに案内された。

●セイロン風カレーライス 950円

ランチタイムは飲み物付きという事で、アイスティーを選ぶ。
以前に比べ、口にした途端に明確に解る、直線的な胡椒辛さは薄れた様に思えたが、食べ進んで行くと、やはり胡椒がかなり効いている。
また、年月が経っても変らぬ盛り付けは、懐かしさも沸いて来る。

東大の学生や教授連に長年愛されて来たこの店のカレーライスは、本郷通りを語る上で、やはり外す事の出来ない一品と言えよう。

相変わらずご飯の盛りは良く、女性なら小盛850円で十分であろう。
因みに大盛もあり、値段は1100円である。

喫茶ルオー ( 東大前 / 喫茶店 )
★★★★★5.0
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furutone at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 本郷・水道橋・後楽園・飯田橋・神楽坂 

2010年11月10日

根津とうふ工房 須田@根津5

10-07-19訪問
(写真)朝膳(揚げ以外)全景
とうふ工房須田:?朝膳840円揚げ以外全景100719
(写真)朝膳(揚げ)全景
とうふ工房須田:?朝膳840円揚げ全景100719
(写真)朝膳のすくい豆富(豆腐)拡大
とうふ工房須田:?朝膳840円の豆腐拡大100719
(写真)朝膳の揚げ 拡大
とうふ工房須田:?朝膳840円の揚げ拡大100719
休日の朝、早起きをして、根津まで朝ご飯を食べに行く事にした。

訪れたのは、とうふ工房 須田。
この店は、JR亀有駅南口にある軍鶏鍋が看板の日本料理店、しゃもなべ日本料理 須田、が経営する店である。
須田は、根津にもう一軒、豆腐料理を看板とする、根津とうふ屋 須田、という店も出しており、今回訪問したとうふ工房は、豆腐を製造して他の2店(しゃもなべ日本料理須田、根津とうふ屋須田)に提供する事を主たる業務としている。

豆腐製造場である、とうふ工房 須田、の朝は早い。
どうせ早朝から豆腐を作っているのだから、出来立ての豆腐を主とする朝ご飯を提供しよう…と、それ程広くない店内に数卓のテーブル席を置いた客室を設け、朝7時半から10時半まで、朝膳と称する朝ご飯を提供している。
勿論、豆腐を始めとする品々の販売も、朝からやっている。

その朝膳を、食べに行ったのであった。

●朝膳 840円

朝膳の主菜は、出来立ての掬い豆腐の椀盛り、と、作り立ての大きな油揚げを甘辛く香ばしく焼いた物、である。
これに、季節の小鉢(この日は水菜と揚げを炊いた物)、玉子料理(この日は温泉玉子に出汁を注いだ物)、お新香、味噌汁、熱々のご飯(この日は栗ご飯)。

出来立ての掬い豆腐は、そのまま口にしても濃い大豆の味わいが愉しめ、甘く、美味い。
ご飯の菜とするなら、卓上の塩を振ったり、醤油を垂らしたりするとまた美味い。

僕が特に気に入ったのは、揚げを蒲焼風に甘辛く、香ばしく焼き上げた物である。
これは本当に美味い。
食べ出すと止まらなくなる美味さなのだ。
これだけを食べても美味いし、ご飯にも実によく合う。
酒の肴にしても、さぞかし美味かろう。

味噌汁も丁寧に作られており、まことに美味い。

美味い美味いと、普段は食べない朝ご飯を、ご飯2膳、味噌汁2杯、お代わりをした程であった。
すっかり満足し、まだ朝の内の根津の町を、湯島に向かったのだった。


因みに、朝食べる事が出来る物としては、この朝膳の他に、朝だけ提供される丼が2つある。
1つは、出来たての掬い豆腐を熱々のご飯に載せた、とうふ丼。
もう1つは、作り立ての油揚げを蒲焼風に甘辛く香ばしく焼き、熱々ご飯に載せた、きつね丼。
共に、朝膳で出される素材を使った丼物で、500円で食べる事が出来る。

根津とうふ工房 須田 ( 根津 / 豆腐料理 )
★★★★★5.0
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furutone at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 谷中・根津・千駄木・日暮里 

2010年11月09日

COFFEE HATOYA@浅草5

10-07-18訪問
(写真)アイスコーヒーと玉子サンド 全景
COFFEE HATOYA:?アイスコーヒー400玉子サンド600全100718
(写真)アイスコーヒー 拡大
COFFEE HATOYA:?アイスコーヒー400拡大100718
(写真)玉子サンド 拡大
COFFEE HATOYA:?玉子サンド600拡大100718
浅草橋の喫茶店、梅の木を出た僕は、浅草に戻って暫く散策した後、新仲見世にある喫茶店、COFFEE HATOYA(ハトヤ)、で足を休める事にした。

HATOYAは、大正時代から続く由緒ある喫茶店で、現在は、昭和11年生まれの三代目の奥さんがご主人亡き後を継いで、妹さんか娘さんと思われる女性2人と切り盛りをしている。

4人掛けテーブル席が5つのみのこじんまりした店内は、華美な装飾を廃した簡素な造りとなっており、店内の雰囲気は、先にご紹介した業平橋の戦前からある老舗喫茶店、珈生園、に通じるものがある。

●アイスコーヒー 400円
●玉子サンド 600円

ふんわり温かく、優しいバターの香りの玉子焼きを挟んだサンドイッチである。
添えて出される塩を振り掛けて頬張ると、美味い。

この店も珈生園と同様、戦前から続く喫茶店らしくサンドイッチやホットドックといった軽食類のみしか置いておらず、スパゲティーやご飯物は無い。
但し、ホワイトシチューだけは置かれている。
モダンの象徴であると同時にパンに合う事から、ホワイトシチューを置く老舗喫茶店は案外散見される。
この店も、そんな老舗の一軒である。

珈琲 ハトヤ ( 浅草(つくばEXP) / 喫茶店 )
★★★★★5.0
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furutone at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 浅草中央部:仲見世より西 

2010年11月08日

日正カレー@清川2丁目5

10-07-21訪問
(写真)上カツ丼 全景
日正カレー:?上カツ丼1150円全景100721
(写真)上カツ丼 拡大
日正カレー:?上カツ丼1150円拡大100721
(写真)厚く柔らかい上カツ断面
日正カレー:?厚く柔らかい上カツ断面100721
会社帰り、清川にある日正カレーまで足を伸ばした。

夜7時過ぎの訪問であったが、客の姿は無く、お婆ちゃんが1人で、以前ご紹介した頃のある大きな猫をと一緒に、テレビを観ていた。

【★下町外飯徒然草★掲載の過去の訪問記】
日正カレー@台東区清川2丁目

「いらっしゃい。」お婆ちゃんは立ち上がって迎えてくれたが、猫は面倒くさそうに片耳をこちらに向けただけで、相変わらず椅子の上に寝そべってテレビを観ている。(苦笑)

猫が寝ている椅子の横の椅子に腰を下ろし、お茶を出してくれたお婆ちゃんに注文をする。
厨房の息子さんに向かって大きな声で注文を通すと、お婆ちゃんは戻って来た。

「私も晩ご飯食べちゃって、のんびりしてたところ。」


●上かつ丼 1150円

この日は、無性に美味いカツ丼が食べたかったので、何処に行こう…と思いを巡らせ、日正カレーのかつ丼に思い至った。
そう言えば、店の名の入った丼というのを、未だ観ていなかった事も思い出し、断然、行くべきだという結論に達した次第。

お婆ちゃんが運んで来てくれた上かつ丼は、話に聞いていた通り、店の名の入った丼に入れられている。
正確に言うと、丼の横にも、蓋にも、店の名が入っている。

蓋を取り、食べ始めた。
2センチはあろうかという分厚いロース肉は、赤身はきめ細かく柔らかで、適度に入る脂身はくどさが全く無い。
この肉を、やはり肌理(きめ)の細かい薄い衣が包んでいる。
衣は香ばしく、肉によく馴染んでいる。
また、カツの下に敷かれた玉葱はよくタレを吸っており、柔らかく甘い。

これらが溶き玉子によって一体となり、つゆの滲みたご飯とも相まって、堪らぬ美味さであった。


食べながら、お婆ちゃんに色々なお話を伺った。

元々お爺さん(お婆ちゃんの旦那さん)は、吉原で店を出していたそうな。
そこに、いつも食べに来てくれるタクシー会社の社長さんが、1人居た。
社長さんのタクシー会社は、現在、日正カレーがある場所の横にあった。

ある日、いつもの様に食事に来ていた社長さんが、「運転手さん達の為に食堂を作りたいのだが、食堂を作るのもなかなか大変で困っている。どうだろう、うちのタクシー会社の横に店を移して来ないか。」と言う。

まだ若かったお爺さんとお婆ちゃんは、色々考えたそうな。
そして結局、タクシー会社の横に移ればお客さんの心配をしなくて良い…と、引っ越す事になった。

そのタクシー会社の名が、日正タクシー、であった。
タクシー会社の横に移る事になり、店の名を変えようという事になり、タクシー会社公認の食堂なんだからと、日正、の2文字を貰う事にした。
ただ、日正食堂ではパッとしない…と、若かったお爺さんとお婆ちゃんは、ハイカラな食べ物、カレーライスに注目したのだそうな。

「そうだ、日正カレーが良いんじゃない?」
「うん、それがカッコイイな。」
若い2人は目を輝かせながら希望に胸を膨らませ、手を取り合って新天地に赴いたのだった。

タクシー会社の横に移ってからは、もう忙しくて忙しくて、寝ている暇も無い程であった。

何せタクシー会社は24時間営業で、運転手さん達は昼夜の交代制で、明け方でも夜中でもやって来る。
一方、普通の飲食店としても営業しているので、昼時や夕食時には出前もやっており、店を閉めている暇が無くなってしまった。
これじゃあ身体が持たないと、若い衆を4人、住み込みで雇い入れて彼らに料理のイロハから仕込み、日正カレーも24時間営業の交代制を取る事にしたのだった。

日正カレーの文字の入った丼を使う様になったのは、出前で持って行った丼を回収する際に、他の店の丼と区別し易い様に、との為であった。
また、お客さんが返し忘れる事がない様に、という為でもあったという。
流石に、丼の横にも蓋にも、あんなに大きく文字が書かれていれば忘れないだろう…と考えたのだった。

「それがねぇ、こんなに大きく名前が入っていても、返してくれない人は返してくれないんだよぅ。」
「近所の人に、余った料理を分けてあげるから丼を持って来てって言ったら、うちの名入の丼を持って来るんだから、驚いたのなんの。」(笑)

また、湯呑みにも文字を入れたのは、店で出した湯飲みを、持って帰ってしまう不届き者が結構居たからであった。
実際、日正カレーが使っている丼や湯飲みは、普通街の食堂で見かける様な安物ではなく、塗りも良い、厚手の立派な物なのだ。
「お爺さんがこだわったのよぅ。器は良い物を使わなくちゃ、お客さんに申し訳ないって。」

店は賑わい、幸せな日々が続いたのだった…タクシー会社が潰れるまでは。

昭和の高度成長が一段落し、やがて不況になり始めた頃、タクシー会社が店を畳んでしまった。
後に残された日正カレーは、もう交代制で店を営業する必要が無くなった。
若い衆4人も、既に一人前の料理人に育っていたので、それぞれ独立して各地に散って行った。

「店にあった食器や鍋釜なんか、持って行かせてやれる物は4人それぞれに持たせてやったんだよぅ。名入の丼や湯飲みも、随分持たせてやったっけ。」
「でもねえ、お爺さんが死んだ時に来てくれたのは、1人だけだったよぅ。あんなに可愛がってやったのにねぇ。」

寂しそうに、お婆ちゃんは話を終えた…。

「色々聞かせてくれてありがとう。お爺ちゃんに会ってみたかったなあ。」
「ほんとだねぇ。気を付けて帰ってよぅ。」
彼女の話に耳を傾けながらお茶を飲んでいた名入の立派な湯飲みを置き、僕は立ち上がった。

日正カレー ( 南千住 / 欧風カレー )
★★★★★5.0
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(写真)丼側面の日正加礼の文字と、蓋の日正カレーの文字
日正カレー:?丼の日正の文字100721日正カレー:?丼の加礼の文字100721日正カレー:?丼蓋の日正カレーの文字100721






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furutone at 00:00|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 浅草北部・橋場・清川・日本堤・竜泉 

2010年11月07日

珈琲 梅の木@浅草橋5

10-07-18訪問
(写真)オムライスセット食べ物セット 全景
珈琲梅の木:?オムライス食べ物セット780円全景100718
(写真)オムライスに付くサラダ 拡大
珈琲梅の木:?オムライスに付くサラダ拡大100718
(写真)オムライス 拡大
珈琲梅の木:?オムライス拡大100718
(写真)オムライス 断面
珈琲梅の木:?オムライス断面100718
業平橋から浅草橋に移動して訪れたのは、珈琲 梅ノ木。
当初の予定では、ストーンを訪問しようと思っていたのだが、店の前まで行ってみると、何と、内装を改装工事中で閉まっていたのだった。

梅ノ木は、JR浅草橋駅の真下の高架下にある、古い喫茶店で、入口が高架の両側にある。
草臥れた(くたびれた)外観、古びた店内には、昭和30年代、40年代の匂いがして、これが案外落ち着くのだ。

店は2階もあり、席数は結構あると思われる。
因みに1階は、4人掛けテーブル席が3つ、2人掛けテーブル席が4つ。
また、厨房前には腰高のスツール席もあり、そこには常連客が集い、厨房を受け持つご主人や接客の奥さんと話しが弾んで賑やかであった。

●オムライス食べ物セット 780円

食べ物セットとは、食べ物と飲み物(珈琲、紅茶等)のセットを指している。
僕は珈琲を選んだ。
因みに、オムライス単品は、620円である。

厚手にふんわり焼かれた玉子の皮は、写真では判り難いが、内側が半熟になっている。
中に包まれているケチャップライスはチキンライスではなく、細切れの牛肉が入っている。
牛肉の量はかなりのもので、その気前の良さが嬉しい。
味付けも、下町らしいしっかりとした味付けで、実に美味かった。

僕の後から入って来た常連と思われる年配の男性客数人も、皆、オムライスを頼んでいたところを見ると、かなり人気の品らしい。

調理の手際の良さから考えて、おそらく他の料理も美味いと思われる。
確かに草臥れた(くたびれた)店ではあるが、それはこの店が、安さと美味さで長年愛されて来た事の証、であろう。

珈琲 梅の木 ( 浅草橋 / 喫茶店 )
★★★★★5.0
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furutone at 00:00|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 浅草橋 

2010年11月06日

喫茶 珈生園(こうせいえん)@業平橋5

10-07-18訪問
(写真)アイスコーヒーとホットドック 全景
喫茶珈生園:?アイスコーヒーとホットドック750円全景100718
(写真)ホットドック 拡大
喫茶珈生園:?ホットドック拡大100718
(写真)ホットドックを開いて
喫茶珈生園:?ホットドックを開いて100718
確かこの頃、現在も建設中のスカイツリーが、東京タワーの高さを超えたのではなかったかと思う。
そんな事もあり、一度スカイツリーを間近で見てみようと、業平橋に車を飛ばした。

暫くあちこちからスカイツリーを観て周り、その巨大さに驚きながら写真を撮影して回る。
因みに、この日撮影した写真は、既にご紹介している。

【カテゴリ「建設中のスカイツリー写真集」より】
建設中のスカイツリー写真2010年6月13日~7月18日

折角業平橋に来たのだからと、予てより一度訪れてみたいと思っていた、小さな喫茶店に入った。
店の名を、珈生園(こうせいえん)、という。

スカイツリーの足元、浅草通り沿いにある、昭和10年創業の老舗喫茶店である。
奥に向かって長く延びる店内は、余分な飾りの無い簡素な造りで、席数はそれ程多くは無いものの腰を下ろすと不思議と落ち着く。

そんなこじんまりとした店を、ご高齢と言ってもよいご主人が、1人で切り盛りしている。
客層の年齢も高く、皆、若い頃から通い続けているらしい常連の男性客が殆どである。

●アイスコーヒーとホットドック 750円

ホッとドックは、戦前からの看板メニュー。
そして今でも、この店の名物である。

幅広に切ってよく炒めたキャベツと、やはり炒めた荒挽きソーセージを、ソースを塗ったコッペパンに挟み込み、更にパンごと軽く焼いてある。
客に供する際には、食べ易い様に、斜めに半分に切られる。

シンプルではあるが、炒めたキャベツの美味さ、荒挽きソーセージのパリッとした食感と肉の旨味が、飽きの来ない美味さを出している。
これぞ、軽食、と言って良かろう。

歴史ある逸品に舌鼓を打った後、業平橋を後にしたのだった。

喫茶 珈生園 ( 業平橋 / 喫茶店 )
★★★★★5.0
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furutone at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 向島・本所吾妻橋・業平橋・押上・平井 

2010年11月05日

居酒屋 大勝@浅草 ●浅草ホッピー通り通信:その33●5

10-07-17訪問
(写真)鮪味付け 全景
大勝:?鮪味付け1000円全景100717
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furutone at 00:00|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 浅草中央部:仲見世より西 

2010年11月04日

おそば 枡屋(ますや)@堀切菖蒲園5

10-07-15訪問
(写真)カツカレー 全景
おそば桝屋:?カツカレー950円全景100715
(写真)カツとご飯の間に敷かれたキャベツ
おそば桝屋:?カツとご飯の間のキャベツ100715
浅草は千束通りの山口家本店で冷し中華を食べた帰り道の堀切菖蒲園で、もう一軒、立ち寄る事にした。
お目当ては、蕎麦屋、である。

蕎麦屋なのだが、僕が推奨するのは看板の蕎麦ではなく、まことに言い難い事ながら…(小声で)カツカレー。(笑)

目指す蕎麦屋、枡屋(ますや)、に入ると、2時過ぎであった。
昼時を外れてしまっていた事もあり、他に客は居ない。

店は、小母ちゃん2人が厨房も接客も兼ねて切り盛りしている。
席に着くと、早速、お目当てのカツカレーを頼んだ。

●カツカレー 950円

たっぷりと掛かるカレーの下には、肉の厚さ5ミリ、衣を含めて8ミリ程のカツが隠れている。

カツは10切れに切られている。
ザックリとした衣には、蕩味のあるカレーがよく絡む。
肉はしっかりとした歯応えがあり、カツを口中で咀嚼してみると、結構美味いではないか…と思えるはずである。

また、カレー自体にも、豚肉の角切りがゴロゴロと入っており、牛肉らしい肉の繊維まで見える。
肉の他の具材としては、人参と玉葱が目に付くのだが、よく見るとルーが粒立っており、野菜や果物の香りが感じられる事から、いくつかの野菜や果物が溶け込んでいると思われる。

だから…カレー自体が美味いのである。
蕎麦つゆが入るから美味しい…という、蕎麦屋のカレーとは別次元のカレー、なのである。

また、カツとご飯の間には、キャベツの千切りが敷かれている。
この手法は、入谷と千束通りにあるとんかつの老舗、河金、の、河金丼やカツカレーで見られる手法だが、カツの衣がご飯の水分でふやけるのを防ぐ効果がある。

この店のカツカレーは、蕎麦屋の余技の域を超えているのだ。

枡屋 ( 堀切菖蒲園 / そば )
★★★★★5.0
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furutone at 00:00|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 堀切菖蒲園・お花茶屋・四ツ木・立石 

2010年11月03日

山口家本店@浅草5

10-07-15訪問
(写真)冷し中華 全景
山口家本店:?冷し中華680円全景100715
(写真)冷し中華 拡大
山口家本店:?冷し中華680円拡大100715
この日は人間ドックで、午前中に終わったため直ぐに帰宅し、浅草に車で昼ご飯を食べに向かった。
いつもの様に千束通り商店街近くの駐車場に車を停め、歩き出す。
山口家本店の前を通り掛ったところで、久しぶりにここで食べようと、店内に入った。

【★下町外飯徒然草★掲載の過去の訪問記】
山口家本店@浅草

山口家本店は、所謂、甘味処を併設する和菓子屋である。
和菓子を買い求めに来る客も多いのだが、甘味処に食事をしに来る客の比率が非常に高い。
店のスペースを見ても、表の和菓子販売スペースに比べて奥の飲食スペースや厨房スペースが広いのが特徴で、4人掛けテーブル席が6つ、2人掛けテーブル席が3つもある。
また、スタッフも揃っており、厨房には男女2人、接客は女性1人、と、充実している。
出来る料理の品数も多い。

こうなると、甘味処と言うより食事処と言った方が正しい。

この日は昼過ぎの訪問であったが、千束通り商店街での買物帰りの客で店内は6分の入りといったところ。
そして、やはり殆どの客が食事客であった。

●冷やし中華 680円

甘味屋と侮ってはいけない。
以前も食べているが、豪華な盛り付けと、甘酸っぱいタレの正統派冷し中華で、美味いのだ。
麺の腰、喉越しも良く、ツルツルと一気に啜り込んだ。

ただ一点、気を付けなければいけないのは、皿に付けられている辛子は和辛子で、非常に辛いのである。
これを見誤ると、啜り込んだ途端に咽せて咳き込んでしまい、口中の物をぶちまける事になってしまう。

是非、来年食べてみて欲しい。

山口家本店 ( 浅草(つくばEXP) / 和菓子 )
★★★★★5.0
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(写真)冷し中華の麺
山口家本店:?冷し中華680円の麺100715
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furutone at 00:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 浅草北部・橋場・清川・日本堤・竜泉 

2010年11月02日

哈爾濱餃子(はるぴんぎょうざ)@堀切菖蒲園5

10-07-14訪問
(写真)葱叉焼麺 全景
哈爾濱餃子:?葱叉焼麺800円全景100714
(写真)焼きにらまん 全景
哈爾濱餃子:?焼きにらまん450円全景100714
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furutone at 00:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 堀切菖蒲園・お花茶屋・四ツ木・立石 

2010年11月01日

洋食・ステーキ やまぐちさん@青砥5

10-07-12訪問
(写真)焼肉野菜とライス大盛 全景 
洋食やまぐちさん:?焼肉野菜945飯大盛全景100712
(写真)ライス大盛 横景(笑ってしまうくらいに、大盛!!)
洋食やまぐちさん:?ライス大盛横景100712
(写真)焼肉野菜 横景(これも笑ってしまう盛り具合)
洋食やまぐちさん:?焼肉野菜945横景100712
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furutone at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 亀有・金町・柴又・高砂・青砥