カウボーイ家族 本木店@西新井ほっかほっか弁当 鬼っこ@堀切菖蒲園

2012年03月28日

焼鳥 もつ焼 くじら 浅草弥太郎 本店@浅草 ~2012冬春を食べる~5

12-02-12訪問
(写真)ホッピー
浅草弥太郎スタミナ屋:①ホッピー400円120212
この店が出来てから、そろそろ2年近くになるであろうか。
連れがよく靴を買う新仲見世の安い靴屋(新仲見世では有名な靴屋である。)、と、わけあり本舗、という数年前に出来た激安店の間の路地を折れた所にある、居酒屋である。

この路地は、少し先に行くと、右手に、ローヤル珈琲店、があったり、左手に、天麩羅の江戸っ子、があり、更に行くと、僕の愛するホッピー通りの入口に出る。

そんな訳で、この路地は、僕等がしょっちゅう通る路地なので、この店の事は、それこそ店が出来た時から知っている。

初めの内は、こんな所にポツンと居酒屋を構えて、果たしてやっていけるだろうか…と、見守っていたのだが、いつの間にか、同じ浅草に焼肉とホルモンをメインに据えた、浅草弥太郎 スタミナ屋、という支店を開店したかと思えば、新橋にも、浅草弥太郎 新橋店、という支店を開店するに至って、これは一度訪問してみる価値はある…と思う様になった。

店の外観は、よくある昭和懐古趣味的な物で、店内も同様である。
この手の店の造作は、実に安っぽい上っ面(つら)だけの物で、出来たと思ったら潰れてしまう店にこの手の店が多い事も、どうせ長くは続くまい…と、僕に思わせた一因であった。
一見したところ、とても支店などありそうもない、安っぽい造りの小さな店なのだが、まだ若いご主人は、真面目に頑張っていた訳である。

若くて気さくなお兄ちゃんといった感じのご主人は、まだ35歳~45歳といったところ。
連れが靴を買っている間、僕が路地で待っていたりすると、開店準備で路上テーブル席の椅子やテーブルをセッティングする姿をよく見掛ける。
そんな時、たまたま外に休憩に出て来た靴屋の年老いたご主人とも、気さくに声を掛け合ったりして、近隣の古い店々にもすっかり認知され、交流も図っている事が伺える。
つまり、この街に馴染んだ、という事である。

暖簾を潜ると、厨房にご主人ともう1人、男性が居り、2人は一応、料理担当である。
接客は、20代後半から30代前半といった感じの、茶髪の女性。
この女性、ややぶっきら棒なところがあるが、仕事振りは実にテキパキとしており、飲食店の接客や厨房の経験も豊富な連れに言わせると、
「無愛想だけど、彼女、出来るね。」
という事であった。
初めの内は無愛想な部分が少し気になったが、店が混み合ってくれば来る程、複数の客から立て続けに入る注文を、テキパキと捌いて行く手際の良さにすっかり見惚れてしまい、彼女は無愛想なのではなく鉄火肌で気風(きっぷ)が良いのだ…と思った次第。
実際、客に向かって笑顔を振り撒かないだけで、嫌味なところは少しも無い。

人懐っこい感じのご主人とは好対照で、案外良い組合せ、なのであった。 

●ホッピー 400円

席に着けば、先ず飲み物…という事で、ホッピー。
この店のホッピーは、品書き上も、氷有りと氷無しが、明記されている。
外は寒かったが、店内の奥の席であったので、いつもの様に、氷有り、にした。

(写真)もつ煮豆腐
浅草弥太郎スタミナ屋:②もつ煮豆腐420円120212
●もつ煮豆腐 420円

先ずは3品注文したのだが、最初がこの、もつ煮豆腐。
豆腐の入った煮込み、である。

いつもの様に、卓上の七味を振り掛け、食べる。
なかなか美味い。

(写真)とり皮ポン酢
浅草弥太郎スタミナ屋:③とり皮ポン酢300円120212
●とり皮ポン酢 300円

最初に頼んだ3品の2つ目が、この、とり皮ポン酢。
薄く肉の付いた皮を茹で、ポン酢に浸けた物。
下には、もやしが敷かれており、上には、刻み葱があしらわれている。
酢加減も良く、これもなかなか美味かった。

(写真)鯨立田揚げ
浅草弥太郎スタミナ屋:④鯨立田揚げ580円120212
●鯨立田揚げ 580円

そして3つ目は、鯨料理から選んだ。
何と言っても、店の看板に鯨を掲げる店である。
脂身の刺身や赤身の刺身、ユッケや焼物等も揃い、鯨料理は充実している。

そんな中から選んだのは、竜田揚げ。(店の表記は、確か、立田揚げだったと思う。)
鯨の竜田揚げは、昭和30年代後半から40年代に小学校で学校給食を食べた方なら、懐かしく想い出される事と思う。
かく言う僕も、学校給食で出される鯨の竜田揚げは、好物であったため、鯨の竜田揚げがあると、思わず頼んでしまう。(苦笑)

久しぶりに食べる竜田揚げは、やはり美味い。
若い方等には、鯨肉特有の匂いが苦手…という方も居られるが、僕等の世代は、この匂いに郷愁を覚えてしまう。
それに、高蛋白低カロリーの、健康にも良い肉である。(笑)

今ではすっかり貴重品になってしまい、写真の通り、少ししか食べる事が出来ないのが、残念で仕方が無い。

(写真)カキのおろしポンズ
浅草弥太郎スタミナ屋:⑤カキのおろしポンズ380円120212
●カキのおろしポンズ 380円

3品を食べ終わったところで、連れが、
「牡蠣があるよ。」
「ホントだ。頼もう。」
という事で頼んだ、牡蠣のおろしポン酢。
季節物の品書きである。

値段の割りに立派な、大粒の牡蠣が4粒、小鉢に入っている。
実に安い。
プリッとした鮮度の良い牡蠣で、美味かった。

(写真)骨付きコロッケ
浅草弥太郎スタミナ屋:⑥骨付きコロッケ200円120212
●骨付コロッケ 200円

品書きを見て、
「骨付きコロッケってどんな物なんだろう?」
と、連れと話していたところ、厨房からご主人が、
「家の名物なんです。皆さん美味しいって言って下さるんですよ。どうですか?」
こう言われると、食いしん坊の僕は頼まずにいられない。
「じゃ、2つ下さい。」
…なかなか商売上手である。(苦笑)

注文してから揚げるため、少し待つが、熱々で出してくれる。
どんな物なんだろう…と、火傷をしない様に吹き冷ましてから、ガブリ、と齧り付いてみる。
薄い鳥肉でマッシュポテトとチーズを包み、揚げてある。
なるほど、なかなか美味い。
「どうです?」
と、厨房のご主人。
「うん、美味しいね。」
「ホント、美味しい。」
「ありがとうございます。」
ご主人、嬉しそうであった。

このコロッケは、お勧めである。

(写真)塩だれキャベツ
浅草弥太郎スタミナ屋:⑦塩だれキャベツ300円120212
●塩だれキャベツ 300円

ここらで野菜を…と思っていたら、連れが、
「塩だれキャベツ、食べたい。」
と言って来たので、注文。

なかなか美味い塩だれで、パリパリとした歯応えの甘い生キャベツに、よく合う。
「これ、美味しいね。」
「うん。」
てな具合で、瞬く間に無くなってしまった。
最初にこれを頼んで他の料理を待つのも、健康面を考えると良さそうである。

(写真)湯豆腐
浅草弥太郎スタミナ屋:⑧湯豆腐300円120212
●湯豆腐 300円

温かい物も頼もう…と、キャベツと一緒に頼んだのは、湯豆腐。
300円という価格で、いったいどんな物が出て来るのだろう…と、興味津々だったのだが、出て来た物を見て、大いに満足した。

大き目の深鉢に昆布出汁が張られ、そこに4つ切りにされた豆腐が入っている。
一緒に出される小鉢には、刻み葱等の薬味が入ったポン酢。

これで300円は、食べ応えがある。
しかも食べてみると美味い…と来るから、300円だからと侮ってはいけない。

(写真)さつま揚げ
浅草弥太郎スタミナ屋:⑨さつま揚げ300円120212
●さつま揚げ 300円

僕は好きなのだ、薩摩揚げが。
これも、300円という値段が嬉しい。
300円ではあるが、ちゃんと色々な具材の入った薩摩揚げなのだから、尚、嬉しい。

熱いところに醤油を垂らし、ハフッと頬張る美味さ…いかん、涎(よだれ)が出て来そうだ。(笑)

(写真)もつ煮豆腐
浅草弥太郎スタミナ屋:⑩もつ煮豆腐420円120212
色々と試してみたが、肴の値段は鯨料理を除けば、総じて300円で、400円台の物が少し混じる程度。
それぞれの盛りはやや少な目だはあるが、価格以上の盛り具合にはなっている。
つまり良心的な価格設定で、ホッピー通りの店々に比べると、かなり安い。

なるほど。
多少不利な立地条件ではあるが、この価格設定と手抜きの無い真面目な仕事に、客が付いたのだと解った。
人懐っこいご主人と、鉄火肌の女性の組合せも、悪くない。

こりゃ、繁盛するべくして繁盛したのだな…と、納得させられた次第である。
僕も、これから時々、連れと顔を出しそうである。

焼鳥 もつ焼 くじら 浅草弥太郎 ( 浅草(つくばEXP) / 居酒屋 )
★★★★★5.0
supported by ロケタッチグルメ




【店舗紹介】

(写真)店舗外観
浅草弥太郎スタミナ屋:店①外観120212
(写真)カウンター席と入口付近
浅草弥太郎スタミナ屋:店②カウンター席と入口付近120212
(写真)壁の品書き
浅草弥太郎スタミナ屋:店③壁の品書き120212
◆クリックで50位ランクインにご協力を!⇒人気ブログランキングへ

furutone at 00:00│Comments(0) 浅草中央部:仲見世より西 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
カウボーイ家族 本木店@西新井ほっかほっか弁当 鬼っこ@堀切菖蒲園