2006年12月18日

鳥平@浅草   〜冬を味わうシリーズ(15)〜5

06-11-19訪問 ★全写真クリックで大画像表示★
(写真1段目)熱燗とお通しの大根と柿の酢の物 全景、鳥わさ 全景、焼鳥6本セット 全景
(写真2段目)雀焼き 全景、牡蠣釜飯 全景
(写真3段目)お通しの大根と柿の酢の物 拡大、鳥わさ 拡大、焼鳥6本セット 拡大 ↓
(写真4段目)雀焼き 拡大、雀焼き一羽 拡大、牡蠣釜飯 拡大、釜飯を茶碗に盛って
(写真5段目)銀のトレイに何気なく置かれていた若鴨の翼
鳥平:’燗500円とお通し大根と柿の酢の物06-11-19_13-04.jpg鳥平:鳥わさ800円全景06-11-19_13-10.jpg鳥平:焼鳥6本セット2000円全景06-11-19_13-16.jpg











鳥平:た焼き2500円全景06-11-19_13-30.jpg鳥平:ゲ顔擲飯全景06-11-19_14-00.jpg

鳥平:Δ通しの大根と柿の酢の物拡大06-11-19_13-05.jpg鳥平:鳥わさ拡大06-11-19_13-11.jpg鳥平:┥督札札奪罰搬脾06-11-19_13-17.jpg鳥平:焼鳥セット拡大206-11-19_13-17.jpg











鳥平:雀焼き拡大06-11-19_13-30.jpg鳥平:雀焼き一羽拡大06-11-19_13-35.jpg鳥平:牡蠣釜飯拡大06-11-19_14-01.jpg鳥平:牡蠣釜飯茶碗に盛って06-11-19_14-03.jpg











鳥平:鴨の翼06-11-19_14-12.jpg浅草の観音通り沿いにあるセントラルホテルの脇道を入ると、直ぐ左手に「鳥」と電光看板を付けた小さな鳥料理の店がある。
入口に掛かった暖簾にも「鳥」の一文字。
そこからは、この店が焼鳥屋ではないと主張している事が伺える。
得意とする物は焼鳥、釜飯、その他だが、本領を発揮するのは「その他」の部分にある。
この店では、小鳥、つまり季節に応じた野鳥を味わう事が出来るのである。
これには勿論、鴨も含まれる。

雨の降るこの日、傘を畳んで暖簾を潜った僕を迎えてくれたのは、二代目にあたる若旦那とその母親の女将さん、そしてテーブル席に座って新聞を読んでいたご主人であった。
釜飯ですか?と尋ねた女将さんに「身体が冷えたから熱いのを頼む。」と返すと、おや?という風にご主人が顔を上げた。

どちらからいらっしゃいました?とご主人が尋ねてきた。
実を言うと、この時までこの方がご主人とは、思っていなかったのだが。(笑)
そして始まる四方山話。
幸い雨の降る浅草は客足も少なく、のんびりした時間が流れていた。
初めて訪れる店では、こんな時間が楽しみとなる。

その話の中で、創刊当時のDANCHUに掲載された時の話が出て来た。
焼鳥が紹介されたらしく、来る客来る客が、皆、焼鳥ばかり頼むので困ったという。
うちは釜飯も、小鳥料理、鴨鍋もあるのに焼鳥しか売れなかった。
それも、客が押し寄せる様に来るので夜まで鶏が持たない事もよくあり、常連さんに迷惑を掛けて困ったという事である。

熱燗500円を2本傾けながら、そんな話を伺いながら頼んだのは、

鳥わさ 800円
焼鳥6本セット 2000円
牡蠣釜飯
雀焼き 2500円
〆て8400円。

高い、とお思いかも知れぬが、お通しの大根と柿の酢の物からして美味かった。
鳥わさには味わい深い半生の鶏がたっぷりと入り、焼鳥セットの串は噛むほどに味の染み出る大振りな鶏肉が使われている。
タレか塩か?などという問いは無く、それぞれの部位が美味く食べられる様、塩とタレを使い分けている。
タレも決して付け過ぎる事無く、鶏肉の滋味を十分に味わう事が出来た。

「今日入っている小鳥は?」という僕の問いに、雀と鴨、という女将さんの答。
雀は年中あるが、やはり秋から初冬が美味いとの事。
そんな訳で雀焼きを頼んだのであった。
僕が子供の頃には、神社の縁日などで雀のつけ焼きを食べたものである。
その懐かしさも手伝った次第。

可愛らしく両手足を広げた姿で焼かれた雀は骨ごとバリバリ食べる事が出来る。
鶉(うずら)もそうだが、小鳥の骨は中が中空なので、思いの外に食べやすいのである。
季節によっては目白、つぐみ等々も味わう事が出来るとの事であったが、なかなか入らなくなってきたらしい。
猟師が少なくなってきたのだ。

鴨は半身を焼く豪快な料理と鍋があるが、使う鴨の種類が違うとの事。
この日、僕の前の銀のトレイに何気なく眼鏡と一緒に置かれていたのは焼き料理用の若鴨の翼である。

〆には牡蠣釜飯。
これの値段は忘れてしまったが、大きな三陸産と思われる牡蠣とグリーンピースが入った物で、牡蠣の美味さも勿論の事ながら、飯の美味さも格別であった。
なるほど、釜飯も看板である事が良く解った。
店舗写真にも、厨房内のガス台にずらりと並ぶ釜の写真を掲載したが、釜飯もお薦めである。

そろそろ客が入り始めた店を後に外に出て、ああ美味かった、と、雨の上がった空を見上げたのであった。

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furutone at 00:51│Comments(6)TrackBack(0) 浅草中央部:仲見世より西 

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この記事へのコメント

1. Posted by じく   2006年12月18日 08:40
うわ〜腹いっぱいになりそう!
雀さん、見事に雀さんの形なので笑っちゃいました。

それにしてもノロのおかげで、牡蛎急落だそうですね。
牡蛎による感染は、1例もないのに、
風評被害が凄いって・・・
安くなるのは嬉しいけど、お店で食べられなくなっちゃうのかな〜困るなあ
2. Posted by 古利根   2006年12月18日 10:01
じく様
はい、腹一杯でした(笑)
牡蠣が下がって、嬉しいのは嬉しいのですが、確かに無くなる可能性も…。
3. Posted by yuta   2006年12月19日 00:14
雀!
京都の伏見稲荷の参道で売っているのを
子供の頃よく見てましたが、かわいそうで
なかなか食べられませんでした。
でもお祖父ちゃんは大好きで、頭をごりっと
食べてたなぁ。。。懐かしく読ませていただきました。

でも、未だに食べたくはないです(苦笑)
4. Posted by 古利根   2006年12月19日 00:17
yuta様
僕は八坂神社の夜店で食べました。お互い懐かしいですネ(笑)
yuta様は鶉ならあるんじゃないですか?
あれも美味いですよ!
5. Posted by yuta   2006年12月19日 12:34
確かに鶉も雀と一緒に売ってましたね。

どちらも食べたことはありますが、
やはり子供心に残酷な感じがしてました。
鶏肉に関しては何とも思わないのにね・・・
雀は親近感があるからでしょうか。

触感とか、骨の感じとかが苦手でしたが、
あの甘辛いタレと山椒が美味しくて、
これが鶏肉だったらもっと美味しいのにと
子供心に思っていました。

八坂さんでは今でも売ってますか?
初詣によく行きますが、見たかなぁ。。。
伏見稲荷では名物なのでいつでも売っていますが。
6. Posted by 古利根   2006年12月19日 12:48
yuta様
八坂さんではもう売っていません。
そういえば伏見稲荷は名物でした。忘れてました〜。
どちらかというと、やはり鶉の方が美味いかな〜。

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