糸の織密度が高いカバーを「高密度カバー」と言います。
しかし、どれくらい高密度か?というと、、実は定義はありません。

その目的が、ダニを通さないことであれば
ダニが通らないほどの密度があれば「高密度カバー」と言えるのかもしれません。

生地メーカーの実験によると
打ち込み本数180本の生地では、ダニは自由に出入りできます。

そして、200本の生地では、ダニは通れなくなります。
※ただし洗濯回数50回でダニは通れたそうです。

ですから、210本打ち込み以上の生地ではダニは出入りできません。
この時点から、高密度カバーと言えるのかもしれません。

そういう意味では、スザキーズ布団生地は高密度カバーと言っても良いのです。
(220本打ち込み本数)

ですが、あまり高密度カバーであると強調してきませんでした。
それは、高密度カバーにも欠点があるからです。

単純に織密度が高ければ高いほど目が詰まっていることから
通気性は、どんどん落ちてきます。

最近では、「高密度でありながら通気性もあります。」という
高密度カバーがありますが、それは生地仕上げ(染め等)の時に
通気性が無くならないような仕上げ方がなされているからです。

しかし、目が詰まっていることから通気性に劣ることに変わりはありません。

布団にとって通気性は最も重要な機能の一つです。

通気性が十分でないと、極端に言えばビニールの中で寝ているようなことになります。
×寝汗がべた付き不快!
×寝汗が肌に残ることによる不健康!
×寝床内気象を良い環境に保つ機能が無くなる。
 (寝床の中の温度や湿度を調整する布団の機能が無くなる)

何事もバランスが大事です!








●過去の同じ時期の書き込みもご参照ください。
 以前書いたモノは割愛している事もありますので(*^^)v





--------------------------------------------


アトピー(アレルギー)でお悩みの方はこちら

腰痛の悩みの問題はこちら