アレルギー専門医の先生方も、『お布団を替えてみて下さい』や
『高密度カバーでダニ等をふとんから出さないようにするものがあります』と
アドバイスされるケースが増えてきました。
私は、前者の立場なのですが、なぜ高密度カバーをお勧めしないかと言うと、
高密度生地は、通気性に問題ありと考えます。(メーカーは、 通気性もあると言っていますが)
やはり、劣る事には間違いありません。(私見)
アレルギーが有る無しの前にふとんの重要な条件として
通気性は欠かせません。
通気性が劣るふとんに寝ているといろいろな弊害が考えられます。
寝汗の吸湿性問題、皮膚に汗が残り埃が付着することによる
皮膚刺激(アトピー性皮膚炎関連)、
また、寝汗が残ることによる風邪・・・(寝汗がべたつく感じ・・・)
ですから、このような弊害が無いように、
布団そのもの自体がダニハウスダストを出さない物を
使う方が良いと考えるのです。
(この場合、布団カバーも市販の物でOK)
私の本サイトにも、実際に高密度カバーを使っておられた方から、
同じような報告を受けています。
次の図は、以上の事をイメージ図化したものです。
しかし、高密度カバーを完全に否定するものではありません。
ある一定の効果があるという報告もあります。
この書き込みは、私がなぜ高密度生地を採用していないかを
ご説明しただけです。
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