LJL観戦勢SupのLOL考察

主にLJLの感想、予想をつらつら書いていこうと思うブログ。 選手への敬称は略、ご容赦を。御用等ありましたらTwitterに。

Draftを中心に考えるFinal

なんかいろいろな情報が出てる中で後出しのような状態になって申し訳ない。
前回の記事のコメントでDraftについても語って欲しい
というのがあったのでいろいろまとめて話したいと思います。


まずド直球としてDraft部分で大きい不満点はなく
理に適っていない部分は見られなかったと思うんです。
じゃあなんであそこまでの差がついてしまったのか、という部分の
自分の考察をこれから書いていきたいと思います。


前の記事で書いた通りDFMは守備的なチームだと思っています。
根底にあるのは個々のパフォーマンスへの自信。
全員が自分の所から崩れることはない、ゲームが壊れるほどの負けはないという自信
ここから来る集団戦中心のDraftをしていくわけです。
その上で何が守備的なのか、というと引き算のDraftをしてくるからだと思うんです
自分たちの強みを押し出すのではなく、相手の強みを消すことで
地力に勝っている自分たちが勝つ、という形を作ってくるんですね
そういう考えで見るとDraftはかなりわかりやすいと思うんです。
PGMのレギュラーシーズンでの強みはBotレーンだったのは間違いない
Botレーンに1v1以外で一番影響力のあるチャンピオンはRamuneのプールでは
間違いなくタリアでしょう。それを取り上げて、
集団戦になった時にフロントラインの強度を変えてしまいセミファイナルで暴れていた
トランダルを消しておく。セジュアニのカウンターでもあるので
自分たちがセジュアニを使うことの理由にもなっていますよね


対面したPGMのDraftの目的は主に2つ。
一つはEviに対して一人で壊されるようなスプリットプッシャーを使わせないこと。
まぁ大体カミールなんですけどこれはまぁ空くことは絶対になかったでしょう。
もう一つはマウントを取れるレーンを一つでも増やすこと。
DFMはレーニングを少し犠牲にしても集団戦に寄せましたが
PGMは逆に集団戦を少し犠牲にしてもレーンの強さに寄せたと思うんです
結果何が起こったか、決勝戦のプレッシャーも相まって
PGMの有利レーンがほぼ押し込める展開になり
Stealの行動範囲が時間を追うごとに制限されていったのがわかると思います。
あともう一つ有利だった面としてEviが元PGM所属だったこともあると思います
今回の決勝の一番大きいポイントはEviのTopレーンだったという人は多いと思うんです。
まず先出しのナーに対しての反応をPGM見に行ったと思うんですよね
個人的にカウンターが取れそうなのはGP、ライズ、カシオペア辺りだと思うんです。
Game1でカシオペアを取らない、というのがわかって
Game2で今度はBANからライズを外しますよね、そして取らない。
Game3では最終的にGPに誘導するかのようなライズBAN。
これはPGMサイドの誘導兼狙っていた部分だったのかな、と思います
EviGPがあまり得意ではない、という部分を知っていた。
カミールは必ずBAN、フィオラは2ndBANフェーズでBANとした場合に
Eviのプールの中でスプリットプッシュができるのはナーだけ、という判断で
ナーの先出しというのを3戦続けたのではないでしょうか。
これ実はもう一つ面白い部分があって、Eviが先出しナーをした場合を考えると面白い。
実はPGM側はEviナーに当てるもの用意してたんじゃないですかね?
そうするとBAN枠が足りなくなる。ガングプランクと対策チャンピオンの
2枚を開ける余裕は恐らくDFMにないはずですから。


PGMの更に上手かった点はOnceのゲームメイクです。
TopにDraftの有利を作った上で、TopにJgがあまり介入しませんでしたよね
主にBot-Midレーン間でプレッシャーを作ったことで影響がかなりありました。
特に被害を被ったのがBotレーン
全レーンで有利を取られていたDFMとしては少数戦を序盤で行える状態ではなかった。
Botレーン側にOnceが寄っていることも多く、
仕掛けられるPGM側のBotレーンに対して、仕掛けられないDFM
レーニングより集団戦に寄せていたBotレーンは2v2でも3v3でも勝つのが難しく
3戦含めてDFMのCSがガッツリ落ちたことの原因になっていたと思います。


Draftの差ではなかったと思います
35分前後までの戦いを想定していたPGMとそれ以降の想定をしていたDFMという図式で
それに合わせたようなDraftをしていたと思います。
コーチとして差があったとしたら
選手間のパワーバランスを含めてのラインの見切りがPGMのほうが上手かった
TopのPazがカウンターピックを使えれば介入しなくても勝てるという見切り
EviのメイジTopとGPが脅威にあまりならないだろうという見切り。
多少の不利でも大きな差にならないだろうと思っていたDFMの誤算。
Topにカウンターピックを当ててきたことからTop中心のゲームメイクだと思った誤算
10-0というレギュラーシーズンの結果が少しコーチの目を曇らせてしまったのかな。
PGMはセミファイナルも戦い、攻めの姿勢が出来ていた。
そういった日程等も含めた差が決勝の結果になったのだと思います。

Cerosのタリアから見るFinalと課題

LJLのFinalが終わりました。PGMの皆さんおめでとうございます
MSIでの活躍に期待しながら、今回のテーマを始めていきたいと思います。


皆さんまぁFinalはいろいろな感想を持ったと思いますが、
私視点で感じたことを書いていきたいと思います。
まずタイトルを回収しましょう。
Cerosのタリアは悪手だったのか、という話ですね。
結論から言うと悪くないPickだったと思っています
ではなぜ機能しなかったか、という点を考察していきたいと思います


前提としてCerosがどういうプレイヤーなのか、というのを語りたいと思います。
彼の特徴といえばチャンピオンプールの広さですよね。
それを支えているのは抜群のポジショニングのうまさとスキルの精度だと思ってます
なのでどのチャンピオンを使っても高いLvで安定しているのだと思います
しかし彼はドミネータータイプのMidレーナーではない、と思います
一番先陣を切って戦っていくタイプではないということですね
まぁLJLの日本人MidレーンでドミネーターだったのはRokiくらいだと思っています
なのでハイマージグスジリアン等のメイジでスキルショット精度が求められる
チャンピオンを使わせると素晴らしいパフォーマンスを出せると思っています
その上で今回使ったタリアはどういうチャンピオンか。
スキルショット精度が必要なチャンピオンでAOEダメージもある
Cerosに合っているチャンピオンだと思うのです。ではなぜ機能しなかったのか
Ultですねウィバーウォール
このスキルをDFMというチームが普段使っていたのかというのが見えた気がします
主な使用用途は2つ。両サイドで起こる戦闘への移動手段として使うこと
もう一つはエンゲージ後に更に有利な状況を作るような状態で使うことです。
これ以外にも視界やディスエンゲージに使うこともありますが、主な用途は2つでしょう
そしてこれ以外に何があるのか?と疑問がある人もいるでしょう
前述の2つのウィーバーウォールは二つとも二の矢で使われている、ということです
他レーンのアクションに対して追加で使っている、とイメージですね
DFMはそれだけでも勝ててしまっていた。
しかし劣勢の状態になると他のエンゲージを待つ前に
地形的有利を作った方がいいというのは当たり前ですが、ほぼ無かったですよね
何故か、普段から地形を作ってから集団戦を起こす、という形をやらないからでは?
Cerosのウィーバーウォールがどういう形になるのか
というのがチーム全体としてイメージできなかったのではないでしょうか


レギュラーシーズンを10-0で突破し、あまり劣勢になることがなかった。
劣勢時のプランがあまりなかった、ほぼミス待ちだったような気がします
しかし10-0だったように勝ててしまったのが対策の薄さになってしまったのかなと
さらにチームバランス。DFMは非常に守備的なチームだと思っています。
StealVividもコントロール寄りのサポートとジャングラーで
少数戦よりは5-5の集団戦の方が得意なプレイヤーで、
確実に勝てるポイントで勝負を仕掛けていくタイプ。リスクをあまり負わないんですよね
なので勝っているときは恐ろしく強い。大きいミスをまったくしませんからね。
しかし劣勢の状況になった場合に敵を荒らす技術の面で差が出来る。
レギュラーシーズンは相手のミスを待つだけでもよかったかもしれませんが
ポストシーズンのFinalではやはり厳しい状態になってしまった。
ショットコールは主にこの二人がやっているような印象があるのですが、
確実性を求める二人とリスクを負って勝負に行きたかったEviとのズレが
Eviの空回りを加速させていたと思います。
なのでGPのUltやタリアのUltのような彼らが主導のゾーニングスキルを生かせなかった


最後に触りたいのはメンタル面
やはり10-0という成績もあり、プレッシャーが強かったのは間違いない。
有利の取り方にしてもかなり薄い有利で満足してることがあり、
慎重というか、ナーバスな展開になってしまっていたように思う。
特にCeros、Yutapon、Vividの3人は決勝で3連敗してはいるものの
どのシーズンも優勝候補だった、自分たちのミスで負けたというのが根底にあると思います
その3人の重さがDFM全体の重さになってしまったのかな、と
ただコーチもつらい。だってそんな歴史はほぼ知らないだろうし、説明されるとも思わない。
2敗したときの異常なまでの空気の重さは理解できない状態だったのでは?


最後に個人的な意見を言わせてもらえるならば、DFMは変化しないといけません。
必要なのはアグレッシブな動きができるプレイヤーを作ることですね
DFMが最後に優勝したときのジャングラーはCatchでした。
今シーズンでいうならWyverNのような存在をDFMは作らないといけない。
ミスのない試合展開を作るより、試合を変えられるような存在
どこのレーンでもいいです、1人は作らない限りこの歴史は続くのかな、と思ってしまった。


ちなみにこのDFMの自爆を誘ったのは間違いなくPGMのコーチの手腕でしょう。
試合を壊す可能性が唯一あったEviのスプリットキャラを全部潰し、
Mid/Bot中心に作り上げたことによってアーリーゲームを3Gameとも支配しましたからね。
前記事でレイトゲームキャリーのケイトの怖さを指摘しましたが、
アーリーゲームの重要性を理解し、作り出したコーチの手腕は見事だと思います。
付け加えるなら、DFMは負けているシーズンDayDream、Stealという
ジャングラーを起用していますよね。彼らは非常に優れたジャングラーで
ものすごく無駄がないんだと思います。しかしそれは諸刃の剣で
アナリスト陣にとってはかなり予測しやすいのかもしれません。
PGMの前任ジャングラーだったTussleが世界に出るとアグレッシブさを失った理由として
この相手Jg経路の予測は正直かなり重要な部分を占めていたと思います
MSIにでてくる各国の主要JgたちからOnceがマウントを取れるのか
PGMアナリスト陣の情報戦はもう始まっているのではないでしょうか。


最後に今回のFinalから得た課題。
セカンドプランを持つこと、ですね
両チームとも用意したもので戦って用意したものがよかったのがPGMだと思っています
しかし当たり前ですが用意したものだけで戦えるのがLOLというゲームではない
LOLクライアントのThe Breakdown Episode 3 KZとKTの試合の動画がありましたね
KZはKTの理想の試合の展開に2分半でリアクションを起こしました。
自分たちのプランが崩れたとき、それに対するリアクションの速さ
チームの強さの指標になるべきで目標とするものでしょう
LJLのチームのリアクションはまだ正直遅い
リアクション速度の向上がLJL全体としての課題になるのではないでしょうか。

Finalで注目している点。

さて今日はLJLのFinalですね。DFMもPGMもいい試合をしてほしいと思います。
まず前提として勝利予想をしたいと思います。3-1でDFMです。
その予想をした上でPGMが勝つシナリオを考えていきたいと思います。


まず両チームともほぼ技術的な差はないと言ってもいいでしょう。
ただし、DFMが勝つ理由として大きいのはTopレーンの差だと思います。
正直Eviに1v1で勝てるTopレーナーはLJLにはおらず、
放置していくと必ず有利を取られる展開になっていくのは明白です。
なので注目点の一つ目。ガンクプランクをどうするのか、ということ
現状のTopレーンのチャンピオンで先出しが可能でほぼカウンターがない
ガングプランクは非常に優先度が高く、Pazも得意としているチャンピオンです
対するEviは今シーズンの試合でガングプランクをピックしたゲームは1ゲーム。
その試合は負けています。まぁ対面ルシアンだったので何とも言えませんが・・・
PGM側としてはガングプランクの優先度はかなり高いと思います
DFMはBAN枠として使うのか、Round7では3戦中1回使いましたが
一回でも活躍されるとBAN候補になってもおかしくないチャンピオンだと思います


もう一つ注目してるレーンはADCです
プロモーションシリーズとセミファイナルを見た感想としては
ケイトリンの評価を落とさざるを得ないのではないのか、ということ
優先度の高いザヤ、カイ=サその下にエズリアル、ヴァルス、ケイトリン
という図式のドラフトが多いですがケイトリンのピックはかなり危ういと思います
他に上げたチャンピオンに比べてパワースパイクが遅いという欠点を抱えています
今まではレートゲームになることも多く問題になることはなかったのですが。


これとリンクしているのがジャングルだと思っています
これまでまったく出てこなかったニダリーが出てくるようになったということです
ニダリーが最近の競技シーンに出てこれなかった理由はゲーム展開の遅さです。
レートゲームになった時のリスクとアーリーゲームの有利が噛み合っていなかった
ところが現状バロンバフの強化があり、アーリーゲームの重要性が上がったと思います
同時にケイトリンがこのファーストバロンの可能性がある20分以降の時間に
他のADCに比べて弱い点が弱点になりつつあると思います。


なのでPGMの一番の勝ち筋はこのケイトリンDFMに渡すことなのかなと思います
その上でOnceニダリー、カ=ジックス、グレイブスのようなジャングラーを使い、
TopのPazガングプランクを使うような展開はDFM不利ではないかな、と
そうしてもう一つは去年のSummerのような展開に持っていけるとベスト。
去年DFMは恐らくザヤに拘って負けた、という印象があったのは私だけではないでしょう
今回もそのケイトリンに拘るような展開を作れるなら・・と思ってしまいますね


勝ち筋とは関係ないのですが今回恐らくジリアンが出てくる展開はあると思います。
LCKのCrownも使っていましたし、DFMとしてはBAN枠を使わせる可能性があるので
出す価値はかなりあると思うのでGame1.2辺りの早いところで出てくるのでは


最後に今回のFinalを楽しみにしています。
想像した展開以上の、熱い戦いを期待しながら終わりたいと思います。
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