2008年12月29日
デジタル一眼レフの感度
先日護摩壇山で撮影したM42です。

PENTAX 100SDUF + L41 Canon EOS KissDN改 15min.×6 + 10min.×1 ISO100
GPD + SS2000PC + QcamPro4000 + Guidemaster / 12月27日 護摩壇山
これISO100で撮影しています。
ちょっと処理方法が荒くて見苦しいのですが、そこは目を瞑っておいてください。(笑)

PENTAX 100SDUF + L41 Canon EOS KissDN改 15min.×6 + 10min.×1 ISO100
GPD + SS2000PC + QcamPro4000 + Guidemaster / 12月27日 護摩壇山
これISO100で撮影しています。
ちょっと処理方法が荒くて見苦しいのですが、そこは目を瞑っておいてください。(笑)
先月だったか、kiriさんのブログでISO200で15分3枚で撮影された見事なM42を拝見して、それからずっとISO100で撮影してみたかったのです。
でも貴重な新月の晴れた夜、もしISO100で1時間半から2時間も撮って星雲がほとんど浮かび上がってこなかったら・・これはとてもショックなことです。そんな訳でなかなか勇気が出ませんでした。
でも今年最後の撮影となりそうですし、思い切ってみました。(笑)
冷却CCDには感度設定がなく、何枚も撮影して合成します。
デジタル一眼レフも同じCCDやCMOSを使っているなら感度など関係なく情報を得ているんじゃないかという仮定の上で、実際にあるデジタル一眼レフの感度設定というものは何なのかを考えてみると、やはりその得た情報を電気的に増幅させて感度設定を作り出しているのではないかと想定できます。
ならばその感度を無視しても元になる画像の情報は変わらないということになります。
kiriさんのブログとコメントにはそのようなことを書かれていました。
これは非常に興味深いことですねぇー。
・・ということは、感度をISO100・・もっとも諧調が豊富で破綻するまでの許容範囲が広く滑らかな高画質を得ることのできる最低感度にして、いつもと同じ露光時間撮影して、あとは画像処理でいつもより持ち上げれば、ISO800やISO1600で撮影した画像と同じような画質・・いや、そのような高感度よりもさらに高画質を得ることが出来るんじゃないかと思ったわけです。
実際にそうだとすると、わざわざ画質の低い高感度で撮影する必要がなくなり、天体写真は・・というか、一般撮影においてもすべて低感度で撮影して持ち上げるという撮影スタイルに変わっていくことでしょう。
リコーのGX-100などの高級デジタルコンパクトカメラにはISO80やISO64などのさらに低感度も設定できるようになっていますが、これらの感度はISO100を増幅させていると確かどこかで読んだ事があります。
EOSデジタルにしてもNIKONにしても、恐らく同じように元になる感度があり、それ以外の感度設定はすべてそれを増幅させていると考えても不自然ではありません。
最低感度で画質がもっとも良いとすれば、その感度が元になる画像に近い状態なのだと思います。それがISO100ではないかと。
内臓されている画像処理エンジンで余計な処理がなされるほど画質も落ちていくと考えると、どっちみちPCで画像処理するのならISO100で撮影して後で持ち上げるほうが高画質だと思われます。
どうでしょう?
皆さんもISO100で試してみませんか?
■追記
ISO100、15分でのZoomBrowzerEXで表示されたヒストグラムです。

左から1/4くらいってところでしょうか。
いつもはISO800で15分撮影しますが、その場合はこのヒストグラム表示では右から1/3程度まで上がっています。
もう少し・・20分くらいに露光を伸ばしたほうが良いでしょうか。
でも非冷却KissDNなのであまり伸ばすとアンプノイズも気になってきますし、まぁこれくらいでも許容範囲かな?と思います。
でも貴重な新月の晴れた夜、もしISO100で1時間半から2時間も撮って星雲がほとんど浮かび上がってこなかったら・・これはとてもショックなことです。そんな訳でなかなか勇気が出ませんでした。
でも今年最後の撮影となりそうですし、思い切ってみました。(笑)
冷却CCDには感度設定がなく、何枚も撮影して合成します。
デジタル一眼レフも同じCCDやCMOSを使っているなら感度など関係なく情報を得ているんじゃないかという仮定の上で、実際にあるデジタル一眼レフの感度設定というものは何なのかを考えてみると、やはりその得た情報を電気的に増幅させて感度設定を作り出しているのではないかと想定できます。
ならばその感度を無視しても元になる画像の情報は変わらないということになります。
kiriさんのブログとコメントにはそのようなことを書かれていました。
これは非常に興味深いことですねぇー。
・・ということは、感度をISO100・・もっとも諧調が豊富で破綻するまでの許容範囲が広く滑らかな高画質を得ることのできる最低感度にして、いつもと同じ露光時間撮影して、あとは画像処理でいつもより持ち上げれば、ISO800やISO1600で撮影した画像と同じような画質・・いや、そのような高感度よりもさらに高画質を得ることが出来るんじゃないかと思ったわけです。
実際にそうだとすると、わざわざ画質の低い高感度で撮影する必要がなくなり、天体写真は・・というか、一般撮影においてもすべて低感度で撮影して持ち上げるという撮影スタイルに変わっていくことでしょう。
リコーのGX-100などの高級デジタルコンパクトカメラにはISO80やISO64などのさらに低感度も設定できるようになっていますが、これらの感度はISO100を増幅させていると確かどこかで読んだ事があります。
EOSデジタルにしてもNIKONにしても、恐らく同じように元になる感度があり、それ以外の感度設定はすべてそれを増幅させていると考えても不自然ではありません。
最低感度で画質がもっとも良いとすれば、その感度が元になる画像に近い状態なのだと思います。それがISO100ではないかと。
内臓されている画像処理エンジンで余計な処理がなされるほど画質も落ちていくと考えると、どっちみちPCで画像処理するのならISO100で撮影して後で持ち上げるほうが高画質だと思われます。
どうでしょう?
皆さんもISO100で試してみませんか?
■追記
ISO100、15分でのZoomBrowzerEXで表示されたヒストグラムです。

左から1/4くらいってところでしょうか。
いつもはISO800で15分撮影しますが、その場合はこのヒストグラム表示では右から1/3程度まで上がっています。
もう少し・・20分くらいに露光を伸ばしたほうが良いでしょうか。
でも非冷却KissDNなのであまり伸ばすとアンプノイズも気になってきますし、まぁこれくらいでも許容範囲かな?と思います。
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1. ISO100,200,800 [ 星空雑記簿.。.:*・°☆ ] 2009年01月06日 00:08
何だか難しくてよく分からないことばかりだが、これは面白そうだ。とにかく実験してみることにした。
この記事へのコメント
Posted by syoshi- 2008年12月29日 23:58
おっ やってみたんですね!
ISO100 15分でヒストグラムどの程度でしたか?
説明出来ないんですけど低感度での撮影は処理がやりやすくないですか?
低感度だと長時間露出できますし暗い空では有利かも知れません
状況によりISO100-400を使い分けると良いかもですね
又情報お願いいたします
ISO100 15分でヒストグラムどの程度でしたか?
説明出来ないんですけど低感度での撮影は処理がやりやすくないですか?
低感度だと長時間露出できますし暗い空では有利かも知れません
状況によりISO100-400を使い分けると良いかもですね
又情報お願いいたします
Posted by kiri 2008年12月30日 00:41
なるほど。
カメラの内部で行なっている信号増幅を外で、ということですね。
そうなるとRAWよりもさらに「生」に近い画像データを得られたら、もっとオリジナルな画が作れそうですね。
カメラの内部で行なっている信号増幅を外で、ということですね。
そうなるとRAWよりもさらに「生」に近い画像データを得られたら、もっとオリジナルな画が作れそうですね。
Posted by ich 2008年12月30日 05:13
わたしも先日ISO100で馬頭を撮影して見ました。
結果はまずまず、15分4枚でもそれなりの画像になりそうですね。
8枚予定だったのですが雲で5枚目でアウトだったのが残念です。
さすが低感度ノイズの乗りが全然違うと感じました。
わたしも当面は低感度にチャレンジして見ます。
結果はまずまず、15分4枚でもそれなりの画像になりそうですね。
8枚予定だったのですが雲で5枚目でアウトだったのが残念です。
さすが低感度ノイズの乗りが全然違うと感じました。
わたしも当面は低感度にチャレンジして見ます。
Posted by ふぶぶ 2008年12月30日 17:32
>syoshi-さん
貴重な晴れ間ですからかなり勇気が要りましたが(笑)、良い結果が出てくれたように思います。僕も先日はISO400で撮りましたが、ISO800よりかなり諧調は豊かに感じました。今回のISO100は特に難しいことは何もせずレベルで持ち上げただけで簡単に浮かび上がってくれましたのでさらにそう感じます。
露光時間と枚数はやはり同じように必要だと思いました。
しばらくはISO100で撮影を続けてみようと思ってます。syoshi-さんも試してみませんか?
>kiriさん
ちょっと勇気が要りましたが(笑)やってみました、なかなか良い結果が出てくれたように思います♪
高感度とほとんど変わらない・・というか、低感度のほうがノイズを差し引いた情報量が多い気がするのです。これは僕も説明は難しいですが・・内臓画像処理エンジンでの処理が軽めになるのでしょうか、諧調はとても豊かで破綻までの許容範囲が広くCS3での画像処理も比較的楽な気がしました。
ISO100でもうしばらく検証してみます。
>ichさん
> カメラの内部で行なっている信号増幅を外で
まだ良くわかりませんが結果的にはそういうことになるのでしょうか、処理が少ない画像であれば劣化も少ないんじゃないかと思います。
恐らく観音様以外のデジタル一眼レフでも同じような傾向になるんじゃないかと思うのですが・・ぜひ低感度で試して結果をお教えください♪
>ふぶぶさん
おお、やってみたんですね♪
低感度、思ったより好印象ですね。画像処理でも予想外に良く浮かび上がってくれるので驚きました。
僕もしばらく低感度で試してみようと思います。情報交換よろしくです!
貴重な晴れ間ですからかなり勇気が要りましたが(笑)、良い結果が出てくれたように思います。僕も先日はISO400で撮りましたが、ISO800よりかなり諧調は豊かに感じました。今回のISO100は特に難しいことは何もせずレベルで持ち上げただけで簡単に浮かび上がってくれましたのでさらにそう感じます。
露光時間と枚数はやはり同じように必要だと思いました。
しばらくはISO100で撮影を続けてみようと思ってます。syoshi-さんも試してみませんか?
>kiriさん
ちょっと勇気が要りましたが(笑)やってみました、なかなか良い結果が出てくれたように思います♪
高感度とほとんど変わらない・・というか、低感度のほうがノイズを差し引いた情報量が多い気がするのです。これは僕も説明は難しいですが・・内臓画像処理エンジンでの処理が軽めになるのでしょうか、諧調はとても豊かで破綻までの許容範囲が広くCS3での画像処理も比較的楽な気がしました。
ISO100でもうしばらく検証してみます。
>ichさん
> カメラの内部で行なっている信号増幅を外で
まだ良くわかりませんが結果的にはそういうことになるのでしょうか、処理が少ない画像であれば劣化も少ないんじゃないかと思います。
恐らく観音様以外のデジタル一眼レフでも同じような傾向になるんじゃないかと思うのですが・・ぜひ低感度で試して結果をお教えください♪
>ふぶぶさん
おお、やってみたんですね♪
低感度、思ったより好印象ですね。画像処理でも予想外に良く浮かび上がってくれるので驚きました。
僕もしばらく低感度で試してみようと思います。情報交換よろしくです!
Posted by Fuuma-mfuk 2008年12月30日 23:09
なんとなく分かったような、実はよく分かってないような..
ともあれ、ISO100,200,800で試してみました。
自分は、奥深いどころか、入り口にも居ないのではないかというレベルです。
ISO100でもそこそこ写るなぁ!と目に鱗でした。
勝手でしたが、TBさせていただきました。
ともあれ、ISO100,200,800で試してみました。
自分は、奥深いどころか、入り口にも居ないのではないかというレベルです。
ISO100でもそこそこ写るなぁ!と目に鱗でした。
勝手でしたが、TBさせていただきました。
Posted by Ken28 2009年01月06日 00:17
>Ken28さん
TBありがとうございます。低感度で試されましたか。
結論から言うと、低感度も高感度も露光時間が同じなら画像に含まれた情報量は変わらないのではないかと思います。
低感度でも高感度と同じ露光時間で同じように浮かび上がってくる・・というのがこの主旨で、僕は普段はISO800で15分を8枚撮影しているのですが、これをISO100で試してみようと思っています。
たとえば極端な話、ISOを間違って設定した状態でいつもと同じ露光時間で撮影してしまったとします。普通ならかなりショックですが・・しかし実際にはどんなISO設定にしても結局は同じような画像に仕上がるということになると思います。
ただこの元になるCMOS自体の感度がISO100だとすると、内臓された画像処理エンジンで加工される分量がもっとも小さい、あるいは加工されていないということになります。となると、この感度設定が最も高画質に仕上がるんじゃないかと思うわけです。
思います・・とまだまだ仮定の部分が多すぎるので、ぜひKen28さんも試して報告をお聞かせいただければ嬉しいです。
TBありがとうございます。低感度で試されましたか。
結論から言うと、低感度も高感度も露光時間が同じなら画像に含まれた情報量は変わらないのではないかと思います。
低感度でも高感度と同じ露光時間で同じように浮かび上がってくる・・というのがこの主旨で、僕は普段はISO800で15分を8枚撮影しているのですが、これをISO100で試してみようと思っています。
たとえば極端な話、ISOを間違って設定した状態でいつもと同じ露光時間で撮影してしまったとします。普通ならかなりショックですが・・しかし実際にはどんなISO設定にしても結局は同じような画像に仕上がるということになると思います。
ただこの元になるCMOS自体の感度がISO100だとすると、内臓された画像処理エンジンで加工される分量がもっとも小さい、あるいは加工されていないということになります。となると、この感度設定が最も高画質に仕上がるんじゃないかと思うわけです。
思います・・とまだまだ仮定の部分が多すぎるので、ぜひKen28さんも試して報告をお聞かせいただければ嬉しいです。
Posted by Fuuma-mfuk 2009年01月06日 02:55











人柱になっていただいてありがとうございます。
今日、わたしも(根性なしの)ISO400のM45を処理してみました。何の違和感もなく処理をすることが出来ました。
どうもフィルム時代の思い込みがあるのでプレビューで現われないと「ない」と思い込んでいたようです。
・・・といいながら、今度の撮影の感度は何にしよう?
ふうまさんはISO100で撮影をしますか?
相変わらず、根性なしです。