2007年01月14日

 平家物語の冒頭の『祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きあり』の書き出しで有名だが、元は、お釈迦さまの入滅を叙述した大般涅槃経に「諸行無常 是生滅法 生滅滅已 寂滅爲樂」とあり、これを諸行無常偈と呼ぶ。

 諸行無常とは、「全てのことは一瞬も留まることなく、常に変わり続ける」ことである。
 大抵の大人なら、そんなことは言われなくとも分かっている。と言うかもしれない。
 しかし、はたして本当に分かっているのだろうか。

 最近アンチエイジングという言葉を聞いた。
 日本語にすると「抗老化」「抗加齢」ということだそうだ。
 確かに年老いるという現実は少しでも遅らせたいし、指摘されても認めたくは無いことだろうが、いくら抵抗したところで諸行は無常である。

 変わることを好まず、変わることを恐れるのが人の常ではあるが、そんな人の都合などお構い無しに、全ては変わり続けるのである。

(09:13)

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