The Heads
1995年
イギリス




OK!!!!!
まずは聞いてみようぜ!!!!!!


 


最高なことがお分かりか!!!????

前奏の台風みたいなフランジャーは、そりゃ大袈裟だろ!!!!
ギラつくワウギターに原始的なダセぇリフが疾走するガレージヘヴィサイケロケンローだな!!!!!
この手のジャム系サイケの曲でやってしまいがちな7分も8分もアウトロが続くみてーな空気読めねえ構成になってないコンパクトさも魅力なリードトラック!!!!

そして流れるように2曲目に繋がるが、こちらも埃っぽいプロダクション、シンバルがバシャバシャうるせードラムにヘロヘロ翻転ワウギターで疾走、ということで、
察しの通りこのアルバムはバンドの 1st というのもあってか、もしかしてパターンが極めてに少ない…??
わけだが、最高のパターンならば何曲やっても最高なのだと思わないか????
きっと彼らは分かっていてこのアルバムを作ったんではないか??????

流れるように暴れるリードギターを聞けば脳ミソは電気増幅器のやべえ夢を見、
しかし静のリフに戻って雑音が消えると多少正気が訪れ
またリフの間隙からギターのフレーズが漏れ出すと緊張は一気に解決してゆく。


 


ボーカルはどの曲も短いフレーズを囁いたり、微妙なテンションで叫んでみたりするスタイルで、メロディはほぼない。
きっと歌詞の内容も薬物中毒者の譫言のようなものでたいした意味もないと思われるな!まあこういうスタイルもアリってことを示しているわけだ。

ギターのエフェクトはファズやワウ一発の漢らしい構築、というわけでもなく、フルテンに設定されたイカれたトレモロやフェイザーが所々使われる!!
しかしシューゲイザーやスペースロックのように音響に頼り切った雰囲気だけを垂れ流すグループというわけじゃあなく、やはりファズギターのフレージングはスリリングで大きな展開を持つ曲が殆どと言えるだろう!!!

どのトラックも短く長い曲でも4分半程度だが、10曲目だけは12分間疾走バカドラムから終盤呪術ビートに乗った倍音満ち溢れるバカ暴れギターが聞けまくる。
ブランクの後はおそらくアウトテイクの寄せ集めでボーカルも入っていない(なんかメンバーで駄弁ってる声が聞こえるところはある)が、ドローンっぽくスローなフィードバックギターやスリーコードを繰り返すだけの曲なんかのセッションも20分に渡って聞けるな…。


時代とサウンド的にグランジやデザートロックの流れから出てきたUSバンドかと思ったらイギリスのバンドというのは意外。