腹ペコ山男の食い倒れBlog

管理人の日々の生活、登山、その他思いつくままをぬるくつづってます。 ※模型関係は移転しました。

台風21号(2018年9月4日)襲来

平成最後の夏と形容される今年の夏は災害の夏と呼んでも誰も異論はあるまい。

6月の地震から続く天災の連続にJR西日本は他社にさきがけて計画運休という
素晴らしい英断を行った。これにより、判断の出来ない企業に休んでよいという
もっともらしい理由を与え、いつも自主判断という責任逃れをして大量の帰宅難民
を生み出していた悪行を減らしたのは表彰に値する行為と思う。

さて、そんなわけで私の会社も4日は自宅待機という怪しい名目のお休みになった。
嫁の会社も公休になったようで(こっちのほうがわかりやすい)ふたりそろって自宅
で台風さまの到来を待ち構えていた。

朝の時点ではこんな快晴で、ほんまに台風くるのか???と思うような日差し。
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昼過ぎからしだいに雨と風が強まり、14時くらいから猛烈な風が吹き始めた。庭の木が折れる
かと思うくらいだったが、木は折れずに代わりに道路に面している木製の壁板が飛んだ(笑)

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※これは翌日撮影したもの※

飛んで行った板がどこかの車に突き刺さっていないか心配だったが、とても回収にいける
ような状態ではなかったので、風がやんだ夕方に探しに行くと、なんと真下に落ちて奇跡的
にも飛ばされていなかった。よかった、この程度で済んで...

すこし周囲を散歩するかと嫁さんと隣の駅まで歩いた。どこかで食事でもするかと探してみ
たが、ファミリーレストランもファストフード店ものきなみ閉っていた。そりゃそうだよね。これ
が普通だよ。

JRの駅に行ってみた。もちろん動いていない。パンデミックで全員死亡してしまった世界の
ような不思議な光景だった。
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大丸も閉店していた。
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ホテルくらいしか空いてないのかなあと歩いていたらカレー屋が空いていたので入店。
帰るつもりだったが、電車が動かなくなったのでじゃあ、営業しちゃったとか(笑)

チキンカツカレーとサラダをいただきました。
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カレー屋のおばちゃんから、幹線道路の北側が停電しているみたいだよと聞いたので散歩
してみることにした。

あらら、ほんまや。みごとに真っ暗。江戸時代に逆戻り。
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信号も街路灯も消えて、ヘッドライトがやたらまぶしい。

通行人の顔なんて見えるわけもなく、こりゃ柳が幽霊に見えてもしゃーないよね。
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我が家は軽微な損傷で済みましたが、断水したり、停電したり、関西国際空港は連絡橋に
タンカーがめり込んだり、なんだか関西を狙い撃ちして悪行の限りを尽くして北に去っていく
トンデモナイ野郎でしたね、21号は。

翌日5日は電車は激混み。とほほ。東京の満員電車みたいな感じだったよ。もう駅についた
時点でくたくた。

駅に降りて歩いていると、クラッシュして跡形もない建物や
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看板がぐにゃりと曲がっているのを見たりと
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21号の爪痕はなかなか深かったなと改めて感じた次第。

まだ50万世帯が停電中とのこと。

インフラ復旧に従事されている方は大変と思うけど。。。



今回はヘッドランプは台風前に事前に用意しておいた。
登山用具と、ある程度の食料は備蓄しているので冷蔵庫が無くてもお湯が沸かせれば
5日くらいは過ごせる用意はしてあるのはこころづよかった。
マンションは電気がダメになると、水もダメになるようで、次回は風呂に水をためておこう。

NZ滞在記(6)ダニーデン→オークランド→帰国

8月19日
いよいよ帰国の日。5日間滞在したダニーデンの町ともお別れ。

朝食は冷蔵庫の整理も兼ねているのでいつもよりも大盛り。
余ったバターやベーコンはステイ先に持っていってもらうことにした。
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今日もダニーデンの町の空は快晴
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お世話になったビクトリアホテル。Booking.comで予約可能。
ダニーデン滞在するならここはお勧め。
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今日は町で娘のぼろくなったスクールシューズを買う。
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ここは16日にお花を買ったお店
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Kマートでお買い物をした。
娘のお供に5ドルで子犬のぬいぐるみを購入した。
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名前は嫁さんがダニーデンで買ったから「ダニ子」ね、というので
それはあまりにもかわいそうなのでクリスティーンちゃんと命名。
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ホットチョコレートを頼んだが、キャドバリーのホットチョコレートと同じ味だった。

娘をホスト宅まで送る。ホストとシスターは外出中だったので家の中をゆっくりと見て撮影を
させてもらう。これが娘の部屋。日当たりのよい素敵な部屋。
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もう少し掃除したほうがいいと思うが。。。
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地図を見ると娘の家を経由しても空港に行けることがわかったので、時間もあるのでのんびりと
田舎道を走ることにする。

行けども行けどもまっすぐな道と牧草地が広がる。どうしてこうも違うのか。
看板もない。
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車内には水も食料も積んでいなかったので、
アウトカムと言う町のお店でサンドイッチと水を
購入。観光客はいない(笑)
お店の人はみんな地元の人の様子。
サンドイッチもここの店のミッチェルさんが作って
いる様子。レジに持っていくとBake?と聞いてくれる。
ホットにもしてくれるようだ。
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サンドウィッチのパンも分厚い!1個で十分だったので残りは
空港で食べた(笑)
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田舎道をのんびり走って空港に。
町でガソリンは満タンにしたので、キーをレンタカーブースに返却に行く。
FullFill?と聞いてくるのでYesと回答したらこれでおしまい。
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NZ旅行にレンタカーは必須だね。

ダニーデン空港にあった寿司ショップ。オークランドにも日本食レストランはあった。
かなり普及しているようだ。
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空港で手続きをした。荷物は伊丹で受け取ればいいと言われたが
休憩しているときに「間違えた!羽田で受け取ってね」とわざわざ
言いに来てくれた。やさしいね。

空港の掲示板にはOGHSの宣伝が。2021年に150周年を迎えるそうだ。
寄付しようかな。
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オークランドへはこの飛行機で移動。
コンピュータはこのカバンには積んでいないよね?と
聞かれてYESと答えてしまい、怪訝な顔をされる。
ああそうだ、日本語とは逆なのだ。NOと答えないとね。
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出国のときに偶然現地のアドバイザーさんがロビーにいることに気づいた。
驚いた。こんなことがあるんだな。

5日前に到着したときもこんな夕暮れだったなと思い出しながらこの5日間を
振り返る。一生わすれることが出来ない旅行になった。
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窓からダニーデンの町が見えた。
次はジャパンで!と最後に叫んだ娘を思い出した。
彼女は異国の地で頑張っている。
このまま日本に帰りたいよとぼそっとつぶやいた
のを僕は聞き逃さなかった。それでもお別れの時
は涙一つ流さなかった。
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オークランド空港で国際線に移動する。
迷っていたら、このグリーンのラインに沿って
歩けばいいよと教えてくれた。NZ人はみんな
やさしいなというのが今回の旅の印象。

日本語の分かる乗務員が3名いるとのことで、ひさしぶりに家族以外
の話す日本語を聞いた。どこか懐かしかった。でも耳が完全に英語
耳になっていたので、すこし聞き取りにくかった。
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晩は肉料理。ホーキーポーキーのアイスクリームも出た。

朝は和食。洋食を頼んだが間違えられてしまった。まあ、これもいい経験。
非常口の前の席だったので、CAさんが目の前に座る。ネームプレートを
みたられいなさんだった。日本マークが付いていたが、ハーフなんだろうか。
英語も日本語も流暢だった。でも、朝食は間違えられてしまった(笑)
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日本が近づいてきた。コースは行きよりも東寄りのようだ。
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飛行機は30分ほど遅れて羽田に到着。
ダウンジャケットを脱ぐ。空気が重たい。
荷物はなかなか出てこなくて、乗り継ぎ
で焦っている人もいた。そりゃそうだな。

羽田は国際線と国内線が分かれているのでバスで移動する。
伊丹までの移動は体力的には堪えるね。嫁さんはこのまま
出勤するという。私は体調維持のために今日は休むことに
した。
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神戸が見えてきた。ああ帰ってきた。
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大阪城も見えた。
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伊丹空港からシャトルバスに乗る。最寄り駅から
自宅までの歩きですっかりバテてしまった。

日本時間の10時過ぎだがもう腹がへった。よく
考えてみると朝食を食べたのは朝の4時ごろだ。
コンビニでカレーライスとミニそばを買って自宅
で食べた。

海外旅行だったけど、キッチン付きの宿のおかげで
なんだか日本国内を旅行していたような気にもなって
すこし不思議な感覚が残る旅行だった。

残りの4か月を有意義に過ごしてほしい。
これからの人生できっとターニングポイントとなる
1年になると思う。

留学生活を支えてくれているすべての人に感謝したい。

NZ滞在記(5) ダニーデンでなぎなた交流

8月18日土曜日

今日はダニーデンのなぎなたの師匠に会いに行く日。
いつもどおりもりもり食べる。
ちなみに子供の朝食はいつもシリアルと牛乳らしい...
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今日は快晴!
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車で10分ほどの高台の教会がいつもの練習場
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嫁さんも飛び入り参加。
NZ流の練習や英語にとまどったものの、楽しんでいる様子。

先生には日本からのお土産を渡す。
後日練習風景の写真も先生に送付した。
袴をつけた娘はなんだかとても凛々しく見えた。
帰国してもなぎなたは続けるようだ。

インバーカーギルにいるなぎなたメンバーとの
交流やオタゴ大学での演武の話もあるような
ので、積極的に交流してほしいなあと思う。
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日本の桜に似た花がここでも咲いていた。
春がもうすぐそこにようだ。
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天気もいいのでセントクレアビーチに行く。駐車場は一杯だった。
サーフィンをしている人も波間に見えた。
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運動場ではサッカーの試合が開催されていた。
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チュロス売りが来ていたので、娘が購入。
この販売者は学校にも来るとのこと。
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日本だと一本で終わりなのに、NZではまさかのこのボリューム。
しかも揚げたて。
これが普通なのかな。以前日本で食べたのとは違うぞ。
手に持っているのはキャラメルソース。これがおいしかった。
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昼食は娘がアジア系の友達たちとよく行くお店に連れて行ってもらった。
何がカンボジア料理なのかよくわからなかったが、中国系のお店かな。
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娘は餃子、私は豚肉のHOTPOT(ようは小鍋)、
嫁さんは焼きそばを頼んだ。
娘が餃子という単語をすっかり忘れていたのには笑ってしまったが、
長くいるとそういうものだよね。
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焼きそばは大変辛くてしかも分量も3人前くらいあった。
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たべきれない分はテイクアウトした。
なお、この食事中に左奥下の金歯が取れてすこし焦った。

帰国後、治療に行ったが
飲み込まなかったおかげで1000円程度の治療費で済んだ。

帰宅してすこしうたた寝をした。15時過ぎに天気もいいので
再び町の中心部を散策。
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偶然だが、オタゴ大学の卒業式が行われていたようで、これから晩餐会なのだろうか。
うれしそうな本人とご両親や友人たちが沢山集まっていた。
娘はこの帽子だけかぶりたいと言っていた。それはコスプレ。

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このハリポタに出てきそうな建物は現役の男子校の校舎。
オタゴボーイズスクールという学校です。(公立の男子校)
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他にもたくさん古い建物が残っている。
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小腹が空いたのでマクドに立ち寄る。注文はこんなパネルでできる。
クレジット支払いが可能。スーパーでもかなりキャッシュレスが進んでいる様子。
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アイスクリームがおいしかった。その他は日本とまったく同じ味。
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今日は帰国に備え、
実際に食べてみておいしかったクッキーや紅茶をスーパーで購入。
空港で買うよりもはるかに安いのだ。

レジで操作にてまどっているとオタゴボーイズの男の子が声をかけてくれた。
日本語が流ちょうなイケメンだった。娘にもこんな出会いはないのかな。
アッという前に去ってしまった。ああ、もったいない。
娘曰く「NZは美女とイケメン大国」だそうで。
うんうん、ワシもそう思う。

あなたのお父さんも外国の女優が好きで中学生のときファンレターいっぱい
書いたのよね。返事は戻ってこなかったけど。田舎の町には外国人は誰も
いなかったし、留学なんて選択肢は存在しなかったな...銀幕の世界だけだった。

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信州ではなく神州不滅な味噌。
わざと間違えたのだろうか・・・

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購入したお土産はこれ。
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今晩は日本では食べることが出来ないパースニップを
料理してもらった。おいしかった。またテイクアウトで
持ち帰った辛い焼きそばとタイ米もしっかりと食べた。
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今晩がNZで過ごす最後の夜。
娘と一緒に過ごせるのも最後だなと思ってついつい余計なことを言ってしまい怒られる。
やれやれ(;^ω^) ちょっと反省した。

NZ滞在記(4)ナゲットポイントと日本式クリームシチュー

8月17日金曜日

今日も残念ながら曇天。時々雨。
朝食は今日はおいしいスープ。三人で食卓を囲んでいると
まるで日本にいるような錯覚に。
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今日はすこし南に足を延ばしてナゲットポイントまで行くことに。
ここは以前ダニーデンの紹介ビデオに出てきたので観光ガイド
には乗っていないが行くことにした。
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まっすぐな道路に牧場が続く。
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カカポイントに到着。夏は海水浴場としてにぎわうようだ。
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今日向かうナゲットポイントは上の写真のちょうど半島の先にある。
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駐車場にはキャンピングカーをレンタルした中国人の団体がいた。車中には豪快に
パンツが干してあった。これでNZを移動して観光しているのだろうか。我々の滞在
するホテルにも中国人の団体旅行客がいた。NZの最大の貿易国も中国だ。一時期
日本人が海外旅行にたくさんでかけたようにしばらくはこんな感じが続くのだろう。
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ナゲットポイントへの道は柵は無い。落ちたら終わり。尾根沿いには灯台監視員の宿もあるが
この稜線はかなり危険のようだ。
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野生のアザラシもここで初めて見ることが出来た。観光客は現地の人のようなばかりだった。

今日は日本のクリームシチューが食べたいという娘のリクエストに応え、アジア食材の集まる
ユニマートに行く。NZに到着した当時は娘はウニマートと呼んでいた(笑)
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別のスーパーで日本円で48円で購入できる学生が良く食べるチキンヌードルを買った。
中を開けるとこんな携帯フォークが入っている。
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味は想定以上に淡泊だった。
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今日は東京の学校から来たもう一人の留学生をお招き。お風呂を貸すと喜んでくれた。
また、彼女のホスト宅では生野菜は出ないのでひさしぶりの生野菜だ!とサラダを
ばくばく食べていたのがほほえましかった。

また、娘の様子を同級生から聞くことが出来、楽しい一晩を過ごすことが出来た。
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ちなみにバスはこんな感じ。
娘が夜に入ろうとしたらお湯は出なかった。
3人分しか容量はない様だ。
このあたりが日本と違うところ。
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ついつい日本の感覚でいたが、ここはNZなのだ。

NZ滞在記(3)オタゴ半島めぐりとホスト宅訪問

8月16日。曇天。
今日は午前中はオタゴ半島をめぐり、
夜は18時からホスト宅で歓迎の晩餐会の予定。

トースターは平たいパン用だったのでパンは
フライパンで温めた。こげるのは仕方無し。
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オタゴ半島への道は海沿いの道を行く。
ガードレールなし。落ちたらドボン。
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工事をしていたが、日本のように機械式ではなかった。
労働者も現地人が多くアジア系はいなかった。
なお、STOPの裏側はGOではなく、SLOWだった。
なるほど。
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半島先端にあるロイヤルアルバトロスセンター。
ようするにアホウドリのセンターである。
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人をまったく警戒しないので、
日本でも絶滅寸前まで乱獲されたアホウドリ。
こちらNZでも保護活動が盛んな様子。

半島はこんな感じ。
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ウミネコがいっぱい。
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ガイド無しでは観察することは出来ないので、
受付で見学と要塞見学ツアーを申し込む。
いまからすぐに始まる便に参加させてもらった。
英語はここでも娘に翻訳してもらった。頼りになるね。

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この監視所のようなところからアルバトロスを観察。
目の前に一羽が座っていた。
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偶然にも頭上を飛んで行く姿を撮影することに成功。
娘には退屈だっただろう。
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続いて要塞内を見学。
クジラを日本の潜水艦だと間違えて大騒ぎしたことも当時あったそうだ。
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説明をしてくれたのはクリスティーンちゃん。

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要塞の監視所からの眺め。
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こんな大砲が随所に鎮座していたようですが、1945年で要塞のお役目は終了。
もともとは英国とロシアの戦争を機会に要塞を作ったとのこと。
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要塞から出ると天気は回復。やった!
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昼食は車内で作るバーガーでござる。さすが!
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今日はラーナック城にも寄ることにする。ナビに従うが、本当にこんな山の中にあるのだろう
かとナビを疑いたくなるような場所に城は存在する。
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城といってもこれはお金持ちが城を模して作った私邸。
しばらく荒れ放題だったものをある夫婦が買い取って
ここまで復元。いまや重要な観光施設になっている。
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宿に戻ってから今日の晩餐会会場であるホスト宅に向かう。
事前に町でお花を買い、車で坂道を登っていく。すこし早め
についたので坂の上まで登ってみるとすぐ裏はもう牧場。
いいところだ。本人は都会育ち故にこの不便さが嫌な様子。
良さがわかるのは30年後かな。
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ホストはインテリアコーディネータさんの仕事をしており、部屋もモデルルームと
錯覚するようなかんじ。
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ラムやパースニップなどニュージランド伝統のシンプルでかつおいしい料理をふるまって
もらった。英語のほうは娘にかなり助けてもらった。

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デザートはこれもNZ伝統のパブロア。
バレエ選手がNZに来た時にふるまった料理が発祥
らしいが、どうもオーストラリアもこの伝統を主張して
いるようで、日本でいうところの肉じゃが論争???
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ホテルに帰着後にスーパーにより明日以降の食材を調達。バターもヨーグルトもでかいね。
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ホームステイ先はどんなところだろうとずっと気になっていた。
娘の断片的な情報が今回の訪問と歓談でようやくつながり、
ホストもホストシスターも本当にいい人で彼女はラッキーだと
つくづく感じた。残りの生活をしっかりと楽しんでほしい。

家でも食事に家事洗濯もしっかりやっているようで、日本では
何一つしない、出来なかったのに大変な進歩だと思う。

英語力はそれなりでもむしろこういう生活力というか、たくまし
さが身に着くのも留学の成果なのかもしれない。

NZ滞在記(2)留学先の高校訪問・ダニーデン市内観光

昨晩買いこんだ食材で朝食を用意。
ホテルの1Fでも朝食を取ることができるが、一人20ドルくらいかかるので断然自炊がお得。
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たまごスープは娘のリクエスト。現地のインスタントコーヒーはやっぱり薄かったw

今日は娘の学校の訪問日。市の中心に学校はある。日本でいうと三宮のセンター街あたり
に学校があるイメージ。歩いて中心部から行けるが、この坂(笑)
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1870年に創設された公立の女子校w
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まるで絵葉書か、映画に出てきそうな建物。

ロッククライミングのウォールも設置されている。
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アウトドアの授業でこの上まで登ったそうだ。
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先生と懇談したが、英語はわからずアドバイザーと娘に通訳をしてもらう。その後、校内を
案内してもらう。思春期独特というか、親といるのが恥ずかしいようで休み時間になる前に
移動しろとやたらとせかされる。こういうもんなのかな、そうかもしれんな。

昼休みに出てきた娘の友達とあいさつだけはさせてもらった。日本にいる友達たちとなんだか
雰囲気が似ている。やはり国が違えど親しくなるのは同じ雰囲気を持つ子なんだな。
この学校で良かったなと思った。

学校訪問後は現地のアドバイザさんがボルドウィンストリートとシグナルヒルに連れていって
くれた。ボルドウィンはギネスに登録されたもっとも急な坂だとか。エジンバラの設計者が現地
の地形を考慮せず図面を引き、NZの工事業者もそれに忠実に施工した結果、こうなったそう
でどっちもどっちなんだけどお国柄を感じさせる誕生の顛末。

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車で登って歩く横着な人もいて、中国人が勝手に人の家の駐車場に車を止めて怒られていた。

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まるでスキーのジャンプ台のようだ。(いや、上からは見たことはないのだが)

続いて行ったのがシグナルヒル。オタゴ湾やダニーデンの町が一望できる丘だ。なんと
ここまでアウトドアの授業でMTBで来たそうだ。本人曰く「いままでで一番しんどかった」
とか。
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昼食はオタゴ博物館のカフェに連れていってもらった。
アイスチョコレートを頼んだら、出てきたのがこれだった。まるでパフェ。
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嫁さんはスープを頼んでいたが、出てきたのはラーメン鉢に入ったスープだった。
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私はベーグルを注文したが、これは美味だった。3人で合計50ドル。うん、意外と高くついた。
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横にはオタゴ大学がある。NZでもっとも古い大学だ。
ここに行ってくれたらいいのになあと思っているが...
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これが大学の施設で現役の建物として使われているのが驚き。

ここでアドバイザーとお別れし、我々はダニーデンの駅に向かった。この駅もゴシック様式の
素敵な建物。
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かなりの距離を歩いたので娘はややふてくされ気味(笑)
今日の夜はお気に入りの中華のテイクアウトをすることにし、向かった先はこのお店。
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14ドルでタッパーに詰め放題なのだ。
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娘は慣れた手つきでガンガンに積めて行く。その手付きに驚く。たくましい。
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ご飯はとなりのひかり食堂で注文してホテルの部屋で晩飯。

食後はアイスリームを食べたがやっぱりNZのアイスはおいしい。
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こちらは明日のパンとクッキー。
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クッキーもこんなかんじで売っているが、おいしいものと
まずいものがあるので注意だとか。
あまりにも枚数が多いタイプは総じておいしくないというのが
娘の印象だそうだ。
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ホテルの外観。
なお、エレベータの表記もイギリス風で1FはGなので注意(笑)

これまで断片的だった学校の情報や娘がよく行くお店の情報が
脳内でつながり、満足すると共にすこし安心もした。
明日はオタゴ半島まで車ででかける予定。

娘の高校はかなりIT化が進んでおり、アプリをインストールすれば
スマホでも学校の様子がよくわかるようになっている。
また、授業や宿題もGoogleクラスルームを利用しており、正直な
ところパソコンが出来ないとまったく話にならない状態。

日本に居る時はyoutubeを見たり、検索する程度にしか使っていな
かったパソコンもいまやフル活用している様子。
学校に寄って程度の差はあると思うが、これからニュージランドに
留学する子はパソコンは必須だと思っていたほうがいい。
パソコンは持たせてよかったなと思った。
ただ、そこまで使うとは思っていなかったので、持たせたのは7万円
程度で持たせたモニターの大きなノートパソコン。毎日持参している
ようなので高くても軽量のほうがよかったなあ。すまんねえ。

日本にいる甥(医大生)とLINEで時々勉強の相談をしているようだ。
大学受験向けの英単語学習帳を範囲を決めてテストをしている様子。
おかげでクラスメイトたちとの会話や広告が読めるようになったと喜ん
でいた。語彙力は自分で増やしていかないと会話では増やせない。

また、日本からは電子辞書を持たせたが、音声も入っているのでこれ
を活用しているようだ。横で勉強している様子を見せてもらったが、
かならず音声を聞いていたので、これはいい学習方法だなと思った。

2018NZ滞在記(1)(日本→ダニーデン)


お盆休みを利用してニュージランドにいる娘に会いに行くことにした。
25年前に行ったっきり行く機会の無かったあこがれのNZですが、
こんな機会が巡ってくるとは人生ほんとにわかりませんね。

現地は冬なので登山用のダウンジャケット等を用意してできるだけ
荷物を軽めにするようにした。

8月16時初のリムジンバスに乗り、伊丹空港へ。
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羽田まで移動し、国際線へ。
国際線ってなんだかドキドキするなあ。
羽田の食事どころは観光客向けの高いところばかりなので、
最上階にあるカフェで軽めのカレーとサンドウィッチを食べる。
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飛行機は22時に動き出したが、周囲は枕をセットしてすでに寝ている人多数。
あれ?機内食は?
すぐに出ると思っていたが、機内サービスのメニューをシートモニターでチェック
していも「ただいまサービスしていません」と表示される。

しまった、羽田でちゃんと食べておけばよかったと後悔していたところ、後ろから
なにやらよさげが香りがただよってくる。あれ?
果たして真夜中の24時に食事が始まった(;^ω^)

ビーフのメニューはおいしかったが、コーラを頼むと1缶まるまる出てきてしまい、
席も狭いのであろうことかこぼしてしまった。
あまり量が残っていなかったのでよかったが、いきなりやらかしてしまった。
おかげで靴にしみが残ってしまった。
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機内では映画「レディプレイヤー1」と「パシフィックリムアップライジング」の2本を見た。
どちらも劇場に見に行こうかと考えていた作品だったが、見に行くほどではなかったな
というのが正直な感想。

飛行機はかなり揺れた。
はっと目が覚めると、ちょうどガダルカナル島の東端を通過中だった。
ソロモンで戦死した祖父の弟さんのことを思い出し、そっと黙とうをした。

朝食はチーズオムレツを選んだ。パンは付かなかった。
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オークランドに到着後、荷物を受領し、国内線に移動。自動受付で登録をし、
荷物もバーコードで読み取る。
嫁さんの荷物は係員がやってくれたが、
私の荷物は「自分でやれ」と言われて自分でやる。

スマホは持ってきたがWi-FI専用と考えていた。
しかし、嫁さんのローミングがうまく行かず調子が悪いので、
予定外であったが私がプリペイドのSIMMを買うことにした。
勇気をだして初めての英語での買物である。(SPARK社)

無事コミュニケーションは出来たが、さっそくNZなまりに遭遇。
一瞬?だったがすぐに脳内変換できたので事足りた。25ドル
のデータ通信専用SIMMを購入し、SIMMを交換してもらった。
ただ、現地の人は当然日本語は読めないのでモードを変更し
てくれと言われる。なるほど、そのメニュー探しに少し戸惑った。
SIMM交換用のPINは持っておいたほうがよさそうだ、今後。

オークランドからクライストチャーチまで国内便に乗る。
ここでもクッキータイムとコーヒーが出る。
コーヒーは薄い。
これにミルクをどぼどぼ入れて飲むのがNZ流のようだ。
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クライストチャーチからダニーデンまでさらに乗り継ぐが最後はプロペラ機だ。
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現地はお盆休みでも休日でもない普通の平日だが、席は満席だった。
ここでもクッキーは出た。ちなみにアメちゃんも出る。
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ダニーデン空港に到着。すこし雨が降っていた。
飛行機から荷物が取り出されるのが客席
から見えたが、ビニールをかけるわけでもなく
雨に濡れるがまま。このあたりがおおらかね。

荷物を受け取ってから予約してあるハーツの窓口へ。
レンタカーの申し込みは事前にしていたが、手続きは
意外と時間がかかる。(予約はBooking.com)
最初に国際免許証と日本の免許を提示する。

保険の説明(オプション)を聞いて
嫁さんと意見が分かれてちょいと戸惑った。

全額補償の保険はレンタカー代と同じ料金。
嫁さんは不要という。
しかし、知らない異国で運転する身としては
何かあったときに状況をこまかく英語で説明
できる自信もないので加入をすることにしてもらった。
事故したときにどこに連絡をすればよいかを詳細に
聞くのを忘れていたけれど...

NZの道路標識は日本のそれとくらべると不親切に
感じるくらい案内表示は少ない。ここでオークランド
で契約をしたSIMMが活躍。

嫁さんに助手席に座ってもらい、Googleナビで今日の
ホテルまでガイドをしてもらった。
カーナビは想定どおり付いていなかったが、車種は
日本のマツダデミオだった。

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夜のハイウェイを走って無事に本日の宿に到着。
手続きを終えたあと、娘と半年ぶりの再会。なんだか背も大きくなっていた。

夕食は娘が友人たちと時々利用するというタウンの日本食屋に連れて行ってもらった。
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入店すると「いらっしゃいませ」と声をかえてくれるが、店員は中国人か韓国人の様子。
娘曰く「日本人の店員はどの店にもいない」とのこと。
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現地でカスタマイズされた寿司がずらりと並んでいる。(^^)

写真手前は揚げ稲荷という不思議な寿司。
意外とおいしかった。
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私はチキンかつ丼、嫁さんはてりやきチキン丼を注文。
出てきたのがこれ。

なるほど、こういうふうに野菜が添えられるのはなかなか斬新だ。
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ちなみに味噌汁はセルフ式。わかめも自分で入れる。
ニュージランド人はわかめを食べる習慣はないそうだ。
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食後はホテル横のスーパー「カウントダウン」に行く。
今回予約したホテルはキッチン付き。
ここで滞在する間の朝や夜の食事をつくるために食材を調達。
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普段スーパーで買い物している娘は慣れた手つきで会計も済ませていた。
これを見ただけでもずいぶん成長をしたなあと感じた次第。

ホテルはWi-FIも完備されている。
娘は半年ぶりにバスタブに浸かり、「生き返った」とコメント。
こちらでは水は貴重だし、温水も夜にためてつかうので
基本的にシャワーのみだとか。


今回は学校も公休扱いにしてくれて、
かつホストも「ホテルに一緒に泊まっていいよ」と
許可してくれたとのことで、5日間ここで一緒に過ごすことになった。

振り返ってみると、
まるで家族旅行をしているようで、大変濃い時間を過ごすことが
出来たので、留学中の子供に会いに行く場合はこのようなキッチン
付きの大きなタイプの部屋のほうが結果的に価格も安くなるし、
ゆったりとした時間を過ごせるのでお勧め。

雲ノ平山行 登山メモ

今回の山行中のたわいもないメモです。

◆テント泊

 若い人達が山にたくさんいる。それだけでおじさんはうれしい。でも話をしてみると、山小屋利用が多いような気がした。たしかに山小屋は快適だ。荷物も軽くて済むし、サービスはホテル並みとはいかないけどそれなりの食事もできるし、雨露をしのぐことも出来る。

私も昼メシを食べたりと大変お世話になっているが、いずれ体力も無くなり、山小屋しか選択肢が無くなる時期が来ると思う。だからこそ、出来る限りはテント泊をしたいと思っている。

若い人達にもテント泊登山をお勧めしたい。
テント泊で得られるもの、それは圧倒的な自由ではないかと思う。

◆ルール

 山でもやたらとルールにこだわる人がいる。
登り下りどっちが優先、右側通行左側通行。高速道路のように登山道が整備されていれば別だけど、その時の登山者の状態や混雑具合で臨機応変に判断すればよいと思っているが、中には右側通行だろ!とか下り優先だろ!とか大声出して怒り出す人(男性が多い)もいて閉口する。

きっと下界でもこの人はこんな感じのふるまいをしているのだろうと思うと、ちょっとかわいそうに思う。


◆真っ赤なマニキュア

 鏡平山荘の前のテラスで休んでいたとき、向かいに座っている若い感じの女の子がそっと靴を脱ぎ、登山用のソックスを脱ぎ始めた。こんなこと言ったら変態と言われかねないが、これが見ていてなかなか官能的だったのだ。ゆっくり脱いでゆく靴下から出てきたつま先はなんと全部真っ赤。え?血?と一瞬目を疑ったがよく見ると見事な赤いマニキュアだった。

登山をしに来ているのに、脱がなければ見えないところにおしゃれをするものなのか?
おっさんには瞬時に理解できず、しばし歩きながら考えてみても理解できず、おなごとはまこと不可解なものよと適当にごまかして脳内でまとめてみたが、やはり男と女は別の生き物だと思ったほうがよさそうだ。

日本最後の秘境 雲の平を歩く(5)旅の終わりとはじまり

7月16日月曜日

12時間半も行動をしていたので今日はバタンキュー(死語?)かと思いきや、なかなか寝付けず寝たのか寝ていないのかよくわからないまま朝を迎えることとなった。2時ごろから準備をする人達の声や音がよく聞こえる。他のテントサイトと違ってここのマナーはあまりよくなかった。テントの中でしゃべる声が丸聞こえ。少々残念だがここは登山口に一番近いテントサイト。仕方ないね。

やきそばを今日は一食分丸々食べ、4時35分にテントサイトを出発した。今日は雲が多い。
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振り返ると鷲羽岳。さようなら。
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西鎌尾根と槍ヶ岳
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クロユリベンチではほんとうにクロユリがたくさん咲いていた。
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鏡平山荘の名物はかき氷だが、食べていると時間が無くなるので今回は我慢我慢w
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この谷を延々と下っていきます。苦手の下り(´;ω;`)
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秩父沢の沢水で元気を補給
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ようやく林道に到達。が、ここからが本番だったりする(;´・ω・)
新兵器のトレッキングポールが威力を発揮する。
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砂利道をわさび平山荘まで歩く。ここでジュースを飲み、ストックでリズムを取りながら黙々と新穂高温泉まで歩く。
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新穂高温泉のロープウェイ駅で切符を買う。
横にあるホテルで風呂が入ることができると聞いていたが、看板を見ると13-15時の時間限定。昔はアルペン浴場があったがいまはもう無いようだ。仕方ないのでザックを置いて10分ほど登り返してホテルニューホタカの日帰り風呂600円で汗を流すことにした。

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大きく宣伝をしていないので知る人ぞ知る日帰りスポットだが、このひなびた感じがなんともいえないのだ。

平湯まで行けば平湯の森という大きな浴場があるが、そこまで汗だくのまま行くのもなんだかなと。やはり下山口でお風呂には入りたい。新穂高温泉はあまり登山者にやさしくない。そこが残念だ。

バスを待つ間、新穂高ロープウェイの構内でソフトクリームを注文した。これぞ文明の味。うまいっ!
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平湯から一日に2本ある松本行の直行バスに乗る。隣に座った方からGooglePhotoが便利だよ、最近の一眼レフはスマホにデータ飛ばせるよ、といろいろとIT活用ノウハウを教えていただいた。今度使ってみよう。そろそろカメラも替え時なので検討してみようかな。

松本バスターミナルで大阪までの直行バスの空き状況を聞いてみたがやはり満席だった。ネットで見ている情報と同じだったので、窓口での直接枠というのは無いようだ。諦めて鉄道で帰ることにする。

今日の昼は以前入店してお気に入りの店になった小木曽製粉所のそば。大盛りにしなくても十分な量がある。立ち食いソバ屋だが、今日は暑さからかいつもより非常に混んでいた。これは冷やしのきのこトッピング。
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そば茶がおいしくて何杯もおかわりをした。ありがとう。また来るぜ。

大阪までの直通のしなの号はなく、名古屋までの指定も満席だったので自由席に乗ることにする。ただし15時01分発の臨時便の先頭に並べたので、松本始発だったこともあり、ゆったりと乗ることができた。

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名古屋での乗り換えもスムーズにでき、バスに乗るよりも早く自宅に帰ることができた。さっそくごみの分別や洗濯をしながら嫁さんに今回の三泊四日の充実した山旅を聞いてもらった。 この記録を書いているのは4日後の土曜日の夜だが、いまだに体の中にあの時の興奮がしっかりと残っている。行ってよかった。記憶に残る山旅となったのは間違いない。

足の具合は年々悪くなっている。正直なところまともに山で歩けるのはあと3年が限界だと思っている。トレッキングポールが行動時間を広げてくれたのは意外だったが、いずれにしろ限界は来るだろう。昨年からずっと先送りにしていた山に行くようにしているが、今年もいろんな山に行ってみたい。

ひとつの山旅が終わり、そしてまた新たな山旅がここから始まる。

日本最後の秘境 雲の平を歩く(4)12時間半の歩行

7月15日月曜日

  前のテントのお兄さんのアラームで目が覚める(笑)テントの中の兄さんが寝ぼけて「あれあれあれ??」と声を出しているのが笑える。時間は朝の3時。うむ、まあよしとしよう。朝飯は昨日同様にやきそば半分を食す。ヘッドランプなしでも歩ける明るさになってからテントサイトを出発した。
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テントサイトを出発してから正面に見える祖父岳までの登りの強敵は標高ではなく実はブヨだ。尋常じゃない数のブヨがたかってくる。払っても払っても寄ってくる。ヒッチコックの「鳥」という映画をご存じだろうか。少々パニックになる。はて、10年前もこんなにたくさんいただろうか。次回来るときはなんらかの対策をしたほうがよさそうだ。
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雪渓を横断しつつ見た目よりもきつかった祖父岳に登ると、昨日歩いてきた雲の平もこれから行く水晶岳も双六までの行程が丸見えだ。今日はロングコースだが、長い人生の中でほんの数時間のがんばりの連続だと心の中で繰り返しつぶやく。

中央がワリモ、右が鷲羽岳。水晶岳アタックを終えたあと、越えなければいけない山だ。ワリモはいままで意識したことは無かったが、かんむりのようでなかなか秀麗な形をしている。
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黒部五郎岳を望む。周回コースを取るとこの稜線を太郎平まで歩くことになる。今回歩けたことを考えるとこのコースもいけるかもしれないな。
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中央のV字型の雪渓が残る鞍部が本日の最終目的地である双六岳キャンプ場。ウーム。遠いね。
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眺望を楽しんだあと、ワリモの北分岐まで一気に登る。祖父から見たときはえ!ここ登るの?とドキドキしたが、下から見上げてみれば、「歩けば到着できるな」と安心できるレベル。
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ワリモ北分岐から上ってきた道を振り返る。
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ここで荷物をデポし、手提げに水と行動食を入れて水晶岳を目指す。最初の目標は水晶小屋。
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雲の平から見ていた水晶岳の印象とは稜線から見るとずいぶん違って見える。雲の平のたおやかな感じとは対照的だ。ここから見ると剱岳のようだ。
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昨日の雲の平と違い、今日は多くの登山者とすれ違う。みんないい顔している。山頂では関西から来たという女子3人組の笑顔がまぶしかった。水晶に見立てたボールを取り出して記念撮影したり、でっかい双六も持ってきていて遊び心たっぷりだった。なるほど、そういう気持ちの余裕も必要だ。今日は三俣山荘に泊まってきたとのこと。

水晶岳の山頂からの眺望はまさに360度の大展望。時間が許すのならずっとずっと山頂にとどまりたかった。だが、今日は双六までいかねばならない。おそらくもう二度と来ることはないだろう。そう思いながら脳裏に山頂からの景色を刻み付けた。
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富士山も八ヶ岳も遠方に拝むことができた。
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左は白馬の山々。その奥は頚城山塊。
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念願の水晶岳登頂を終え、高揚する気持ちを抑えつつ小屋まで戻る。私の記憶にある水晶小屋は水色のもっと汚い小屋だったが、最近改装したのだろうか。トイレも大変きれいだった。18年前この横を通ったときは雨の中だったと記憶している。

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ワリモ北分岐まで戻り、行動食を食べたあと、クエン酸を飲んだ。今回はサプリも実験的に使ってみることにしたがこれは効果があったような気がする。

ワリモを超えて今日の2つ目の大きな山場はこの鷲羽岳。三俣側からよりも水晶側からのほうが上りやすいような気がする。今日はたくさんのピークを踏む日なのだ。

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鷲羽の長大な下りは少々うんざりするが、左側に目をやると鷲羽池が。
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槍ヶ岳も北鎌尾根もばっちり見える。
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ここからが鷲羽の地獄の下りである。なんど来てもこの下りは好きになれない。
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途中で休憩をとりながらようやく三俣山荘に到着した。
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三俣山荘前にはベンチがたくさんあるが、なんだか他の山小屋と雰囲気が違う。
よく見るとトレイルランナーにベンチがすべて占領されている。格好も登山者とは異なり、どちらかというと海の家の前にいる人たちのようだった。さらに大声でしゃべっているので聞きたくもない会話がまる聞こえ。実は今日はもう三俣のテントで寝てもいいかなという気持ちが半分くらいあったが、私のように地味なオタクには苦手な部類の人達たちなので、関わるわけではないけど、同じ空気をシェアするのはちょっと嫌だなと感じた。こういう気持ちは大事にしたほうがいい。山荘2Fの食堂で何かを食べたらやっぱり双六まで予定どおり歩こうと決めた。

山荘の2階からの素敵な眺め。ジビエ料理が泊まると出るそうだ。今日もカレーを注文した。
値段は雲の平山荘と同じ1100円。
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さあ、カレーも食べたし行きますかね。鷲羽岳を振り返る。
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まずはテントサイトを経由して三俣蓮華岳を目指す。
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トレッキングポールでリズムをとりながら牛歩の歩みで進む。
どんなに時間がかかったとしても日が高いので到着はできると確信をしていた。三俣山荘で十分休息をしたとはいえ、三俣の分岐までの道のりはきつかった。

分岐手前で2羽のライチョウを見ることができた。1羽は登山道横で砂浴びをした。冬毛のように見えるが大丈夫なんだろうか。もう一匹はハイマツの陰で警戒しながら周囲をうかがっていた。対照的な二羽だった。
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三俣の分岐で5分ほど悩む。このまま巻き道を通って双六まで行くか、それとも稜線を通って歩くか。巻き道は稜線から外れるので、風がなければしんどいし、風景もあまり変化がない、稜線を行けばしんどいが風もあり、風景も楽しめるとの結論で登ることに決めた。
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途中で振り返ると双六岳の山頂も見える。
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三俣蓮華岳山頂。この山頂を踏むのはおそらく3度目。前回は18年前だ。
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稜線をたどり、双六岳山頂へ。この旅で最後の山頂である。ここからは35分で小屋だ。広い大地をまっすぐ下りれば本日の行程はおしまいだ。あと35分、35分と思いながら下って行ったのだが、
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な、なんだと!!!
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こ、これなら素直に巻き道に降りたのに。。。とガックシしたが、これもネタだと思い、下ることに。

中道を下ったおかげで水場の横を通ることができたのは幸いだった。
キャンプ場の水場はなまぬるくていまいちなのだが、ここの水は大変冷たい。
汲んだ水はペットボトルを保冷パックに入れてキャンプ場まで運ぶことにした。
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この分岐が見えたらあとは10分ほどで到着だ。
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小屋に到着したのは16時半。
朝4時に出発したので、合計12時間半の行動時間。こんな長時間行動したのは初めてではないだろうか。自分をほめてやりたい。よくやった俺!

脱力してしまい、食事を作る元気もなくなってしまったのでカルビ丼を注文。
最高にやる気のない盛り付けに笑ってしまったが、まあこれでもよし。食欲はあまりなかったがとにかく胃に入れた。
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テントを立ててコーラーをちびちび飲む。体が熱い。
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寝る前におしるこを飲んだ。この森永のフリーズドライおしるこはひそかにお気に入り。
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この日はくたくたのはずなのに12時間半も歩いて興奮していたのかあまり眠れなかった。
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