毎年思いつきで旅行を決める腹ペコ家でございますが、今年のGWは4月に法事による遠征を2週連続したこともあり、今年は自宅周辺でのんびりとすごすこととなりました。しかし、天気がいいらしいんですよね、この後半のGWは・・・

ということで
土曜日の朝目覚めると予報どおりの気持ちのいい天気であったことから、六甲山にいこうではないかと提案。弁当を作り用意をささっととして阪急夙川から芦屋川まで電車に乗って登山口である芦屋川の花時計前に10時に降り立ちました。GWは空いているだろうと思いきや、近場の山を楽しむ人は意外や多くびっくり!高座の滝までも登山の姿でいっぱいでした。

地獄谷との分岐を過ぎ、尾根に上がる道は初心者やチビちゃんにはちょっとしんどい登り道。ごらんのとおりの大渋滞でございます。まあ、車で渋滞するよりはエコでしょ。
左の道が正規のルートですが、娘に登ってもいいよというとそのまままっすぐ壁を登っていってしまいました。うむ、いいバランス感覚だ(笑)

六甲山も渋滞中





















続く鎖場でも渋滞中。
まあ、ゆっくり待ちましょ(^^)子供はこういうのは大好きですね。

まずは鎖場ののぼり






















風吹岩の手前にはこんなはしごもかかっています。

次ははしごのぼり






















風吹岩で休憩しようかと思いましたが熊蜂がぶんぶん飛んでいたので先に進むことにしました。ここから岡本方面へ降りていくグループも多かったようでいままでの渋滞がうそのように無くなりました。いつもの静かな六甲山です。ときおり木々の間を抜ける心地よい風が体も通りぬけていくようなすがすがしい気持ちです。

まぶしい緑の光の中を歩く






















さて、今回は芦屋川から入山しましたが、どこまで行こうか娘の様子を見ながら決めることにしていました。目標は有馬温泉までのコースですが、子供の足だと7時間から8時間はかかるコース。大人でも初心者ならバテるコースです。

最初の分岐点である風吹岩は余裕のクリアでした。次の分岐点は東お多福山になりますが、特に疲れたー、おんぶしてえ〜ということもなく楽しそうに遊びながら歩いています。急かしても本人は面白くないですからね。当初は東お多福山の草原で昼食を!と思っていましたが日蔭が少ないので手前の雨ガ峠で昼食タイムでございます。

今回はたまご焼きは嫁さんんが焼きました(^^)
おにぎりは一人1個です。今日はこういうときのために買っておいた日清のカップヌードルも持参しました。
雨が峠で特製弁当














カップヌードルは普通のタイプとカレータイプを持参したのですが、やはり冬に食べるのがこりゃ一番ですね。

カップラーメン登場















食後のデザートでございます。
お茶も弁当もカップラーメンもすべて家にあったものを持参しています。ついついコンビニを利用しがちになると思いますが、少しの手間ですべて間に合うので、結果的にこういうところではお金は極力使わないですね〜。絶対に自分たちで作ったほうが満足〜(^^)

フルーツ













食後はそのまま本庄橋跡を目指すか、東お多福山を目指すか迷いましたが、まだまだ娘も元気なので東お多福山を目指すことにしました。途中でいくつか写真のような植生再生の試験をしている場所がありました。山火事で現在のような山容になったと聞いていますが実際はどうだったのでしょうね。

植生再現中












登山というよりは完全にハイキング。あっちで寄り道、こっちで寄り道。山全体で遊んでいます。本人のペースに任せました。さすがにママと離れると走っておいかけてましたが。

お多福山で走る!






















斜面ではシートを使った滑走に挑戦していました。結果はいまいちだったようです。
お多福山で滑る!













そうこうするうちにお多福山に到着。
さて、ここからは奥池方面に下山するルートはあります。どうしようかと迷いましたが六甲のてっぺんに行きたいという娘のリクエストを聞いて登山続行です。お多福山から一旦谷に下りると沢が流れているのでここでしばし沢遊び。10秒以上は手をつけていられないほど水は冷たくて驚きました。

本庄橋上流の水辺で遊ぶ














さて、ここからは七曲がりというずっとのぼりの道です。
さすがに疲れたーという声が聞こえてきますが、ここまで来たらもう引き返せないということでがんばってもらいます。途中で茶色い野ねずみさんを見つけて大興奮。鼻をひくひくさせている様子が木の葉の陰から見えました。もっと見たくて葉っぱをどけたのですが、逃げられてしまいました。帰宅してから嫁さんが「あれはもしかしてスミスねずみではないか?」と調べてくれましたが、写真は撮れなかったので真相はわからず・・・。

のねずみを発見













一軒茶屋の自販機でジュースを買ったあとはいよいよ最高峰へ。
時間が遅かったこともあり、もうだれもいません。4時過ぎてるもんなあ。
ついに六甲山山頂に













ここからは温泉パワーで歩きます。夕方の弱い光が緑の葉を透過していました。

魚屋道を有馬へ向かう途中で見つけた緑の光













ついに金の湯に到着♪です。いやあ〜、5歳児と一緒についに有馬まで歩いてしまいました。本人はいたって元気。健康に感謝ですね。こちらはすでに足が筋肉痛・・・。
金の湯













金の湯は観光客でごったがえしていました。金の湯は赤茶色のお湯。温泉会館も無くなりスーパー銭湯のような雰囲気になってしまったのはちょいとガックリですが、まあ良しとしましょう。お味噌汁みたいなお風呂だねーと隣にいた4歳くらいの子がお父さんにつぶやいていて笑いを誘っていました。たしかに赤味噌の色と一緒だあ〜。


風呂あがりは娘のリクエストのアイスバー。僕もカルピスタイプを選びました。ふう〜。
風呂あがりのアイスバー













芦屋行きのバスもありましたが、19時40分まで待たないといけなかったので、先に出る19時13分発の宝塚行きのバスに乗り、阪急宝塚駅へ。冷たいものを食べたので温かいものが食べたいナーと入店したのがソリオ1階にあるそば野。娘はドラえもんの看板のある中華料理屋に行きたかったようですが(笑)。温かいおそばで疲労も回復できました。

宝塚のそば屋で夕食