今年の夏は珍しく7月から旅行の計画を立ててみた。上高地から穂高登頂を目指す家族登山(笑)高速バスを予約し、上高地のホテルと、帰りのJRも予約し、準備をしていたが、8月に入り、天気予報と天気図を見ていると、入山した翌日から天候が悪化することがわかってきた。天気が悪いときに山に入ってもろくなことにならない。雨にわざわざ打たれに行って「もう二度と山なんて来ない」なんて悪印象になったらそれこそ意味がない。
結局迷いに迷ったが、予約していたバスや宿をすべてキャンセルし、旅行計画を前日に変更。車で移動に切り替え、仕事と部活が終わった子供を乗せ、11日夜に北陸道を移動した。ひさしぶりの夜のドライブ、さらにPAでの仮眠。しかし、狭く、熱い車内で寝られるわけもなく、おまけにセキュリティ解除ミスで防犯ブザーをPAでけたたましく鳴らしてしまうなどいろいろやらかす。(ゴメンナサイ、周囲の皆様) 結局、八方の第三駐車場に着いたのが、朝の4時。5時まで一時間の仮眠をし、出発(汗)
五竜岳が見えてきた!明日から天気は悪くなると思うけど、もってくれよ!

結局迷いに迷ったが、予約していたバスや宿をすべてキャンセルし、旅行計画を前日に変更。車で移動に切り替え、仕事と部活が終わった子供を乗せ、11日夜に北陸道を移動した。ひさしぶりの夜のドライブ、さらにPAでの仮眠。しかし、狭く、熱い車内で寝られるわけもなく、おまけにセキュリティ解除ミスで防犯ブザーをPAでけたたましく鳴らしてしまうなどいろいろやらかす。(ゴメンナサイ、周囲の皆様) 結局、八方の第三駐車場に着いたのが、朝の4時。5時まで一時間の仮眠をし、出発(汗)
五竜岳が見えてきた!明日から天気は悪くなると思うけど、もってくれよ!

ゴンドラを3つ乗り継いで、八方尾根を登る。
駐車場で株主優待券を単独登山者の方に分けてもらい、すこしだけお得になりました。

ちなみに15キロ以上の荷物は荷物代を取られますよ。今回は、子供6キロ、嫁12キロ、私、18キロ、というザック重量です。1泊だからと、気にせずに食糧計画を練るとこうなりますね。あと、水が上では有料なので、トレーニングも兼ねて2リットルを歩荷しました。

鹿島槍ヶ岳もばっちり見えます。

ゴンドラ終点で準備体操をしたあと、出発。
18キロの荷物が肩に食い込みます。うう、こんな重量を担いだのはかなりひさしぶりのような気が(汗)すでにバテそうな予感。木道が登山者には歩きにくい・・・

八方池までは観光客も歩いてきますが、それより上部は登山者のみの世界です。


振り返ると、雲海の向こうに妙高火打、戸隠連峰が見えます。


扇雪渓で一休み。

雪を深く掘って、練乳をかけて即席かきごおり。子供のご機嫌取りメニュー(笑)

しだいにガスが上がってきました。

丸山ケルンからは左巻きに尾根を登っていきます。鎖場は2か所ありますが、子供でも歩けるのがこのコースの魅力。

唐松岳小屋の稜線に到着です。剱岳立山が綺麗に遠望できます。おおお!この景色が見たかった、見せたかったのです。

白馬方面を望む。
記録をみたら、8年前にこの峰を縦走していた。
http://www.harapeco.com/sankoukiroku/2007092021222324.html

唐松岳のキャンプ場は実は稜線からかなり下った谷にあります。トイレに行くにもこの谷を往復せねばなりません。一番、近い場所はすでに先行で到着したお客さんたちに取られてましたので、今回は下のほうにテントを張ります。真ん中の赤いテントが本日の我が家。

望遠でみるとこんな感じね。

テントから見る剱岳。かっこいいでしょ?


ちなみに稜線を見あげると、こんなかんじ。

さっそくお昼ご飯。カップ麺でございます。汗をかいていることもあり、これがおいしいのなんの。ちなみにカップ無しのタイプは140円。山荘ではお湯付で、カップ麺が500円。すごい価格ですが、それでも買う人はいるのでしょうね。

さて、今晩は子供の好きなクリームシチューを用意。1泊だからと缶詰類等を気にせずに持ってきたけど、重たかった!

でも作りすぎて、翌朝も食べることになっちゃった(笑) もう歳だね。

こちらは常温牛乳で作ったフルーチェ。

夕空をみていると、あやしい雲が。今晩から雨確実だな。明日は早めに移動しよう。

嫁さんはいつも山に来ると頭が痛くなるというが、私はあまりそういうことにならないので全くの他人事だったが、今回、食事の間も頭痛に襲われました。高山病?とりあえず寝ているうちに治ったけど、はて。やはり、昨晩の睡眠不足かな。
嫁さんも寝不足だったようで、食事も進まず、翌朝も頭痛で食欲なし。たまたま持ってきていたバファリンを飲んで仮眠したら、回復した模様。まずは良かった良かった。寝不足になるような移動スケジュールはやはり慎むべきだと痛感。もう若くはないからね。
夜から雨が降り始めた。谷から吹き込む風は冷たい。霧雨の中テントを撤収し、稜線へ。とにかく天候が崩れないうちに、と思い早めに移動、下山を開始。

昨日景色は十分楽しんだので、雨は雨なりの楽しみ方を探す。暑くもなく、寒くもなく、過ごしやすい気候。





八方池を超えると、下からツアー客や観光客の方がたくさん上がってこられた。霧の中ではいったい自分がどこにいるかもわからないだろう。

ゴンドラ乗り場に到着。ご覧のとおりの真っ白(笑)

ゴンドラで下山しますぞ。


子供はUSJのハリドリみたいだと喜んでました(笑)
大雨の中、下山するようなこともなく、無事登山終了。まずはくさいからだを洗うべく、向かった先はみみずくの湯。ここは露天と内湯のふたつがあります。快適でした。いやー、登山のあとの風呂は最高!!!

みみずくの湯の入り口にあるポチのたこ焼き屋でたこ焼きを分けっこし、(結構おいしかったのだ)白馬から戸隠を目指します。ちなみになんでポチなの?とお姉さんに聞いてみたら、ご本人のあだ名なのだとか!

駐車場で株主優待券を単独登山者の方に分けてもらい、すこしだけお得になりました。

ちなみに15キロ以上の荷物は荷物代を取られますよ。今回は、子供6キロ、嫁12キロ、私、18キロ、というザック重量です。1泊だからと、気にせずに食糧計画を練るとこうなりますね。あと、水が上では有料なので、トレーニングも兼ねて2リットルを歩荷しました。

鹿島槍ヶ岳もばっちり見えます。

ゴンドラ終点で準備体操をしたあと、出発。
18キロの荷物が肩に食い込みます。うう、こんな重量を担いだのはかなりひさしぶりのような気が(汗)すでにバテそうな予感。木道が登山者には歩きにくい・・・

八方池までは観光客も歩いてきますが、それより上部は登山者のみの世界です。


振り返ると、雲海の向こうに妙高火打、戸隠連峰が見えます。


扇雪渓で一休み。

雪を深く掘って、練乳をかけて即席かきごおり。子供のご機嫌取りメニュー(笑)

しだいにガスが上がってきました。

丸山ケルンからは左巻きに尾根を登っていきます。鎖場は2か所ありますが、子供でも歩けるのがこのコースの魅力。

唐松岳小屋の稜線に到着です。剱岳立山が綺麗に遠望できます。おおお!この景色が見たかった、見せたかったのです。

白馬方面を望む。
記録をみたら、8年前にこの峰を縦走していた。
http://www.harapeco.com/sankoukiroku/2007092021222324.html

唐松岳のキャンプ場は実は稜線からかなり下った谷にあります。トイレに行くにもこの谷を往復せねばなりません。一番、近い場所はすでに先行で到着したお客さんたちに取られてましたので、今回は下のほうにテントを張ります。真ん中の赤いテントが本日の我が家。

望遠でみるとこんな感じね。

テントから見る剱岳。かっこいいでしょ?


ちなみに稜線を見あげると、こんなかんじ。

さっそくお昼ご飯。カップ麺でございます。汗をかいていることもあり、これがおいしいのなんの。ちなみにカップ無しのタイプは140円。山荘ではお湯付で、カップ麺が500円。すごい価格ですが、それでも買う人はいるのでしょうね。

さて、今晩は子供の好きなクリームシチューを用意。1泊だからと缶詰類等を気にせずに持ってきたけど、重たかった!

でも作りすぎて、翌朝も食べることになっちゃった(笑) もう歳だね。

こちらは常温牛乳で作ったフルーチェ。

夕空をみていると、あやしい雲が。今晩から雨確実だな。明日は早めに移動しよう。

嫁さんはいつも山に来ると頭が痛くなるというが、私はあまりそういうことにならないので全くの他人事だったが、今回、食事の間も頭痛に襲われました。高山病?とりあえず寝ているうちに治ったけど、はて。やはり、昨晩の睡眠不足かな。
嫁さんも寝不足だったようで、食事も進まず、翌朝も頭痛で食欲なし。たまたま持ってきていたバファリンを飲んで仮眠したら、回復した模様。まずは良かった良かった。寝不足になるような移動スケジュールはやはり慎むべきだと痛感。もう若くはないからね。
夜から雨が降り始めた。谷から吹き込む風は冷たい。霧雨の中テントを撤収し、稜線へ。とにかく天候が崩れないうちに、と思い早めに移動、下山を開始。

昨日景色は十分楽しんだので、雨は雨なりの楽しみ方を探す。暑くもなく、寒くもなく、過ごしやすい気候。





八方池を超えると、下からツアー客や観光客の方がたくさん上がってこられた。霧の中ではいったい自分がどこにいるかもわからないだろう。

ゴンドラ乗り場に到着。ご覧のとおりの真っ白(笑)

ゴンドラで下山しますぞ。


子供はUSJのハリドリみたいだと喜んでました(笑)
大雨の中、下山するようなこともなく、無事登山終了。まずはくさいからだを洗うべく、向かった先はみみずくの湯。ここは露天と内湯のふたつがあります。快適でした。いやー、登山のあとの風呂は最高!!!

みみずくの湯の入り口にあるポチのたこ焼き屋でたこ焼きを分けっこし、(結構おいしかったのだ)白馬から戸隠を目指します。ちなみになんでポチなの?とお姉さんに聞いてみたら、ご本人のあだ名なのだとか!

コメント
コメント一覧 (2)
自分は二度唐松岳に登っていますが、二度とも5月の残雪期でしたので夏ルートの画像を見るのはかえって新鮮です。
そうですかぁ、テン場はかなり小屋から下らなければならないんですね。
私の時は小屋のすぐ横のスペースでOKでしたのでちょっとビックリです。
「こりゃぁトイレも給水も大変だぁ」
でもテントから劔が見えるポジションてのもいいですね。
お父さん、本当にご苦労さまでした。
雨のテントはなかなかしんどいものがありますし、子供に山嫌いになってもらっては困りますからね。また行きたいという言葉も聞けたのでよかったです。トイレに行くにも一苦労でしたが、それだけに下界の有難さを痛感しますね。山登りとはわざわざ不便を楽しみにいくものだと、子供に説明しましたが、わかってくれたようです。その後、これまたひさしぶりに思い出のつまった戸隠高原にも行けてリフレッシュできましたw