三連休みは子供は部活の合宿、嫁さんも部活の奥様仲間と会合の予定があるとのことなので、私は一人で山に行くことにしました。1週間前からガイドブックを読みながら朝3時起きれば朝7時過ぎには駒ヶ根に着けることが分かったので、中央アルプスに一泊二日の気軽な山旅に出かけることに。ただ、天気がどうも怪しいです。天気予報を気にしつつ、迎えた木曜日。なぎなたの稽古に出かける子供と嫁さんを見送り、家に入ろうとしたら鍵がかかっているじゃあありませんか。なんと嫁さんが私が外にいるにもかかわらずドアのかぎを閉めてしまったのです。鍵無し、財布なし、携帯も無し。気づいてから速攻で車を追いかけましたが、ちっとも気づくそぶりもなく、坂の上から角を曲がってしまいました。最後の信号で止まっていることを期待し、自宅から200Mの道のりを猛ダッシュ。なんとか追いついて鍵を返してもらいました。これ2回目なんですよ、2回目。しかしですね、追いついたものの、いきなり準備運動もなしに200M猛ダッシュですよ、追いついたとたんに左足が肉離れのような状態になりました。帰宅してから冷やしましたが、翌日もビッコ引きながら歩く状態で、これは3連休の山も無理だと一時は諦めました。
しかし、金曜日の夜から痛みも引いてきたので、思い切って出かけることにし朝3時に起床、3時半に自宅を出発しました。高速は渋滞もなく、途中で眠気のあまり1秒ほど意識が飛びましたが、無事駒ヶ根ICで下車。菅の台の駐車場は予想どおりいっぱいで、1キロ上の黒川平の駐車場を案内されました。ここからもちゃんとバスに乗れるので安心です。
受付でローウェイとバスの料金を支払い、チケットをもらいます。すでにこの行列でしたが、バスにはすぐに乗れました。
ロープウェイも待つこと30分ほどで乗車できました。今日は快晴です。ラッキー!!!千畳敷で降りるとこんな景色が広がっていました。
ここから浄土乗越方面に向かいますが、なんせ老若男女の集団、体力も技術もばらばらの人たちがひとつの道を利用するわけで、当然渋滞になります。
まあ、ちょうど準備運動にはよいくらいのペースでした。私の後ろは横須賀から来たという男性でしたが、今回初めての中アとのこと。ちなみに、前回ここにきたときは子どもは小学校1年生でした。
宝剣岳を目指す人は多いですね。私は明日に取っておくことにしました。山頂では高校生か大学生の男子が裸で記念撮影していました。あ、上半身ね。私も身におぼえがありますので、ここは笑ってあげましょう。
丸山を経由してキャンプ場に向かいますが、すでにこんなにたくさんのテントが。
周りは似たようなテントでいっぱいです。いちおう目印になるように手ぬぐいを付けておきました。寝不足なので、すこし昼寝を、と思ったのですがテント内も暑くて1時間ほどで目が覚めてしまいました。
とりあえず今日の昼飯は自宅で備蓄をしていた日清のやきそばです。今回の山メシは賞味期限切れの消化をします(笑)下山したらソースかつ丼食べるからいいんです、今回は。
体力も有り余っているので、明日に行く予定だった木曽駒ケ岳に登ることにしました。ふつうに登ってもつまらないので、頂上木曽小屋への巻道を利用して、木曽福島側からぐるりと回って登頂することにしました。巻道は誰も利用しないので非常に静かです。振り返ると宝剣岳がガスに包まれていましたが、この角度からの宝剣岳もカッコいいですね。
山頂から下りながらテント場をパチリ。ここからさらにテントは増えていきました。
もう涸沢ですか?ここは?といわんばかりの状態になりました。うへええ。耳栓持ってきたので大丈夫ですけど、小屋への道がないのでテントの張り縄に足をひっかけそうで怖いですね。東京から来たアウトドアサークルの団体50名が大きなテントで場所を占めてました。でも大騒ぎするわけでもなくマナーもよかったですし、なによりも若い人が山に来るのはいいことですよね。若い会話がテント越しに聞こえてくるので、オジサンきになっちゃいましたよ。テントの中はやっぱり下ネタ炸裂ですね、いつの時代も。
今日の晩御飯はちょいと質素。はじめてこのおこわを食べましたが、うーん、満足できませんね。非常用として用意していたもの食べずに賞味期限を迎えてしまいました。お味噌汁はアマノフーズのなめこ汁に乾燥ワカメと豆腐を足したものです。
夕食後、またひと眠りしました。18時ごろに目が覚めたので、また周囲を散策。夕暮れの景色を楽しみました。
ガスのかかる三ノ沢岳。往復4時間ですが、次回行ってみたいですね。
夜は19時半ごろにシュラフに入りました。寒くて防寒着の上に合羽を着て寝ました。耳栓もね。21時ごろ目が覚めたのですが、すでに静かになっていました。月明かりがまぶしくて星はよく見えませんでした。明日も快晴のようです。
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