今年は嫁さんと二人で過ごす初めてのGW。これまでは子供中心だったけど、今回は大人の旅をしよう、というわけではありませんが、計画するのも遅かったのでとりあえず近いけど、なかなかいけない和歌山の勝浦の休暇村を予約しました。空いている日が5月5日の夜のみだったので、この日に合わせて旅行計画を組むことにしました。4日を大峰の大普賢岳に登ることに決め、そのためのアプローチを兼ねて東吉野村のふるさと村を予約。天気が良ければ宿泊施設に行く前に高見山に寄ろうと計画していました。


GW後半は天気が悪いと想定していましたが、3日は朝からうす曇り。これなら朝から行けたなあと思いつつ、準備をして早めの昼食を取り神戸を出発しました。高見山へは奈良県側からアプローチをします。下から見ると格好いい山容なのでだれが命名したか知りませんが、「関西のマッターホルン」だとか(;^ω^)
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おおお!なかなかカッコイイじゃないか。高見峠には林道を行かねばならないのですが、すこし林道に入ると早速の通行止め。まじか~!( ;∀;) しかしよく見ると三重側からは行けると書いてあるので、高見トンネルを抜けてすぐに右手から林道に入り、峠を目指しました。
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峠には数台車が止まっていました。これから縦走に向かうであろう4人組もいました。
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鳥居をくぐって高見山には向かいます。奥の建物はトイレです。27年前、このトイレのあったところでテントを張った思い出があります。新人の頃、雨の降りしきるなかここから台高山脈を縦走しました。雨の中で覚えているのは前の人の靴のかかとだけ。こういう登山は二度としたくないなと思ったこともあり、永らくトラウマのようになっていた山でした。

ちなみにこんな看板がありましたが、注意と言われてもね。
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登山道は大変整備されていて歩きやすいです。
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新緑のまぶしいブナ林の中を高度を稼いでいきます。
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振り返ると、台高山脈がばっちり見えますね。いつかリベンジするか、早いほうがよさそうだな。
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山頂が見えてきました!
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あ、あの祠!記憶にある!みんなで腰かけて記念撮影した記憶がある...

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ちなみに頂上直下のアプローチはこんな感じ。
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山頂からは360度の大展望!!!うわああああ、これを最初に見ていたら印象が変わっていただろうなあ。
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曽爾高原の山々も青年自然の家もばっちりみえます。

兜岳、鎧岳も見えます。
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山頂で一緒になった奈良から来られた方としばし談笑させていただきました。樹氷の時期はバスが下の登山口まで運行されて素人もたくさん来るとのこと。今日我々が泊まる東吉野村は日本オオカミが最後に捕獲された山深いところだということ、最後に天気が良かったら大台ケ原は一度行った方がよいとお勧めしていただきました。

大展望を楽しんで下山し、東吉野村に向かいました。