7月16日月曜日

12時間半も行動をしていたので今日はバタンキュー(死語?)かと思いきや、なかなか寝付けず寝たのか寝ていないのかよくわからないまま朝を迎えることとなった。2時ごろから準備をする人達の声や音がよく聞こえる。他のテントサイトと違ってここのマナーはあまりよくなかった。テントの中でしゃべる声が丸聞こえ。少々残念だがここは登山口に一番近いテントサイト。仕方ないね。

やきそばを今日は一食分丸々食べ、4時35分にテントサイトを出発した。今日は雲が多い。
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振り返ると鷲羽岳。さようなら。
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西鎌尾根と槍ヶ岳
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クロユリベンチではほんとうにクロユリがたくさん咲いていた。
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鏡平山荘の名物はかき氷だが、食べていると時間が無くなるので今回は我慢我慢w
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この谷を延々と下っていきます。苦手の下り(´;ω;`)
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秩父沢の沢水で元気を補給
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ようやく林道に到達。が、ここからが本番だったりする(;´・ω・)
新兵器のトレッキングポールが威力を発揮する。
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砂利道をわさび平山荘まで歩く。ここでジュースを飲み、ストックでリズムを取りながら黙々と新穂高温泉まで歩く。
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新穂高温泉のロープウェイ駅で切符を買う。
横にあるホテルで風呂が入ることができると聞いていたが、看板を見ると13-15時の時間限定。昔はアルペン浴場があったがいまはもう無いようだ。仕方ないのでザックを置いて10分ほど登り返してホテルニューホタカの日帰り風呂600円で汗を流すことにした。

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大きく宣伝をしていないので知る人ぞ知る日帰りスポットだが、このひなびた感じがなんともいえないのだ。

平湯まで行けば平湯の森という大きな浴場があるが、そこまで汗だくのまま行くのもなんだかなと。やはり下山口でお風呂には入りたい。新穂高温泉はあまり登山者にやさしくない。そこが残念だ。

バスを待つ間、新穂高ロープウェイの構内でソフトクリームを注文した。これぞ文明の味。うまいっ!
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平湯から一日に2本ある松本行の直行バスに乗る。隣に座った方からGooglePhotoが便利だよ、最近の一眼レフはスマホにデータ飛ばせるよ、といろいろとIT活用ノウハウを教えていただいた。今度使ってみよう。そろそろカメラも替え時なので検討してみようかな。

松本バスターミナルで大阪までの直行バスの空き状況を聞いてみたがやはり満席だった。ネットで見ている情報と同じだったので、窓口での直接枠というのは無いようだ。諦めて鉄道で帰ることにする。

今日の昼は以前入店してお気に入りの店になった小木曽製粉所のそば。大盛りにしなくても十分な量がある。立ち食いソバ屋だが、今日は暑さからかいつもより非常に混んでいた。これは冷やしのきのこトッピング。
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そば茶がおいしくて何杯もおかわりをした。ありがとう。また来るぜ。

大阪までの直通のしなの号はなく、名古屋までの指定も満席だったので自由席に乗ることにする。ただし15時01分発の臨時便の先頭に並べたので、松本始発だったこともあり、ゆったりと乗ることができた。

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名古屋での乗り換えもスムーズにでき、バスに乗るよりも早く自宅に帰ることができた。さっそくごみの分別や洗濯をしながら嫁さんに今回の三泊四日の充実した山旅を聞いてもらった。 この記録を書いているのは4日後の土曜日の夜だが、いまだに体の中にあの時の興奮がしっかりと残っている。行ってよかった。記憶に残る山旅となったのは間違いない。

足の具合は年々悪くなっている。正直なところまともに山で歩けるのはあと3年が限界だと思っている。トレッキングポールが行動時間を広げてくれたのは意外だったが、いずれにしろ限界は来るだろう。昨年からずっと先送りにしていた山に行くようにしているが、今年もいろんな山に行ってみたい。

ひとつの山旅が終わり、そしてまた新たな山旅がここから始まる。