今日はこのまま下山し、どこかで風呂に入って昼食後に関西に戻る予定である。心配といえば、左膝だ。先月痛めた膝はその後、回復したし、昨日も常念岳への登りではやや痛みはあったものの特に行程に支障をきたすことはなかった。サポートタイツは濡れてしまったので、膝にはサポータを巻いて下山を開始する。

抜けるような青空の下を下る。登山者もどんどん上がってくる。この時間にここにいるということはヘッドランプを付けて登ってきた猛者だろう。
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胸突八丁まで降りてきた。登山者がどんどんやってくる。カワイイ子もいっぱい。山ガールもいっぱい。いいねえ(^^)最終的に100名を超えた時点で数えるのを止めた。小屋はきっと混むだろうな。
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時々、振り返りながら別れを惜しむ。
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が、ここからが地獄だった。
一か月前と同じように、左膝が動かなくなってしまった。登りでは踏ん張ることが出来ないし、膝を曲げることが出来ないので、足の付け根を動かすしかない。痛みをこらえながらゆっくりと歩く。これが縦走だったら悲劇だ。もしかしてと想定はしていたもの、結構なショックである。おそらく25年前の古傷も関係しているとは思う。いつもならひょういひょいと歩けるところをよたよたあるのは本当に悲しい。女神さまが風呂とメシのことだけ考えるのではなく、ちゃんと周りの風景も見て下山せよと言っていると勝手に考えた(笑)

山と関係ないことを考えると、スリップしたりする。集中力が切れるとはこういうことだろう。なんとか大滝ベンチまで降りてきた。さあ、ここから2.1キロが本当の地獄よ。
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登りの登山者が通るのを優先し、しばし立ち止まって待つことでなんとか膝も限界には達しなかったようだ。コースタイムよりも時間がかかったが、ようやく山の神まで到着。
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さて、もうすぐかなと思いきや、あと500メートル。
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人生で一番しんどかった500メートル(;^ω^)
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登山口到着。暑い!さあ、ここから20分間を舗装道路歩き。

あれだけ痛かった膝もどういうわけか、舗装道路だと歩くことが出来る。不思議。
しかし、根本原因を追究するまではしばらく山行はお休みだな。いくとしても今回のようなパターンを組まないととてもではないが、ダメだ。これで9月の連休の長期山行は消滅したが、山で動けなくなるよりはマシだろう。そんなことを考えながら黙々と舗装道路を歩く。路肩にも駐車車両が沢山止まっていた。100名以上とすれ違ったから、私が駐車したところも満車だろう。
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駐車場に無事到着〜!!!
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予想通り満車でした。さて、ここは電波が通じないので、どこかでGoogle先生に温泉の場所を探してもらおう。単なる準備不足(;^ω^) 

昔の地図に書いてある立ち寄り入浴可は、COVID-19 以降はすべてNGになったと思っておいたほうがよろし。ちなみに、安曇野穂高ビューホテルは「やっていません」とのこと。常念小屋に常念坊が立ち寄り入浴可能と書いてあったことを思い出し、ナビセット。

が、途中で「しゃくなげの湯」を見つけたので、即入店(笑)
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土曜日の昼だったからか、お客さんは地元民ばかりの模様。3人ほどのおっさんが町政批判を湯船で繰り返していたけど、もし議員さんなら政治生命は短いな(笑)だって丸聞こえだったもん。

さて、昼食はそばを食べようと思い、「常念」の場所を調べたらなんと閉店。これで意気消沈してしまい、しゃくなげの湯に併設されたレストランでのんびりとたべようと予定変更!

まずは風呂上りのジンジャーエール。炭酸は文明の味w
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下山するとついつい食べたくなる揚げ物。中央アルプスに行ったわけでもないのにソースかつ丼!
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安曇野の景色を眺めながら、広い店内で、長野のローカルテレビ(高校生のチアリーディングなどをやっていた)をゆっくりと楽しんだ。

帰りは安曇野ICから中央道に入り、途中阿智PAでお土産を購入し、帰宅したのは19時過ぎ。お土産に買った開田高原(行っていないけど)のそばをさっそく茹でてもらった。美味かった(^^)
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1日休暇をフルに利用し、山を楽しむことが出来た。途中左足のトラブルもあったけど、山の女神さまのおかげで、全身ずぶ濡れという稀有な体験や、見事なご来光まで山のフルコースを味わうことが出来た。今回の山行で長年連れ添った相棒IBSオリジナルテントも退役する。退役にふさわしい引退試合だったと思う。快く送り出してくれた家族にも感謝。