父の戸籍を見て初めて自分の本当の祖父の名前を知った。父は生前聞いてほしくないようだったので、それを察して一切聞かなかった。母も聞かなったらしい。結果として、何一つわからないまま、父はお浄土へ行ってしまった。

関西に戻る日が近づいたある日、ふと戸籍に記載されている祖父の住所を調べてみた。なんとまだその地番は存在していた。MAPで見ても表札はマスクされているのでわからない。それなら帰りに立ち寄ってみようかと知らない道をナビを頼りに走らせた。

はたして、その家は存在した。たしかに祖父の家だった。
ああここにたしかに父も祖父も祖母もいたんだなあと感無量。

帰ろうかと庭を見たら人影が。この家の住人なら何か知ってるかもしれない。
勇気を出して話しかけてみた。父の従弟の奥様だった。写真も見せてもらった。
なんとなく父と似ているところがある。

立派な金仏壇を拝ませていただいた。そこで曾祖父と曾祖母の写真を拝むことも出来た。
まさか家に上げてもらえるとはもう感謝しかない。

帰りに梅と蝋梅をいただいた。

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感無量なり。事実を知ってから30年封印していた祖父探し。こんなことってあるんだな。

帰り道に温泉にはいり、おいしいそばを食べて帰宅した。晴れやかな気持ちでいっぱいだった。
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菊井というお店
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後日お礼状を書いてお送りすることにする。