相続税の支払いを自分でやってみた。

父の場合は、現金と預金しかないから簡単だろうと思っていたが、
思っていた以上に苦戦した。
税理士には頼らず、
自分で最終的に紙に書いて税務署に提出し、
納付書で翌日に相続税を納めてきた。

納税額はいわゆる最低ランクのカテゴリではあったが、
亡くなって継いだだけなのに税金取られるというのは
どう考えても納得のゆくものではない。

せめてふるさと納税のように使い道を一定額は指定できるとか、
もしくは基礎控除の額を上げるべきだ。
少子化に加え、物価高なのだがらここに手を打たないと
おれは次は自民党には入れないぞ(笑) 

脱線はさておき、
相続税の申告書を作るには、
預金と現金の金額だけわかればよいのではない。
預金も現金も大変だけど、今回は割愛する。
とにかくこれ以外にあるということを知ってくれ
まずはここが大きな勘違いなのだ。

◆まずは、この三つを洗い出せ
死んだときに、本人がもらうはずだったもの(未収金)
死んだときに、本人が支払うはずだったもの(未払金)
死んだあとの葬儀代
(葬式と火葬代、位牌とか49日は含まずというのがひどいよね)

問題なのは、死んでからすぐに把握ができないのだ。
たとえば、
12月に死亡したら、請求が来るのは1月末だったり、2月末だったりする。
だから、
ここは待って待ってしっかりと把握する必要があるのだ

◆後期高齢者医療保険、介護保険、高額療養費、県民税市民税を忘れるな

県民税市民税などはすぐに請求がくるからわかりやすい
後期高齢者も割と早く通知が来る
やっかいなのは、介護保険。これは4か月後だ
さらにやっかいなのは、高額療養費だ。
高い医療費を払っていた場合、間違いなくこの適応となる。
だが、高額療養費は確定するのに4か月かかる。
12月に亡くなったら、もらえるのは4月。
4月に9−12月の4か月分のがもらえるのだ。
しかも、これ申請しないともらえない。
ちなみに、懐に入るものはすべて死んだ人(被相続人)の財産としてカウントされるのだ。
ね、ひどいでしょ。もう本人死んでるのにね。
これらも広義には最初に述べた未収金、未払金になるよ

ちなみに、年金は相続財産には入らない。
未支給年金も遺族年金も請求しないともらえないぞ
しかも相続財産には入らないからな


◆ドコモ、プロバイダ、医療費、福祉器具レンタル代金、薬代

ドコモやプロバイダなどは月割りにして、債務(未払い)として計上する必要がある。
ようは、死んだあとに支払いが発生した分だ。
これは、相続時の財産からマイナスすることが出来るので、もらさないようにしよう。
嘘はダメよ

◆保険金

保険金はひとりあたり500万円まで控除があるが、亡くなってからすぐに手続きしよう。
手続きすれば簡保などは翌日に振り込まれる。やっかいなのは特約だ。
特約還付金というが付加している場合がある。これは保険金ではないのだ。
つまり、相続財産になる。保険の窓口でちゃんと説明してもらえるから聞くように。


◆これらが集まったら記入していくのだ

1からやってみた私の感想だが、税務署で手引書(125ページある)をもらい、必要な用紙を
もらってこよう。これを一から読んで、どれが該当するかを調べるのがまず最初だ。
ここで挫折してはいかん。とにかく読むのだ。


◆手順があるのだ

しかも、一から順番に記入していけば完成するのかというとそうではない。あちこちにジャンプ
するのだ。どこから記載するのか、どこへ飛べばよいのかは残念ながら記入用紙には書いてない。
めちゃくちゃ不親切なのだ。だから、手引きと首っ引きで読むしかないのだ

◆未満切り捨ての罠

これも手引きにしか書いていないが、1000円未満切り捨てや100円未満切り捨てがある。
よく読むと、合計欄は各人の合計を書きなはれと書いてある個所が複数あるのだ。
これを知らずにやっていると、合計がわずかに合わないという事象が発生するのだ。
いや、正確にいうと、正しくてもおかしい箇所が出てくるのだ
それはガイドには書いていない。これが第二の難関だと思う

◆記入の罠
財産の場所は住所を書けという欄が異常に狭いのだ。こんなの書けないだろと普通思うよね。
どこにも書いていないが、これもおおよその場所がわかればよい。
例えば、かんぽ生命なら、東京都千代田区大手町で十分だ。そういうことはどこにも書いてない。
不親切

◆サンプルの複雑さ
サンプルが1例しか無いが、これがため息が漏れるほどの大金持ちの事例なのよね。
こんなやつおるんかと突っ込みたくなるんだよ。
おおよそ自分で申告書書いてやろうなんて思うのは、おれみたいにすこし基礎控除額超えちゃったけど、まじめに申告してやろうかというやつだと思うのよね。こんな金持ちなら税理士がやるだろうってね。

というわけで、サンプルはあんまりあてにならん。
ただし、さきほど書いた端数切り上げの数字の動きは参考になる。
あれ、なんでここの合計はこれなのに、下と数字が合わないんだ
ああ、これは各人の合計だから合わなくて正解なんだな、
とかわかるようになる。

◆配偶者控除
配偶者控除の計算も面倒くさい。普通なら1.6億円を超えないと思う。
手引書に従ってやればよいが、このあたりになると終盤なので、ちょっと集中力が落ちる
だから、コレとコレを比較して小さいほうを記入せよという指示を見逃すから注意ね

◆最終的には第1表と第2表

これをいままで作った数字で埋めていく形になり、最終的に自分の相続税の額がわかるというわけ。
配偶者がいる場合は、1.6億の控除が使えるから、俺と同じように一般人なら多分配偶者の相続税はゼロだろう。ただし、兄弟がいない場合、配偶者が亡くなった場合の二次相続は考えるべき。
基礎控除が3600万円しか一人だと使えないからね。

◆数字のチェックにCHATGPTを利用

第一表の数字の検証をしたい、ここの数字はこれ、この数字はこれ、合ってるか?と
聞いていくのがよい。これを気になるところでやってみよう。

前提条件が明確な場合、しっかりとした回答を出してくれる。
それ以外はダメだ。
計算も平気で間違える。
しかも彼らはカウンセラーな寄り添いはみせるけど、実態は厚顔無恥だ。
信用できない。間違ってもあやまらない。
日本人とは相いれない人種だと思って接するとよい。
いいか、
最初から
CHATGPTを使うな
答え合わせに使え


◆提出方法

郵送も出来るけど、税務署に持っていこう。紙で書いたならね。
添付書類もわすれずに

令和7年から控えに押印してくれなくなったよ。
おまえらの効率化なんて知らんねん。
税を納めてやるんだから、ありがたく受け取れ、このやろー。
かわりに自分で日付書くリーフレットくれるよ、あほか。

で、おれはここで、納付書をくれとお願いしたよ。
お願いしないとくれないよ。
納付書には当該の税務署と相続税の納付書だということがわかる数字があらかじめ印字してあるよ

でね、
名前欄には、被相続人の住所と相続人代表の住所、名前も同様にふたつ書くんだ
最後に相続税額を書いて、合計書いたら完成よ
個人と紐づく番号を窓口で払いだしてもらえると思っていたんだけどね、
そんなものはないんだよ。
この住所と名前で突合させるんだ。前時代的だよね。

◆支払い方法

支払いは現金で、というが納付の仕方は複数ある。
国はe-taxを勧めたいようだが、相続税の申告においてはいまの仕組みは全くダメ。
制度をきっちり理解している人じゃないと相続税や準確定申告のソフトも使えない。
最初の時点で自分にはどんな様式が必要なのかまるでわからない。
けっきょく税理士に飯の食い扶持を与えているだけじゃないかと思う。
すこし脱線したが、
税務署で納付書をもらい、銀行口座のある銀行窓口に行けば
ATMを使って納付は簡単にできるので、お勧め。
この方式だと通帳にもちゃんと振り込みの履歴が残るので安心よ。

ちなみにここもいきなりCHATGPTに聞くと、
現金卸してもっていけって平気で言うよ
いやいや、口座振替できるだろうと突っ込まないと
つぎの答えは出てこないから注意ね。
会話のように、類推はしてくれないからね。
言われたことしか回答できないと思ってね。
プロンプトを使いこなそうと思うと、やはり制度を知っていないと一発回答は無理よ


てなかんじだな

とりあえず、最大の懸念だった相続税の支払いが終わったので、ホッとしたよ
少額なので雑魚扱いだと思うけど、1からやった自分をほめてあげたい(笑)

とりあえず、備忘もかねてメモとして残しておく。

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