父の死後の手続きはこれで完了した。ここからはアルバムや日記などいったい全体これからどうしたらよいのか頭を抱える書類の山と向き合わねばならない。捨てるのは簡単だ。父は捨ててくれと言っていた。しかし、一度も見ないまま、捨てるのも忍びない。

段ボールの奥から日記を取り出した。
10年日記。どうやら過去の日記をまとめなおしたようだ。
ということは、10年分もう一度手書きで書き直したということだ。
信じられない
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さっそく昭和46年からの10年日記を見た。
ところどころ、欠けている。どこから読もうか。
そうだ、今日の日から読んでみよう。

読んでみると、幻覚、嘔吐、などの文字が
???と思い、前後を読み直すとなんと祖母の闘病の模様が
記されていた

おーい、おーいと呼んでいる
誰を呼んでいるのか聞いたら、孫だという
いやいや、それおれやし。

最後は大あくびをしてこと切れたそうだ。
その日は4月24日。
ええ!
あしたが、命日ってことか!

これはおばあちゃん、俺を呼んだな。
おやじのことばかり俺がかまっているから、わしのこと忘れとるやろ!と
ちょいとお怒りかな(笑)

雨が降っていたが、傘をさして仏花を買いに行ってきたよ。

ばあちゃん、ごめんね。明日は命日だね。