過去20年の3月の相場を分析集計した結果、興味深いデータがありました。
1990年から2008年の3月の米ドル円相場のデータを集計した結果、
3月の高値と安値の変動幅の平均は、6.15円(5円以上変動する確率65%)
全月の変動幅の平均は、5.25円(5円以上変動する確率48%)
つまり、通常月に比べて、変動幅が非常に大きくなるのが特徴です。
肝心の変動方向ですが、過去20年間で円高10回、円安10回と拮抗してます。
そこで、もう少し、条件を絞った分析として、1月、2月の為替相場が終値ベースで同一方向に変動した場合を分析しました。
対象年は過去20年中11回ありました。
すると、3月の為替相場の変動方向(2月末比の3月末比)が、1,2月のそれと同一となる確率は11回中7回です。
つまり、今年は1月、2月共に円高でしたので、3月も円高でしかも5円以上の変動となる確率が極めて高いようです。
2009年から2010年と2007年から2008年の月次ベースの為替方向が9カ月連続で同一ですので、非常に参考になります。
(6月米ドル高円安、7月円高、8月円高、9月円高、10月円安、11月円高、12月円安、1月円高、2月円高)
2008年の結果は、1月に5.90円、2月に2.67円、それぞれ円高がすすみ、3月は4.08円の円高でありました。(あくまでもデータ上では・・・・)


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