証券会社が勧める推奨株（株価上昇率３０％）

日曜日に恒例の株価が約30%上昇が見込まれる推奨株を紹介します。
　今回の銘柄の予想上昇率は、27.9%です。
　何はともあれその銘柄とは

 大崎電気工業 <6644>  です。
　某ネット系証券会社の7/6付最新アナリストレポートによれば、

以下〜アナリストレポートより
レーティングは新規に「Buy」に。
7/9付株価は743円（前日比変わらず）
今後半年程度の目標株価は950円
算出根拠は、
2011年3月期の予想BPSを684円、同社過去5年間の平均PBR1.4倍を参考。
684×1.4＝957.6円≒950円
連結PER23.7倍、EV／EVITDA　7.6倍
株価上昇要因は
(1)電力会社との関係が強く、スマートメーターの拡販ば予想される。
(2)日立製作所とスマートグリット分野でのグローバル提携による海外市場への展開。
(3)LEDやフィルム関連などの伸長により収益の改善が見込める。

リスク要因
(1)電力会社やパネルメーカーの設備投資計画の変動。
(2)原材料高騰や部品の入手が困難となるリスク
(3)投資有価証券・不動産価格変動リスク
(4)国内電力10社向け等特定顧客への取引集中リスク

以上アナリストレポートより

レポート内のコメントがあるとおり、PBR、EV／EVITDAには、割安感があるのは確かです。
しかし、連結PER18.3倍はスマートグリッド関連の5社加重平均18.1倍と比較して割安感は全くありません。
収益力の弱さが問題でしょう。
2030年までに国内で次世代電力網（スマートグリッド）整備を政府が掲げていて、20年で約14兆円の設備投資が見込まれている背景が無ければ、絶対に買う気が起きない銘柄です。




過去の証券会社アナリストレポートのコラムはこちらです。




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