米ドル安円高が続くFX為替相場ですが、 シカゴIMM先物通貨ポジションの投機ポジションは、円売りポジションがどんどん増加してます。
11月14日現在の円売りポジションは▲135,999枚です。
2017年7月以来の高水準です。
投資家には、中長期的に米ドル高円安を期待する人が圧倒的に多いようです。

一方で、逆の見方をすれば、
更なる投機筋は米ドル買円売をする余力が少なくなってます。
彼らには、円売りするポジションには限界値があり、
無尽蔵に円売りを追加できる訳ではありません。
最終的には、いつかは円買いをしないといけない時期が来るのです。


スポンサードリング

過去に円売りポジションが12万枚以上積み上がった時期の
FX為替相場の動向を探ってみると・・・・
簡単に、シカゴIMM先物通貨ポジションについて説明します。

シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の国際通貨市場で
取引されている通貨先物のポジション動向です。
市場全体の流れや傾向をつかむのに便利な指標です。
火曜日時点の結果が同じ週の金曜日に発表されます。
1枚当たり1250万円相当です。
商業的(貿易取引等の実需筋)
非商業的(投機筋)
非分類(不明)
の3つに分類されており、
今回話題にしているのは、非商業的に分類される指標です。


今回、円売りポジションが12万枚を超えました。
▲135,999です。
3年ぶりの出来事が、7月に続きて2度発生しました。
また、過去最高記録は2007年6月26日の▲188,077です。
円売りポジションが大きい時期のFX為替相場の動向
時期 当日 1週間後1か月後3か月後ポジション解消時期
2007年 6月26日123.23122.37 118.40 115.424週後
2014年 1月7日104.60104.20 102.33 103.0910週後
2014年 9月30日109.64108.02 112.30 119.4631週後
2017年 7月18日112.06111.88 109.17 112.928週間後
2017年11月14日112.07
     為替相場はNY終値の米ドル円相場
ポジション解消時期は、円売りポジションが半減した時期


  過去に円売りポジションが12万枚越えとなった時期は、
意外にも、
大幅は円高になっていませんでした。

一方で、過去最高水準の円売りポジションがあった2007年6月は
激しい米ドル安円高が進んでます。

結論として、
円売りポジションが積み上がっても、
必ずしも米ドル安円高が進行してません。
重要なのは、円売りポジションが解消されるスピードです。
2007年のように、たった4週間で18万枚が9万枚まで減少しようものなら
とてつもない、米ドル安円高がやってきます。
逆に、2014年9月のように長期的に円売りポジションが積み上がった状態が継続すると、
投資家は米ドル高円安を中長期的に期待している状態が続き、米ドル高円安傾向となるようです。
今回とそっくりな状況は、2017年7月18日です。
発表当日の為替相場は、7/18が102.06に対して
今回の11/14は102.07と1銭しか変わりません。
当時は、トランプ大統領のロシア疑惑が意識され、
1か月で109円台、1か月半後には、なんと
107円台まで米ドル安円高が進みました。

今回は、米税制改革難航が意識され、
12月中旬に再び109円台そして107円台まで
ドル安円高が進むのでしょうか?

今後のシカゴIMM先物通貨ポジション動向に注目です。



過去のコラム
日銀の指値オペとFX為替相場の法則 120円越え
米国バランスシート縮小が開始すれば117円に届く!!
米ドル追加利上げ後は、まさかの105円割れ
米ドル円相場が秋口に100円割れとなる根拠【閲覧注意】



投資家のリスクオンを祈願して
是非クリックをお願いします。
↓  ↓  ↓  ↓

人気ブログランキングへ

スポンサーリンク

最終の投資判断はご自身でお願い致します。まず、ありえないと思いますが万一このブログの情報を元に投資をされて損失が発生したとしても責任は負いかねます。