今週の米ドル円FX為替相場は110.92-113.38(yahooファイナンスより)のレンジ。

前回予想、「上値が重い」、
予想レンジ112.30-113.70予想レンジは、
上限予想以外は、外れでした。


想定外の出来事は、
・中国が米国債購入額減額を検討との報道があった点
 のちに否定発言あり。
・日銀が公開市場操作で超長期債買入額を減額した点
 テーパリング開始懸念が台頭


 
 
さて、気になる来週の米ドル円相場予想のポイントは、
(写真の後に続く)
取引所
















(1)日銀の動向

(2)米国債金利上昇

(3)地政学リスク



(1)日銀支店長会議での総裁発言に注目です。
超長期債の買入額減少は、市場が過剰反応したように思えます。
日銀の国債買入額が減少しているのは、昨年後半から明らかになっている事実です。
恐らく、日銀支店長会議の場で、黒田総裁は12/21と同様に
量的緩和は継続する方針に変わりはないと発言するでしょう。
その際に、112円手前位の水準までは回復するでしょう。



(2)米国金利が上昇中です。
中国が米国債買入額減額を検討するとの報道、

日銀が量的緩和を終了するのではとの憶測で世界的に債券下落
この2つの要因で、米国債の利回りが上昇し、日米金利差が拡大しました。
現段階では、円金利上昇に着目されて米ドル安円高要因です。
日米金利差でみると、2.4780%と拡大しており、
米ドル金利上昇の幅が円金利に比べて大きいようです。
この部分が来週は見直されて米ドル高円安気味に推移すると予想します。


(3)北朝鮮の地政学リスクに注目です。
北朝鮮と韓国の対話により、北朝鮮が冬季オリンピック出場など、
地政学リスクは後退気味です。
来週も地政学リスク後退による、米ドル高円安要因になりそうです。







来週の米ドル円相場は、「下値が硬い」、予想レンジは、110.70-112.70


主な経済指標・イベント 
1/15:日銀支店長会議
1/16:NY連銀製造業景気指数
1/17:
1/18:米地区連勤経済報告、米住宅着工件数
1/19:


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