今週の米ドル円FX為替相場は109.19-111.08(yahooファイナンスより)のレンジ。

前回予想の、来週の米ドル円相場は、「底堅い」、
予想レンジは、108.80-110.30
は、
下限予想以外は、今一歩の結果でした。

想定外の出来事やサプライズは、
・米小売売上高が予想を上回り米長期金利が3%を上回った事
・米長期金利上昇でも米国株式相場が下落しなかった事



 
さて、気になる来週の米ドル円相場予想のポイントは、
(写真の後に続く)
取引所
















(1)米FOMC議事録公開

(2)米長期金利、米国株式、原油の動向

(3)米ドル高円安の過熱感



(1)米FOMC議事録が公開されます。
利上げは見送られながら、今後の利上げに対する姿勢を見極める重要な資料です。
最近、年4回追加利上げのシナリオが盛り上がっているだけに、
FRBメンバーのタカ派の些細な発言にも、FX為替相場は過剰反応しそうです。
ます。つまり、米ドル高円安となるか、変動なしのいずれかで、
米ドル安円高材料にはならないでしょう。



(2)米長期金利が、ようやく3%台に定着しつつあります。
投資資金が、米国債券市場から、原油市場や株式市場に向かっているようです。
今年の2月は、米長期金利が上昇が米国景気悪化につながるとの懸念で、
株式市場が下落し、米ドル安円高となりました。
ところが、今月は米長期金利が上昇しても、米国株式も底堅い動きをしており、
素直に、米債券市場から米国株式や原油に投資資金が流れているようです。
原油高のおかげで米国シェールガス事業が息を吹き返し、
米国経済を活性化してます。
トランプ大統領がイランとの核合意離脱を表明し、原油供給を不安定にして
原油価格が上昇し、米国シェールガス事業が繁栄するという、
とんでもない世の中の流れになってます。
きっとシェールガス事業関係者はトランプ大統領の支持者となるのでしょう。






(3)今週の米ドル高円安の進行で、8週連続の米ドル高円安となりました。
これは、非常に珍しい展開です。
2013年10月から12月以来の出来事だそうです。
米トランプ大統領就任後の米ドル高円安局面ですら6週連続だそうです。
米ドル金利上昇がトルコリラ等新興国通貨下落につながっており、
いつリスク回避の円買いが起こるか、わからない状況です。
来週か再来週あたり調整局面の米ドル安円高局面があっても不思議でない状況です。
でも、一時的な米ドル安円高があった方が、長期的な米ドル高円安になるようです。






来週の米ドル円相場は、「調整局面」、予想レンジは、108.80-111.10


主な経済指標・イベント 
5/21:
5/22:
5/23:北朝鮮核試験サイト閉鎖開始。FOMC議事録公表、米新築住宅販売
5/24:
5/25:パウエルFRB議長講演、米耐久財受注


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