今週の米ドル円FX為替相場は109.55-110.13(yahooファイナンスより)のレンジ。


前回予想の、
「110円台定着へ」
予想レンジ109.50-110.70
は、レンジ下限予想はほぼ完璧でしたが、110円台定着はできませんでした。



想定外の出来事やサプライズ(言い訳ではありません・・・)
・パウエルFRB議長が「T-BILLの購入は第二四半期まで継続」と表明
・武漢市が所在する湖北省の衛生当局が、
コロナウイルス感染者数の計上基準を変更し、
1638人から1万4840人に一日で急増。



来週のFX為替相場予想のポイントは以下の通りです。



 
 
 


 

(1)コロナウイルス
集計方法の変更があったものの、世界の患者数は減少する兆しがありません。
一方で、中国人民銀行による大規模な流動性供給等の対策のおかげで、
FX為替相場は大混乱には至っていません。
これから、発表される2月の経済指標が、コロナウイルスの影響で
相当悪化する事になるでしょう。
FX為替市場参加者の関心は、患者数増加から中長期的な
経済への影響に移りそうです。
まあ、コロナウイルスの騒動が終息する目途が立たない限り
米ドル高円安が抑制され続ける事は間違いないでしょう。





(2)FOMC議事録公表
現在の金利政策が適正であり、政策金利据え置きが規定路線です。
FX為替市場では、年内利下げ観測が台頭しているだけに、
ハト派の色合いが薄いと、米株安、米ドル安円高が進行するでしょう。
利下げに言及しなくても、消費判断の引き下げが強調される内容が出ると、
FX為替市場も静かな状態にできそうです。





(3)本邦GDP
本来であれば、本邦GDPは、注目されません。
しかし、発表当日は米国市場が休場のため、
想定外の波乱が起こるリスクがあります。
7−9月期のGDPは、消費税増税の影響で悪化が予想されます。
コロナウイルスの影響はありませんが、
久しぶりに日銀追加緩和の観測が台頭する可能性があります。。
もし、そうなれば、米ドル買戻し材料になるでしょう。







〜ご参考~

▲1,227(7/2)⇒▲3,651(7/9)⇒▲11,380(7/16)
⇒▲9,377(7/23)⇒▲4,218(7/29)⇒+10,561(8/6)
⇒+24,742(8/13)⇒+31,154(8/20)⇒+33,607(8/27)
⇒+27,682(9/3)⇒+32,591(9/10)⇒+23,862(9/17)
⇒+12,783(9/24)⇒+13,917(10/1)⇒+11,012(10/8)
⇒▲6,641(10/15)⇒▲18,165(10/22)⇒▲19,698(10/29)
⇒▲26,605(11/5)⇒▲34,997(11/12)⇒▲35,031(11/19)
⇒▲39,591(11/26)⇒▲47,823(12/3)⇒▲43,682(12/10)
⇒▲42,062(12/17)⇒▲33,542(12/24)⇒▲25,302(12/31)
⇒▲12,248(1/7)⇒▲31,430(1/14)⇒▲44,701(1/21)
⇒▲36,025(1/28)⇒▲21,898(2/4)⇒▲26,188(2/11)
円売りポジション減少から増加に反転。
円売り持ち高最高記録2007年6月26日▲188,077













来週の米FX為替相場は、「上値が重い展開」予想レンジは、109.00-110.20

主な経済指標・イベント
2/17:本邦GDP、米国市場休場
2/18:
2/19:米住宅着工件数
2/20:FOMC議事録、米景気先行総合指数

2/21:本邦消費者物価指数


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