今週の米ドル円FX為替相場は112.14-114.46のレンジ。


前回予想の、
「111円台に逆戻り」予想レンジ111.30-112.50
は、笑っちゃう位大外れでした。





想定外の出来事やサプライズ(言い訳ではありません・・・WW)
・FOMC議事録のタカ派的内容が判明
テーパリングが11月か12月に開始
・米国要人によるタカ派的発言
・米消費者物価指数上昇
米金利先物市場は2022年9月末時点の利上げを100%織り込む










来週のFX為替相場予想のポイントは以下の通りです。



 
 
 


 
(1)米要人発言
来週は米国経済指標の発表が少なめなので、米要人発言に注目です。
11月2〜3日のFOMCのブラックアウト期間が
10月23日(土)から開始されるので、
その前に、米要人から様々な金融政策に関する発言が飛び出すでしょう。
テーパリング内容や利上げ見通し等で多数の見解が発表される予定です。
どうやら、インフレが一時的な現象出ない事がはっきりしたので、
基本的には、タカ派発言が優勢でしょう。
18日 カンザスシティー地区連銀総裁 講演
   ミネアポリス連銀総裁     講演
   クオールスFRB副議長     金融安定化を協議
19日 サンフランシスコ連銀総裁   講演
   ボウマンFRB理事       講演
   リッチモンド連銀連銀総裁   講演
   アトランタ連銀総裁      インタビュー
   ウォラーFRB理事       経済見通しを協議
20日 アトランタ連銀総裁      富の多角化に関するイベントに参加
   ミネアポリス連銀総裁     富の多角化に関するイベントに参加
   セントルイス連銀総裁     富の多角化に関するイベントに参加
   シカゴ連銀総裁        富の多角化に関するイベントに参加
21日 ウォラーFRB理事       米国経済を協議
22日 パウエルFRB議長       コロナ後の金融安定に関する検討会に参加
タカ派発言に米ドル金利上昇、米ドル高円安となる局面はあるでしょう。
   

(2)米金利の動向
テーパリングや利上げ観測を材料に金利上昇が続いてきました。
しかし、30年債入札が好調であったり、長短金利差は縮小傾向にあるようです。
インフレで足元の物価や金利は上昇しますが、
やがてインフレが米国景気を停滞させて、
いつまでも経済成長は続かないのでは・・・・
このような懸念が台頭している模様です。
テーパリング開始が確定すれば材料出尽くしで、
米ドル金利上昇は一服する可能性はあるでしょう。


(3)中国恒大集団
10月18日、19日にデフォルトを宣言する可能性が高まっています。
9月23日期限の米ドル建て債の利払いは実施されず
30日間の支払猶予期間が来週到来します。
現状、何も公式発表がなく、猶予期間が終了するようです。
再猶予が認められる可能性も高くありません。
歴史的なクラッシュがあっても不思議ではありません。
リスク回避の円買いが始まるでしょう。
円売りポジションが増加している点、急激な米ドル高円安が続いた後なので、
FX為替相場は、激しく変動しそうです。






シカゴIMMポジションの動向
円売りポジションは再び増加しています。

▲64,760(9/28)⇒▲63,694(10/5)⇒▲76,634(10/12)






来週の米FX為替相場は、「112円台に逆戻り」予想レンジは、112.30-114.50

主な経済指標・イベント
10/18:
10/19:米住宅着工件数
10/20:地区連銀報告(ベージュブック)公表
10/21:
10/22:


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