今週の米ドル円FX為替相場は129.51-134.76のレンジ。


前回予想の、
「130円割れ」予想レンジは、128.50-133.50は、
130円割れはイメージ通りでしたが、反発は想定外でした。
予想レンジの誤差は、下限1円1銭、上限1円26銭でした。


<想定通りの出来事やサプライズ>

・米雇用統計の平均時給伸び率鈍化
(景気減速が意識されて米ドル金利低下。米ドル安円高)
・FOMC議事要要旨がタカ派的内容
「FRBはインフレリスクを重要なファクターとして認識」
「2023年中に政策金利の引き下げが適切となると予想するメンバーはいない」
「FF金利の継続的な引き上げが適切」

<想定外の出来事やサプライズ>(言い訳ではありません・・・WW)
・ミネアポリス連銀総裁の発言
「FRBは目標金利を維持すべきで金利水準は5.4%になることを見込む」
・日銀関係者の報道
「日銀はYCCの再修正を急がず、12月の決定の影響と効果を見極める」




来週のFX為相場予想のポイントは以下の通りです。
 


 
(1)FRB議長発言
FOMC議事要旨と同様に、タカ派発言をくりかえすでしょう。
市場予想とFRBの予想の食い違いが、ある間は、
タカ派発言の都度、FX為替相場は米ドル高円安が進むでしょう。
ただ、今週よりも小幅になると予想します。
この他にも、アトランタ連銀総裁、フィラデルフィア連銀総裁、
セントルイス連銀総裁の発言もあり、こちらにも注目です。
彼らからハト派的な発言はなさそうです。
少しずつ、1月31日のFOMCの方向性があきらかになるでしょう。

(2)米消費者物価指数
前年同月比6.5%(前回7.1%)
コア前年同月比5.7%(前回6.0%)
事前予想は、前回比低下が予想されており、
FX為替相場は米ドル安円高が進むと予想します。
原油価格を中心に商品相場が落ち着き始めているので、
物価上昇の幅は確実に縮小しています。

(3)円金利の動向
日銀が誘導金利変更は利上げでないと否定しても、
10年国債の円金利は上昇が続いています。
先物金利と実勢金利の差が0.4%前後ある限り、
金利上昇圧力がかかり続けるでしょう。





米ドル高円安要因と米ドル安円高要因が併存していますが、
日米金利差縮小の流れがある限り、米ドル高円安が
長続きする事は難しそうです。










シカゴIMMポジションの動向
円売りポジションが5週連続ぶりで増加しています。
過去最高は、2007年6月26日の▲188,077

▲53,188(12/13)⇒▲40,881(12/20)⇒▲37,730(12/27)⇒▲46,864(1/03)





来週の米FX為替相場は、「1週間前と同じ展開」予想レンジは、129.50-134.50

主な経済指標・イベント
1/09:東京市場休場
1/10:FRB議長発言
1/11:
1/12:米消費者物価指数
1/13:


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