今週の米ドル円FX為替相場は155.72-158.27のレンジ。
久しぶりに158円台まで復活しました。

前回予想の、
「上値が重い展開」予想レンジ155.00-157.50は、
木曜日までは、予想通りでした。
予想レンジの誤差は、下限72銭、上限77銭でした。


<想定通りの出来事>
・米消費者物価指数低迷
結果+3.3%、事前予想+3.4%
米ドル安円高へ

・FOMCで政策金利据え置き、利下げ見通しが3回⇒1回へ
米ドル金利上昇⇒米ドル高円安へ

パウエル議長会見
「インフレは大幅に緩和したが依然として高すぎる」


<想定外の出来事>
・日銀金融政策決定会合
国債買入金額減額方針が示されるも、具体的な内容なく失望感あり。
米ドル高円安が158円台まで進む。

・植田日銀総裁のタカ派発言
「国債買入減額は相応の規模になる」
「データ次第では7月利上げの可能性がある」








 
来週のFX為替のポイントは以下のとおりです。

  • 米小売売上高
前月比で強めの結果となる事が予想されています。
インフレが根強い事が意識されて、米ドル金利上昇⇒米ドル高円安となる
展開となるでしょう。


  • 日本の消費者物価指数
事前予想は、2.8%で、前回実績の2.5%を上回る見込みです。
国債買入減額幅増加が期待されて、米ドル売円買いが優勢となるでしょう。

  • 日銀首脳の発言
今週の植田日銀総裁の発言と同様の国債買入減額幅に関する発言が続くでしょう。
FX為替市場の参加者は、思い切った水準の減額は出来ないであろうとの
見方が優勢なため、円金利上昇と米ドル売り円買いの流れはないでしょう。


国債買入減額は、次回の日銀金融政策決定会合以降となり、
量的緩和縮小は当面先である。
イエレン米財務長官の発言で為替介入も簡単ではない。
この2点で投機筋は安心して、米ドル買円売が出来る環境になりつつあります。







シカゴIMMポジションの動向
円売りポジションが2週ぶりで増加しました。
過去の円売りポジション最高水準は、2007年6月26日の▲188,077

▲126,182(5/14)⇒▲144,367(5/21)⇒▲156,039(5/28)⇒▲132,101(6/4)⇒▲138,579(6/11)





来週の米FX為替相場は、「底堅い展開」予想レンジは、156.50-159.00


主な経済指標・イベント
6/17:NY連銀製造業景況指数
6/18:米小売売上高
6/19:
6/20:米住宅着工件数
6/21:本邦消費者物価指数


「来週の米ドル円相場予想」バックナンバーはこちら


応援クリックをお願いします。
↓  ↓  ↓  ↓



人気ブログランキング 



にほんブログ村 為替ブログ FX サラリーマン投資家へ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村
スポンサーリンク





人気ブログランキングへ




(皆様のおかげで投票数ランキングが日々アップしております。)
最終の投資判断はご自身でお願い致します。まず、ありえないと思いますが万一このブログの情報を元に投資をされて損失が発生したとしても責任は負いかねます。


バックナンバーはこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「来週のFX為替相場予想」