徳々トーク

『徳は孤ならず 必ず隣有り』(孔子) 徳のある学校経営をめざし「徳々トーク」と命名しました

「徳々トーク」に掲載している写真の転写・転用を一切禁じています。 そのような事案が発生すれば、被害届を提出するなど、厳しい対応を行います。

□昨日は終日和歌山県有田市立宮原小学校(校長 藤井英之氏)を視察してきました。

【なぜ、宮原小学校への視察なのか
・宮原小学校は、3年間いじめゼロ、不登校ゼロに加えて、全国学力学習状況調査では3年間ずっと右肩上がりで、全国トップの秋田県や福井県の平均値を大きく上回っています。
・和歌山県は全国学力調査の平均値が、全国ワースト5の中に入っていますが、有田市だけは全国4位にランクインするほど急激に上昇しました。
・有田市も枚方市同様、自学自習支援システムのiープリントを導入しています。

【成功の秘訣は、凡事徹底です
・藤井校長先生は、自らの学校経営について年間26回に及ぶ校長講話で教職員に周知徹底されます。
・宮原小学校が実践する教育へのベクトルをそろえるために、4月は4日、5日、6日、8日、11日、14日、18日と7日間に渡って公務員としての姿勢、服務規律、学校教育計画の基本方針や経営ビジョンを示されます。

【命の教育
□校長先生の講義中に、突然避難訓練があり、驚いたことがあります。 
・それは、6年生はもちろん、1年生たちも全力疾走でグランドに集合します。もちろん先生も・・・
・次の合図で、高台まで全力で駆け上がるとのことです。
・この地域は海面から9.3m、有田川が近くにあり、津波があれば学校そのものが浸水してしまう危険があります。
・校長先生は子どもたちにはいつも「自分の命は自分で守れ。だれも助けんてくれんぞ」 とお話をされており、訓練そのものが真剣勝負(命の教育)だと感じました。

【授業改善が学校改革の一丁目一番地
□授業でも感心することがたくさんありました。
・小学校4年生から、授業のめあては児童が班ごとに考え黒板に貼り付け、自分たちで課題を見つけ、その課題を協同で解決していく取組を行っていきます。
・つまり、自分たちで授業をすすめていくのです。
・まずは、自分たちで問題に取り組みます。
・わからないときは、班の友だちに教えてもらいながら、自力で問題が解けるまで取り組みます。
・授業の10分くらい前になると、一斉に確認テストを行います。
・班全員が100点をとることが目標です。最終目標はクラス全員が100点をとることです。
・できなかった児童は、授業の残り時間で再度協同で学習します。
※こうした取組を通じて、支援教育の対象児童の成績が飛躍的に伸びています。

生みの苦しみを生みの喜びに変える取組
□私自身も、13年前から「学び愛」というスタイルを取り入れ、大きな成果(問題行動が4分の1に減少、業者テストで学力が大幅に向上、不登校生徒が減少)を得ることができました。
・その実践は宮崎県で開催された全国校長会での発表や全国規模の研究発表会を実施したり、朝日放送やNHKでも取り上げられました。
・結果、府の教育委員さんをはじめ他府県からの視察も随分受けました。
・当時は、学び愛のスタイルが従来の講義型の授業スタイルと大きく異なっていたので、実践する先生方も不安もありましたが、あれから10年が経過し、今では当たり前になってきました。
・藤井校長先生も、取組を始めた当初は、教員から不安視する声が多数あったようですが、全くぶれることなく実践をすすめ、成果が出始めた3年目から、取組は一気に前進したと言われます。
・先生方は、子どもたちを褒めて、認めて、頼りにしています。今は、任せることができるレベルになってきています。
・新しい取組を通じて、苦楽を共にしてこられた下田教頭先生や先生方と校長先生のゆるぎない信頼の絆を感じることができる素晴らしい学校を視察することができました。
・今では、県・市教委、保護者、地域からも絶大なる信頼を得て、先生たちもゆとりを持って本務に専念できるようになったと喜んでおられました。

【藤田校長語録
・(藤井校長先生は中学校出身で)中学校でもこの実践をした経験があり、中学生ならもっとできるし、もっと面白い授業になる。
・数字はシンプル。数字から教育活動を見る。
・できないんじゃない。たいがいのことはできる。ポイントは、(校長に)やる気があるかないかです→校長が変われば、学校は変わります。
□学力向上の秘訣は2つある
1.教師が点数をあげることに楽しみを覚え本気になる。
学校の点数が上がると、
保護者、地域、行政からの評価があがり、先生の評価があがる。
その結果、学校がゆとりのある職場となる。
それを管理職、行政が実証する。
2.児童生徒の学習への自尊感情と授業へのモチベーションをあげる。
意欲・関心・態度なんていう言葉は古い。
学習への自尊感情・・・ほめる・認める・頼りにする機会をつくる。
授業へのモチベーション・・・めあてを数値目標化する。

【最後に
・印象的だったのは、児童・生徒が能動的に授業に参加するためには、復習よりも予習が大切であることを強調されていました。
・お話を伺いながら、取組の方向性もさることながら、宮原小学校の先生方の頑張りと四中の先生方の様子がオーバーラップして見えてきました

※藤井校長先生からは、ブログにアップする許可を頂戴しています

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□今日は四中校区の校長会を五常小学校で行いました。
・ 小学校6年生が英語で活動する様子(今日は時刻の表現について)も参観しました。
・週1回、本校の英語科三浦先生は五常小学校を訪問し、小学校のJETと担任の先生とのティームティーチングで授業を行っています。
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□5時間目の体育です。
・2・3年生の長距離走です。
・みんなで励ましの声を掛け合いながら、走っています。
・受験前でも、自然体で「自分のベストを尽くそう」そんな姿勢を感じます
・そんな先輩の姿をみながら、2年生も頑張っています
・当たり前のことですが、なかなかできないものです。 あっぱれです
※3年生の15分間走では、10点満点の14周(3500m)を超える生徒が結構いるそうです。
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□今日の献立は、ぶりの照り焼きです。
・ボイル野菜、小豆餅、のっぺい汁、ゆかりふりかけ、ごはん、牛乳です。
・今日も温かい汁物に、感謝です
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