家庭教師を頼むとして、派遣業者を通すのか、個人契約にするのか、


家庭教師指導料を安くあげたいならば仲介料のない個人契約。たしかに個人契約なら、多くの場合は支払い金額は抑えることが出来ますが、依頼主は全て自己責任となることを覚悟しなければなりません。契約した家庭教師を替えたいと思ったときには、直接その家庭教師にその旨を伝えなければなりません。またこういうことでは困るということを言うのも直接その家庭教師にご自身が言わなければなりません。まあこんなことはほんの一例ですが、そういう負担から諸々の一切合財全て背負い込む覚悟は必要でしょう。

実際に次のようなことがありました。受験前4ヶ月に、合格見込みがないので「学業が忙しくなったので来週から来られません」と言って突然家庭教師の指導を止めてしまった福岡の某国立大学医学部の大学生がおりました。個人契約であったために親御さんはどこにも文句を言えず、本人ともどもパニックに陥りました。その後、私のところに話が回ってきました。

勿論そのようなことがない家庭教師が来てくだされば何の心配もありませんが。

知り合い等の紹介(口コミの家庭教師紹介、評判の家庭教師を紹介)とか、知っている人が家庭教師をしてくれるとか、だと安心感はあるでしょうが、逆にしがらみがあるだけに遠慮しなければならないということもあり得ます。

ネットで調べると、個人契約家庭教師というものがあります。サイト運営者は紹介料を取って(1万円〜3万円)掲載している者を紹介するわけです。しかしその後のことは当事者間でやってください、サイトは関係ございません、ということです。つまり出会い系サイトと同じシステムです。出会い系サイトを運営しているところがやっている所もあるとインターネット関連業者から聞いたこともあります。家庭教師というのは、他人が継続して家に来るということなのです。

派遣業者を通すということは、派遣業者が仲介料をいただいている分上記のような負担をご家庭が負わずに済むということを意味しています。ご家庭の方も当然派遣業者に、何とか対処してくれ、と要求することが出来るわけです。看板を掲げて派遣している以上いい加減な対応をすることは信用問題になるのですから、責任を持って依頼されてきたご家庭に家庭教師を派遣しなければならないのです。残念ながら派遣業者の中にはお金を取りながらこういう責任の意識が全く無い所が結構あるというのも事実です。

まずは一般論として、派遣業者を通す場合と、個人契約の場合との上記の違いをよく検討されてどうするかだと思います。

家庭教師派遣業者の良し悪しは結局は、其々のご家庭に指導に来た家庭教師の良し悪しだと言えます。どんなにいい加減な大手でも、指導に来た家庭教師が熱心な人で良い指導をしてくれたのであれば、そこの親御さんは「○×から指導に来た家庭教師は良かった」と言うでしょう。逆にどうしようもない家庭教師であれば「○×は良い噂はあまり聞かないけれど、本当だった」と言うでしょう。上記のようなことが丁寧にやっている地元の派遣業者の場合でも、やはり同じような評価を受けることになるのです。