July 24, 2021

再演「日本の歴史」の世界

日曜に東京公演千穐楽を無事に迎え、大阪公演へと物語を紡ぎ続ける「日本の歴史」、東京公演の初日に女神さま御降臨で観劇することができました。

日本の歴史 ポスター
















3年振りの「日本の歴史」、大まかなストーリーは変わらずも再演という事で随所にプラスされたシーンがあり更にパワーアップしていました。

シス・カンパニー公演

<出演>
中井貴一
香取慎吾
新納慎也
瀬戸康史
シルビア・グラブ
宮澤エマ
秋元才加

<作・演出>
三谷幸喜
<音楽>
荻野清子

日本の歴史 出演者



















違う人物が放つ同じ台詞、繰り返される旋律が多数の伏線となり、そのリンクが集結して繋がる物語は痛快。
笑って、泣いて、感動して。
これぞエンターテイメント!

3年の時を経た事と、コロナ禍だからからこその感性が全身で舞台から溢れ出てくるパワーを受け止め、身体の中をINGAが駆け巡る。
血が沸き立つ。

初日ですっかり魅せられてしまい「もう一回観たい」と毎日検索しまくって情報を探し、ぴあの再販でチケットGET。
2回観に行きました。
その後、配信が発表され勿論購入。生配信とアーカイブで2回観ました。計4回。

なので私の頭の中は日本の歴史の様々な曲がぐるぐるまわっています。
最近眠りが浅いせいか夢の中でもぐーるぐる。

そんな日本の歴史、大きく変わったのは新たな配役の瀬戸康史さんです。
初演を観劇していたので、正直「大丈夫なのかなぁ」と心配していたのですが、瀬戸さんらしさを活かして可愛かったり笑いをとったり。新しく追加されたシーンもありました。

テキサスの一家の物語と、1700年もの日本の歴史が同時進行でストーリーを紡いでいく。

日本の歴史 テキサス












どうなっちゃうんだろ?
と考える間も与えず、様々な伏線を放ち、物語は進む。

日本の歴史 源義経















いつかどこかで誰かがきっと
あなたと同じ悩み抱いていた
あなたが悩んでいることは
いつか誰かが悩んだ悩み

なんとかなるとおもってりゃ
なんとかなるもんさ
この世のほとんどのことは
なんとかなるもんだ

人生で大事なことは
人生で大事じゃないこと

土地を持つ者が力を持つ

なにも変わらない何も
なにも変わりはしないさ
時が過ぎていくだけ

日本の歴史 テキサス結婚式












カラフルな旋律が芯を持って
心に染みる楽曲となる。
これぞ人生の極意、と気付かされる。

歴史上の人物だちも自分たちと同じ人間で、同じように悩み苦しみ生きてきたんだと痛感する。
そしてテキサスパートで描かれる一家の物語で、一家の歴史が日本の歴史とリンクし、やはり人の根っこは変わらないと感じる。

日本の歴史 相楽総三












各所で行われるシンコペーションが繰り返されることで、いつの時代でもどの国でも音楽が優秀な娯楽だったことが伝わりました。

日本の歴史 シンコペーション












また
時代が動く時には
必ず影で泣く者が〜
とか
何も変わらない
時代が新しくなっても
世の中の根っこの部分は変わらない
とか
それでもこの世に生まれたからには
生き抜いていくしか無い

この台詞・歌詞に時代が変わってもINGAがあることを、それを踏みしめて生きていってやろうじゃないの!て気持ちにさせられました。

日本の歴史 フィナーレ












たった7人で60役もの人物を演じることで、人種や性別や年齢を超えて受け継がれるものや変わらない価値観が興味深い。輪廻転生をも感じました。
本当に面白いミュージカルでした♪

以下、初演と違うと思ったことを書き出します。
ネタバレしたくない方は避けて〜。

















一幕
・テキサス
草を抜くシーンでパットの台詞
「ドイツ語でちゃったじゃん」
・テキサス
ハットフィールドの台詞
「豚バラのバラは〜」と「ウインナー〜」のどちらかパターンの追加
・テキサス
サミュエル、歌の時「入ってきて」(初演もあったかも?)
・平清盛
カツラの左右に毛が生えた
・テキサス
エヴァが去る時カールに「肩が凝った」「ソウゴウキン」←筋肉の名前
・新シーン
明智光秀(瀬戸康史)の歌あけちっち
金柑の被り物
金柑ダンサーズ
・テキサス
病院にて。足を怪我して松葉杖で通過する人(新納慎也)
ジュニアの人形の顔に写真(瀬戸康史)
サンチェスとノエルが入れ替わり舞台を行ったり来たり(瀬戸康史)

二幕
・テキサス
エヴァの台詞「カールは愛人で大変〜血糖値が〜」
・テキサスカフェ
トーニョ「パットエンドカール」
(初演ではカールいなかった)
カール「妻が妊娠〜」
・テキサス トーニョ会社
カール乳母車を押す
カールが家族の歴史を謳う
・幕末
相楽総三の元どり小物なし
・世界大戦
ジュニアを打った後の台詞
「アライ二等兵、アメリカ兵を仕止めました」と叫ぶ(新納慎也)
・テキサスお墓
いつの間にかカール死亡
カールの子エドワード(瀬戸康史)の登場(奥で)
・ラスト
香取慎吾が源義経

こんなとこかな。
あくまでも私的視点なので、
間違いや追加がありましたら
コメント欄にてご指摘願います。

エドワードが生まれたことで初演より未来に希望を感じる終わりになってました。
そのせいかトーニョの演説も自分を偽らず殻を破り強く生きていく覚悟を感じました。

また再演してくれるかな?
どんな変化が生まれるのか楽しみに待ちたいと思います。

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July 03, 2021

「サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男」の世界

先週土曜に「サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男」を観劇してきました。
もちろん翌日の大千穐楽の配信も観ましたよー。

本来なら4月末に観られていた舞台。
緊急事態宣言の影響で東京公演は開幕直後に中止となり、続いて大阪も全公演が中止。
嘆きの声が彼方此方から漏れました。
満を辞して久留米公演が無事に開催され、最後の横浜公演は追加公演もあり大千穐楽となりました。

サンソン 劇場

















【出演者】
稲垣吾郎/中村橋之助
橋本 淳 牧島 輝 落合モトキ 
藤原季節 清水葉月
智順 藤田秀世 有川マコト 松澤一之
田山涼成/榎木孝明
ほか
【演出】白井 晃
【脚本】中島かずき (劇団☆新感線)
【音楽】三宅 純
【原作】安達正勝 『死刑執行人サンソン』(集英社新書刊)
坂本眞一 『イノサン』に謝意を表して

幕が上がると、そこは中世のフランス・パリ。
重厚な雰囲気に不協和音が響く。
稲垣吾郎さん演じる死刑執行人のサンソンが生きている。
死神と恐れられながらも己の宿命を誇りに受け止め、また死刑執行人ながら死刑廃止を願うサンソンの苦悩や葛藤が苦い。

サンソン








舞台の両脇に建てられた3段の塔(?)や真正面の塔、そしてプロジェクトマッピングなどのおかげで、場面転換や広場に居る感覚などが冴えた。

この舞台は稲垣吾郎さんが以前「ゴロウ・デラックス」でサンソン漫画家に出逢い、そこから舞台へと発展しとの事。
素晴らしい出逢いに感謝したい。

サンソンを観劇して、市民の想いが熱くなり群衆となり暴挙が起こる事の恐ろしさを感じた。
そこに至るには様々な想いがあるのだけど、それを肌で感じるとやはり「恐ろしい」のだ。

現在も世界の中には同じ状況の国が幾つかある。
時代は移り変わっても基本となる「人」は変わらないのだなぁと思った。

サンソン 群衆













私は中世のヨーロッパ各国をみると、何故か日本の幕末と重ねてしまう。
プログラムの会談でも話されているが「ルイ16世」は「徳川慶喜」なのかもしれない。
ちょうど草剛さんが演じていらっしゃるから余計に思い入れがある。

中村橋之助さんが演じるルイ16世も品があり聡明で、サンソンが敬うのも納得できる人物である。
そんな風に敬っている人物の首を刎ねなければならなかったサンソンの苦悩はいかほどか…。
それが舞台中から溢れ出ていて苦しくなった。

サンソン ルイ16世 敬う













死刑人の苦しみを最小限にしようと生み出された「ギロチン」が結果多くの死刑に繋がり、サンソンは死刑廃止論者なのに生涯3000人もの首を刎ねなければならなかった…。
生まれながらに背負った宿命。
苦しかっただろうなぁ…。

私は「ギロチン」を人々を恐怖に陥れる恐ろしい物だと今まで認識していたけれど、全くの逆だったことに驚愕しました。

死刑ーーー
それは、在るべきか滅するべきか。
日本にはこの議論は少し早いように思う。
私自身、問われても答えられないから。
ただ犯罪は罰せられるべきだと思う。

サンソンを観劇して、人として真っ直ぐに生きたい、そう感じた。

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May 31, 2021

家族のはなしPART 1 2021の世界

久々に舞台を観に行ってきました。
昨日、無事に千穐楽を迎えた
「家族のはなしPART 1 2021」です。

昨年からのコロナ禍で
去年の3月の新しい地図のファンミーティング中止、
4月の草剛さん舞台の家族のはなしの中止、
同じく4月の香取慎吾さんコンサート
20200429partyの中止、
チケットの払い戻しに泣きました。

チケットたち
















そして先月、香取慎吾さん
「さくら咲く 歴史ある明治座で
20200101 にわにわわいわい 香取慎吾四月特別公演」
のチケットをGETできていたのに、
入院&手術でお譲りして。
で、退院後のチケットをお譲りしていただく予定
でしたが緊急事態宣言で公演中止…。
もう号泣でした。

だから今回の舞台は開催してくださった事が
本当に嬉しくて。
退院から間もなく脚の麻痺が残っているのと
筋力も落ちていて歩けるのか
不安を抱えての参加でしたが、
それでも楽しみが勝って
ワクワクしながら向かいました。

家族のはなし 看板
















『家族のはなしPART1 2021』

[出 演]
草剛 
小西真奈美 
畠中洋 
小林きな子 / 
羽場裕一

[作・演出]
<第1話 わからない言葉> 
淀川フーヨーハイ
<第2話 笑って忘れて>  
あべの金欠

ミッドナイトスワンで
日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し、
大河ドラマ「晴天を衝け」でも存在感を出して
演じている草剛の演技をこの目で観れる幸せ。
そして共演者の皆さまも好感を感じていた方々で、
小西さんも羽場さんも楽しみでした。

家族のはなし3
















そうそう、
今回も激戦が予想されていたので
手当たり次第申し込みをしたところ2公演が当選して、
両方とも行くつもりでいたのですが
友人が行きたいと言ってチケットを譲ったのですよ。
そしたらね、その席が最前列のど真ん中で!
「交換して」と言おうかと直前まで悩みましたが
我慢しました。
誰か私を褒めて〜涙

と、話が脱線しましたが。
舞台は2部制でしたが、
どちらも「家族」をテーマとして描かれていました。

1話目はつよぽんが犬役という一味変わった作品。
犬はどこまで人間の言葉を理解しているのか?
という永遠の謎なテーマを
分かりやすく表現していました。

家族のはなし1












私も犬を飼っていた事があるので、
共感できる部分や納得できる部分があり、
「あずき」に逢いたくなりました。
別れがあまりにも辛かったので
私はもう生涯犬を飼うことは無いと思いますが、
愛犬がくれた幸せを舞台を観ていて思い出しました。

つよぽんが演じたハッピーも
家族の中心で家族を笑顔にして、
その生活がほんわかと感じられました。
家族の危機もハッピーのおかげで乗り越えて、
更に家族の絆が深くなったと伝わりました。

家族のはなし2












ライトの演出が分かりやすくて良かったです。
犬には人間の言葉はこんな風に聴こえているのかぁ
と思いながらも、その発する言葉が可笑しくて!
つよぽんのアドリブも
羽場さんも小西さんも笑いを堪えきれず。
もちろん私は爆笑。
久しぶりに笑ったわ〜。

寝っ転がって、お腹出して、ぺんぺん叩いたり。
「ここ台本ないんですよー」と言いながら
「大河もあるよー」とか。
もう爆笑し過ぎて覚えてナイ。

2話目。
ある夫婦の話。
こちらは全くネタバレ無だったので、
世界観に浸り見入ってしまいました。

家族て1番近い存在だからこそ
優しい嘘て必要だよね。
舞台を観ていてウルウルしちゃいました。

なんだか心の奥の凝り固まった部分を
優しくほぐしてもらった感じ。

お互いがお互いを想い合って、
だからこそ嘘をついたり。
でも話し合ってこそ解決策が見つかったり。
どこの家族にも、
その家族にしか分からない悩みがあって、
それを共有しているからこそ家族なんだなぁ〜
なんて。
ちょっと実家に帰りたくなりました。

舞台はあっという間の時間でしたが、
観に行って良かったです。
途中の電車で感染したらどうしよう
とか思いましたが、
劇場も検温・消毒・換気を
徹底してくださっていたし、
コロナ禍でも舞台はできると思います。
というより、
心が渇くコロナ禍だからこそ
エンターテイメントは必要だと確信しました。

早くコロナ禍が明けて、
友人と居酒屋で生ビール飲みたいなぁ!
それまでもう少し、
こうやって舞台などで心を安めながら
過ごしたいと思います。

fwnp4154 at 19:00|PermalinkComments(0)clip!気分転換 ALL | 舞台

December 03, 2020

三度の「ミッドナイトスワン」の世界

日曜に行われた「ミッドナイトスワン大ヒット舞台挨拶生中継」に行ってきました。

これで3度目の「ミッドナイトスワン」
同じ映画を3回も映画館に観に行くのは、私の人生で初記録です。

1回目、あまりの衝撃に、自分でも感情が分からないくらいになり、何故涙が溢れてくるのか不思議な程でした。
2回目、もう一度、確認の意味も込めて観に行きましたが、新たな発見があったりして、でも世界観は変わらずに自分の奥底にあるものに響き震えました。
3回目、この映画は観るのに気力体力を使うからどうしようかと悩みましたが、凪沙と一果の2人に逢いたくて、舞台挨拶生中継もあるしと自分に言い訳をしながら映画館に足を運びました。

ミッドナイトスワン 大ヒット舞台挨拶













まずは簡単に舞台挨拶レポ。
登壇者は、監督の内田英治さん、主演の草剛さん、音楽の渋谷慶一郎さん。

最初は、約2ヶ月前に公開され未だ新たに上映してくれる映画館もあり、大ヒットの御礼から。

内田監督は
「何も後ろ盾の無い映画で不安だった」
「大ヒットは観てくれた人のおかげ」と。

草剛さんは
「最初は冗談で自分の代表作と言っていたが本当に代表作になった」
「生きていくうえで大事な気持ちを、凪沙と一果を通して感じてもらえる気がする」
「生きていくのは自由だよ、偏見や差別みたいなものがなくなればいいなと思う」と。

渋谷慶一郎さんは
「Twitterで泣いたとか感動したとか言って頂けてるけど本当なのか今日は自分も一緒に映画を観て確かめたい」
「サントラは売れないと言われたけど自分も梱包を手伝うほどご注文をもらった」と。

他にもたくさんお話くださったけど、やはり舞台挨拶の後の映画で吹っ飛びました。
お許しください。

私のBlogでは1つの作品につき1投稿が原則だったのですが、3度目のミッドナイトスワンを観て、気持ちが溢れて止まらなくなったのと、前回よりも少し言葉が出そうだなと思ったので全部を吐き出すことは無理だろうけど書いてみることにしました。

ミッドナイトスワン
















草剛は凄い。
彼の舞台を観ると「どこにも草剛はいなかった」「役になりきっていた」と感じるけれど、今回はその最大級。
「凪沙が生きてる」に尽きる。
カメラさんがアップでは無いシーンで草の目に惹きつけられ吸い込まれ思わず寄ってしまうのが理解できる。
凪沙の目の深い所にある優しさが伝わって、凪沙が一果を見つめているとなんとも言えない幸福感が溢れる。

一果の髪で、彼女の心情や状況を伝えたのも凄い。
登場の早織に虐待を受けている日常での後ろ姿、櫛も梳かしていないボッサボサの手入れの無い髪が荒んでいる生活を見事に表現している。
そして凪沙と暮らしバレエと出会ってから徐々に櫛がとおりセットアップし、と見事に一果が髪に気を配る気持ちになれたことを表していた。

幸せの絶頂のハニージンジャーソティも、凪沙のお皿よりお洒落な一果のお皿に、凪沙の自分のお肉より大きいお肉を一果に、という母心が芽生えていることを表現していた。
このシーンは分かりやすく映していると思う。

優しい野菜












初回はハニージンジャーソティに目が行きがちだけと、その後の凪沙の「野菜も食べな」が究極に優しい。
こんな強制的じゃない野菜の食べさせ方が、そのまま凪沙の一果に対する気持ちの変化を伝えてくる。
それに対し素直に野菜を口にする一果も気持ちが解けていることが伝わって、最高に幸せなシーン。
野菜を口にした一果を見て、嬉しそうに「そうそう、ニンジンもね」と言う凪沙には涙が出る。そのままニンジンを口に運ぶ一果にも。

ワンシーンだけでここまで語れる。
ミッドナイトスワンはそんなシーンの連続で、全部を語るにはとてつもない長文になってしまう。
だって無駄なシーンなんてワンシーンも無いんだから。
全てで凪沙達が息をしていて、生きているから。

あと、ネタバレ無しで語るとすると…。
実花先生の思わず出ちゃった「お母さん」
凪沙の緩みっぱなしの笑顔から、どれだけ嬉しかったか感じられる。
この一言が悲劇の始まりなのかもしれないけど、凪沙は最高潮に幸せを感じたのではないかな。
トランスジェンダーとか男だ女だとか預かっている子だからとか、実花先生は垣根無く接してくれて、凪沙も自然と自分を見せられたんじゃないかな。
それを見て「お母さん」と呼んでしまった実花先生の気持ちも理解できる。

Twitterで「説明が足りなくてわかりにくい」と見かけた。
私はそれが良いんじゃん!と思う。
普段生きていて、一々説明なんかしないし、だからこそミッドナイトスワンはリアルに肌に触れてくるんだと思う。
説明の無い分の余白が感情を想像を膨らませ、トランスジェンダーとかネグレクトとか関係なく、人間を感じる。
誰もが根底から望む「愛」が溢れていて、涙腺を刺激する。

各所に散りばめられた「白鳥の湖」へのオマージュもミッドナイトスワンを深いものにしている。
キーワードは「オデット」凪沙そのもの。
そして、エル・グレコの受胎告知。
私はハッピーエンドだと思う。思いたい。

この映画を観て得たものはたくさんあって、色々な迷路のような感情に迷い混んでいる。
まだまだ語り足りないけど、後はそれぞれの感じたままでいいと思うから、このくらいにしておこうかな。

今日も渋谷慶一郎さんのピアノを聴いて、今暫くミッドナイトスワンの世界に浸りたいと思います。

November 23, 2020

ばるぼらの世界

一昨日「ばるぼら」の舞台挨拶生中継に行ってきました。

ばるぼらポスター















稲垣吾郎 二階堂ふみ
渋川清彦 石橋清河 美波
大谷亮介 片山萌美 ISSAY
渡辺えり

監督・編集:手塚眞 
撮影監督:クリストファー・ドイル/蔡高比
原作:手塚治虫

ばるぼら舞台挨拶











写真〔公式より〕

舞台挨拶は手塚眞監督・稲垣吾郎・二階堂ふみの3名。
コロナ禍での舞台挨拶ということで、
現場会場は記者のみ、
そこから各地劇場へ生中継という形の
3人の登壇会場は無観客にて実施された。
少し寂しい気もするがコロナ感染への最大の配慮。

司会の方の進行で滞りなく話が弾んだ。
映画の役を演じる上での話や、
お互いへの第一印象など。
以外、ニュアンスでお読みください。

稲垣は二階堂ふみのデビュー作から見ていて、
「凄い女優さんだな。いつか共演したい」
と思っていたそう。

二階堂も稲垣のことを
「小さい頃から活躍されているスターなので、
共演できて嬉しい」と話した。
また稲垣の聡明さや博学なところが
今作の「美倉」をより魅力的になったとベタ褒め。

舞台挨拶で印象に残ったのは手塚監督の最後の一言。
「映画は僕らで作り終えたけれど、
 映画が完成するのは
 観てくれる人が受け取ってくれた瞬間」
この一言で、映画に向き合う姿勢が変わった。

[以下、追記]
思い出したことをぼんやりながら…。

「もし有名では無い状態だったら」の質問に、
稲垣「不謹慎かもしれないが、
コロナで皆がマスクをするようになり、
帽子とマスクしていても目立たなくなった」
「以前、海外で歩いている時に開放感を感じた」

また美倉のように愛の逃避行はどうかと問われ、
「実際の僕はもっと冷静」「憧れはある」とも。
「美倉を演じる上で二階堂さんがミューズでいてくれたことが大きい。
この作品にとっても二階堂さんは僕のミューズだった」
「だった、ということは無いですね。
今もミューズ!」と笑いを誘う一幕も。

現場では映像監督のドイルさんの影響で、
日本語・英語・中国語が飛び交っていたそう。
稲垣も二階堂も「同じ作品を作るという点で繋がっているので、違和感はなかった」と。

生中継されていた劇場では
拍手が起きたり、笑いが起きたりもした。
[以上、追記]

本作は日本・ドイツ・イギリスの合作。
かの手塚治虫の実息子・手塚眞監督がメガホンを取り、
二階堂ふみに出演を依頼。
「相手役が誰かを見て慎重に決めたい」
ということだったそう。
そこから手塚監督と二階堂で幾度も話し合い、
「稲垣吾郎」が適役ではないかと稲垣に出演を依頼。
ここから物語は始まった。

そして、海外凱旋を経てようやくの日本公開。
その公開日前に
イタリア最古のファンタフェスティバルで
最優秀作品賞を受賞した。

ばるぼら1












作品を観て。

「都会の何千万という人間を呑み込んで
 垂れ流した排泄物のようなオンナ」
という「ばるぼら」が魅惑的。

ばるぼらが小悪魔的ながらも実に美しく、
美倉が魅力されていく様は
自分も堕ちていくようで恐怖をも覚えた。

現代なのか昔なのか、時空をも狂わされた感覚が、
肌に纏わりつく。
そこから始まる世界も現実なのか幻夢なのか、
掴みきれない世界に溺れ、
自分の存在すら危うく思えた。

不協和音の旋律が更に世界観を作り上げ、
一度踏み入れたその世界から
抜け出すことを許さない。

映像がどのシーンも芸術的で、
ワンシーンワンシーンが絵画のよう。

ばるぼら2












二階堂ふみ演じる
ばるぼらが魅力な事はもちろんだが、
稲垣吾郎が美倉を
ばるばらに溺れ堕落し狂気していく様を
違和感なく見事に演じている。
こちらまで狂ってしまいそう。
いや、狂っている事に気がついていないだけなのかも。

観終わって理解と感情が追いついていないことが
良い意味で気持ち悪く、
また映画館へと足を運ばせるのだろう。

解けない謎があるが、
その受け止め方も人それぞれ。
万人に受ける作品では無いかもしれないが、
観る人がみたらハマること間違いなし。
ヨーロッパで評価が高いことも納得する。

映像美も素晴らしいので、
興味があるのなら映画館をお勧めしたい。

October 11, 2020

ミッドナイトスワンの世界

先々週、映画「ミッドナイトスワン」の舞台挨拶生中継に
行ってきました。

ミッドナイトスワン
















監督・脚本: 内田英治
音楽: 渋谷慶一郎
エグゼクティブプロデューサー: 飯島三智

草剛
服部樹咲
田中俊介
吉村界人
真田怜臣
上野鈴華
佐藤江梨子
平山祐介
根岸季衣
水川あさみ
田口トモロヲ
真飛聖

舞台挨拶の模様をレポしようと思っていましたが、
その後に観た映画本編の衝撃が凄すぎて、
舞台挨拶の内容が全部ぶっ飛びました…。

ミッドナイトスワン舞台挨拶















映画も先々週と先週観て、
落ち着いてから感想を書こうと思っていたのですが、
私のボキャでは言葉が足りず、
文章を紡げません。

Twitterでも絶賛の嵐ですが、
この映画は人生No.1かも。
「泣いた」とか「感動した」とか
そんな言葉が陳腐に感じてしまうほど、です。

逸作。

一言にすると、コレ。
とにかく、観て!
上映館数が少ないけど、探して観る価値アリ!

以下、感想代わりに画像を貼ります。
最後にYouTubeの予告編URLを貼るので、観て!

【追記】
内田監督が仰っていたのですが、
元々はアップで撮る予定では無かったのに、
カメラマンさんが草剛さんの目の演技に引き込まれ
カメラが思わず寄ってしまったそうです。

プロも惹きつける草剛さんの目の演技を、
ご自身の目で是非ご覧いただきたいです!

ミッドナイトスワン出演者

















あげる














ハニージンジャーソティ













強くならにゃいかんのじゃ












ミッドナイトスワン ロング予告編
https://youtu.be/2O8-2DvOxiI
とにかく観て!!!

August 24, 2020

コロナ禍の『カラマツのように愛す」の世界

ご無沙汰してます。
約半年振りの更新になりますね…。

まず、このコロナ禍に於いて、
医療介護従事者の日々奮闘してくださっている皆さま、
運送やスーパー等日常を賄ってくださる皆さまに
心より感謝し御礼申し上げます。

私は元気です。
非常事態宣言時は実家に帰省していたので、
そのまま解除まで避難していました。
解除されてから都内のマンションに戻りましたが、
基本STAY HOMEで「感染しないさせない」を
心掛けております。でも…キツイ。
時々友人とランチしたりもしてます(汗)

コロナウィルスの影響で、
めっちゃ楽しみにしていたイベントが3つ流れました。

チケット
















稲垣吾郎&草剛&香取慎吾の新しい地図の
「NAKAMA to MEETING_vol2」、
なかなか取れないチケットの草剛主演舞台
「家族のはなし」、
これも当選まで苦労した香取慎吾ソロコンサート
「20200429 PARTY!」

でも開催されてコロナクラスターが発生するしまったら
スタッフさまや開催事務所に迷惑になってしまう…と
諦めがつきました。

そして梅雨がきて、明けて、夏になり。
東京の感染者が日々増加していくのをみて、
この夏の帰省は見送りました。
甥っ子と遊べるのを楽しみにしていたけど、
家族へ感染させてしまって後遺症とか出てしまったら
後悔しても仕切れないから。
何より、健康第一です。

そんな鬱蒼とした日々を過ごしていましたが、
8月8日から3日間「ラブソングは歌えない」という
朗読劇に稲垣吾郎さんのご出演が決まりました!

もうラブソングは歌えない
















稲垣吾郎 TBS主催朗読劇
「もうラブソングは歌えない」
TBS主催のプレミアムリーディング

佐々木蔵之介、小池栄子、
稲垣吾郎、勝村政信、
木村多江、りょう、
門脇 麦、YOU、
三宅弘城、マキタスポーツら、

従来の朗読劇のイメージを一新するような
豪華な顔ぶれが集結!
テレビ界・映画界・演劇界それぞれで活躍する
気鋭のクリエイターが書いて演出する
4つの物語を演じます。
テーマは「男女の距離」。
登場人物は男ひとりと女ひとりのふたりだけ。
↑公式より

私はチケットが取れたら会場で、
取れなかったら配信で観ようと思ってましたが、
案の定チケット撃沈だったので配信で観ました。

このコロナ禍で良かった事を挙げるとしたら、
こうした「配信」という形が開かれた事ですね。
もちろん会場まで足を運んで
生の空間を味わうことは別格ですが、
感染などの不安材料がある中で配信でも観れるというのは
とても意味のある事だと思います。
エンターテイメントは
やはり日々の生活に潤いをくれるし、
なにより活力源です。

稲垣が演じるのは、
生きづらさを抱えた男と女が、
北海道を舞台に少しずつ心を通わせていく物語。
「カラマツのように君を愛す
〜小説「しあわせのパン」より」
脚本・演出 三島有紀子(映画監督)
出演 稲垣吾郎 & 門脇 麦
↑公式より

配信で観ても、
舞台上の凛とした空気感が感じられました。
2人の出会いから描かれていて、
柔らかく2人の世界に誘われて行きました。

カラマツのように君を愛す セット













吾郎さん演じる水シマ尚の日記と共に物語は進んでいき、
門脇さん演じるりえさんが儚く遠く感じられました。
彼女が何を抱えているのか、
彼はそれを解いてあげられるのか、
静かに過ぎる北海道での2人の丁寧な生活が
少しずつ彼女を解いていって、
尚さんの独白には涙しました。

と。
これは配信ならでは。
カメラが全体を映したり、
登場人物がアップになったりするので分かったのですが…。

カラマツのように君を愛す アップ













吾郎さん、号泣しながら朗読されてました!
もう涙も鼻水もぐちゃぐちゃにして。
それでいても遠くまで通る声。感嘆。
配信ならではですが、こういう楽しみ方も有りですね。

ですが…、やはり肌で感じていないからか、
このBlogで感想をお伝えしようと思いましたが、
言葉が絞り出しても出てきません。
2週間経ち、観た感動も温度が下がったようです(汗)
まぁ、余り長くなってもダレてしまうのでこの辺で。

まだまだコロナ禍ですが、
私には楽しみが幾つかあります。
日程順に追って行くと…。

稲垣吾郎さんのフォトエッセイ『Blume』が
宝島社より9月18日(金)に発売される事が決定!
吾郎さんがフォトエッセイを出版するのは
実に19年ぶりのこととなります。

稲垣吾郎 フォトエッセイ
















本書は40代No.1人気ファッション誌『GLOW(グロー)』の人気連載「大人男子ライフ」(2018年7月号〜2020年6月号)に加筆を加え単行本化したものです。

次に、香取慎吾さん主演primesドラマ。
同じく9月18日。
Amazon Original新ドラマシリーズ
『誰かが、見ている』
脚本/演出:三谷幸喜
出演:香取慎吾、佐藤二朗、
山本千尋、長野里美、宮澤エマ、稲垣吾郎

誰かが、見ている












ゲスト出演
くっきー!(野性爆弾)、西田敏行、
高嶋政宏、寺島進、山谷花純、
近藤芳正、松岡茉優、橋本マナミ、
八嶋智人、さとうほなみ、小日向文世、
大竹しのぶ、新川優愛、小池栄子(登場順)

最後に。
草剛主演映画「ミッドナイトスワン」

ミッドナイトスワン
















『ミッドナイトスワン』 2020年9月25日公開
【出演】
草剛
服部樹咲(新人) 田中俊介 吉村界人 
真田怜臣 上野鈴華
佐藤江梨子 平山祐介 根岸季衣
水川あさみ・田口トモロヲ・真飛 聖

【監督/脚本】
内田英治(「全裸監督」「下衆の愛」)

【配給】
キノフィルムズ

もう、もう!!!
どれも期待大です♪

そしてCM祭り!
新しい地図のロトに、つよぽんのアテントに、
慎吾くんのサントリー天然水に、木村くんの日産!
どれも斬新な心に響くキャッチコピーで、
映像と共に購買欲をソソリます(笑)
中居くんにも新しいCMが来るといいな〜。

現在、我が家のBlu-rayは、
CMを捕獲する為に録画しています。
気になるドラマも撮っているけれど、
最終回まで撮って一気に観たい派なので、
今は去年の大河ドラマを観ています。
SMAPメンバーが出演していればオンタイムで
TVを観ますが、そう考えるとTVを観なくなりましたね…。

なんて私の日常まで暴露してしまいましたが(笑)
まだまだコロナ禍で、
今までのような生活へ戻るには
時間がかかると思われます。
友人たちと楽しくお酒が飲めるのはいつになるやら。
それまで皆さま、くれぐれもご自愛くださいませ。


February 07, 2020

アルトゥロ・ウイの興隆の世界

先月末、草剛さん主演「アルトゥロ・ウイの興隆」を
観劇してきました。

初演されてから
観劇された方々の絶賛ツイートが流れてきて
ネタバレしない程度に感想を読んでました。
「最後、自分も賛同しそうになった」
「今の時代に考えさせられた」
「支配が怖かった」
などなど。それらを読んで、
「指導者に賛同出来るなら幸せじゃないか」
と思っていたのですが、
今回の舞台はそうじゃありませんでした。

原作はブレヒトがヒトラーを置き換えて、
あるギャングが登り詰めていく過程を描いたもの。
私はナチスには詳しくないので、
事前に軽く歴史を調べてから観劇に挑みました。

アルトゥロ・ウイの興隆
ウイ 表紙












作:ベルトルト・ブレヒト
演出:白井晃
主演:草剛

松尾諭、渡部豪太、
中山祐一朗、細見大輔、
粟野史浩、関秀人、有川マコト、深沢敦、
那須佐代子、春海四方、小川ゲン、古木将也、
小椋毅、チョウヨンホ、林浩太郎、

神保悟志
小林勝也
古谷一行

Ruu、Nami Monroe、FUMI
オーサカ=モノレール

舞台はオーサカ=モノレールの
心臓を突き刺す様なジェームスブラウンの爆音で始まる。
もうその瞬間で心を鷲掴みされ、侵略は始まっている。
身体に響くドラムとベースの音に自然とリズムをとり、
3人の女性ダンサーの魅力に目が離せず、
ようやく颯爽と現れたウイこと草剛のシャウトに
心奪われ、そのダンスに魅了される。

ウイ シャウト
















その草剛のエロいこと!
「セクシー」なんて綺麗な言葉じゃ足りないぐらい。
連日の舞台で掠れたシャウトにダンスも腰使いが凄い。
所作も髪を撫で上げるだけで虜にならざるを得ない。
更にカリスマ性を備えた存在感に屈服させられる。

物語も進むにつれ、
草剛ことウイの独裁に快感を覚える。
古谷一行や神保悟志らが演じるアシストで恐怖が混じり、
興奮と高揚感であっという間にのめり込む。
客席まで役者が右往左往し、劇場そのものが舞台と化す。

そう、観客はそれぞれが民衆の一人なのだ。
繰り出されるジェームスブラウンの音楽に熱狂しながら
最初から民衆としてそこに存在していた。
そこまで計算された白井さんの演出に度肝を抜かれた。

ウイ 舞台













ウイが残虐非道を繰り返しながら、
描いた通りにシカゴを支配していく。

でも松尾諭さんこと右腕であるローマを殺したのは
正直シュックだった。
舞台「バリーターク」を観た影響だろうか。
いくらジヴォラ(渡部豪太さん)の策略だとしても、
ローマは信じて欲しかった。
ウイとローマにはそのくらいの絆があると信じたかった。

ジヴォラが右腕となり、
更にウイの冷酷非道に拍車がかかったように感じました。

物語の世界は、
ウイがどんどん力をつけ支配を強めていく。
民衆のテンションもジェームスブラウンと共に上り、
更に恐怖が強くなる。

ウイこと草剛は、歌い踊り長台詞をシャウトし。
それでも息が切れることも無く舞台を駆け廻るのには
流石と感嘆が漏れた。
最初は街の小心者のチンピラだったのに、
歩き方まで変わり、すっかりギャングのボスとしての威厳を身につけたウイはヒトラーが憑依したように見えた。

場面場面で舞台とナチスの歴史をなぞる字幕が現れ、
ヒトラーとリンクするのは難しいことではなかった。

そして、最高潮になったその時。
ウイがこれからも支配を広げると宣言。
そして客席にギャングが散らばり、
マシンガンを撃ちながら民衆に問う。
「支配か、死か」
そこには恐怖しかないが挙手する他なす術が無かった。
次々と客席から上がる手を責める事は出来なかった。
何故なら私も挙手したから。
恐怖に慄き、屈服するしか手が無かった。
ただただ恐ろしかった。

ウイ 全員















これをお読みいただき、
「この人、酔ってるな〜」と感じて頂けたら幸いです。
そう、ウイの世界に酔いしれました。

10日前に観劇してから夢見が悪く、
何故かモヤモヤして。
あー、アウトプットしてないからだぁと気付き。
やっと気持ちをblogに吐き出せました。
これで今夜からグッスリ眠れるかな。

この観劇の後、
一緒に観た友人とBISTROJ_Oに行きました。
これは1つ前に記事にしてありますので
ご興味のある方はそちれもどうぞ〜。

中居くんは変わらずTV番組を頑張ってますし、
木村くんはもうすぐライブだし、
吾郎さんは朝ドラ出演だし、
つよぽんは4月に舞台再演だし、
慎吾くんも4月にライブだし。
新しい地図のファンミーティングももうすぐだし。
わー! 楽しみいっぱい!
先ずはつよぽんの舞台のチケットGETできますように!

楽しみを日々の活力源にして寒い日々を乗りまえましょう

fwnp4154 at 20:14|PermalinkComments(0)clip!気分転換 ALL 

January 30, 2020

BISTRO J_Oの世界

先日、昨年10月に銀座でオープンした
稲垣吾郎さんプロデュースの
BISTRO J_Oに行って來ました。
あのBISTRO SMAPを味わえるなんて感激!

それはそうと
すっかり久しぶりの更新になってしまいました。
更新が出来なかった間は私的にバタバタとしていました。
引越しをしたのです。
物件探しから始まって、連日の物件内観を経て、
契約、各種変更手続き、徹夜での荷造りに片付けで、
本当に疲労困憊で眼がおかしくなり、
極度疲労による間歇性外斜視にもなっちゃって。

色々とありましたが、今はようやく落ち着き、
新居にも馴染みました。
新しいマンションは不満がない訳では無いけれど
快適に過ごせる空間です。

と話を戻して。BISTRO J_O。
奮発してSpecial dinnerをいただきました。
入口
















店内は紫を基調とした落ち着いた雰囲気。
香取慎吾さんの絵画が椅子やクッションになっており、
細部まで手の込んだ造りがファン想い。

テーブルセットも紫。
ランチョンマットは布ではなくリシコン製。
特別感が凄い。
テーブルセット















お箸にも刻印が。
このまま商品として販売して欲しいですよね。
箸
















Dish.1
Spicy chicken プティプティバーガー
前菜














BISTRO特製スパイシーチキンを
小さなハンバーガー仕立てに
爽やかなライム香る紫キャベツのコールスローと

一口で食べるのが勿体なく、小口で味わいました。
チキンが絶妙で普通のハンバーガーとしても食べたいぐらい。

Dish.2
meetミートヴァリエーションサラダ
サラダ














お肉好きの為のサラダ
様々なバリエーションのお肉をサラダ感覚で
玉ねぎの甘味とシェリーの酸味を合わせたドレッシングをたっぷりと

ななにーでキャイ〜ンのお二人が召し上がっていたのをみて、コレ食べたいと思ってました。
贅沢にも色んな種類の生ハムがのっており、
それぞれの味が際立ってルッコラとの相性も抜群。

Dish.3
牡蠣のぺぺロンチーノイカ墨を練り込んだパスタ
パスタ














牡蠣の濃厚なペペロンチーノに春菊の香りをプラス
イカスミを練り込んだ漆黒さんパスタ

これはTwitterで美味と評判が良く、
食べたいと思っていた一品。
イカスミのパスタには今まで惹かれる事はなかったのだけど、ここ数年のマイブームであるペペロンチーノを食べたくて。
うん、絶品。
牡蠣のまろやかさとガーリックの香りがマリアージュ。
春からメニューが一新するらしいけど残して欲しいな。

Dish.4
オマール海老のプランチャ焼きガラムマサラ風味
海老














香ばしく焼き上げたオマール海老をより輝かせる6種類のスパイスをまぶして

オマール海老の香りが抜群。
スパイスの効いたソースの味わいが深い。

Dish.5
松坂牛のビステッカ本山葵
松坂牛














日本が誇る世界の松坂牛
旨みがより際立つよう本山葵と岩塩で

もう言うこと無!
松坂牛の甘味が際限まで引き出されていて美味。
噛むことに松坂牛の旨みが広がって、口の中が至福。
いつまでも食べていられるお味でした。

DINNER special desert
ビストロスイーツを含むデザート3種盛り合わせ
デザート















チョコレートとマーマレードの最中
クリームチーズのブルーベリーソースのムース
ストロベリーのムース

店員さんの説明に内心「あちゃー」と思いながらも、
苦手なマーマレードとブルーベリーを食したら。
あら!美味しい。
マーマレードはチョコレートが頑張ってくれていて
良いアクセント。
ブルーベリーも酸味を感じながらも甘く美味しい。
ストロベリーのムースは言うことなしの安定さ。

どれも美味で、本当に最高のディナー。
店員さんのお料理の解説も運ぶタイミングも見事。
SMAPファン以外の方にも召し上がっていただきたい。
銀座でこのお料理でこのお値段はコスパ良すぎ!

September 24, 2019

君の輝く夜にの世界

無事に千穐楽を終えられた事を
心よりお祝い申し上げます。

「君の輝く夜に〜FREE TIME,SHOW TIME〜」
千秋楽の3公演前の21日ソワレを観劇してきました。
もうもう素敵でした〜!

昨年の夏に京都劇場で公演された作品の再演なので
期待はしていましたが、
1人の男に3人の女がどう絡むのか?とか、
合間にSHOW TIMEて無理やり過ぎないのか?とか、
ストーリーはどうなっているのか?とか、
疑問は尽きなかったのですが、
見事にそれらを上回る作品でした。

夏の終わり。
国道に沿った海の見えるホテルを兼ねたダイナーで、
1人の男と3人の女が出会う。
彼は誰?彼女は何者?ひょっとして…。
謎が謎を呼び、謎が恋を呼び、恋が歌を呼ぶ。
さて、夏の夜の夢の顛末はーーー

君の輝く夜に














作・演出:鈴木聡
音楽:佐山雅弘

ジョージ:稲垣吾郎
ビビアン:安寿ミラ
ライザ:北村岳子
ニーナ:中島亜梨沙

演奏:佐山こうた(pf.) 高橋香織(vln.) バカボン鈴木(b.) 三好“3吉”功郎(g.) 仙波清彦(perc.)

開演前から生バンドの演奏が劇場を包み、
雰囲気を作り上げていました。
そして開幕直前には「星のファンファーレ」の演奏が!
客席から手拍子で空気が温まりました。

そして開幕。
劇中に溶け込むのに時間はかかりませんでした。
バンドの生演奏と
演者の歌声とダンスと
会場からの手拍子。
それらが合わさった一体感が心地よい。

ジョージの気の多さも、
稲垣吾郎が演じる事で嫌味はなく。
ビビアンの宝塚で培った演技も抜群。
ライザも劇団四季の安定した演技が圧巻。
ニーナも宝塚の味を生かしキュートさが際立って。
皆さま、適役。

途中、
ライザがジョージに迫るシーンでは
「胸が当たってる!」「髪は触らないで!」とか、
ビビアンとライザが「お互い中高年だから」て
アピールしたりとか、
ニーナがソファーに倒れる時に勢いあまって
壁に頭をぶつけ「イターい!」とか、
生舞台ならではのハプニングも爆笑🤣

SHOW TIMEも魅せられました。
ストーリーに違和感なく挟まれており、
演者の芸達者ぶりが滲み出てました。
吾郎さんも声が伸びやかで、
タップダンスも見事。
女性陣もそれぞれの持ち味を生かした歌声とダンスで
会場は魅了されました。

劇中映像











あー、夏が終わるなぁ。
私も旅に行ってみようか。
新しい扉を開けて、新しい出会いもいいな。

肩の力を抜き、リラックスして楽しめる。
そんな世界でした。
贅沢な大人の時間が過ごせました。
ここ一週間、眠れない悩みがあるのだけど、
喧騒から別世界へ誘われ、
心地よい時間でした。

劇中に出てきた赤ワインとあじフライが
無性に欲しくなり、欲求のまま舞台の感想話を肴に
友人と呑みました〜(笑)

パンフレット
















神宮球場で行われていた野球のお客さまと
帰宅時間が重なり、通勤ラッシュ並みの地下鉄が
酔いを醒ましてくれました(汗)

さて、
新しい地図からファンミの詳細発表がありましたね〜。
来年も吾郎さんつよぽん慎吾くんに会えるなんて!
嬉しい〜〜〜!
って、まだチケットGETしてないのに(笑)
吾郎さんはもうすぐBISTROとCafeがオープン。
つよぽんはギターはっぴょう会。
慎吾くんはGUCCIのコレクションでミラノ。
忙しいですね〜。

中居くんもバラエティーが充実で、
木村くんも新ドラマが始まる。
変わらず応援するのみ。

また次の楽しみの為に日々乗り越えます!

fwnp4154 at 19:51|PermalinkComments(0)clip!気分転換 ALL | 雑談