September 24, 2022

犬も食わねどチャーリーは笑う

先日「犬も食わねどチャーリーは笑う」の完成披露先行上映舞台挨拶生中継を観て来ました

ポスター












監督・脚本 市井昌秀

香取慎吾 岸井ゆきの 
井之脇海 中田青渚 小篠恵奈 
松岡依都美 田村健太郎 森下能幸

的場浩司 眞島秀和 
徳永えり 峯村リエ

菊地亜美 有田あん 瑛蓮

きたろう 浅田美代子 
余貴美子

豪華な出演者!
独立した最初の頃は共演してくださる方も少なかったと聞いています。
それがこんなに沢山に!
嬉しい事ですね

舞台挨拶














舞台挨拶では監督の想いに心を打たれました。
まだ監督業で食べていけなかった頃に香取慎吾が審査員の映画賞で出会い、その時から香取慎吾を主役にした映画を撮りたいと願っていたそうです。

その機会があったら香取慎吾に普通の男を演じて欲しいと今回の作品に繋がり、脚本は当て書きで書かれたそうです。

コロナ禍で2回撮影が延期にもなったそうで、出来上がった時の喜びはひとしおだったと。

そんな舞台挨拶からエピソードを一つ
「愚痴は何?」

香取慎吾さん
「僕ね本当にいい人なのでないですね〜」と笑いを誘いながらも
「未だに街で「あ〜!草くん!」て言われるんですよ」
「でも「吾郎ちゃん」とは言われた事は一度も無い」

岸井ゆきのさん
今は舞台をやってるそうで、そこを終演後20分で退出しなければならないそうで「もっとゆっくりしたい」そうです

井之脇海さん
「潔癖症だと思われてること」だそうで「温泉行くけど潔癖症だから行かないよね」と誘ってもらえないことが寂しいそうです

的場浩司さん
外出中に雨が降ってきて家にいる娘さんに「洗濯物を入れておいて」と言ったら、まだ乾いていない服が山積みにされていたそうです。
「そうじゃない!家干しして欲しかったのに」
娘さん…普段はお手伝いされないのかな?

余貴美子さん
旦那さまに未だに階段を登る時に後ろからカンチョーされるそうです
「もうやめて〜!」と言ってもまたやられるそうで
仲が良いですね〜

市井昌秀監督
奥さまに服を決められる(選ばれる?)ようで
でも今日は自分で選んで着たい服で来たそうです

デート











映画は「コメディだけど怖いんです」のキャッチコピー通り、笑える部分が多くもゾッとする部分もありで面白かったです。
しかも面白いだけでは終わらなかった。
沁みるシーン&台詞も散りばめられてました。

そして間も。
観ていて「ちょっとここの間は長くない?」と感じていたのですが、それも監督の演出だったそうで!
間の悪さ、間のズレで人とのズレを感じて欲しかったそうです。
いやー、細部まで作り込まれていてビックリ。

人の関係て見た目だけでは分からないよね、て再確認しました。
仲の良さそうな夫婦に見えても実は…

バレる












ほのぼの夫婦に見える2人だが、旦那デスノートに綴られた妻の言葉に気付いてしまった夫…

香取慎吾演じるその夫がホントにどうしようもない男で。
周りが見えていない、分かってない。
自分も見えていない、分かってない。
浅いの、人として。

妻は旦那デスノートに愚痴を吐き出すことで笑顔でいられる。
直接言える関係ならこうはならないよね。

島忠












でも何とも無い顔で出勤。
まあ、それは普通なんだけど。
とココで主人公・裕次郎の職場撮影について。

裕次郎はホームセンターの副店長として勤務しているんだけど、そのホームセンターが全部本物なんです!

島忠さんが全面協力で、本来の営業が終わった後に貸してくださったそうです。
だから当然ホームセンターの撮影は夜中で大変だったそう。

この作品を見て、人との関係を大切にしたいなと感じました。
そして見えない部分のその人柄にも出来るだけ触れていければ…
自分に関わる全員とは言わないけど、自分が大切に思う人には私も真摯でありたい。

最後にコレだけ言わせて。
余さん役の「5年レス」の理由に号泣でした。

笑えるだけでなく、心に染みるシーンもあって、伏線回収も見事でした。「いい意味で」
無事の公開おめでとうございます!

是非、劇場でご覧いただきたいです。
https://youtu.be/oTlWvIQx3hw

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August 28, 2022

サバカン SABAKAN

先日、映画「サバカン SABAKAN」の完成披露舞台挨拶生中継に行って来ました。

サバカン ポスター
















サバカン
SABAKAN

番家一路
原田琥之佑
尾野真千子
竹原ピストル
貫地谷しほり
草剛
岩松了

監督 金沢知樹

無名の子役を主役に抜擢した『サバカン SABAKAN』は、「子供が主役」の青春映画だ。
80年代の長崎を舞台に、“イルカを見るため”に冒険にでる二人の少年の《ひと夏》を描く

舞台挨拶生中継











舞台挨拶は主役の番家くんがコロナで欠席でした。ご本人も楽しみにしていたようで本当に残念。
代わりに始まる前から番家くんの等身大パネルが置いてありました笑

監督&キャストが登場して、一言ずつ挨拶。
皆公開されることが嬉しいと和やかな雰囲気で言った。
原田くんは番家くんがいなくて寂しいし緊張してると言いながらも上手にスピーチ。
監督は「タイトル」に悩んだと告白。割と長めのタイトルを考えていたがプロデューサーの飯島さんに「サバカンでいいんじゃない?」と言われ決めたらしい。
尾野真千子さんは夫役が竹原ピストルさんだったから役を受けたと。
草剛さんは尾野真千子さんとは今まで2回夫婦を演じており、竹原ピストルさんに実は嫉妬している笑いを誘った。

映画が80年代ということで「戻りたいか、戻れたら何がしたいか」と質問が。
竹原ピストルさんは「戻っても今と同じだろうから戻らなくていい」「やりたいことは変わってないから」と。
尾野真千子さんは「戻りたくない!勉強したくないもん!」「でも牛乳はもっと飲んでおけば良かったなぁ」と言うと草剛が「そのままでいいんだよ!コンパクトな感じが真千子ちゃんて感じでいい」と
すると尾野真千子さんは「真千子ちゃん言いたいだけやん〜笑」とツッコミ。流石のやり取り笑
草剛さんは「戻りたくない。今が幸せと思えることが大事」(ニュアンス)

金沢監督は「あいのり」という番組の人気出演者「金ちゃん」らしい。観ていないので分からないけど、当時はかなりの人気だったようだ。
初監督作品がサバカンで嬉しいと。
最初は草剛さん朗読のラジオドラマで収録で草剛が感動で泣いてしまい中断するほど想いを込めたのに何故かその話が無くなり、それが映画になって嬉しいと語った。

自転車シーン












80年代の長崎。
子供が主役ということで、正直期待せずに前情報なしに観たのだけれど…
コレが良かった!良作、いや傑作!!
忙殺され枯れた心が潤った。

多感な小学生を見事に描いており、またスマホも無い80年代のノスタルジー感が満載でタイムトラベルしている感覚になった。
ネタバレしたくないので余り語らないが、共感できる懐かしい感情に溢れており、それが自分の中にいた小学生の記憶が鮮明に蘇り…
じんわり、と胸が温かくなりました。
子供の頃て1日が今より長くて、充実感が溢れてたなぁ

家族団欒












竹原ピストルさんのガサツな父親や、尾野真千子さんの肝っ玉母ちゃんが味があっていい。
2人の言い争いのやり取りが家族の温かみを醸し出しており、私も両親に包まれていた感覚を思い出した。
安心して何もかもを委ねられた場所だったなぁ。
でも、キン○マ言いすぎ。ちょい品が無いかな汗

駅シーン












草剛の温かみのあるナレーションも良かった。
出番は少ないが印象に残る目をしていた。

どこまでも広がる山と海、
スピード限界まで走らせた自転車、
「ともだち」という言葉へのこだわり、
いつまでも続く「またねー」の応酬、
値引きシールの貼られたカップケーキ。

見終わった後なんとなく「あー、じんわりしたなぁ」と感じていたが、帰り道に時間が経つにつれ、涙が出てきて…
観て良かったです。
おかわりしたい。また観に行こう。

大人だけではなく子供にも観て欲しい。
金沢監督が願う「子供が観る初めての実写映画」になったら嬉しいです。

大衆映画ではないし、スポンサーはスシローだけなので長期間の上映は望めないかもしれないけど、出来るだけ多くの方に届きますように。

公式ホームページ
映画『サバカン SABAKAN』 大ヒット上映中!
https://sabakan-movie.com/#

July 31, 2022

戦利品

さて。
こちらはタイトルの通り「戦利品」です。
Blogを更新しなかった1年間でGETした物たちです。

Instagramに投稿したモノの中からJANTJE ONTEMBAARやJ_O Cafeに関係するものだけ備忘録としてまとめさせてください。

JANTJE ONTEMBAARサンダル
















JANTJE_ONTEMBAARがASICSとコラボしたサンダル SAKURAの限定抽選販売に当選キターーー

やっぱり可愛い
凄く欲しかったから実物を目の前にして喜びも倍増
当選めっちゃ嬉しい〜!
防水スプレーで保護して大切に履こうっと


J_O cafe Christmas


















Merry Christmas

私の元にもサンタさんが来て、素敵なプレゼントをくれました!

稲垣吾郎さんプロデュースのJ_O Cafeと八天堂さんがコラボし、香取慎吾さんが箱絵を描いたクリスマス限定のSpecial BOX

初回注文はアクセス集中で即売り切れになり買えずにいたけど、Twitterで追加販売予告を知り買えたぁ!
中身は要冷凍なんだけど、届いて私が箱を開けたら空
先に母が開け、箱ごとは冷蔵庫に入らないから中身をバラにして入れてくれたらしい
Twitterで画像が出回ってるからどんな感じかは知ってるけど、自分で開けて直接の感じを見たかったのに…

でもめっちゃ美味しくいただきました


JANTJE ONTEMBAARスニーカー
















キターーー!!!
JANTJE_ONTEMBAARがCONVERSEとコラボしたハイカットスニーカー

抽選販売で当たるか不安だったけど当選したぁ!
SAKURAとNEW_WORLDと迷って決められなくて結局両方に申し込みしたけど、当選したのはSAKURA

めっちゃ可愛い!大変に履きます!
当選ありがとうございました


こうして纏めると凄く運が良くて当選しまくり!て印象かもしれませんが、全く…
特にJANTJE ONTEMBAARはその他で落選続きです。
服・バック・傘・スカーフ・バンダナetc…

でも手に出来なかったモノたちに引き摺られても仕方ない。GETできたモノに感謝して大切にしていきたいです。

July 30, 2022

長文舞台備忘録(2021.11〜2022.7)

ご無沙汰しています。
Blogの存在を頭の片隅に置きつつ日々が過ぎ、1年経ってしまいました。

コロナ禍、なかなか明けませんね…
鬱屈した感情が溜まってしまいますが、そこは推し活でPowerをもらっています。

推し活情報GETの為に、TwitterとInstagramをみるのが日課となっており、SNSには触れているのでBlogから遠ざかってしまっていました。
が、この後も怒涛の推し活が予想されBlogに書くのが大変になってしまうので、ここらで一度空いてしまった1年を整理しようかと久しぶりにログインしました。

私は変わらずSMAPを応援しています。
現在は各メンバーの活躍をそれぞれ追っていますが、このところ活動内容が幅広くなり推し活も大変です笑

ここ1年の間、舞台や公演もコロナの感染対策をしながら楽しんでいました。
時系列で言うと2021年11月に草剛さん舞台、2022年2月に稲垣吾郎さんミュージカル、2022年4月に香取慎吾さん公演です。
備忘録の為、簡素ですが感想を書いておきたいと思います。

まず、2021年11月。
「アルトゥロ・ウイの興隆」
ウイ









【作】
ベルトルト・ブレヒト
【翻訳】
酒寄進一
【演出】
白井晃
【音楽・演奏】
オーサカ=モノレール
【出演】
草剛
松尾諭
渡部豪太
中山祐一朗
細見大輔
粟野史浩
関秀人
有川マコト
深沢敦
七瀬なつみ
春海四方
小川ゲン
古木将也
ワタナベケイスケ
チョウヨンホ
林浩太郎
Nami Monroe
FUMI
suzuyaka
神保悟志
小林勝也
榎木孝明

2年前の公演の反響が大きかったようで待望の再演でした。
私も初演を観劇しましたが本当に度肝を抜かれ、驚嘆しました。
その時の感想はこちら↓
http://blog.livedoor.jp/fwnp4154/archives/52349325.html

物語は1人のギャングの男が成り上がっていく様をヒトラーをなぞって描いている。
アルトロウイ












オーサカ=モノレールが放つ爆音と草剛演じるウイの心からのシャウトが物語に拍車をかけ、飲み込まれるととんでもない世界に連れていかれる。
…が、一緒に行った友人曰く「少し歴史が難しかった」と解釈に難解な部分もあるようだった。
私は対照的に再観劇ということもあり、舞台の世界にどっぷりと誘われていた。
見事だった。


次に2022年2月。
「恋のすべて」
恋のすべて















【出演】
稲垣吾郎
花乃まりあ
石田ニコル
松田凌
北村岳子
羽場裕一
【作・演出】
鈴木聡
【作曲・音楽監督】
青柳誠
【演奏】
青柳誠(pf.)  
高橋香織(vln.)  
バカボン鈴木(b.)  
三好’3吉’功郎(g.)  
仙波清彦(perc.)

…えーん涙
コレ観れませんでした。。。
チケットはGET出来ていたのですが、去年手術した所がお正月に再発し療養してました。

泣く泣くチケットを友人に譲りました。
「凄く楽しかったよ〜!吾郎ちゃんカッコ良かった!音楽も素敵だった!」と大興奮で連絡がきたので良しとします。


最後に、2022年4月。
「東京SNG 明治座公演」
明治座 出口














セカンドアルバム発売が発表されてから期待していました!
去年は入院していて行けなかったので初の明治座。
明治座
















これはね〜、日も浅いのと興奮が蘇るのとで語り出したら止まらなくなりそうなので一旦クールダウンしなきゃ笑
歌唱1












「タキシードの似合うジャズ」がコンセプトなのですが、その世界観が素晴らしい!
以前より声量を増し包容力も蓄えた香取慎吾が、12名の生バンドメンバーと6名のダンサーを従え、繰り出す音楽はまさに至極。
歌唱2












コロナ禍なので歓声はおくれず拍手のみだけど、最初のドラムが鳴り始めると一気に会場の熱が高まるのを感じた。
…語り出したらホント止まらない
長文になり過ぎてしまうので、この辺にしておきます。
ご興味のある方はアルバムだけでも聴いてみてください。錚々たるメンバーが参加されています。
セカンドアルバム












これから中居くん以外の各メンバー、映画の公開を控えています。

8月「サバカン」草剛
9月「犬も食わねどチャーリーは笑う」香取慎吾
11月「窓辺にて」稲垣吾郎
1月「THE LEGEND & BUTTERFLY」木村拓哉

その他にもパラスポーツイベントや氣志團万博、それに加えドラマも。
そして今年の4月からEテレでレギュラースタートした「ワルイコあつまれ」
毎週爆笑
ワルイコあつまれ










まだまだ爆進街道は続く。
またその活躍をご報告しますね♪

July 24, 2021

再演「日本の歴史」の世界

日曜に東京公演千穐楽を無事に迎え、大阪公演へと物語を紡ぎ続ける「日本の歴史」、東京公演の初日に女神さま御降臨で観劇することができました。

日本の歴史 ポスター
















3年振りの「日本の歴史」、大まかなストーリーは変わらずも再演という事で随所にプラスされたシーンがあり更にパワーアップしていました。

シス・カンパニー公演

<出演>
中井貴一
香取慎吾
新納慎也
瀬戸康史
シルビア・グラブ
宮澤エマ
秋元才加

<作・演出>
三谷幸喜
<音楽>
荻野清子

日本の歴史 出演者



















違う人物が放つ同じ台詞、繰り返される旋律が多数の伏線となり、そのリンクが集結して繋がる物語は痛快。
笑って、泣いて、感動して。
これぞエンターテイメント!

3年の時を経た事と、コロナ禍だからからこその感性が全身で舞台から溢れ出てくるパワーを受け止め、身体の中をINGAが駆け巡る。
血が沸き立つ。

初日ですっかり魅せられてしまい「もう一回観たい」と毎日検索しまくって情報を探し、ぴあの再販でチケットGET。
2回観に行きました。
その後、配信が発表され勿論購入。生配信とアーカイブで2回観ました。計4回。

なので私の頭の中は日本の歴史の様々な曲がぐるぐるまわっています。
最近眠りが浅いせいか夢の中でもぐーるぐる。

そんな日本の歴史、大きく変わったのは新たな配役の瀬戸康史さんです。
初演を観劇していたので、正直「大丈夫なのかなぁ」と心配していたのですが、瀬戸さんらしさを活かして可愛かったり笑いをとったり。新しく追加されたシーンもありました。

テキサスの一家の物語と、1700年もの日本の歴史が同時進行でストーリーを紡いでいく。

日本の歴史 テキサス












どうなっちゃうんだろ?
と考える間も与えず、様々な伏線を放ち、物語は進む。

日本の歴史 源義経















いつかどこかで誰かがきっと
あなたと同じ悩み抱いていた
あなたが悩んでいることは
いつか誰かが悩んだ悩み

なんとかなるとおもってりゃ
なんとかなるもんさ
この世のほとんどのことは
なんとかなるもんだ

人生で大事なことは
人生で大事じゃないこと

土地を持つ者が力を持つ

なにも変わらない何も
なにも変わりはしないさ
時が過ぎていくだけ

日本の歴史 テキサス結婚式












カラフルな旋律が芯を持って
心に染みる楽曲となる。
これぞ人生の極意、と気付かされる。

歴史上の人物だちも自分たちと同じ人間で、同じように悩み苦しみ生きてきたんだと痛感する。
そしてテキサスパートで描かれる一家の物語で、一家の歴史が日本の歴史とリンクし、やはり人の根っこは変わらないと感じる。

日本の歴史 相楽総三












各所で行われるシンコペーションが繰り返されることで、いつの時代でもどの国でも音楽が優秀な娯楽だったことが伝わりました。

日本の歴史 シンコペーション












また
時代が動く時には
必ず影で泣く者が〜
とか
何も変わらない
時代が新しくなっても
世の中の根っこの部分は変わらない
とか
それでもこの世に生まれたからには
生き抜いていくしか無い

この台詞・歌詞に時代が変わってもINGAがあることを、それを踏みしめて生きていってやろうじゃないの!て気持ちにさせられました。

日本の歴史 フィナーレ












たった7人で60役もの人物を演じることで、人種や性別や年齢を超えて受け継がれるものや変わらない価値観が興味深い。輪廻転生をも感じました。
本当に面白いミュージカルでした♪

以下、初演と違うと思ったことを書き出します。
ネタバレしたくない方は避けて〜。

















一幕
・テキサス
草を抜くシーンでパットの台詞
「ドイツ語でちゃったじゃん」
・テキサス
ハットフィールドの台詞
「豚バラのバラは〜」と「ウインナー〜」のどちらかパターンの追加
・テキサス
サミュエル、歌の時「入ってきて」(初演もあったかも?)
・平清盛
カツラの左右に毛が生えた
・テキサス
エヴァが去る時カールに「肩が凝った」「ソウゴウキン」←筋肉の名前
・新シーン
明智光秀(瀬戸康史)の歌あけちっち
金柑の被り物
金柑ダンサーズ
・テキサス
病院にて。足を怪我して松葉杖で通過する人(新納慎也)
ジュニアの人形の顔に写真(瀬戸康史)
サンチェスとノエルが入れ替わり舞台を行ったり来たり(瀬戸康史)

二幕
・テキサス
エヴァの台詞「カールは愛人で大変〜血糖値が〜」
・テキサスカフェ
トーニョ「パットエンドカール」
(初演ではカールいなかった)
カール「妻が妊娠〜」
・テキサス トーニョ会社
カール乳母車を押す
カールが家族の歴史を謳う
・幕末
相楽総三の元どり小物なし
・世界大戦
ジュニアを打った後の台詞
「アライ二等兵、アメリカ兵を仕止めました」と叫ぶ(新納慎也)
・テキサスお墓
いつの間にかカール死亡
カールの子エドワード(瀬戸康史)の登場(奥で)
・ラスト
香取慎吾が源義経

こんなとこかな。
あくまでも私的視点なので、
間違いや追加がありましたら
コメント欄にてご指摘願います。

エドワードが生まれたことで初演より未来に希望を感じる終わりになってました。
そのせいかトーニョの演説も自分を偽らず殻を破り強く生きていく覚悟を感じました。

また再演してくれるかな?
どんな変化が生まれるのか楽しみに待ちたいと思います。

July 03, 2021

「サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男」の世界

先週土曜に「サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男」を観劇してきました。
もちろん翌日の大千穐楽の配信も観ましたよー。

本来なら4月末に観られていた舞台。
緊急事態宣言の影響で東京公演は開幕直後に中止となり、続いて大阪も全公演が中止。
嘆きの声が彼方此方から漏れました。
満を辞して久留米公演が無事に開催され、最後の横浜公演は追加公演もあり大千穐楽となりました。

サンソン 劇場

















【出演者】
稲垣吾郎/中村橋之助
橋本 淳 牧島 輝 落合モトキ 
藤原季節 清水葉月
智順 藤田秀世 有川マコト 松澤一之
田山涼成/榎木孝明
ほか
【演出】白井 晃
【脚本】中島かずき (劇団☆新感線)
【音楽】三宅 純
【原作】安達正勝 『死刑執行人サンソン』(集英社新書刊)
坂本眞一 『イノサン』に謝意を表して

幕が上がると、そこは中世のフランス・パリ。
重厚な雰囲気に不協和音が響く。
稲垣吾郎さん演じる死刑執行人のサンソンが生きている。
死神と恐れられながらも己の宿命を誇りに受け止め、また死刑執行人ながら死刑廃止を願うサンソンの苦悩や葛藤が苦い。

サンソン








舞台の両脇に建てられた3段の塔(?)や真正面の塔、そしてプロジェクトマッピングなどのおかげで、場面転換や広場に居る感覚などが冴えた。

この舞台は稲垣吾郎さんが以前「ゴロウ・デラックス」でサンソン漫画家に出逢い、そこから舞台へと発展しとの事。
素晴らしい出逢いに感謝したい。

サンソンを観劇して、市民の想いが熱くなり群衆となり暴挙が起こる事の恐ろしさを感じた。
そこに至るには様々な想いがあるのだけど、それを肌で感じるとやはり「恐ろしい」のだ。

現在も世界の中には同じ状況の国が幾つかある。
時代は移り変わっても基本となる「人」は変わらないのだなぁと思った。

サンソン 群衆













私は中世のヨーロッパ各国をみると、何故か日本の幕末と重ねてしまう。
プログラムの会談でも話されているが「ルイ16世」は「徳川慶喜」なのかもしれない。
ちょうど草剛さんが演じていらっしゃるから余計に思い入れがある。

中村橋之助さんが演じるルイ16世も品があり聡明で、サンソンが敬うのも納得できる人物である。
そんな風に敬っている人物の首を刎ねなければならなかったサンソンの苦悩はいかほどか…。
それが舞台中から溢れ出ていて苦しくなった。

サンソン ルイ16世 敬う













死刑人の苦しみを最小限にしようと生み出された「ギロチン」が結果多くの死刑に繋がり、サンソンは死刑廃止論者なのに生涯3000人もの首を刎ねなければならなかった…。
生まれながらに背負った宿命。
苦しかっただろうなぁ…。

私は「ギロチン」を人々を恐怖に陥れる恐ろしい物だと今まで認識していたけれど、全くの逆だったことに驚愕しました。

死刑ーーー
それは、在るべきか滅するべきか。
日本にはこの議論は少し早いように思う。
私自身、問われても答えられないから。
ただ犯罪は罰せられるべきだと思う。

サンソンを観劇して、人として真っ直ぐに生きたい、そう感じた。

May 31, 2021

家族のはなしPART 1 2021の世界

久々に舞台を観に行ってきました。
昨日、無事に千穐楽を迎えた
「家族のはなしPART 1 2021」です。

昨年からのコロナ禍で
去年の3月の新しい地図のファンミーティング中止、
4月の草剛さん舞台の家族のはなしの中止、
同じく4月の香取慎吾さんコンサート
20200429partyの中止、
チケットの払い戻しに泣きました。

チケットたち
















そして先月、香取慎吾さん
「さくら咲く 歴史ある明治座で
20200101 にわにわわいわい 香取慎吾四月特別公演」
のチケットをGETできていたのに、
入院&手術でお譲りして。
で、退院後のチケットをお譲りしていただく予定
でしたが緊急事態宣言で公演中止…。
もう号泣でした。

だから今回の舞台は開催してくださった事が
本当に嬉しくて。
退院から間もなく脚の麻痺が残っているのと
筋力も落ちていて歩けるのか
不安を抱えての参加でしたが、
それでも楽しみが勝って
ワクワクしながら向かいました。

家族のはなし 看板
















『家族のはなしPART1 2021』

[出 演]
草剛 
小西真奈美 
畠中洋 
小林きな子 / 
羽場裕一

[作・演出]
<第1話 わからない言葉> 
淀川フーヨーハイ
<第2話 笑って忘れて>  
あべの金欠

ミッドナイトスワンで
日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し、
大河ドラマ「晴天を衝け」でも存在感を出して
演じている草剛の演技をこの目で観れる幸せ。
そして共演者の皆さまも好感を感じていた方々で、
小西さんも羽場さんも楽しみでした。

家族のはなし3
















そうそう、
今回も激戦が予想されていたので
手当たり次第申し込みをしたところ2公演が当選して、
両方とも行くつもりでいたのですが
友人が行きたいと言ってチケットを譲ったのですよ。
そしたらね、その席が最前列のど真ん中で!
「交換して」と言おうかと直前まで悩みましたが
我慢しました。
誰か私を褒めて〜涙

と、話が脱線しましたが。
舞台は2部制でしたが、
どちらも「家族」をテーマとして描かれていました。

1話目はつよぽんが犬役という一味変わった作品。
犬はどこまで人間の言葉を理解しているのか?
という永遠の謎なテーマを
分かりやすく表現していました。

家族のはなし1












私も犬を飼っていた事があるので、
共感できる部分や納得できる部分があり、
「あずき」に逢いたくなりました。
別れがあまりにも辛かったので
私はもう生涯犬を飼うことは無いと思いますが、
愛犬がくれた幸せを舞台を観ていて思い出しました。

つよぽんが演じたハッピーも
家族の中心で家族を笑顔にして、
その生活がほんわかと感じられました。
家族の危機もハッピーのおかげで乗り越えて、
更に家族の絆が深くなったと伝わりました。

家族のはなし2












ライトの演出が分かりやすくて良かったです。
犬には人間の言葉はこんな風に聴こえているのかぁ
と思いながらも、その発する言葉が可笑しくて!
つよぽんのアドリブも
羽場さんも小西さんも笑いを堪えきれず。
もちろん私は爆笑。
久しぶりに笑ったわ〜。

寝っ転がって、お腹出して、ぺんぺん叩いたり。
「ここ台本ないんですよー」と言いながら
「大河もあるよー」とか。
もう爆笑し過ぎて覚えてナイ。

2話目。
ある夫婦の話。
こちらは全くネタバレ無だったので、
世界観に浸り見入ってしまいました。

家族て1番近い存在だからこそ
優しい嘘て必要だよね。
舞台を観ていてウルウルしちゃいました。

なんだか心の奥の凝り固まった部分を
優しくほぐしてもらった感じ。

お互いがお互いを想い合って、
だからこそ嘘をついたり。
でも話し合ってこそ解決策が見つかったり。
どこの家族にも、
その家族にしか分からない悩みがあって、
それを共有しているからこそ家族なんだなぁ〜
なんて。
ちょっと実家に帰りたくなりました。

舞台はあっという間の時間でしたが、
観に行って良かったです。
途中の電車で感染したらどうしよう
とか思いましたが、
劇場も検温・消毒・換気を
徹底してくださっていたし、
コロナ禍でも舞台はできると思います。
というより、
心が渇くコロナ禍だからこそ
エンターテイメントは必要だと確信しました。

早くコロナ禍が明けて、
友人と居酒屋で生ビール飲みたいなぁ!
それまでもう少し、
こうやって舞台などで心を安めながら
過ごしたいと思います。

December 03, 2020

三度の「ミッドナイトスワン」の世界

日曜に行われた「ミッドナイトスワン大ヒット舞台挨拶生中継」に行ってきました。

これで3度目の「ミッドナイトスワン」
同じ映画を3回も映画館に観に行くのは、私の人生で初記録です。

1回目、あまりの衝撃に、自分でも感情が分からないくらいになり、何故涙が溢れてくるのか不思議な程でした。
2回目、もう一度、確認の意味も込めて観に行きましたが、新たな発見があったりして、でも世界観は変わらずに自分の奥底にあるものに響き震えました。
3回目、この映画は観るのに気力体力を使うからどうしようかと悩みましたが、凪沙と一果の2人に逢いたくて、舞台挨拶生中継もあるしと自分に言い訳をしながら映画館に足を運びました。

ミッドナイトスワン 大ヒット舞台挨拶













まずは簡単に舞台挨拶レポ。
登壇者は、監督の内田英治さん、主演の草剛さん、音楽の渋谷慶一郎さん。

最初は、約2ヶ月前に公開され未だ新たに上映してくれる映画館もあり、大ヒットの御礼から。

内田監督は
「何も後ろ盾の無い映画で不安だった」
「大ヒットは観てくれた人のおかげ」と。

草剛さんは
「最初は冗談で自分の代表作と言っていたが本当に代表作になった」
「生きていくうえで大事な気持ちを、凪沙と一果を通して感じてもらえる気がする」
「生きていくのは自由だよ、偏見や差別みたいなものがなくなればいいなと思う」と。

渋谷慶一郎さんは
「Twitterで泣いたとか感動したとか言って頂けてるけど本当なのか今日は自分も一緒に映画を観て確かめたい」
「サントラは売れないと言われたけど自分も梱包を手伝うほどご注文をもらった」と。

他にもたくさんお話くださったけど、やはり舞台挨拶の後の映画で吹っ飛びました。
お許しください。

私のBlogでは1つの作品につき1投稿が原則だったのですが、3度目のミッドナイトスワンを観て、気持ちが溢れて止まらなくなったのと、前回よりも少し言葉が出そうだなと思ったので全部を吐き出すことは無理だろうけど書いてみることにしました。

ミッドナイトスワン
















草剛は凄い。
彼の舞台を観ると「どこにも草剛はいなかった」「役になりきっていた」と感じるけれど、今回はその最大級。
「凪沙が生きてる」に尽きる。
カメラさんがアップでは無いシーンで草の目に惹きつけられ吸い込まれ思わず寄ってしまうのが理解できる。
凪沙の目の深い所にある優しさが伝わって、凪沙が一果を見つめているとなんとも言えない幸福感が溢れる。

一果の髪で、彼女の心情や状況を伝えたのも凄い。
登場の早織に虐待を受けている日常での後ろ姿、櫛も梳かしていないボッサボサの手入れの無い髪が荒んでいる生活を見事に表現している。
そして凪沙と暮らしバレエと出会ってから徐々に櫛がとおりセットアップし、と見事に一果が髪に気を配る気持ちになれたことを表していた。

幸せの絶頂のハニージンジャーソティも、凪沙のお皿よりお洒落な一果のお皿に、凪沙の自分のお肉より大きいお肉を一果に、という母心が芽生えていることを表現していた。
このシーンは分かりやすく映していると思う。

優しい野菜












初回はハニージンジャーソティに目が行きがちだけと、その後の凪沙の「野菜も食べな」が究極に優しい。
こんな強制的じゃない野菜の食べさせ方が、そのまま凪沙の一果に対する気持ちの変化を伝えてくる。
それに対し素直に野菜を口にする一果も気持ちが解けていることが伝わって、最高に幸せなシーン。
野菜を口にした一果を見て、嬉しそうに「そうそう、ニンジンもね」と言う凪沙には涙が出る。そのままニンジンを口に運ぶ一果にも。

ワンシーンだけでここまで語れる。
ミッドナイトスワンはそんなシーンの連続で、全部を語るにはとてつもない長文になってしまう。
だって無駄なシーンなんてワンシーンも無いんだから。
全てで凪沙達が息をしていて、生きているから。

あと、ネタバレ無しで語るとすると…。
実花先生の思わず出ちゃった「お母さん」
凪沙の緩みっぱなしの笑顔から、どれだけ嬉しかったか感じられる。
この一言が悲劇の始まりなのかもしれないけど、凪沙は最高潮に幸せを感じたのではないかな。
トランスジェンダーとか男だ女だとか預かっている子だからとか、実花先生は垣根無く接してくれて、凪沙も自然と自分を見せられたんじゃないかな。
それを見て「お母さん」と呼んでしまった実花先生の気持ちも理解できる。

Twitterで「説明が足りなくてわかりにくい」と見かけた。
私はそれが良いんじゃん!と思う。
普段生きていて、一々説明なんかしないし、だからこそミッドナイトスワンはリアルに肌に触れてくるんだと思う。
説明の無い分の余白が感情を想像を膨らませ、トランスジェンダーとかネグレクトとか関係なく、人間を感じる。
誰もが根底から望む「愛」が溢れていて、涙腺を刺激する。

各所に散りばめられた「白鳥の湖」へのオマージュもミッドナイトスワンを深いものにしている。
キーワードは「オデット」凪沙そのもの。
そして、エル・グレコの受胎告知。
私はハッピーエンドだと思う。思いたい。

この映画を観て得たものはたくさんあって、色々な迷路のような感情に迷い混んでいる。
まだまだ語り足りないけど、後はそれぞれの感じたままでいいと思うから、このくらいにしておこうかな。

今日も渋谷慶一郎さんのピアノを聴いて、今暫くミッドナイトスワンの世界に浸りたいと思います。

November 23, 2020

ばるぼらの世界

一昨日「ばるぼら」の舞台挨拶生中継に行ってきました。

ばるぼらポスター















稲垣吾郎 二階堂ふみ
渋川清彦 石橋清河 美波
大谷亮介 片山萌美 ISSAY
渡辺えり

監督・編集:手塚眞 
撮影監督:クリストファー・ドイル/蔡高比
原作:手塚治虫

ばるぼら舞台挨拶











写真〔公式より〕

舞台挨拶は手塚眞監督・稲垣吾郎・二階堂ふみの3名。
コロナ禍での舞台挨拶ということで、
現場会場は記者のみ、
そこから各地劇場へ生中継という形の
3人の登壇会場は無観客にて実施された。
少し寂しい気もするがコロナ感染への最大の配慮。

司会の方の進行で滞りなく話が弾んだ。
映画の役を演じる上での話や、
お互いへの第一印象など。
以外、ニュアンスでお読みください。

稲垣は二階堂ふみのデビュー作から見ていて、
「凄い女優さんだな。いつか共演したい」
と思っていたそう。

二階堂も稲垣のことを
「小さい頃から活躍されているスターなので、
共演できて嬉しい」と話した。
また稲垣の聡明さや博学なところが
今作の「美倉」をより魅力的になったとベタ褒め。

舞台挨拶で印象に残ったのは手塚監督の最後の一言。
「映画は僕らで作り終えたけれど、
 映画が完成するのは
 観てくれる人が受け取ってくれた瞬間」
この一言で、映画に向き合う姿勢が変わった。

[以下、追記]
思い出したことをぼんやりながら…。

「もし有名では無い状態だったら」の質問に、
稲垣「不謹慎かもしれないが、
コロナで皆がマスクをするようになり、
帽子とマスクしていても目立たなくなった」
「以前、海外で歩いている時に開放感を感じた」

また美倉のように愛の逃避行はどうかと問われ、
「実際の僕はもっと冷静」「憧れはある」とも。
「美倉を演じる上で二階堂さんがミューズでいてくれたことが大きい。
この作品にとっても二階堂さんは僕のミューズだった」
「だった、ということは無いですね。
今もミューズ!」と笑いを誘う一幕も。

現場では映像監督のドイルさんの影響で、
日本語・英語・中国語が飛び交っていたそう。
稲垣も二階堂も「同じ作品を作るという点で繋がっているので、違和感はなかった」と。

生中継されていた劇場では
拍手が起きたり、笑いが起きたりもした。
[以上、追記]

本作は日本・ドイツ・イギリスの合作。
かの手塚治虫の実息子・手塚眞監督がメガホンを取り、
二階堂ふみに出演を依頼。
「相手役が誰かを見て慎重に決めたい」
ということだったそう。
そこから手塚監督と二階堂で幾度も話し合い、
「稲垣吾郎」が適役ではないかと稲垣に出演を依頼。
ここから物語は始まった。

そして、海外凱旋を経てようやくの日本公開。
その公開日前に
イタリア最古のファンタフェスティバルで
最優秀作品賞を受賞した。

ばるぼら1












作品を観て。

「都会の何千万という人間を呑み込んで
 垂れ流した排泄物のようなオンナ」
という「ばるぼら」が魅惑的。

ばるぼらが小悪魔的ながらも実に美しく、
美倉が魅力されていく様は
自分も堕ちていくようで恐怖をも覚えた。

現代なのか昔なのか、時空をも狂わされた感覚が、
肌に纏わりつく。
そこから始まる世界も現実なのか幻夢なのか、
掴みきれない世界に溺れ、
自分の存在すら危うく思えた。

不協和音の旋律が更に世界観を作り上げ、
一度踏み入れたその世界から
抜け出すことを許さない。

映像がどのシーンも芸術的で、
ワンシーンワンシーンが絵画のよう。

ばるぼら2












二階堂ふみ演じる
ばるぼらが魅力な事はもちろんだが、
稲垣吾郎が美倉を
ばるばらに溺れ堕落し狂気していく様を
違和感なく見事に演じている。
こちらまで狂ってしまいそう。
いや、狂っている事に気がついていないだけなのかも。

観終わって理解と感情が追いついていないことが
良い意味で気持ち悪く、
また映画館へと足を運ばせるのだろう。

解けない謎があるが、
その受け止め方も人それぞれ。
万人に受ける作品では無いかもしれないが、
観る人がみたらハマること間違いなし。
ヨーロッパで評価が高いことも納得する。

映像美も素晴らしいので、
興味があるのなら映画館をお勧めしたい。

October 11, 2020

ミッドナイトスワンの世界

先々週、映画「ミッドナイトスワン」の舞台挨拶生中継に
行ってきました。

ミッドナイトスワン
















監督・脚本: 内田英治
音楽: 渋谷慶一郎
エグゼクティブプロデューサー: 飯島三智

草剛
服部樹咲
田中俊介
吉村界人
真田怜臣
上野鈴華
佐藤江梨子
平山祐介
根岸季衣
水川あさみ
田口トモロヲ
真飛聖

舞台挨拶の模様をレポしようと思っていましたが、
その後に観た映画本編の衝撃が凄すぎて、
舞台挨拶の内容が全部ぶっ飛びました…。

ミッドナイトスワン舞台挨拶















映画も先々週と先週観て、
落ち着いてから感想を書こうと思っていたのですが、
私のボキャでは言葉が足りず、
文章を紡げません。

Twitterでも絶賛の嵐ですが、
この映画は人生No.1かも。
「泣いた」とか「感動した」とか
そんな言葉が陳腐に感じてしまうほど、です。

逸作。

一言にすると、コレ。
とにかく、観て!
上映館数が少ないけど、探して観る価値アリ!

以下、感想代わりに画像を貼ります。
最後にYouTubeの予告編URLを貼るので、観て!

【追記】
内田監督が仰っていたのですが、
元々はアップで撮る予定では無かったのに、
カメラマンさんが草剛さんの目の演技に引き込まれ
カメラが思わず寄ってしまったそうです。

プロも惹きつける草剛さんの目の演技を、
ご自身の目で是非ご覧いただきたいです!

ミッドナイトスワン出演者

















あげる














ハニージンジャーソティ













強くならにゃいかんのじゃ












ミッドナイトスワン ロング予告編
https://youtu.be/2O8-2DvOxiI
とにかく観て!!!