えーっと、まずはお詫び。
昨日今日から多分「東方祀爭録・妖々夢編」の対応表目当てに来てくださっている方々がいると思うんですが、今日届くはずだった荷物が管理人預かりになったまま管理人がいなくなってしまったので明日の夜にでも作りたいと思います。ゴメンナサイ。
多分、善意でやってくれてるんでしょうけど、せめて荷物をきちんと引き渡すまで待っててくれないかなぁ・・・。

と、愚痴と言い訳はこの辺にして。

ボードゲームのメカニクス - 部屋とボードゲームと私と酒と泪と男と女 
 

というネタがあったので例のごとく相乗り。
とはいえ、メカニクスと一言にいっても幅が広すぎるので、「メカニクス」の中でも「用具」を軸に色々と列挙していこうかなと思います。

・ダイス
ボードゲームの用具の中でも最もポピュラーというか、パッと思いつくのはやっぱりコレなんじゃないでしょうか。
古くは双六、今でも沢山のゲームで使われています。
基本的な用途は「乱数発生装置」。
「賽は投げられた」と言う言葉のとおり、プレイヤーの命運を決定付けるものというものですね。
乱数発生装置と同時にカウンターとして使われることもありますね(サンチアーゴ・デ・クーバなど)。
とはいえ、最近では単なる乱数発生装置だけではなく、そこから一歩進めて「選択肢を縛る」(ブルゴーニュ、キャントストップなど)、「アクションの効果を規定する」(トロワなど)、「リソースの獲得」(カタン、ストーンエイジなど)という場面で使われることも。
これからもまた違った使い方が現れるのか楽しみでもあります。

・ボード
ボードゲームと言えばボード。ボードがなけりゃボドゲじゃないぜと。
基本的にはゲームの進行状況、プレイヤーのステータス、点数の表示、ゲーム内でやり取りされる資源の相場など、公開情報を示すディスプレイとして使われるかと。
マップがあるタイプのゲームでは陣地やコスト、点数を規定するものだったりします(電力会社、エアライン・ヨーロッパなど) 。
最近のシステムだと、ボード上でアクションを縛るゲームもありますね(ナビゲーターやアサラなど)
また、プレイヤー固有の能力を表示する場合もあります(世界の7不思議など)。

・カード
これはかなり広い用途で使われますが、大抵の場合情報を非公開にしたい場合に使われるかと。
また、トランプがそうであるようにカード1枚毎に何らかの強弱、意味を持たせてゲームの有利不利を左右するギミックとしても使われます。
トランプだけで沢山のゲームが出来るように、カードはかなり用途は広いですね。
まぁ、カードだけのボドゲ(正確にはそうは言わないんだろうけど・・・)もあるくらいですし。
また、アサラはカード+ボードでアクションを縛るゲームですね。

・カードデッキ
最近のトレンドを踏まえて敢えてカードとは別にしました。
要するにカードの集まりですが、こちらは「乱数発生装置」としての側面が強いですね。
ダイスとは違ってある程度結果の予測がつく所がちょっと違います。
デックビルドゲームの圧縮戦略はこの「乱数のブレ幅」を最小限に収めるための戦略ですし、元々トランプは1デッキで4スート×13枚(+ジョーカー)という暗黙の了解があります。
ドミニオンで一気に脚光を浴びた感がある「カードデッキ」という用具。
これからどんな使われかたをしていくのか楽しみです。

・コマ
これまた用途が多彩。主に人型とキューブ型に大別されるでしょうか。
人型のコマはマップを使うタイプのゲームでは自分の居場所を示すためのマーカーとして使われますし、陣地の所有権を表すマーカー、能力を表すマーカー(人形じゃないけど将棋とか)、ワーカープレイスメント系ゲームではまさに「ワーカー」としても使われます。
キューブ型は陣地の所有権と言うよりは大勢を表す為に使われたり(エル・グランデ、キューブ型じゃないけどオセロもそうかも)、最近では所有資源を表す為に使われる場合も多いですね。(グレンモア、アグリコラ等)
ちょっと変わった例ではパンデミックのウィルスのように 制圧対象だったり、村の人生のように資源+アクション実行権だったりとか、コマ+ボードでアクションを縛るというものも(ナビゲーターのロンデルシステムやトラヤヌスのマンカラなど)。
まぁ、単純に点数を表示するためのマーカーとして使われるのも一般的ですね。
変わった形のコマだと乗車券の列車コマ、子供向けゲームに多い動物型のコマもありますが、大体人形コマと同じように使われる事が多いかと。

・タイル
ここでは大きめのものを「タイル」、小さいものは「チップ」として定義します。
で、このタイル。大体の場合、カードと同じように広範囲で扱われますが、「ボード」の一部として使われる場合が多い、という点が異なるところでしょうか。
カルカソンヌなんかはまさにタイルの集まりが最終的にボードとして作用しますし、フレスコではボードに配置されたタイルを除去していく事で点数を獲得できるという仕組みになっています。
プエルトリコでは購入したタイルを配置していく事で点数や特殊効果を得られる仕組みになっています。(コレをカードゲームにするとサン・ファンになる、と)
雰囲気を出すためにカードで良いところをわざとタイルにしているゲームもあります(ランカスターの法案タイルなんかは別にカードでも問題ないけどタイルの方がカッコイイ)。
また、カードに比べて丈夫なので、カードを持てない(曲げてしまう)子供向けにタイルを使うというパターンもありますね。(にわとりのしっぽなど)

・チップ
こっちはカードをより限定的にしたもの・キューブ型コマの代替として使われることが多いです。
非公開情報の点数、お金など。
これもカードだと味気ないものを敢えてチップにしているパターンもあります(元々カードだったものを完全にチップにしてしまった「スタンプス」など)。

・筆記用具
コレはやや反則気味ではありますが、ボードゲームに置いてはある2人だけの意思伝達手段として使われることが殆どでしょうか。(バルバロッサ、テレストレーションなど)
自由回答形式なゲームで使われることが多いですかね(上記以外では、クイズいいセン行きまSHOW!とか)
また、ディプロマシーのように秘密裏に複雑な処理を記述する際にも利用されることがあります。

・時計(砂時計、キッチンタイマー等)
これは規定時間内に何かをする、という際に利用されます。
Dr.シャーク、ハイパーロボット、メイクンブレイク、などは規定の時間以内に何かをこなすタイプのゲームです。
また、人狼、ディプロマシーのように交渉時間を長引かせない為に時間を規定してしまう時にも利用されます。
将棋やチェスの対局では「思考時間の縛り」をつける為に使われたりもします。
というか、以外に時計を使うゲームって少ないような気が。何故なんでしょう?

・袋
これは主にタイル(あるいはコマ)とセットで使われるのが一般的。
タイル用の乱数発生器ですね。
Dr.シャークではタイルを見ずに目的のタイルを引くために使われたりします。(個人的にはこれはかなりユニークな使い方だなーと感心しきり)
もうちょっと何か別な使い途がありそうな気もしますね・・・。


とりあえず「用具」という軸で色々と分類してみましたがちょこっと書くつもりがこんな長文に。
他にもいろいろな軸でボードゲームを捉える事もできるかと思います。
いやー、ボードゲームってホントに奥が深いですねー。(結局コレを言ってみたかっただけ)