4.外国為替証拠金取引(FX)のリスク
2008年10月02日
2008年09月30日
FXのリスク−システムリスク
FXのシステムリスク
オンライン取引は、インタ−ネットを介して売買を行いますのでリスクとして、インタ−ネット障害・通信機器の故障等により取引が正常に行えなくなるリスク、通信障害等不測の事態による取引制限が生じるリスクなどがあります。
オンライン取引では、お客様が売買注文の入力を誤るという可能性が生じるリスクがあります。
そのため、お客様の意図した通りの注文を約定しない、あるいは意図しない注文が約定される可能性があります。
オンライン取引では、電子認証に用いられるユ−ザ−ネ−ム・パスワ−ド等の情報が、第三者に漏れたり、盗聴等されたりした場合、その情報を悪用されることで、お客様に何らかの損失が発生するという可能性が生じるリスクがあります。
外国為替市場の変動が極端に激しい時に、インタ−バンクレ−トが提示されない場合があります。
その場合には、お客様の注文を実行できない場合が生じるリスクがあります。
そういう場合にそなえて、システムが安定している証券会社やシステム障害児には電話で取引が出来るところを選んだ方が良いでしょう。
また、複数の証券会社に口座を開設してリスクを分散させることもある程度有効です。
2008年09月26日
FXのリスク−金利変動とは
FXの金利変動リスクとは
金利変動リスクというのは、FXのスワップポイント(通貨間の金利差)を
支払いする必要ができたり、もしくはその支払い額が増額してしまう
ことへのリスクを言います。
日本円は、金利引き上げを徐々に開始したとは言っても、
まだまだ世界中でもかなりの低金利です。FX初心者のうちは、
外貨を買って売るという方法からはじめると思いますが、
円高に向かっているときはすることがありません。
そこで、外貨を売ってから買うという反対の取引を考えるのです。
FXでは売りから入る取引も可能で、円高相場でも稼ぐチャンスが
生まれます。
持っていない外貨を売りから始めるというのは、想像するのが
難しいですが、株の信用取引の空売りと似ています。
一方で、海外の金利の高い通貨を売り、金利の安い通貨を買うため、
その通貨間の金利差を支払い続ける必要(海外通貨を借りるため
金利を払わなくてはならない)がありますが、
この金利は変動する恐れがあります。
これがFXでいう金利変動リスクです。
日本円ではなく、米ドルとユーロなど外国通貨どうしの取引などを
するときには、さらに気を付けなくてはなりません。
2008年09月24日
FXのリスク−為替変動とは
FXの為替変動リスクとは
為替変動リスクとは、文字通り為替が変動することで損をしてしまうこと
へのリスクであり、FXリスクの中では一番気をつけなくてはいけない
ものです。
しかし、FXをしている人の中で誰もがわかっているのに
それでも失敗してしまうのが、この為替変動リスクなのです。
FXは元本保証のない投資法ですから、リスク管理(リスクヘッジ)を
しっかりと自分で行う必要があります。
FXのリスクヘッジの基礎となるのは、レバレッジの設定によって、
どれだけの為替変動で実際にどれだけの損になるのかを把握して、
これ以上の損は絶えられないというところまで行く前に、
ロスカット(損切り)の設定を、「逆指値注文を入れる」などの方法で
しておくことが大切です。
株と違って、FXの場合は逆指値注文には、ほぼすべての取引業者が
対応していますから、リスクヘッジを分かりやすく設定することが
できます。
もしかしたら待ってたらあがるかも知れないという淡い期待感で
大損しないように、○○円より下がったら売るという風に、
基準を明確に持ち、機械的に行動することが大切です。
そして、最も大切なことは、一度決めたロスカットポイント
(損切りの値段)はコロコロと変えないということです。
2007年05月24日
2007年05月23日
FXのリスク−信用リスクとは
FXの信用リスクとは
信用リスクとは、外貨の売買に使っているFXの業者が倒産してしまうなどして、預けている資金が引き出せなくなるというリスクのことです。
現在は、FX業者は登録制になっていて自社資産と顧客の資産とを分別保管することが義務付けられているのですが、法規制が行われる前は悪質な業者もいて実際に資産が戻ってこなくなるという危機がありました。
登録されているFX業者なら、金融先物(金先)の登録番号がついていますから、申し込みの前には必ずチェックしておきましょう。
FXの信用リスクについての安全度は以下の順で大体の判断をすることができます。
1. 取引所預託
2. 信託保全
3. 分別保管(登録業者の義務)
FX業者の信託保全というのは信託銀行に顧客から預かった資金を信託財産として管理する仕組みで、より安全と言えます。
FXの信用リスクはもちろん会社の経営状況(上場企業かどうかなど)を判断するのも大切だということを、最後に付け加えておきます。