シーケンス制御講座

工場の設備等を制御しているシーケンス制御を勉強しましょう。

前回に引き続き、タッチパネルについて(タッチパネル第二回)

タッチパネルのメーカー

・デジタル: タッチパネルの草分け的存在
・三菱電機、オムロン、キーエンスなどFA制御機器を製造販売している各社

タッチパネルとシーケンサーの組み合わせに制限はなく、
例えば、三菱電機のシーケンサーにキーエンスのタッチパネルを
つなぐ、といったことも可能である。
デジタルは主にタッチパネルを専門に製造しているメーカーである。

・シーケンサーと比較して、よりパソコンに近い。
最近のシーケンサーもだいぶパソコン寄りになってきたが、
タッチパネルは昔からパソコンに近い感覚であった。
例えば、スクリプトというC言語などに書式が似ているプログラム言語で
データ処理ができる。シーケンサーのラダーだとA*(B+C)という計算は

LD SM400 + D0(B) D1(C) D2(Temporary)
LD SM400 * D2 D3(A) D4(Anser)
のように書くが、スクリプトなら

[w:GD100] = [w:GD101]*([w:GD102]+[w:GD103]);
のように一行でかける。
(シーケンサーでもST言語を使用すれば同様に書けるが)

また、FTPのサーバーやクライアントとしてPCとファイルのやりとりをしたり、
webサーバーのようにPCのブラウザで画面を表示したり、といったこともできたりする。
データをロギングしたりといったデータ処理も得意だ。

・タッチパネルの画面を作成するには、画面作成用のアプリケーションが
シーケンサーの編集ソフトとは別に必要となる。
タッチパネルにあわせたソフトを別途購入することになる。
画面の作成はデバイスを割りつけたボタンや数値表示・数値入力を配置していく。
画面は容量の許す限り何枚でも書けるが、あまり多すぎてもどこになんの
ボタンがあるかわからなくなってしまうので、階層をいくつにするとか、
グループ分けをどうするか、といった検討を作成前にしておくとよい。

画面作成のポイントを次回説明する。


今回はタッチパネルの活用について

タッチパネルはシーケンサーと接続してプログラム内部の数値を変更したり、
機械の操作をすることができるデバイスです。
三菱電機ではGOT(Graphic Operation Panel)という名称で販売されています。

画面にボタンやランプ、数値入力・表示といった部品を配置していきます。
パソコンのホームページを作る感覚に似ています。

タッチパネルの利点は、
  • シーケンサー内部のデータにアクセスできる。
  • 容量が許すかぎり、ボタンや画面をいくつでも増やせる。
  • あとからの変更が楽
といったことである。
特にプログラム内部のデータにアクセスできるというのは大きな利点であり、タイマーの時間やカウンターのカウント数を変更したり、プログラム内の数値を表示することができる。
加工機を例にあげれば、加工時間を変更したり、加工完了した個数を表示したりといったことが可能になる。

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長くなりそうなので、続きは次回にする。

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