当ブログでは負けトレード解説をしっかり読んでくださいということを何度となく書いているのですが、負けトレードなんかよりもどうすれば勝てるのかということばかり考えている方が相変わらず多いのではないかと思います。

負けトレードを潰さない限り、どれだけ勝率が高い手法を知ったところで勝ったり負けたりの連続で安定しないということは私自身嫌というほど経験していますし、3月初旬の低ボラ期間だと折角の手法を活かす場面も少なかったのではないかと思います。

低ボラだということを認識し、かつ、しっかりと環境認識ができていれば3月1日~3月10日までに「ここなら勝てる!」というポイントは僅かしかありませんでしたし、この間の私のトレード回数は1日平均で1~2回程度でした。

これは「今やっても大して獲れないだろうな~」ということが事前にわかっていたので無理しなかったのですが、1日に20pips絶対に獲るなんてことを決めちゃうと無理にエントリーし、連敗などしちゃうと目標の20pipsがどんどん遠退くので更に無理をして、最終的には大負けなんてことになりかねません。

当ブログでは「勝てるポイントが来たので入ってあげるくらいの上から目線の方がいいですよ」ということを何度となく書いているのですが、1日の獲得pipsを重視し過ぎると上から目線どころか待つことすらできない可能性があります。

ですので、個人的には1日の目標獲得pipsというのは決めていません。

勝てる時にガッツリ獲って、勝てそうにない、もしくは大きく獲れないだろうことが事前にわかっている時は決して無理はしません。

昨年の6月・7月頃は1日に最低でも100pips以上は獲っていましたが、それはこれだけ獲れるボラがあったからであり、この時と同じような感覚でトレードしていたら大負けの可能性も十分あります。

1日何pips獲ると決めて目標を達成すればその日のトレードを終えるというのは立派な考え方だと思うのですが、こういうことができるのはしっかりとした環境認識ができ、負けトレードを潰せた人が考えるべきことであり、このレベルに達していない人が「1日に絶対に20pips獲る!」と決めちゃうのは危険を孕んでいるということをしっかりご理解頂きたいと思います。


記事タイトルとあまり関係のないことをダラダラと書いてしまったのですが、いよいよ本題です。

今回は絶対にやってはいけない負けトレードに関して説明したいと思うのですが、いつものように問題形式にしたいと思います。



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2



3


①~③はすべてドル円1分足で、赤色丸でロングエントリーし、赤色×で損切りしています。

架空のトレードではあるのですが、頻繁に見掛ける負けトレードですので、①~③の負けの原因を考えてみてください。


考えられた方から以下をご覧ください。

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まず①ですが、


1


黄色線で示した逆V字回復と、緑色丸の高値切り下げに気付くことができればそもそも無理して買う場面ではありませんでした。

ですが、ピンク色丸で安値を切り上げていますので、限定的な買いということがわかっていればありだったかもしれませんが、わかっていなければ何もしないというのが正解だったかと思います。

とは言いましても、入ってしまった以上どうすべきかを考える必要があるのですが、注目すべきはオレンジ色丸辺りの動きで、2ヶ所の緑色丸よりも高値を切り下げた位置で何度も上ヒゲを出しています。

この上ヒゲ連発を見て迷うことなく決済ボタンを押すことができれば良かったのですが、ここで押すことができず、更には建値ストップで逃げることもできずに損切りというのはかなり酷い負けです。

上で書いた限定的な買いの意味は、高値を切り下げてきているので、右側の緑色丸辺りまで、もしくはここにすら到達しない可能性を事前に考慮し、オレンジ色丸のような動きをすれば迷わず決済ボタンを押すということで、こういうことを考えず最初から一気に上に伸びるというようなことを想定していたのであれば限定的な買いとは言いません。



次に②ですが、


2


チャートの左側をしっかり見ていればそもそも赤色丸で買うことはなかったかと思います。

それは、赤色丸というのは上昇の起点である黄色丸から見ればもうかなり買われた後であり、急落の起点であるオレンジ色の水平線までの値幅があまりありません。

そもそも買うところではないのですが、その後の動きを見ますと、オレンジ色の水平線近くで上ヒゲを2回出しています。

1回だけならまだしも、ご丁寧に2回も出してくれていますので、2回目の上ヒゲの次の足で下げ始めた瞬間に決済ボタンを押すことができれば一応プラスでした。



最後に③ですが、


3


これは①と似たような感じなのですが、黄色線で示した逆V字回復に気付くことができれば赤色丸で無理に入る必要はなく、入ったとしても水色丸の長い上ヒゲに気付くことができたかどうかが重要です。

この水色丸とほぼ同じ位置で緑色丸の上ヒゲが出た訳ですから、ここで迷わず決済ボタンを押せたかどうかが問題でした。



①~③の負けトレードをご覧になり、「私も似たような負けをよくしてるな~」という方は多いかと思います。

このように気付けるだけまだマシなのですが、①~③に共通するのはエントリーポイントそのものは決して悪くないものの、チャートの左側をしっかり見ればそもそも無理して買う場面ではないです。

そして、すべてに共通するのは逃げるチャンスがありながらそのチャンスを逃して損切りトレードになっているということです。

今回の記事タイトルである「絶対にやってはいけない負けトレード」というのは、この逃げるチャンスがありながら損切りになるということで、このような負けトレードがあまりにも多いです。

上でも書いた通り、そもそも無理して買う場面ではないというのが大きな理由ではあるのですが、例えば①の赤色丸からオレンジ色丸までに20pips程度あるのであれば十分トレードは可能です。

ですが、20pipsどころか10pipsもないのであれば入らないという判断をする必要がありますし、入るにしてもオレンジ色丸付近の動きを注視し、確実に決済ボタンを押す必要があります。


ということで、今回の記事をお読みになった方にやって頂きたいのは、そもそも赤色丸で買う必要があるのかということをしっかり考えてみてください。

考えて頂いた後はご自身の負けトレードをしっかり見直してみてください。

すると、高値を切り下げてきているのに無理して買ったり、よくよく見直してみるとすぐ上に意識されそうなラインがあったなんていう場面が圧倒的に多いと思います。

チャートの左側にはこれでもかというくらいのヒントが満ち溢れているのですが、折角のヒントに気付けないとか、気付いていても無視してしまうから入るべきところではないのに入ったり、反発しそうなところで反発しているのに放置するなんてことになっちゃうんです。


もう一つやって頂きたいのは、①のオレンジ色丸辺りの動きを見て迷わず決済ボタンを押す、②や③も同様で、もうこれ以上伸びないというサインが出たら迷わず決済ボタンを押す訓練をしてください。

頭で理解していても決済ボタンを押すのが遅れたら同じような負けトレードを繰り返すだけです。

頭で理解していることを即行動に移せるのであれば本当に楽ですが、これはなかなかできることではありません。

もう伸びないとわかっていても決済ボタンを押せないのは訓練ができていないからであり、エントリー時に大きく獲るぞというような期待が強過ぎるからです。

何度も書いている通り、期待などしたらダメですし、この期待が良い方向に働くことは少なくともFXの世界ではほとんどありません。

であれば、期待などという言葉はFXの世界では抹殺すべきで、期待するくらいならしっかりチャートの動きを見て事実に素直に反応できる体を作り上げてください。

ここで重要なのは頭ではなく体です。

「ここで決済しないとダメだ!」ということは多くの人が理解できているのかもしれませんが、これが実際にできるかどうかが勝者と敗者の決定的な違いと言っても過言ではないと思います。

言葉で説明するとちょっとの差のようですが、実際にはかなり大きな差です。

10pips以上の含み益がありながらその後損切りというような負けトレードは見たくないので、是非とも訓練しまくって頂ければと思います。

訓練しなければ同じような負けトレードを繰り返すだけですよ。


尚、今回は説明用としてすべて1分足にしましたが、5分足でも1時間足でも考え方は同じです。

逃げる訓練用としては1分足の厳しい条件でやる方が良いと思うのですが、1分足をガン見するトレードは決してオススメしません。

細かい負けを繰り返しているのであれば1分足はエントリー前だけ見るようにし、それ以外は5分足や15分足を監視し、チャンスだと思えるところを探した方が良いです。

例えば1分足でダブルトップだと思っても、上位足だと恐らく上ヒゲが1本出ている程度でしょう。

多くの人がダブルトップだと認識できなければあまり意味がありませんので、細かい負けが多いのであれば意識的に1分足を見る時間を少なくしてみてください。

超高ボラであれば1分足だけでも十分トレードは可能ですが、このような相場はかなり限られていますね。


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